2014年1月31日金曜日

神戸市より小型2頭引き取り/ご支援のお礼

●今日、搬送ボラさんが、神戸市から引き出した小型犬2頭を当会まで運んでくださいました

①飼い主放棄ダックス10歳 オス

飼い主が経済的理由で神戸市に持込ました
持ちこむ=「殺してください」
なのですが・・・

この子は当会のダックスにうなり、わたしがリードをつけようとするといやがったので、今日の散歩はやめました
おそらく人間不審
やはりセンターに持ちこむような飼い主に飼われ、なにかしらいやな思いをしてきたのではないか?と思います

しばらく土間で自由にさせ、わたしを信頼してくれるまで散歩や抱っこは待ちます

名前「陽」くん

●飼い主不明ヨークシャテリア 推定8歳 メス


とっても元気です
あばれてゲージのドアを外してしまうので、ドアの付け根をひもでくくっています
こういう超小型犬は寒がりで凍死することもあるので、暖房の効いた猫の部屋にいます

下腹部にとても大きな腫瘍があります

前にオスの雑種が睾丸のがんになった子がいて、睾丸がものすごく大きかったのですが、そんな感じの腫瘍です

ダックスにしろ、このヨーキーにしろ、こういう状態なので、すぐに譲渡するのは難しいです

●ご支援のお礼

京都府のOさまより2千円を振り込みいただきました
ありがとうございます

2014年1月30日木曜日

「京都府」/片目のチワワあずかりOさんへ

●昨日、京都府動物愛護管理センターに出向き、佐藤センター長と府庁の神村さんと話してきました

先日のブログで京都府は100%ガス殺と書きましたが、注射で処分をする場合もあるということですので、訂正させていただきます

先日の近畿地方の担当者会議で、わたしが提案した文章を神村さんが読み上げ、印刷したものを配ってくださったそうです

神村さん自体、センター勤務のころに犬2頭・猫1頭を順に自宅に迎えられたそうです
動物のこと以外の勤務の職員の方も、みんなが力を合わせて助かる命が増えればいいですね

この4月からの京都府の小学校でのふれあい事業では「殺処分」の現実を、こどもたちに伝えてくださる方向になりました
ありがとうございます

京都府の犬と猫たちの「ペットのおうち」での募集ですが、ナナ&コロちゃんの里親さんにしていただくことになりました
また募集のたびに当会のブログにも掲載していきます

●片目のチワワあずかりさんへ

昨日滋賀のあずかりOさんが、センターまで当会保護のチワワを迎えにきてくださいました
センターに着くまでのチワワ↓

Oさんは、ビビとアキをあずかってくださっています
アキに関してはわたしには抱かせてくれなかったけどOさんにはすぐに慣れて抱っこされました

しかしこのポッキーに関しては、Oさん宅に着いてOさんの手を噛んでしまいました

うつで自殺した元飼い主の知人から、ポッキーは人により噛むということを聞いていました

アキに関してもポッキーに関しても相性というものが顕著に現れました
これまで保護をしてきて、この2匹のようなことは始めてです

アキたちはブリーダーが棄てているし、ポッキーもなにかあるのでしょう、、

ポッキーの片目は手術でくりぬかれています
その知人がいうには、
一緒に飼っていたダックスが、ポッキーがなにかしたのに怒ってポッキーの目を噛んだかもしれないと、、

ポッキーは先日ジョイの譲渡に行った際に犬と難しい子かも?と思いました
Oさん宅の飼い犬のポメにもうなったそうです
だけどうちに居た時に、先に里子に言ったプードルとは仲良かったんですよ、、

何でそうなるのかわかりませんが、、、
ポッキーも、昨日募集したクレアを同じく1頭飼いがいいですね
ポッキーの場合は人との相性も気にしないといけませんが、、、

クレアは犬の目を噛んだし、ポッキーは目を噛まれてるし、、、

問題行動の元は、やはり生体販売が一番だと思います

8週令規制ができましたが、もう、動物を売ること自体、本当にやめて欲しいです
「罪」しかありません
もう、動物を経済の道具にしないでほしい

ポッキーも緊急で里親さんを募集します

去勢手術はされていました

8歳くらいだと思います

「いつでも里親募集中」に掲載しています

●あずかりのOさまより5千円の寄付をいただきました
Oさま、ありがとうございます

Oさまは噛まれましたが、みていて可哀そうだと、、おっしゃっています
Oさま宅でお世話になりますが、飼ってくださる方は連絡お願いします

0773330023
全ての生命を尊ぶ会 井上
minna-issho@ae.auone-net.jp

2014年1月29日水曜日

里子便り/「クレア」里親募集

●サリーちゃんの里親さんより
1月19日

わかりずらいですが、一緒のお布団で、チワワと寝ています。やっぱり、チワワを可愛がると、やきもち妬いて、チワワに、うーうーと、怒ってたいましたが、旦那が、そのつど、怒ってたら、今は、チワワを可愛がっても、サリーは、チワワに、怒らなくなりました、猫とは、最初から、問題ないです。

●ある里親さんより
こんにちは
そちらは毎日寒いでしょうが、風邪などひいておられませんか?

私たちは毎日元気にすごしています。

今、獣医さんえらびに迷っています、どうやってきめたらいいのか…(~_~;)

年明け前に●●が
足をすごく掻いて、毛がむしれてしまいました…ちょっと血も滲んだりしてきたことがありました。

あと来たときからたまにですが、足の爪をカリカリと噛むのも気になっていたのもあり、一度獣医さんに相談しようとおもってホームページをみながら、親身になってくれそうな、犬と猫のみという獣医さんをみつけました。

毛がむしれた箇所は100円玉くらいでしたが、顕微鏡でみていただき、細菌等は見られません。
注射三本うっときますといきなり打たれてびっくりしました…

そのような処置は当たり前なのかもしれないですが、塗り薬で様子をみるのかと思っていたので…

また、シャンプーも薬用にしたほうがいいとのことでしたので、2日後お願いしました。
が、またそのときにも注射を三本…

必要ですか?と尋ねましたが、かゆみどめ、消炎どめ、炎症どめと言われました。


結果●●
の掻き毟ることもなくなり、治ったのでそれは本当によかったのですが、説明もろくにしてくれなかったので、私にはあわないのかなとおもいました。

獣医さんえらびは難しいですね。いってみないとわからないですね…

知り合いのお友達の犬が、いろんな検査で避妊手術に7万円とられたという話も聞きました。

犬を飼っている方や、周りにいろいろきいたりして、●●
の避妊手術をお願いする獣医さんを見つけたいとおもっています。

長々とすみません(^_^)

(返信)
足の毛をむしったりするということは、かゆいのが原因なのか、それとも何かのストレスが原因か、どちらかだと思います

そのどちらかを見極めるには、もう少し時間がかかると思いますが、、

注射3本を少ししか日をおかずにするのは、わたしも初めて聞きました

そうですね
病院選びは難しいですね

その注射にステロイドが入っていなければいいのですが、、
神戸に住んでる時に近所の柴犬がアトピーで、かゆいと動物病院でステロイドの注射を打っていたらしいんです

で、結局犬も、それをすると楽になるのがわかるので、痒くなると車の方に行っていたらしいんです
「病院につれていってくれ」ってことですね

そんなことを続けていて、、、
ある日突然、その注射を打ったとたんショック死したらしいです

恐ろしいです
ステロイドは、短期に使う場合にはそんなに影響なくても(全くないことはないです)

