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2016年9月29日木曜日

徳島の野犬ちゃん「なる」と子犬

☆今日2回目記事

7月中旬に夫が徳島県で捕獲器にて保護したメスのうち、「なるみ」が7月末に出産し、その後お盆に出産したのが↓

「なる」


綾部の屋内土間の通路の奥のほうにつないでいます

最近散歩に喜んでいくようになったそうです

昼も夜も、くつろぐ時はこのキャリーのなかが気に入っているそう

少しずつ夫に慣れてきていますが、募集するには夫曰く
あと2か月くらいかかるだろうと

子犬は生後1カ月足らずで「なる」から離しました

なるがごはんを食べていて、それに子犬が近づくと、なるが子犬にうなるようになって、、

ちょうど夫が猫の去勢に神戸のかかりつけ医に行った際に聞いたら

医師から

「すぐ離した方がいい 子犬をかみ殺すかもしれない」

ということだったので・・


このあたりは、難しいところです

なるのご飯の時に子犬を「なる」の目の届かないところに移動させれば
大丈夫なのか?

それともやはり、ごはんの時に子犬にうなるなら、

ごはん以外でもそういうときがあることをふまえて、早めに断乳させるのか・・・


本当は、もう少し母乳をあげたいんだけど

やはり

「万一」は、怖い


そこは世話している夫の判断で

医師に聞いて夫はそうしたので

それでよかったと思います

この辺りは、世話してる人間の判断にかかってきます


今は、「なるみ」の子犬2頭と「なる」の子犬6頭が一緒にいます


なるみの子犬のメスがどうも、、子犬にずっと寄り添っていたそうで、
なるの子犬からすると、なるみの子犬がおかあさんと思ってるみたい・・

やはり女の子は、母性本能・・ですね、、

20日くらい先に生まれただけなのに・・


8頭一緒にご飯を食べるので、夫は「半生」のフードをあげていましたが
(なるの子犬が小さいので)

10日ほど前に、便がかなり柔らかくなりその後水便が出て、すぐにわたしが

「半生はドライよりも添加物が多いからそのせいかもしれんから
ドライをふやかしたげて」

と・・

夫は男なので、「熱湯でふやかして15分くらい待つ」よりも

簡単にできるように

「夜寝る前に、ドライにたっぷりの水を入れて、、朝起きたらふやけてるから」
(この場合、夏場は冷蔵庫に入れないと腐ります)

と言って、、

朝、ふやけたのを子犬にあげて、、仕事に行く前も同じことをして、帰ってきてあげる

をやると

少し便が固まったけど、、

なかなか以前のようにならないので、

夫が神戸のかかりつけ医に電話で聞いたら医師は


「さつまいもあげて・・まず、さつまいもをあげて、それで便が固まったら、重篤な病気は考えにくいと思うから

それでも水便とか、ひどいと血便が出たりしたら、パルボとかの可能性も考えられるけど
まずさつまいもあげて」



子犬は駒場新町の家で生まれたので

パルボの可能性はないと思いました


夫はすぐにサツマイモを蒸してアツアツをつぶして、お水を混ぜて

柔らかくして8頭にあげると


なんと、これが・・

驚くほど、効き目がありました


うーーむ、、

さつまいもって、、繊維が多くて、便通がよくなるイメージだったけど、、

ネットで調べると・・↓


さつまいもといえば食物繊維。これが整腸作用にいいと昔から言われてきました。しかしさつまいもには、もうひとつ整腸作用のある栄養素が含まれているのです。それはヤラピン。
このヤラピンは生のさつまいもを切ったときに出る、白い汁に含まれている成分。このヤラピンは熱を入れても変質しないため、食物繊維との相乗効果でさらなる整腸作用が期待できるのだとか。
1回目、夜にさつまいもをあげて、OKだったので、翌朝はドライのふやかしをあげました
サツマイモばかりだと、栄養不足になるので・・
それを、3日間して4日目からはドライのふやかしのみ
完全に、治りました
すごい
夫に電話で「あの先生すごいなあ」と
夫と別に住んでるので、保護犬・保護猫のようすや啓発のことなど
朝2回、夫の仕事が終わった時、夜2回
必要がある時はもっと、、と
しゅっちゅう電話連絡をとります
夫は男ですから、母性本能がない分
わんこに手作り食をすることはたまにですが、、
今回の判断は、とてもよかったと思いました
先日トライアルに行ったなるみの子犬1頭の里親さんにも
「さつまいも」のことを、伝えておきました
その後はみんな今のところは順調です
↓「なる」の子犬は6頭ですが、そのうちの2頭です!(^^)!






