2019年6月16日日曜日

足るを知る

昨日朝、いつもの散歩コース
咲ちゃん
連れて

近所のYさん(90手前のおばちゃん)

わたし
おはようございます。
昨日の雨風大丈夫やったん?

おばちゃん
大丈夫やないから
(ビニール)ハウス閉めにきとんねん
ほんであんた、からだはどうや?

わたし
うん、ちょっとずつ、ようなってきとるで
いっぺんにはそら無理やけどな
こっち帰ってから、ちょっとずつは
ようなっとる

おばちゃん
そうか、それは良かったけどなあ
あんたとこ、大根の葉が伸びてきとるやろ
それは大丈夫なんか?

わたし
兄貴が作った野菜でなあ
兄貴は農薬使わんけど、化学肥料はつことる
(わたしが住む前に植えた野菜)
けど、まあ大丈夫(わたしが住んでからは
肥料はあげてない)やで

おばちゃん
いや、そのまましとったらカビが生えるやろ?
カビが生えるから、焼かなしゃあないやろ

わたし
カビ?もし生えても別にわたし畑してないから
カビかていずれ土にもどるから、ええんちゃうん?

おばちゃん
そらいずれ土にもどるいうてもなあ
ジャングルに住まなあかんやろ?
(いきなりコレいうのは、私が村に野焼きの
注意喚起したことが、みな、気に入らんから
その注意喚起の紙は神戸市環境局が作成した
ものだが、その紙に書かれている通り、
ほとんどが、ビニールやプラゴミや、コンパネ、
ベニヤ板など、焼きまくり、わたしの母親は
最後、自分が使用した紙おむつを、天日に
干して焼いていたそうだが、からだが
ままならなくなってからの分は、焼けずにしかも
燃えるゴミを、燃えるゴミに出さずに野焼きして
いた(高齢者は特に多い、理由はわからん、
昔、行政のゴミに出す習慣がなかったことと、
焼けるもんのために、金払ってゴミぶくろを
書いたくないの、両方と思う)

わたし
(おばちゃんがジャングルにすまなあかんやろ?
言うから)
誰がや?

おばちゃん
沈黙

おばちゃん
うちは余った野菜は農協に出しよるで

わたし
おばちゃんとこは、専業農家やったからなあ
みんな、ようさん作るやろ?
うちの母親かて、
一人で住んで、なんでこんなようけ野菜作る
ねん?て

おばちゃん
あんたらに食べさせたろおもとんや

わたし
兄貴の嫁なんか昔からから、
ようさんもらうから、余るからほかしよる
ゆうとったでなあ
兄貴も野菜作って食べへんからなあ
作ったんやったら
たべたらな、かわいそうや

おばちゃん
食べたらなかわいそうや言うても
わたしらかて
たりひんようにならんように
たべたいから
ぎょうさん作るねん

わたし
今の時代は
食べていかれへん子供も
ようさんおるやろ?
子供食堂がなかったら
生きていかれへん子供とか

それに
タネの問題もあるやん
今はタネ、F1ばっかりやん
野菜ようさん作って食べへんいうのは
食品廃棄とおんなじやし、
そういうタネを作る応援しとる
いうことになるからなあ

(素材の悪いタネや米など農作物を作り、
売られ、農薬や化学肥料、除草剤を振りまかれ
て大気汚染、土壌汚染、水質汚染を増幅させ、
しかも余った農作物は野焼きでまた
それら化学物質が大気汚染となる)

まあ、そんな感じや

おばちゃん
まああんた
それでもからだようなりよんやったら
よかったなあ
気いつけやあ

わたし
ありがとう
おばちゃんもな





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