使用を続けると必ず副作用が出ます

フィラリア陽性の子にフィラリアの薬をあげる際には、1カ月目や2カ月目にはステロイドを一緒に飲ませて副作用を無くすというメリットはあります

でないと、フィラリアの薬でフィラリアの子虫が一気に死ぬ際に、犬がショック死することがあるんです
そういう場合はステロイドが役に立つのですが、、、

うちの娘もアトピーでステロイドを常用していたので、ステロイドの恐ろしさと、その薬をいとも簡単に毎回出す医者に対する不信感は消えません

今回症状が治まったのは、注射でむりやり抑えこんでいるからだと思います

また同じようになる可能性もあると思います

じっくりと向き合っていくには、薬用シャンプーよりも自然素材のシャンプーがいいと思います

「太陽油脂」から、ペット用のシャンプーとリンスも出ています
参考にしてください

緊急里親募集




間違いなくブリーダーが棄てたであろうチワワMIXメス5歳くらい

あずかりから飼うつもりだった知人宅のチワワを噛んでしまった子

ですが・・

一頭飼いなら問題ありません

なつっこくいい子です

当会で避妊しました

避妊手術時の麻酔の際にとがった歯を削ってもらったので、今後万一散歩の際に他の小型犬を噛んでも、獣医師いわく、「歯型はついても血はでない」
程度で済むそうです

神戸市の引き出し団体になってから、かなりお金がかかってきます(引き取り後1カ月以内に登録と狂犬病の注射などの規制がありますので)

このクレアに関しては、避妊手術代とその交通費、譲渡の際の交通費を実費でいただきます

手術とそれにかかる交通費は15,000円です
神戸市の譲渡団体になってから、先生に無理言って、これまでより安くしていただけたので、、

本日ペットのおうちに掲載しました
みなさん、よろしくお願いします

2014年1月28日火曜日

「兵庫県」の犬を助けよう/ボク

●兵庫県動物愛護センター三木支所にいるダックス

現在写真は公示されていませんが、黒のダックスフンドに飼い主の迎えが来ず、31日(金)に、処分施設に輸送される予定
兵庫県動物愛護センターの場合は、県内5か所のセンターから、兵庫県社(やしろ)町にある処分施設に送られ、殺されます

淡路支所は水曜日に送ります

兵庫県の場合は、100パーセント非の打ちどころのない犬しか、一般譲渡にまわさないです
長い目でみて殺処分をなくしていく方法らしく、兵庫県から譲渡した犬が地域の模範をなり、その飼い主が「兵庫県からもらった犬はいいよ」と、広めていくことを願っているので

「啓蒙のための譲渡事業であり、命を救うための譲渡事業はやらない」そうです
この考えは絶対に変えないらしいです

100年くらいかかりそうですが、、、

なので、裏譲渡、、しか救う方法はありませんね、、

知人が裏譲渡でレスキューしました
裏譲渡だと、他に犬を飼っていても大丈夫

自宅訪問や審査はありますよ
三木支所に来た黒ラブMIXも、裏譲渡決まったそうです

知人からのメール↓


本日、龍野支所からワンコを引き出してきました。

10時にセンターに行き、田路所長と塚本さんとお話をし、ワンコを見せて頂きました。

今回のように、一般譲渡審査で不合格な子を譲渡するのは、龍野では初めてとの事でした。

昨年の動愛法改正で、兵庫県も審査に不合格だった子でも希望があれば譲渡するようになった、と田路所長が言われていました。

それが本当ならば、ホームページを作り直すべきですよね。
これは、兵庫県に提案したいと思います。

ワンコは、とても大人しく穏やかな子です。
口周りも含め、全身触らせてくれますし、抱っこもさせてくれます。

犬にはとても怯えますが、攻撃性はありません。

フィラリア弱陽性というだけで、審査不合格なんて、本当に兵庫県の審査は厳しいですね。。

でも一般譲渡だけでなく、こうして引き出せる事をどんどん広げていきたいと思います!


おっしゃる通りですね
24日に神戸市に避妊手術に行った際に迎えの時間までに
「兵庫県動物愛護センター尼崎」に行ってきました
所長がいなかったので話はしませんでしたが、しつけ教室を見学、、
しつけの先生がバーニーズを蹴ってました
「ダウンしなさい!」って、、

さらに蹴るふりも、、

そのことを神田氏に言いました

今日所長と電話で話したところ、一応その教室のトレーナーには言ったが、蹴ってないといったらしく、、、
蹴ってたんですけどね、、、

でも、言っといたから今後蹴るのはしなくなればいいですが、、

「兵庫県」からは「どうしてもこの子を飼いたい」って言えば助けられます

飼い主持ちこみの子は公示されないので助けられませんが、、
兵庫はとてもかたくなです・・

●「ボク」

今月「神戸市」から引き出した「ボク」
がりがりで、食べても身に付きません
出てしまいます
飼い主が「こどものアレルギー」を理由に持込、殺処分になる子でしたが、わたしはたぶん・・

本当は、「ボク」が痩せてきたからだと思います
法改正後、動物の体調や老齢による引き取りはしていないので、「こどものアレルギー」って言ったんじゃないかと思います

元気はありますが、老齢と体調不良に太ってきません
フケが出ていたり一部はげてるので、これまでの食事も問題だったんじゃないか?と思います

パソコンしてるとき抱っこをせがんできます
だいたい3匹がせがんでくるので順番に抱っこしながらうってます

ボクは今のところこういう理由なので譲渡しない方向です

2014年1月27日月曜日

子犬と「トラ」譲渡/警察官

●12月に神戸市から引き取った子犬を福知山市の方に譲渡しました




↑ゲージの横に手づくりのダンボールハウス
屋根裏部分は小物入れに
お嬢さんに抱っこしてもらった後ゲージに入れたらここに入っていきました
家の中でも夜などは寒いので、こういうのはいいですね(*^_^*)

●トラも福知山市の方に譲渡となりました



↑里親さん宅の庭と車中で

夕方トラをみにきてくださり3人のお子さんが「早くトラくんに来てほしい」ということで、そのままお届に行きました

トラ、よかったね
トラは柴犬だし高齢なので春になるまではこのまま服を2重に着せてください
とお願いしました
凍死することもありますので・・

●物資の写真

先日いただいたムーニーママとNさまからの物資です

ムーニーママより



●Nさまより
↓犬用おやつに使用するてんさい糖


 たくさんいただき、助かります
ムーニーママ、Nさま、ありがとうございます

●昨日西脇警察のおまわりさんと話す機会がありました

一人の方は、警察に来る犬や猫は、同居の両親が無理で飼えないらしいのですが、その弟さんがこれまで警察に来たリス・うさぎ・やぎ・うこっけいを助けられたということです
警察官の方も、この方のように全力で動物を殺処分から助けて欲しいです

2014年1月25日土曜日

あずかり犬&里子便り/京都府の殺処分施設

●滋賀のあずかりOさんより(*^_^*)

こんばんは、

今日は、温かいので、午後から庭で日向ぼっこをさせてあげました。

その時の写真です。

マルチーズにも大分慣れてきました。


●サリーちゃんの里親さんより(*^_^*)


こんばんは、サリー元気に、しています、最近は、チワワにも、冷たく当たるのもすくなくなりました。
二月二日に、避妊手術決まりました。
報告です、かわいくって、かわいくって…私のセラピー犬です(*^^*)

●たまえちゃんの里親さんより
2匹の猫について

井上様

先日はお忙しい中御対応頂き有難うございました。

飼い主であった知人は6日に意識が戻らないまま逝ってしまいました。
長い付き合いでしたので、まだ実感がないままです。
飼い主の部屋から持ってきたトイレシートに匂いが付いていたのか、
体をこすり付けて鳴いたらんちゃんですが、
だんだん慣れてきてくれて、私にも抱っこさせてくれるようになりました。
さくらはすっかり慣れて私の布団で寝ています。

自分の健康に気をつけてこの子たちより長生きできるようがんばります!
 