2016年9月10日土曜日

徳島で保護した「野犬ちゃん出産」/里親募集

前回の記事で書いた徳島県の同じ場所で、、

今回里子に出た子犬4頭と生後5ヶ月すぎのシロちゃんを保護した後、同じくこの場所にいた成犬メス2頭も夫が7月中旬に捕獲器にて保護していました

そのうち1頭が7月末に、もう1頭がお盆に出産しました

保護した時に、2頭とも妊娠しているように思えたということでした(犬・猫の妊娠期間は約2か月)

おととい夫が徳島に出向いた際、この市の担当局に、里親募集のポスターを貼ってもらいました

当会は、『営利目的では活動していない第二種動物取扱業』ですので、貼ってもらえます

夫が持っていったポスター↓




(文面)

鳴門市内で、放浪犬を保護した時にすでに妊娠していました

子犬たちは、生後8週令になってから譲渡の予定。

母犬は、人に慣れてから譲渡の予定

(放浪犬なので脱走の心配がなくなってから)

どんな犬も猫も、その命は、ただひとつしかない

かけがえのない命

電話番号は、今わたしがいる場所の固定番号になっています

今回鳴門市役所関連の部門に貼ってもらったのは、

「徳島県にたくさんいる放浪犬たちの命を救い、殺処分をなくしていく『徳島の啓発』の意味のため」


徳島県内での譲渡会を考えましたが、徳島県立の公園などは、兵庫県とは違い貸してもらえず

民間の店などにあたってみましたが、反応がなかったので、譲渡会はあきらめて、
『里親募集のポスター』からの啓発となります

もっと長い啓発文を入れたかったのですが、今回は「里親募集」ということで、この短い文章に。


↓母犬『なるみ』 歯がきれいなので、まだ若そう
母性本能が強い
人なれは早そう





まずは、最初に生んだ母子の募集をしました

夫は2頭のメスを鳴門市で保護して、そのまま夫の実家(ここは夫の名前で第二種の登録済)で
世話していて、そこで産みました

現在、綾部市に移しています

綾部に当会の猫も移して、わたしがいる場所から数頭夫の実家に移していた犬たちも

みんな綾部市に移しました

夫が綾部市の自宅兼シェルターに、すでに住んでいます

わたしが今いる場所では、保護の頭数が申請必要な数に満たないので、第二種の申請は必要ありません

ここは、賃貸なので、第二種の登録が必要にならない数でおさえています


当会は今、『刑事告訴を数名に』『民事裁判を2名』に対して行っています(民事の件はまた書きますが、京都地裁書記官からわたしへの説明不足(書記官の思い込みによる勘違い 裁判官も含めて)で、もう少し手順を踏んでいくこととなりましたので、現在まだ完全には終わっていません また書きますが・・)

綾部市と舞鶴市の管轄は、「京都府 中丹東保健所」

平成25年12月に、当会が第二種の申請を初めてした際に当会に来た人のうちの一人が、当時、(福知山市)京都府中丹西保健所 山本職員(女性)

平成26年12月に、夫実家にて、夫の名前で第二種の申請をした際にも、山本職員が来ました

(「モモ」をみて、だいぶ落ち着いてきましたねえ と言ったことをブログに掲載しました)

平成27年4月1日付で、この山本職員は「京都府中丹東保健所」(舞鶴市にあり、綾部市と舞鶴市を管轄する)に異動

今年度、中丹東保健所で2年目、、です


山本職員が中丹西保健所に来てすぐ(初日)から、わたしは話をしたことがあるので(犬猫の啓発について)