●京都府動物愛護管理センター写真

1月8日に見学と話し合いに行った際の写真です


↓自動で犬房にいる犬がこの廊下に移動され廊下の奥の方にある穴から下に落とされます
 ↓これがその「穴」大きな四角のフタが自動で開きます

 下に落とされて、ガス殺され、その隣の炉に移動されて焼却・・骨となって取りだします
↓制御室の機械
このボタンひとつずつで操作されます

焼却炉など1階は真っ暗で、写真が映りませんでした

京都「府」は、子犬・子猫も含め全て「ガス殺」です

1月8日午後に会議をしましたが、その日の午前中に犬3頭を殺処分していたことを、9日の電話で知りました
「京都府」はインターネットでの公示を全くしていません

年末・年始に、もっと京都府に電話して把握していればよかったと悔みました
その時は精神的にいっぱいだったのですが、あとで悔みます

見学の日にいた柴の老犬は、里親さんが付いて府から譲渡となったそうです
今週3カ月の子犬が2頭きて、殺処分になるかも?と聞いていましたが、すぐに慣れてきたので府からの一般譲渡になるそうです

2014年1月24日金曜日

神戸市から野犬2頭を引き取り

今日、神戸市動物管理センターから野犬2頭を引き取りました
↓避妊手術に行く車の中で

今月、合計7頭の野犬を神戸市から引き取りました
うち6頭は西区はせたにの調整池付近にいた子

写真上の子は西区押部谷の牛牧場に牛の餌を求めに行っていた子

みんな捕獲機にかかった子です

牧場に来た子だけは、生まれつきの野犬ではないような気がします

また落ち着いたら写真を掲載します

2014年1月23日木曜日

ご支援のお礼/野犬は悪くない/近畿地区の会議に要請

●ご支援のお礼
大阪府のNさまより、1万円のご寄付をいただきました
サークルも2点いただきました
他にもたくさんいただいたのですが、Nさまにいただいた物資と、ムーニーママにいただいた物資の写真を今日撮れませんでしたので、また掲載させていただきます
いつも応援いただきまして、ありがとうございます

●1週間前から、神戸市西区の野犬について、いろんな人に電話をしていました
西区についてはモラルが低すぎる
昔ながらの田舎とニュータウンが混在してることで、野犬が野山から人目につくところに出てきて苦情となり、野犬が捕獲機でつかまる
モラルの低さについては、2年半引き取りしてきた「神戸西警察」にやってくる犬と多さ、、これをみると西区のひどさがわかりますし、それと並行して野犬が神戸市につかまる量がはんぱじゃないので、そういうところからモラルが低いと思えてきます

ではなぜ野犬が多いのか、、
結局は、犬を棄てる
迷子になってもほったらかし
猟に連れていって置き去り
見つけた放浪犬を捕まえて飼うこともしないくせに餌を与え続ける

こういった理由ですね

結局は、行政による啓蒙・啓発活動の不十分さというものも多いに関係しています

田舎度は、北区と変わりません
いや北区の方が田舎の面積が多いでしょう

なのに北区では何年も捕獲機をしかけることがないそうです
北区の監視事務所に聞きました

電話に出た担当者は、10年前は西区にいたそうですが、西区はものすごいと言ってました

わたしが、元を正さないで捕獲だけしても何も変わらないことを伝え、捕獲に反対だと言いました
「捕獲機で捕まえることに反対する人もいるでしょ?」

「はい
その場合は力関係で反対する人の方の意見が強ければ捕獲を取りやめることもあります
反対する人に、餌をしかけている捕獲機のドアを閉められたり、ひどい時は捕獲機を川に沈められる時も・・
そういう場合は捕獲をあきらめることもあります」と、、、


西区の衛生監視事務所の馬場さんや河村さんにも言いました

「苦情を言う人の意見だけ聞いて、反対する人の意見を聞かずに捕獲するのはおかしいんじゃないですか?」

「でも仕方ないんですよ
狂犬病予防法に基づいてやってるので」

「反対する人も同じように税金払ってるんですよ、狂犬病なんて、もう何十年も出てませんよ
広報などでもっと啓蒙しないからこんなことになるんじゃないんですか?」

「たまに載せてますよ」

「何て?」

「狂犬病予防接種の時期に、その案内と一緒に、最後まで飼いましょうって」

そんなんじゃだめですよ
それでこんなことになってるんだから
なぜのら犬やのら猫ができたか?
棄てる人やいなくなってもほったらかしの人、狩猟で置き去りにする人間が原因で、、そのうえそういう犬や猫に対して、捕まえて飼うこともしないのに餌やって栄養つけさせて不幸な子犬・子猫をたくさん産ませ、その子たちが殺処分になっている
全て人間の責任だと、、
だから最後まで飼いましょう、、と
いなくなったら警察と神戸市動物管理センターにすぐに連絡しましょう、、と

そういうふうに書かないと効果ないですよ

あと、押部谷の高和で、牧場の持ち主がセンターに捕獲機を借りてしかけました
今センターにいる子です
明日迎えに行く予定ですが・・・

徳弘センター長に言いました

「西区は牛牧場がたくさんある
捕獲機を貸した牧場主に言ってください
のら犬は餌を探しているのだから、牛の餌を食べに行くのは当たり前
捕獲機でのら犬を捕まえて殺す(殺処分に送る)なんてどうかしてる
犬がいつでも食べられるところに牛の餌をおくのが悪い

食べられたくなかったら、犬が入らないように柵をするべき
防御もしないで犬に対して怒り殺すなんて許せない
これじゃ犬に餌付けしてるのと同じですよ
早急に柵を作るか、それができないなら、昼間牛を外に出している時は牛の餌を置かない
夜、牛舎の中でだけ餌をあげるようにすればいい

こういう苦情があった事を牧場主に言ってください」と、、

市役所の竹原氏にも、この話をして、竹原氏からもセンター長に言ってもらいました

竹原氏には、西区の衛生監視事務所の馬場さんにも電話してもらいました

「井上さんから啓蒙もせずに捕獲機を置いて野犬を捕まえることに苦情が来ている、、
のら犬がいることに苦情を言ってくる人に対して、なぜ野ら犬がいるようになったか、、
人間の責任なんだと言ってください」と、、

竹原氏にお願いする前に馬場さんにも言いましたが、馬場さんは
「苦情を言ってくる人にそんなことは言えない」と言われたので、、、

で、今日昼ごろ確認のために竹原氏に電話をしました

竹原氏は
「センター長と馬場さんに伝えた
そのようにして行くって言ってましたよ」と、、

広報については、どのようにしていくのかを聞いていたところ、今日午後2時から近畿二府四県の本庁(府庁・県庁)の担当者と、独自でセンターを持っている政令都市・中核都市の市役所の担当全てが集まって会議を開くことを知りました

センター側も、希望者が出席すると・・
竹原氏も、そろそろ京都府(今回は京都府が当番なので京都府で会議するそう)に向かおうと思っていたと、、、

それはナイスタイミング!と・・

じゃ竹原さん!
近畿二府四県全ての広報に年四回(西宮市が年4回なので)、啓発の文章入れるように会議で言ってくださいよ
わたしがさっき言ったことを、、
広報だけでなく、狂犬病予防接種の案内にも必ず入れるように・・

竹原氏
「いや会議でそれは言えませんよ
そんな権限ないんで・・」

「一番大事なことですよ
頼むから言ってくださいよ」

「井上さんの気持ちはよくわかりますよ
ただ今回は京都府が当番なので京都府に言ったほうがいいですよ」

「もちろん京都府にも言うつもりです
でも竹原さん、発言することがあったら、これ押してくださいね」

「わかりました」

で、すぐに京都府庁の神村氏に電話を・・・

神村氏
「今日の会議の議題はもう前から決まってるので、他に時間とれないんですよ」

「もう決まってるたって、大事なことなんですよ
啓蒙しないからこんなに殺処分が多いんじゃないですか」

「言うかどうかわかりません
時間があれば言います」

「時間があればじゃだめです
絶対言ってください」

「絶対は無理ですよ」

「たった3分ほどのことです
今わたしが言ったでしょ
それを言ってくれればいいですから」

「じゃ会議の冒頭で少し言います」

「なんて言うか内容覚えてますか}

「全部は覚えてないです」

「じゃ、今からメールしますので、それを言ってくださいね」

となり、メールして、確認の電話を、、

送信メールを印刷して、全員に配ってください

と・・

神村氏はわかりました、、と

わたしが行政に対していろいろ電話したり直接行って話したりしてることを知っている行政の人は多いです
このブログを読んでいる行政の人もいます

神戸市・兵庫県・京都府の人が見ていることは知っています
意見する時に
「ブログに書く」と必ず言ってましたので

姫路市のセンターの人がわたしの知人に
「井上さんから電話がかかったり、来て欲しくない・・」と
苦笑いで言ってたそうです

兵庫県動物愛護センターの人もそう思ってるみたいです
そう思われたほうがいいんですよ
わたしも最初から、職員たちが読んでいることを意識して書いてますしね

以下が京都府庁神村氏に送ったメールです
広報紙は掲載枠が限られているので、できるだけ短い文章でわかりやすく書きました

あとは、今日、神村氏がきちんと話したか、、
各行政がそれをやろうと思っているのかなど、、確認もしていきます

おそくても4月の狂犬病予防接種の時期には、必ず載せてもらわないといけませんので、、

会議前に神村氏に送ったメール↓

福知山市の「全ての生命を尊ぶ会」の井上からの要望です

近畿二府四県内に存在する、全ての各都道府県と市町村の広報と、狂犬病予防接種の案内書(犬を飼っている各家庭に毎年送られるもの)
に、下記の内容の文言を入れてください
広報に関しては、年に4回は入れるようにしてください
(のら犬・のら猫への苦情が多いため、、
と申請して、4回掲載されるよう、担当者は、精いっぱい努力をしてください)