山本職員とは、3年を超えたつきあい


本人にも電話で話していますが、

刑事告訴&民事訴訟相手のことは、すでに中丹東保健所担当や、徳島県動物愛護センター職員、それから、鳴門市職員などに伝えています

「そういう人たちから、当会に関しての『いやがらせの電話が入る』可能性が十分にある」

ということを。

夫が綾部に住み、当会(わたしの名前で)がそこで第二種の登録をしたので、山本職員に、どんどん啓発をやってもらいたい と思っています。





2016年9月9日金曜日

徳島の野犬ちゃん一頭目つないだ/京都府保健所「猫の飼い方指導おくれで猫死亡」


昨日は二日目の夫の休みで、徳島県へ、、

先日ブログで掲載した写真の場所のコ

一頭目のコをきちんとつないでその家で飼うために

犬小屋を募集しましたが、寄付がなかったため、当会のを一つ、持っていきました


これまでたくさんの犬をみてきましたが、わんちゃんたちは別のコのにおいがついていても、全く気にしないです

人間だけが、そう思ったりするみたいですが、、わたしも最初から全くそんなこと、気にしたことありません

物は大切につかえばいいんです

首輪やリードも、、、前のコが亡くなったら、次飼うコに、使えるものは使えばいい


ボンちゃんが使っていた犬小屋を夫実家にあった高圧洗浄機で洗って持っていきました
(↓写真うしろ)

まず一頭目のコは、そこの家の方が手で捕まえて、チェーンでつなぐことができました


この家の人と夫が話した結果、全てのコを飼うことは難しいので、まず、このコは里子に出したい

ということでした


玄関先につないでもらって、ここは商売してはるので、お客さんに対してのビビり具合や人なれ具合をしばらく観察してもらうことになりました

(家の人以外に)ある程度人間に触れ合ってきているので、このコの場合は、最初からこういった形をとれます

家の人と夫が電話で連絡を取り合い、時期が来たら募集をかける予定です



二頭目以降は、捕獲機を用いての保護になると思います


☆京都府 「中丹西保健所の職務怠慢」

わたしの知人(福知山市で個人で保護活動をしている人で、当会の猫のトイレのために新聞紙を集めて寄附してくれている方)
からの情報

その知人の保護仲間が、「京都府中丹西保健所」(福知山市管轄)に、

「ある家に、猫の飼い方の指導に行ってくれ」
と頼んだそうです

中丹西保健所は、「行く」と言いましたが

保健所が指導に行くのが遅れたために、その間、飼い方改善がされずに、その猫が死んでしまったそう・・

そのため、「指導に行ってくれ」と依頼した男性に、保健所職員が「謝罪」したそうです

『謝罪』ということは、保健所職員が『職務怠慢を認めた』ということです


依頼した男性に夫が9月6日に初めて会いにいきました

まだ若い男性ですが、保護の経験があり、わたしの知人もですが「福知山市」「綾部市」の

『猫の問題』(えさやりや遺棄の地域など)の情報を持っている人たちなので、今後も連携をとりあうことが出てくる

と思います


昨日書いた記事のなかで、下村次長が

『啓発もしないのに、何度も猫を見にだけくる』


そういえばわたしに昨日書いた場所のことで

下村次長は

「必要があるから猫のようすを見に行っている」と言っていた・・・


その「必要」というのは・・・

おそらく下村次長の観点では、、


知人から聞いた

「保健所が飼い方指導に行くのが遅れたために、飼い方改善がされずに猫が死んだ」

ということが、あったからではないだろうか・・?

なのでそういう意味で「必要があるから」と、言ったのではないか?

と、思います


しかし、あそこの「クロちゃん」は、保健所も見に行ってたけど、夫がみつけた時にイノチが危なかった

結局、、、

ゲージの外からだけちらっと見に行っただけで、いったい何がわかるというのでしょうか、、


だって、保健所職員は、獣医師免許を持っていようが、薬剤師免許を持っていようが、、、


猫の温度管理や食べ物・体調管理など、、、

何ひとつわかっていないのだから。


まずは、イノチを救う『実践』を、もっと学ばねばならないでしょう

ペーパー免許だけあったって、どうしようもない、、、
(佐藤元京都府動物愛護管理センター長が言っていた 僕らはペーパーなのでと)


プライドの高い人間は、逆にそれを持っていることで、よけいに災いしてしまう・・


当会は純粋にイノチを助ける活動をしているので、こういった件や以前書いた中丹西保健所が鳥獣保護法違反をしたこと、昨日書いた『兵庫県動物愛護センター』が、「動物愛護法違反といえる行為をしたことなど、、、

いろんなところで、いろんな人から証言や証拠を得ることに出逢えます


今にも消えかかっている犬や猫のイノチに、『すぐさま手を差し伸べ助ける仕事をすべき動物愛護行政にかかわる公務員たち』

が、いかにイノチを軽んじているか?

というまぎれもない証拠の数々が・・・。

まだまだこれからも、出てくることでしょう。




2016年9月2日金曜日

徳島 野犬ちゃんの子犬・譲渡/「譲渡の注意点」/ご支援のお礼

☆昨日、徳島の野犬ちゃんの子犬の白いコ、最後の4頭目のコの譲渡に夫が行きました

夫は週休2日で、今週は水・木連休だったので、、

里親さまは、神戸市の方です


(写真を夫がとり忘れたので、またわんちゃんに会いによらせてもらうことになっていますので、その時に・・)


同じ敷地内の別宅に住むご両親が、常に2~3頭は中型犬や大型犬を飼ってこられて、現在も一頭飼っておられます


今回は、その息子さんご一家ですね・・

別にお住まいのお姉さまが、ある店舗に貼ってもらっている、里親募集の張り紙をみて

ご希望いただきました


1時間弱、夫が話やご家族みなさんで一緒に散歩したりして、、
このコはだいぶ夫になついてきていましたが、子供さんたちに相手してもらってテンションがあがってきて、、ワンちゃんも安心してきた様子だったそうです


これまでわんこを飼ってこられて、おうちに天井付きのゲージがあったので、それを使われるとのこと

室内飼いと言っても、脱走には十分に注意していただかなくてはなりませんので、


①誰もみていられない時は、必ずゲージに入れる

②ゲージから出す時は、ドアや窓からの脱走に注意する

③網戸を簡単に破ったり、カギが開いてると、サッシが軽いので簡単に窓を開けてしまう

④子供さんが小さいので、子供さんがゲージのドアを閉める場合、『閉めたつもりでも開いていないか?』

十分に注意してください

(ある程度手がかからない年齢に子供さんがなってから希望いただく方がほとんどなのですが、猫の希望者の場合は、もう少し小さなお子さんがおられる場合があります
そういう場合は、譲渡までに、親御さんと子供さんとのあいだで、『子供さんが一人でゲージの開け閉めを絶対にしないこと』を約束してもらいます)

⑤子供さんおひとりでの散歩は、まだまだ避けてください

子供さんがこけてしまったりして、リードを放してしまい、犬が走って行ってしまい迷子になることがあります

⑥首輪のゆるみには、十分に注意してください

成長とともに首輪のサイズを合わせていく際に、両手で「くくっ」と手前に引っ張っても抜けないか?

確認してください


散歩の際に、犬が「まだ行かへん」とふんばってるのに、犬を見ずに「おいで!」と無理やりリードを引っ張ると、首輪が「スポッ」と、抜けることがあります

首輪の緩みに注意をして、必ず犬を見ながら、散歩をしてください


⑦首輪に必ず電話番号(非通知拒否などしないで)を油性ペンで書いてください

迷子になった時に見つけた人が、「警察」「動物愛護(管理)センター」の、どちらに連れていくかわかりません

警察署により、何日でセンターに送るかはまちまち(早い場合は即日)ですが、直接動物愛護センターに連れて行かれた場合、殺処分は早いです

ですので、見つけた人から連絡が来るように、首輪に電話番号を書いてください

あと、写真入りのポスターに電話番号を書き、目撃情報を待つということもしてください

⑧子犬・子猫の場合、迷子になってしまい、人に警戒するようになってしまって(放浪中、人間にいやなことをされた場合など)捕まらない場合があります

その場合、どこかでえさにありつけても、成長とともに首輪がきつくなり、クビが締まっていって窒息することもあります(過去に保護した猫のキッシーが、捕獲器を使わないと保護できず、推定4か月でした)
その点も、十分に注意してください