掲載文

犬や猫を捨てる人やいなくなっても探さない人、猟犬を置き去りにする人、去勢手術をせずに餌をやる人が原因で子犬、子猫を含めた不幸な犬や猫を増やしています
行政による犬・猫の殺処分を無くすため、
最後まで責任を持って飼いましょう
万一いなくなったら、すぐに警察・保健所・動物管理(愛護)センターに連絡しましょう
行政では、適正な審査をした上で譲渡事業もしています


このメールの最後に「譲渡事業もしている」と書いたのは、行政の子たちに里親が付くようにするためです
ただ、文章のなかに「殺処分」という言葉を入れないと、みんな助かると誤解されるので入れています

広報にそれをきちんと書く行政にならなければなりません

●今日、「神戸市動物管理センター」に2名の飼い主が4頭のダックスを持ち込みました
みなみ氏によるとすべて推定5歳くらい
性格も問題なさそう・・と

1名は3頭を持込
「理由」
お金が無くホームレスになるので犬を手放す

1名は1頭を持込
「理由」
不景気で経済的に厳しく、ペット不可の家に引っ越すため


「啓蒙」がいかに大切か、、
目の前の動物を保護することは、病気でいうと「対処療法」
不幸な動物がいなくなるよう、啓蒙することは「原因療法」

当会は、この両方を並行してやっていきます
「社会を変える」ために

2014年1月22日水曜日

神戸市から「野犬3頭引き取り&手術」/ジョイくん譲渡へ

●年末にお試しに行った訳有りレスキューのダックス「ジョイくん」が、先住さんとの相性があまりよくないということで、1月8日に返ってきていました

そして、本日、大阪府のKさんにお試しから譲渡しました

お宅に着いて
↓先住のダックス「そらちゃん」と(*^_^*)


奥がそらちゃん(女の子)で、手前がジョイくん
里親さんにすっかり甘えています

夕方いただいたメッセージです(*^_^*)




こんばんは。
本日は遠いところからわざわざありがとうございました!
そらちゃんもすごく喜んで仲良くしています。

あの後病院で簡単な健康診断と去勢手術について聞いてきました。駆虫薬だけ念のため処方されたのでいただきました。

そしてトリミングに行って綺麗にしてもらいました。

画像を添付しておきます。
見れますかね?


里親さんはまだお若いですが、子供のころから保護犬たちと生活してこられたそうです

最初、(今滋賀のOさんに預かっていただいている)訳有り小型犬に応募いただいたのですが、この子らは男性が苦手(男性ブリーダーが棄てたと思うので)なので、男性のおられないお宅にということで、他の子をお願いしました

年齢とか見た目関係なくとおっしゃっていただいており、プードル、ジョイくん、あと、神戸市から引き取った10歳のダックス、あと、片目のチワワ(うつ病のために自殺した飼い主が残した子で、このチワワとダックスの2頭を1月11日から保護していました)
を検討していただいていました

自殺した飼い主から引き取ったダックスは、腫瘍があり、もう少しうちでじっくりみたいのと、あと、神戸市から引き取りのダックスは、食べても身につかない、、
持ちこんだ飼い主が10歳と言ったらしいが、もう少しいっていそうな感じ、、
この子もしばらくうちでみた方がいいと思い、プードルは他の方に決まったので、ジョイくんとチワワを、、

チワワが片目だということで、可哀そうと思ってくださりとても気にしていただいていたのですが、いざお宅に行ってみると、、、

里親さんには甘えていたのですが、先住そらちゃんにうなったりかみそうな感じ、、
で、ジョイくんとの相性をみたら、バッチリに思えましたので、ジョイくんになりました
今日からお試しです
ジョイくんよかったね(*^_^*)

ジョイくんの里親さんに交通費として5千円をいただきました

●神戸市動物管理センターの犬3頭を引き取り、避妊&去勢をしました

引き取ったのは、神戸市西区はせたにで、西区の衛生監視事務所がしかけた捕獲機に入って収容されていた4頭のうちの3頭です

残りの1頭と、西区のおしべ谷町高和にある牛牧場が神戸市動物管理センターに捕獲機を借りてしかけ、それに入ってしまった犬1頭は、あさって引き取って避妊手術をします

手術に行く車の中で↓
3頭のうちのオス2頭

●大阪府のNさまとムーニーママに物資をいただきましたが、雪で車を上まであげられず、車の中においています
また持ってあがれたら掲載させていただきます
ありがとうございます

2014年1月21日火曜日

里親譲渡会日程/兵庫県庁「小橋人事課長」に電話を!

●里親譲渡会3月と4月の日程が決まりました

Tさんにポスターを作っていただきました

●「兵庫県動物愛護センター」
淡路支所の子犬2頭(2.5カ月)ですが、当初殺処分にまわると言っていましたが、慣れてきたので一般譲渡にまわります
(2カ月半なんだからすぐ慣れるにきまってます)

しかし、、
兵庫県動物愛護センターの各支所には、毎日毎日よくもこんなに所有者不明の犬や猫が来るなあ・・と
飼い主持込は写真が出ませんが、それも相当多いはず、、

今朝、県庁の担当に電話しました
啓蒙がまったく足りていないからこんなことになる
「いなくなったら警察と兵庫県動物愛護センターに連絡を」
ということを広報に載せているのか?
と聞くと
昨年度掲載した市町村は
「たつの市」「宍粟 (しそう)市」「太子町」
この3か所のみ
この3か所はいずれも「たつの支所」の管轄地域

確かに、、
飼い主不明の動物の写真が出ると
ダントツに多いのは
「三木支所」と「淡路支所」
やっぱりこういう結果に出ますよね

センター側はそんなこと分析できていないでしょう

センター側は、自分たちは啓発をしていると思っています
「しつけ教室」とか、、

しつけ教室は、また別の問題です
しかもそれは、ただ単に民間の団体やドックトレーナーに場所を貸していて、自分たちは何もしていない

こんなもの、啓発のうちに入りません

公開の譲渡制度と非公開の譲渡制度があることについてですが、、

こんなことはおかしい
行政のやることではない

結局本当は、非公開の譲渡制度を前面にもってくるべきなんです

犬2頭以上OKにし(頭数は個人による)、99.9%殺すのでなくもっと譲渡する

実際譲渡できるから、公開制度の審査で落として殺処分する子でも、非公開の制度では譲渡するんだから・・
非公開の制度では、犬1頭以上飼ってる人でも、審査をして譲渡するんだから、、

それって結局は、譲渡できる犬が本当はたくさんいるということ、、
「兵庫県の基準が厳しくて出せる犬がいないなんて、ウソばっかり」
って、兵庫県側が認めてるってことですよ