⑨まずはおうちに慣れてもらって、おうちが「安心できる場所だ」と、わんちゃんが認識できたら

少しずつ、無理をさせないで散歩の距離を伸ばして行ってください

その際に、一つのコースに慣れたら、別のコースも教えてください

万一迷子になった場合に、自力で帰ってきやすいように。

⑩年々温暖化がひどくなります
熱中症には十分に注意してください

小型犬は寒さに弱いです
冬は服を着せて暖房するなど、凍死に注意してください(猫も特に寒さに弱い)

(朝方の5時~7時くらいが、一番気温が下がります)

若いあいだは寒さに強くても、高齢になると寒さに弱くなるコもいます

それは、中型以上の大きな子もそうです

でもなかには、中型犬で寒さにものすごく強いコもいます

中型以上はそのコそのコでまちまちなので、よく観察してください

⑪子犬の場合は、成犬(たいたい1年)になるまでに、引っ張り防止訓練をご自身で行ってください

子犬の時に、引っ張られ放題で、大きくなってから飼い主が困り果てる場合がよくあります

そうなると、飼い主側が散歩が精神的苦痛となり、一番かわいそうな思いをするのはわんちゃんです

ただ可愛いだけでは犬は飼えません

可愛がるとき、しつけする時のめりはりをつけて、最期まで同じ家に住む家族として、犬と人間が
愛し愛されることが当たり前です。



これらのことを、最初の電話でお話して、必ず守っていただきますが、、、


それから、最初の電話でわたしがする質問です

↑に書いた注意事項や、↓に書いている質問などは、里親さんのご年齢や家族構成、、お仕事の時間帯や、、また、里親さんが自ら話してくださる内容や里親さんからの質問など、、、

いろいろ取り混ぜながら、話を進めていきます
箇条書きにはしていますが、決して

『質問責め』のようにはしません
会話の中の流れで、里親さんのお人柄とかも、こちらに伝わってきます

●これまで犬を飼ったことがありますか?

●外飼いですか? 室内飼いですか?

●何歳くらいで亡くなりましたか?

●何年前まで飼っていましたか?

●フィラリアの予防薬は飲ませていましたか?

●ごはんは、決まった種類のフードをあげていましたか?
決まっていれば何をあげていましたか?

●散歩は主にどなたがされますか?


☆それから、一番大事な質問

●迷子にならぬように、十分注意はしていただくのですが、

それでも、万一迷子になった場合に、どこに連絡するかご存知ですか?

保護活動を開始した当初から、希望者にはこの質問をしていますが、多くの方が、この一番大切なことをご存知ありません・・

今回の4頭の子犬の兄弟の里親さんのなかで、ご存知だったのは、おひとりだけでした

行政機関の公務員が、いかに啓発ができていないか??
ということが、よくわかる質問です

こういうことは、「犬を飼っている・飼っていない」に関わらず、全市民・国民に、広く周知をされなければならなかったこと

広く周知をすることが、

『いのちを大切にする』という啓発につながるのです


わたしがまだ保護活動をする前、デモやパネル展をやっていたころに、『AC』(日本広告機構?)に電話でお願いしたことがありました

「ACジャパンのCM」にて、このこと

●飼い犬・飼い猫がいなくなったら、管轄の警察署と、自治体の動物愛護(管理)センターなどに、すぐに連絡してください

飼い主からの連絡が来ないために『殺処分』となる犬や猫が、あとを絶ちません


この内容でTVで放送して欲しいと、、、

ACは「ご意見として参考に」

はあ・・いつものことか、、、

ほんまに、、イノチ助けるって、一番大事やのに、、、って思いました


そのころ、神戸市役所に娘と一緒に行きました

担当は、今もいる竹原課長

効率よく周知するために、狂犬病予防接種の案内に、これを書いてくれ

とお願いしたところ

(1年目に予防接種を受けたら、次の年からは自動的に自治体から案内が届くので)


竹原課長

「狂犬病の担当は別の部署なので、無理です」と


はあ、、、お金と時間と労力かけずにイノチを大切にする啓発ができるというのに、、

役所・公務員というのは、なんと効率が悪いのか、、税金なのになあ、、


と思ったことがありました


でも結局、数年後に、これが実現されてたんですよね

結局は、最初からできたこと なんですよ


もっと、頭をまわしてほしい と、思うことだらけです。

今現在は、当会は、犬猫を飼っていない人にも周知が必要(これがイノチに対する啓発)と思っているので、市の「広報」に書くように、いろんな役所でお願いしています


他に里親さんに電話と譲渡の際にお話することは、、

●トイレのしつけ方

絶対に交配させないこと

猫はもちろん室内飼いでも手術可能な月例になれば必ず避妊・去勢をしていただきますが、犬に関しては、飼い主の管理で交配できないようにじゅうぶんできますので(ただ、その犬の気質または、性質・特徴により、当会で避妊・去勢を行ってからしか譲渡しないコもいます)

ただし、複数飼いで室内フリーなどの場合は、オスまたはメスのどちらか、あるいは両方に必ず避妊・去勢をしてもらうか(子犬の場合、生後半年くらいの手術可能な月例になってから)
成犬の場合は、当会で手術を終えてから譲渡します

理由) 
当会は、殺処分に反対しており、そのため、ペットショップやブリーダーの生体販売にも反対しています

新しいイノチを産ませるのではなく、今あるイノチで、殺処分されるコを助けることが当たり前だと思っていますので。


●必ず、家族として愛し、最期まで飼ってくださる方に譲渡していますが、万一飼えなくなった場合には必ず当会に連絡してください
連絡なしに第三者に譲ることはしないでください

どうしても飼えなくなった事情ができた場合は、当会が引き取ります


これらの内容を書いた誓約書にサインをいただきます

それから、譲渡は必ずこちらからお宅まで伺います

これは規則としています

今の時代、なかにはおかしな人もいて、犬猫をもらっては転売して金もうけをしたり交配させて不幸な犬や猫を増やしたり、、猫、特に無抵抗な子猫が標的にされることが多いのですが、子猫をもらっては、首切る腹(はら)切るという、虐待・虐殺目的で、里親希望する人もいますので。


ここでだいたいの人が驚きます

「里親募集サイト側が、虐待犯と思われる人物を実名でメールで、里親募集掲載者に情報提供もしています

この人間は気を付けろ!」というように

犬や猫を飼うお部屋を、ゲージなどと一緒に見せていただきますが、これがいやだという方や家まで来られたくないという方にはお譲りしていませんので。

おためし期間やその後も、順調に慣れているか?特に問題はないか?

電話でお聞きしたり、また、近くを通った際には、電話してから寄らせてもらうこともありますが、大丈夫ですか?


ここで、「はい もちろんです」や「いつでもどうぞ」

と言ってくださる方にしか、譲渡はしません



だいたいこんな感じで、希望者との話を進めていきます


今日は、流れで、希望者からの連絡を受けた場合についてや、譲渡の際の注意事項などを書きました

犬や猫を必ず幸せにしてくれる方に里親になってもらえるように、わたしなりに現在行っているやりとりです。


わたしは別に紙に書いて聞いているわけではなく、頭のなかでいつもこういうことを話します


たまにあとで「あれ言うの(聞くの)忘れた っていうことがありますが、そういうときは、もう一度電話します

でまた、その時の里親さんの反応が感じれたりして、そういうのがまた、役に立ったりもします。

こういった「見極めの時」に、わたしは一番神経を使います
当たり前のことですが・・


昨日の譲渡の帰りに、夫が、2頭目に譲渡したメスの黒いコの里親さんのお宅に寄らせていただきました

兵庫県西脇市で、帰り道だったので・・


里親さんの奥さん

「ああ~~ 武田さんかあーー」



「嫁さんが何回か電話したんですけどつながらなかったので、寄らせてもらいました」

で、おうちに入らせてもらって、わんちゃんと会わせてもらいました!(^^)!

(夫 が車に乗ってから「また写真撮り忘れた」と電話で言ってました)

このメスのコは、夫のことを忘れていたようで、ちょっとビビっていたそうです

でも、ご家族にはとても慣れていたということで、安心しました


また寄らせてもらおうと思います。


今日、大阪の方からわんちゃんのことで質問の電話をいただきました

最初の電話でわたしが

「どんな小さいことでも、何かあったらいつでも電話ください」

と、みなさんにお伝えしているので。


今日で二日。

わんちゃん、里親さんにしっぽ振って喜んでくれてるそうです

もう慣れて、よかった!(^^)!


☆昨日譲渡した神戸市の里親さまより、1万円のご寄附をいただきました。

ありがとうございました。