ね、仕事増やしたくないから殺してるのがわかるでしょ

譲渡増やしたら、家庭訪問にいかないといけないし、動物の世話も増える、、
それがしたくないからですよ

年末近くからは特に、県側に何度も電話したり三木支所に行きましたが、内部がみんな「なあなあ」で、誰一人、がんばらなあかんって思う人間がいないんですよね

人事課にも何度も電話しましたが、今日は小橋(こばし)人事課長と話しました
年末も何度か指名しましたが、会議中とか不在で話せませんでしたが、わたしから人事課にも連絡が入ってることはご存知でした

小橋さんは犬を2頭飼っておられて、犬の気持ちを考えられる方でした

わたしが
「犬を2頭飼っていて、一頭が亡くなったからもう一頭飼いたいっていう方、すごく多いんですよ」と言うと

「わかります
うちも2頭いるし、2頭いたほうが協調性もできますしね」

「はい
それに犬にとっても楽しいですしね」

とか

兵庫県の啓蒙のなさが、ひいては動物を大切にしない風潮を作っていることを、
西宮市や京都市の例を出して説明しました
現在「収容犬情報、収容猫情報に載っている子たち、みんな殺すんですよ」
と言いました

小橋さんは
「犬は怖かったら噛むこともあるしねえ
ブリーダーやペットショップの問題も大きいと思うし、、」

「井上さんの考えはとてもよくわかります
今日、担当の友久と話をしてみます」

ということでしたので、

「はい、お願いします
もう、みんな殺してばかりを疑問に思わない人ばかりなので、小橋さん、こんなんじゃ兵庫県だめだから、県庁の担当やセンターの人間、みんなこの春に異動させて、違う部署にまわしてくださいよ」

と言っときました

明日はちょっと忙しいので、あさって、小橋さんに担当がなんと言ったかを聞きたいと思います

兵庫県動物愛護センターに毎日送られてくる、そして持ちこまれてくる犬や猫の数は異常です

なぜのら犬やのら猫というものが増えて、のら犬を捕獲機で行政が捕まえることになったのか、、
なども話し全て人間の責任だと、、そういうことも広報に書かないとだめと話しました
これは、神戸市の竹原氏にも言っています

兵庫県庁小橋人事課長にどんどん電話してください

みなさんからの意見が多いほど、効果があります

小橋さんは普通にしゃべれる、動物に優しい方ですので、、

兵庫県がやり方を変える気がないなら、人事を変えてもらうように要望しましょう

兵庫県庁 0783417711
「小橋(こばし)人事課長お願いします」
と言ってください
繋いでもらえます

2014年1月19日日曜日

犬4頭里親決定/ご支援のお礼/「西宮市」/「京都府動物愛護管理センター」

●加古川市Tさん保護ののら犬の子2頭をもらってくださった方より写メいただきました
「ペットのおうち」で決まりました


お世話になりました。

私も、姫路の自宅でダックスと一緒に飼いたいと思っていたら、まだ飼い主が決まっていない子がいて、姉妹一緒に頂く事になりました。

ホントに可愛くて、嬉しいです。
大切に育てます。
ありがとうございました。

名前決まりました。

白い子は、『もも』です。
私の父と母が飼います。

茶色い子は『キスル』です。

一週間程は、姉妹一緒に加古川で面倒みる予定です。

ホントに、ありがとうございました。

●福知山市の企業の敷地内にブリーダーが棄てたトイプードルを譲渡しました

里親のYさんよりいただきました


今日はありがとうございました(*^^*)
無事に家に到着しました♪

着いてシャンプーして…
部屋の中を走り回っています♪

すっごい元気そう(*^^*)

じっとしていなくて
ちゃんと撮れませんでした(´・Д・)」笑


Yさんご家族は雪のなか、プードルに会いに来られ、飼ってくださることになりました
うちの周辺はすごい雪で、スタッドレスタイヤを履かれていたのですが、滑って動けなくなり・・・ご主人が準備されていたロープを使って無事脱出を↓

とても勉強になりました
わたしもロープ、積んどきます

↓連れて帰ってもらえることが決まって、お嬢さんと(*^_^*)


(返信)
早速写メいただきありがとうございます
そうですか
元気そうでよかったです

写真撮れないくらいじっとしてないってことは、はしゃいでますね(*^_^*
よかったです

やっと安住の場に行けたと思っていると思います
ありがとうございました

ご家族のみなさまにもよろしくお伝えください
ご支援もいただきまして、ありがとうございました

何か質問などありましたら、いつでも連絡くださいね(*^_^*

井上

(二通目)


やっと落ち着いて
お父さんの膝の上でウトウト…♪

まだおしっこが出てないのが
心配ですが…

今の所問題なしです(*^^*)

●地元Dさんの紹介で、神戸市動物管理センターから12月25日に引き取ったのら犬の子が決まりました
昨日会いに来てくださいました

今月26日譲渡予定です
↓左の子が先週里子に行き、今回決まったのが右の子
●プードルの里親のYさんより、5千円のご寄付をいただきました
ありがとうございました

大阪府のNさまから、犬用のサークルをいただきました
が、今日は雪でヤマト運輸さんが坂道を上がってこれないので、手で担いでくるのは大変なので、車で上がってこれるようになってから持ってきていただくことになっています
Nさま、ありがとうございます

●おととい小型犬の避妊手術に神戸まで行った際に、神戸市動物管理センターに行った後、「西宮市動物愛護センター」に行ってきました
いきなり行って見学させてもらいました

西宮市と尼崎市は、どちらも人口が神戸市の約3分の一なのですが、、、、

しかし、犬や猫の殺処分数が、人口の比率に比べてかなり少ないです

平成24年度尼崎市の犬の殺処分数は
成犬1頭 子犬6頭(ミルク子犬)


西宮市の場合は、センターに入ってくる数がかなり少ないです

平成24年度 犬のデータ

[成犬]
飼い主持込 12頭/飼い主不明 2頭/負傷 1頭

譲渡 9頭/殺処分 4頭

[子犬]
飼い主持込 0頭/飼い主不明 6頭 

譲渡 7頭/殺処分 0頭

同じく西宮市 猫のデータ

[成猫]
飼い主持込 4頭/飼い主不明 1頭/負傷 11頭

譲渡 11頭/殺処分 10頭

[子猫]
飼い主持込 3頭/飼い主不明 144頭/負傷 5頭

譲渡 27頭/殺処分 116頭


西宮市には、4年前、パネル展やちらし配りをやっていてまだ保護を始めていないころに一度見学に行き、今回2回目です

人口が神戸市の3分の一と言っても、どうでしょうか、この実績
西宮市は「犬を殺すのは誰か」の本の中で「犬に優しい自治体」Aランクです

日本全国で、中核都市と政令都市はそれぞれセンターを設けています
それ以外の都市は、各都道府県の管轄となります
全てのセンターの中でAランクのものを挙げます

北海道、新潟県、新潟市、さいたま市、東京都、神奈川県、横浜市、西宮市、熊本市

たったこれだけです

西宮市が殺処分する犬の多くが、飼い主持込で、かなり状態が悪い子だったということです

「捕獲機に入るのら犬はいないのですか」
と聞くと
「何年も、そういうことはないですね
捕獲機を置くとなると、その敷地を持つ人の許可が必要ですし、のら犬の苦情というものがないんですよ
昔はあったと思いますが」

西宮市では、地域猫活動が進んでいます
各自治会長が承認した場合のみ、のら猫の手術に対する補助金が市から出ます
今年度まではメスのみ5千円でしたが、来年度(今年4月)からは、オス猫にも3千円が市から支給されるそうです

質問してみました
「神戸市などは、予算が少ないからと言ってとても少ない頭数しか補助金が出ない、
すぐにうち切りになってしまいますが、西宮市の場合はどうですか?」

「のら猫に対する苦情をなくすため、という理由で申請すれば予算はおりますよ
だいたいの頭数を見越して予算申請しますので、年度の途中で打ち切りになるということはありませんね」

「地域猫活動ですが、置き餌についてはどう思われていますか?」

「置き餌をする人には許可は出しません
パトロールをして置き餌をしていないかを確認しています」

「トイレは?」

「設置できる場所には設置してもらい、きちんと片づけを、、
設置できない場所なら、きちんととってもらいます」

「成猫の譲渡もされていますが、市の広報などで犬や猫の譲渡をしていることを
掲載しているのですか?」

「はい
基本年4回しています
ただ、他のニュースがあって、掲載してもらえない場合もありますが、、、
猫の繁殖期の春は、特に掲載は大事ですから」

ということでした

こういった、しっかりとした地域猫活動や、市の広報に譲渡していることを載せるなど、、そういったことが市民の意識を高め、動物への愛情を当たり前とする気持ちを持つ市民が増えることが結果に繋がっているのではないか、と思います

西宮市でも、兵庫県と隣接する山口町などは、ものすごい田舎です
それでも、犬や猫を棄てる人が少なく、それが結局はのら犬を少なくし、のら犬の子犬も少なくし、捕獲機を設置しなくてもいい状態に来ているのではないでしょうか

飼い主持込の猫の少なさ、飼い主不明の成猫の少なさ、こういう数字に結果として表れていますよね

神戸市などに、広報紙に譲渡していることを載せてくれといくら言っても「枠がないって言われる」とか、4年前にわたしが神戸市役所の竹原氏に、「飼っている動物がいなくなったら警察と動物管理センターにすぐに連絡を」というのを狂犬病予防接種の案内の紙(前年度接種をした各自宅に届く)に入れてくれとお願いしましたが、竹原氏の回答は
「狂犬病の注射については管轄が違うので無理」と言われました

その時、「なんでこう効率の悪い仕事してるのか?」って思いました

いなくなった時に連絡するところを知らない人は多い
その紙に書くのが一番効果あると思ったのですが、がっかりした思い出があります

しかし、今は載せてるんですよ

「なんや、出来るんやん、じゃ、もっと早くやってよ」って・・・

西宮市のように、広報に譲渡をやっていることを書いて欲しいし、その狂犬病の案内にも書いて欲しいですね

そしたら神戸市から譲渡できる犬や猫がもっと増える=殺処分が減るんですから

「兵庫県」も「京都府」も同じですよ
他もですが、、、、

●「京都府動物愛護管理センター」に、ナナ&コロちゃんの里親のOさんと、福知山市のOさんと3人で1月8日に会議に行ってきました

府庁の神村さんと佐藤センター長と5人でいろんな話をしました

正直、「京都府」はだめだなって思いました

が、会議をした結果、私たちが里親探しを代理でがんばることになりました

京都府のセンターは非常にせまく、犬や猫をおくスペースがわずかしかないし、真っ暗でした
(電気はついてますよ、犬の収容室に明かりがはいらないということです)

幼稚園や小学校に行く「ふれあい事業」のために、小型犬10頭と雑種犬1頭がおり、
そのスペースを除くと、ほんのわずかしかありません
こんなんじゃだめです

ふれあい事業の意味のなさを説明しました
どうしてもやるんだったら、子どもたちに、殺処分の実態も話さないとだめだと、、
西宮市もそういう事業をしています
西宮市も殺処分の実態は話していないそうです

これは話さないと意味がありません

「京都府」がそうしないのなら、わたしが「教育委員会」に言います
と言うと、

「学校に入るのは、本当に大変だったんです
今年度から殺処分についてふれあい事業で話すことを検討しますので、もうちょっと待ってください
神村と相談しますので」
と佐藤センター長が言うので、それに関してはしばらく待ってみます

触れ合いの小型犬は、すぐにでも里親さんがみつかるような子たちです

センターが3連休以上の時は交代で世話をしに来ますが、普段の土日はきません

ふれあいの子もですが、収容されている犬と猫たち、、、

特に犬に関しては、排尿便が2日半そのままになるわけですから、交代で出勤しないとだめでしょう
と言いました

排尿便だけでなく、もちろんごはんもです

猫は餌をたくさん入れておいても一度には食べませんが、犬の場合はいっきに食べてしまって、次の日はないとか、、、
金曜の夕方にあげて月曜朝まであげないなんて考えられません

佐藤センター長に率直にいいました

こんなすぐに出る子を「ふれあい事業」のためとか言って、こんなところにずっと置いておくなんて、命を繋ぐためならともかく、小型犬は人間と室内で暮らすようにできているんだから、この状態は虐待ですよ、、と

センター長は
「ずっとここに同じ子がいるわけではありません
里子に出たらまた次の子が入るようにしています」と、、、

わたしは、こういう飼い方をしていること自体がおかしいのに、ふれあい事業もなにもないだろうと思いました

その日はいろいろと話し合いをして、犬に関しては、府の審査で譲渡にまわらない子をわたしたちが緊急里親募集することに、、
猫に関しては、置く場所がかなり狭く、成猫は慣れない子が多いし、譲渡対象の子猫にもあまり希望者がないということで、譲渡対象の子が出れば別の子をおけるので
猫は府の譲渡対象の子を緊急里親募集することになりました

福知山のOさんが、両丹日々新聞で募集を、ナナ&コロちゃんの里親さんがフェイスブックで募集を、わたしが「ペットのおうち」で募集をかけることになりました

そして、14日にセンター長から連絡があり、当会と「団体譲渡」の手続きをしたいと、、
あさって21日に、手続きに行ってきます

ナナ&コロちゃんの里親さんが会議の翌日に早速作ってくださったフェイスブックのタイトルは
「京都犬猫里親探しコミュニティ」
↓このアドレスを貼れば見れるのでしょうか?
わたしはフェイスブックに登録しましたが、使い方がサッパリで・・・
FBやってる方、みなさんぜひよろしくお願いします
京都市も京都府も、一人暮らしはだめという規制はありませんよ
京都市は一人暮らしの場合はできるだけ犬を勧めるとは言ってましたが、、

知人が言ってました
愛護団体は一人暮らしに譲渡しないところが多いので、ペットショップで買っちゃうみたいですよって、、うちはそういうしばりはありませんが、、
↓このページです
https://www.facebook.com/kyotodogcat

●福知山のOさんより
こんばんは

福知山の中丹西保健所へいってきました。

飯田さんと眼鏡をかけた女性がポスターをもって窓口にでてこられたので京都市の持ち込み猫引き取り拒否の事を話しました。

福知山では拒否できないですか?
丹後保健所ではセンターにおくられたら譲渡してるとかゆって持ち込み人を安心させてるけどそんなけとゆわれてませんよね。
と言うと

それはいってない、ただ仕事でも決まりでもあるので送らざるを得ないときがある
私たちも拒否してるし持ち込み自体なくなってほしいと思ってる、送りたいとは思ってないが送らざるを得ないときがあると。

送られたら猫なんてほぼ処分でしたよ、もってきた人にはセンターに送ればガス室処分になってるってそれをゆってください。

後ろのみんなに聞こえるように言いました。

皆の責任です
この中の誰か一人でも担当者じゃなくてもセンターに送ればどうなるか真剣に伝える人がいれば保健所なんかへもってこなくなると思って

  
持ち込みがなくなるように

(返信)
お疲れ様です
1年後、京都市と京都府のセンターは合併するので、それまでに京都府をいい方向にしておかないと、せっかくやってきた京都市の努力がなかったことになってしまいます

なので、この1年で、
「京都府」変えましょう

1年後には、「京都府下全域」が、全国のモデル都市になるよう、きつくてもがんばりましょ

井上

2014年1月18日土曜日

「警察なんて・・」/みんな金目当て

●神戸市兵庫区で「大量猫狩り」があったとネットで流れていますが、、
おととい兵庫県アニマルポリスに聞くと
「そういった事実はない」と言われました

車のナンバーまでみたとかネットで書かれていますが、、
それも違うと、、
ネット上のみで広がっているとのことです

わたしが発信元の人物のことを
「じゃあ、全く根拠がないってことは、あたまのおかしい人が言ってるってことですか?」
と聞くと

「まあ、そういう言い方はできないですが、そんな感じです」
と、、、

どこからどうなってそうなったのかわかりませんが、わたしは本当かうそかわからないことはネットで書かないようにしています

これから何か進展があればまた別ですが、、、

みんなよく調べないで拡げるだけ拡げてしまうこともあるので、、

アニマルポリスには、もう一つ聞きたいことがあって電話しました
それは、、
「京都府警」と「兵庫県警」の違いです

先週ブログと「ペットのおうち」で緊急募集してプードルのことです

この子は、福知山市の長田野(おさだの)工業団地のなかのある企業の敷地内に棄てられていました
迷子でなく「棄てられた」と断言して書くのには理由があります

わたしがこの子に関わったのは今回が初めてです
地元Dさん(現在猟犬「りょう」を警察犬訓練所にあずけている方)から、至急里親募集して欲しいと依頼がありました

聞くと、この企業に昨年からトイプードルばかり1頭ずつ何回も棄てられているということ・・
山の方へ逃げて行ってしまい捕まえられないことも何度もあったそう

捕まえられた子だけで今回の子が5頭目だそうです

なぜこの企業ばかりに棄てるのかわかりませんが、、

これまで一度も警察に連絡しなかったそうなんです
今回わたしがこのことを知り、トイプードルばかりで、毛の手入れも悪く(この写真は保護されてカットされた後です)、そして乳首を見れば何度も出産させられたことがわかる
しかも、この子の場合はなでてくれとなつこいけれどいざ「抱っこ」すると怖くて震える

この、抱っこすると震えるというのは、人間に愛情をもらっていなかった証拠なんです

神戸市から引き取った3カ月ののら犬の子もそうですが、訳有りレスキュー5頭のうちの「ジュリちゃん」もそうでした

5頭のうち3頭は、逃げ回って抱くこともできませんでした

こういうところから見て「ブリーダー遺棄事件」に間違いないわけです

で、事件にしないとだめだと思ってわたしがまず管轄の福知山警察に電話しました

迷子の犬猫の場合は「拾得物」扱いになるので会計課が担当するのですが、動物の事件となると生活安全課が担当します

で、担当者に話をしたところ、、なんと返ってきた答えにびっくりしました

「おりに入れるなどして犬や猫が逃げられないようにして棄てたのなら事件になりますが、そのまま棄てたのなら事件にならないのです」

「はあ??なんでですか?」

「だって、自分で餌を探せるでしょ?」

「へ?」とびっくりして、

「じゃ、ふたの開いたダンボールに入れて棄てた場合はどうなるんですか?
あきらかに棄ててますよね」

「それも犯罪にはなりません
ふたの開いたダンボールだと、自分ででれるでしょ?」と、、

「はあ??
何言ってんですか?
神戸市灘区で11月に13頭がダンボールに入れて棄てられた際は警察が動いて聞き込みとかしましたよ
兵庫県警は事件にするのになんで京都府警だと事件にならないんですか?」

「それは「遺棄(いき)」の解釈の違いですね」

「遺棄の解釈って、、遺棄は遺棄でしょ」

「もういいですわ、京都府警本部に電話します」

と言って京都府警の生活安全対策本部に電話しました

電話に出たのは戸川氏

福知山警察に言われたことを伝えると、その通りだと言われました

そりゃね、どうせ警察はよう捕まえないですよ

だけどね、これはないと思いますよ

戸川氏に言いました
「だったらなぜ環境省のポスターに、「動物の遺棄は犯罪 罰金いくら」って書いてるんですか?
警察にもあのポスター貼ってますよね?

京都府警はそういう考えなら、じゃあポスターに

「犬や猫を棄てる時は出られない檻に入れて棄てると犯罪ですが、ふたの開いたダンボールとかそのまま棄てたら自分で餌探せるので犯罪になりませんよ」

って書けば??
実際に京都府警がやってることはそうなんやから、、

そんなこと書いたら国民から非難ごうごうやもんね
よう書かんよねえ

何かっこつけてんですか!

だいたい、人間がそのへんで野たれ死んでたら
「事件と事故の両面から捜査します」
となりますよねえ

家の中で自殺みたいな死に方してても
「自殺と事件の両面から・・・」
ってなりますよねえ

それが、動物となるとこうですわ
だから日本の警察はだめなんですよ
だから人間の事件でも犯人捕まえられないんですよ
国に電話します」

と言って、環境省に電話しました

環境省の担当は
「それは遺棄の解釈の違いですね

自治体によって条例に差があるので、警察の考えも違うんです」
って言うので、、

警察に言ったのと同じことを言いました

そして、ブリーダーなど、生体販売業者に、どんな書類を提出させているのか聞きました

昨年9月に愛護法が変わって、11月までに提出しないといけない書類に書くのは、
犬、、とか猫、、とか、、へび、、とか、、そんなもんらしいです
びっくりしました

「エッ!犬種とか年齢とか書かないんですか?」

「はい」

「なんのための提出書類なんですか?
犬種や年齢、性別までかかせると、今回のように遺棄事件があった場合に、その犬種を繁殖・販売させている業者に調査に入れますよね

そんな内容の書類なら、ないのと同じじゃないですか」

「業者には台帳を別に作ってもらい、台帳にはそういう内容を書いて保管してもらいます」

「台帳は提出の義務がないんでしょ」

「はい、ありません」

「だったらそんなもん意味ないでしょ
こういう事件があった場合に、すぐに捜査できるようにするには、台帳の提出も義務付けないとだめでしょ」

「もう、環境省の人間も、警察も、高い税金から給料もらって、何やってんですか
もっと命助けたいって人にそういう仕事させて、助けたくない人間は辞めてくださいねえ

なんで業者にはこんな甘いことしてるのか、、
わかってるんですよ
政治献金があるからです
政治家が業界から金もらってるから甘くしてるの、わかってるんですよ」

と言って電話を切りました

朝日新聞社記者の太田さんが書いた「犬を殺すのは誰か」の本の中で、、

公明党の高木美智代衆院議員が「8週令規制」に反対し、業界団体が主張する45日令規制を求めました

理由は・・・「金」でしょう
ブリーダーやペットショップなど、ペット販売業者から多額の「献金」=「金」をもらっているからに間違いないでしょう

金に目がくらんだ政治家のやりそうなことです

「政治献金」など、なくさなくてはなりません

だからと言って「政治献金」に反対している「共産党」がいいいとは思いませんが、、、

とにかく「金」で動く人間、、「金」でしか動かないような人間が多すぎて、、
そんな人間が関連してくるからおかしなことになるんですよ

動物愛護団体についてもそうです

こんなに毎日毎日センター・保健所・警察に送られて殺処分されている犬や猫をはじめとする動物がいるのに、、、なぜもっと助けないのか!
なぜもっと啓蒙活動をしないのか!

大きい団体などは、一般の人が放浪している犬や猫を見つけて
「なんとか助けて欲しい」と言ってきても(そりゃ、その前に自分でもっと飼える人を探す努力してほしいですけどね)

「今はうちはいっぱいです
とか、何カ月待ちです」とか言うのに(特に雑種とかだとお金にならないと思っているところも多いので)

震災となったら真っ先に行ってレスキューするでしょ
とびつきますよね

あれは「金目当て」だからです
「寄付目的」ですよ

震災の放浪してる犬や猫助けに行くって言ったらすっごい寄付が入るのわかってるから、、、

だから、その寸前まで
「今はいっぱいで置くところもありません」
って言ってても、

レスキューにとびつくんです

わたしからするとわかりませんよ

テレビに出なくても、毎日毎日地元のセンターで殺処分が行われているんです

なんで「金・金・金」になるのか、、、

そういう団体(小さいところも)が多すぎますよ

あと、アーク(アニマルレフュージ関西)ですね

大阪の能勢に本部があります
3年前に見学に行きましたが、手づくり感万歳の、質素だけどいい施設でした

が、2008年から多額の寄付を募って、兵庫県篠山市に「アーク国際動物福祉センター」なるものを、数十億円かけて建設中です

この名前もでっかくでたものですが、、、
もう6年前からですか、、、

アークは金もうけがうまいです
動物病院とかに冊子がおいてあります

寄付のスポンサーに求める金額もものすごいですね

「日本熊森協会」に各「ロータリークラブ」が多額の寄付をするように、「アーク」には、多くの金持ちが寄付するんでしょう

こんな金あったら、犬猫どんだけ助けられますか!

3年前に見学に行った時でスタッフ30名です

数年前から殺処分大幅削減に向けて多くの国民の声が寄せられているわけです

はっきり言って
「こんなもん造ってる暇と金あったら、センターの殺処分される子、どんどん助けなさいよ
東北や福島の子や、依頼があった多頭崩壊の子らだけ助けて、一体何がしたのか」

まあ、アークなんて、犬は16歳以上は殺処分(アーク側は安楽死と言いますが)、入ってきた猫がエイズ陽性なら殺処分(アーク側は安楽死と言いますが)するような団体なので、何も見えてないんでしょう

この施設ができるころには、殺処分はかなり減っているでしょう
アークが何もしなくてもね

一体なにがしたいんでしょうか
アークの名声を売りたいだけなのかも?

こんな団体が多すぎますよね
まず第一に経営が来るからこうなる
そりゃわかりますよ
うちみたいな赤字団体続くのか?って・・・

わたしはね
経営存続が目的じゃないんですよ
殺処分を無くすことが目的なんですよ

犬と猫は全く違う考え方でやらねばなりません
猫の餌やりが多すぎて、のら猫が多すぎるから、、、

ただ、犬が殺処分ゼロに近づけば、猫も結果が付いてくると思っています
猫に関してなにもしないのではありません

その時々やっていきますし、今の方法を教えてくれたのは、パルボで当会の猫たちを亡くすきっかけとなった神戸西警察から引き取った茶トラの6匹兄弟です
この子たちがきっかけで、パルボで亡くした猫たちが教えてくれた道筋です

その道筋をたどり探りながら、その時々、わたし自身が最善と判断する方法でやっていくつもりです

1月10日からうちで保護しているトイプードルを、明日見にこられる方がいます

アークのホームページ
http://www.arkbark.net/?q=ja/node/3959

2014年1月17日金曜日

小型犬に避妊と歯削りを/るんちゃん/神戸市動物管理センター

●今日は訳あり小型犬を避妊手術と歯削りに、神戸の病院まで行ってきました
この子は・・
Oさんのお願いしている2頭と、年末に里子に出たジュリちゃんと一緒に棄てられていた子です

全部でまとめて5頭が棄てられました
そのうち2頭を知人が預かりから飼ってくれるという方向になっていたのですが、そのうちの1頭が、知人宅の先住小型犬の目を噛んでしまいました

片目を強く引っ張るように噛んだことで、もう片方の目が引っ張られ、噛まれた方の目は出血がひどく、あやうく両目失明になるところですが、噛まれていなかったほうの目は大丈夫でした

もう片方はおそらく視力は戻らないだろうと、、、
まだ入院中です
ただ、元気にごはんを食べてくれるようになったので、よかったです

知人宅に行って2カ月になります
1カ月くらい経った時に、少し前兆のようなことが見られたそうですが、まさかここまでやるとは!
という感じの、あっという間の一噛みだったそうです

大人の女の人には良くても、その他、男性や子供、犬には難しいのかもしれません、、

間違いなくブリーダーが棄てた犬です

もう一頭、飼ってくださっている犬は、足と肋骨に奇形があります
肋骨の1本は、途中で無くなっています
1本の足がこの状態↓

この写真は鼻ではありません
足の先です
指が全くないんです

そして、5頭全員が男性を怖がります
ブリーダーが男だったからに間違いないでしょう

結局、今回犬を噛んで歯を削った子も、これまでの環境が問題だったのです
ブリーダーに、おそらく1頭ずつゲージに閉じ込められていたのでしょう

足の指が無いのは、血の濃い犬同士交尾させて生まれつき奇形の疑いが濃いと思います
おっぱいを見ればわかりましが、こんなからだでも、何度も何度も無理やり交尾させられて産まされているんです

生体販売を廃業に追い込まなくてはなりません

ブリーダーも、ペットショップも、無くなればいいんです

今後この子が万一他の犬やこどもを噛んでも最悪の事態にならぬように、避妊手術と同時にとがっている歯を削っていただきました

しばらくは、他の子と隔離をして、うちでようすをみようと思います

訳有りなので、また後日、正面からでない写真を掲載します

●るんちゃんの里親さんより



毎日 さぶいですが

井上さんは、お元気でしょうか?

今年の3月で

我が家に  るんがきて、一年になりますー

うちの、生活リズムで、元気に過ごしてくれてる  るんをみて

家族中  癒されてます。

らんとも 仲良しですし

ふと みると  ひっついて 寝ています。

るんは  パパに  惚れていて
わたしが  パパに  湿布をはってもらったりすると
仲を割ってはいってこようとしますし
パパがいるときは ずっと パパにひっついていないと

だいて!だいて!と すごい アピールします()()

るんが  うちに くる 運命やったんやなー
って
よく、話していますー

素敵な出逢いに 感謝です。

インフル   ノロに 気をつけてくださいねー

るんちゃんは、兵庫県西脇市の多頭飼育男性が増やした子です

3年前に30頭に増やしてアークがレスキューした後、また20頭ほどに増やした人です

現在男性の手元に5頭残っていますが(本人が手放さないと)、少し前、1頭が脱走して帰ってこなくなりました
警察や兵庫県動物愛護センター三木支所に連絡済みですが、情報がありません

他4頭が現在います
この犬たちは道路から確認できるので、時々家の前を通った際に、また増やしていないか確認しています
今のところ増えてはいないです

先日譲渡したサリーは、奄美大島から西脇市に越して来た人が飼えないということで、なんとこの男性が保護したのですが、また交尾させるからと、わたしが本人を納得させて引き取りました

どうしようもない人間が多いです

今日、手術を待っている間に「神戸市動物管理センター」に行ってきました

野犬の4頭をみてきました
みんな怖がっていました

みなみ氏と話をして、どうしていくか、考えています
この4頭は西区はせたにで捕獲機にかかった子ですが、昨日掲載された子は、西区押部谷で捕獲機にかかった子です
押部谷は牛の牧場があるので、牛の餌を食べに行って捕獲にかかったのだと思います
この子はまだ気質などわかっていません、、

14日に垂水区で保護された雑種の子は、住民が垂水区役所に連れて行き、区役所が送ってきた子だそうです
この子は今のところですが、問題なさそうということで、一般譲渡にまわればいいなと思います

センターを車で出て行く時、玄関前からこちらをみている女性がいました
「松田早苗」氏でした

センター側は、松田氏は数年前から出入りしていないと言っていましたが、やっぱり来てましたね
松田氏は、神戸市動物管理センターに、精神的依存をしているのではないでしょうか

2014年1月16日木曜日

ご支援のお礼/「兵庫県」のやる気なさ/「京都市」のがんばり

●1月10日付で、京都府のKさま(猫のエリちゃん&メロウくんの元預かりさま)から、5142円のご寄付を振り込みいただきました

いつも職場のみなさんから募っていただきまして、ありがとうございます
行政などから引き取る犬が増えましたので、大変助かります

●1月15日付で、大阪府のTさまより、3万円のご寄付を振り込みいただきました
Tさま、いつも多額のご支援をいただきまして、本当に、ありがとうございます

●昨日、初のお菓子の出荷をしました
2名の方よりご注文いただき、3か所に出荷させていただきました
売上額から原価(材料費、水道光熱費)を差し引いた利益分(売上額の40パーセント)の1344円を、当会の収入とさせていただきます
2名の方、ありがとうございました


●現在兵庫県動物愛護センターたつの支所にいる雑種犬を、ある方が譲渡申請をしておられます
「兵庫県」は、犬は1頭まで、、と、わけのわからない規制をしています
あなた方のような行政の人間には1頭しか飼う能力がなくても、2頭以上をきちんと飼える人はいるのですよ
と、わたしは言いたい

表面上は「譲渡候補犬」のみを1頭まで
としていますが、現在犬を飼っておられる方でも、そして兵庫県が譲渡審査で落とした犬であっても、特に気質的に難しいことが無ければ、希望者に審査や自宅訪問をした上で譲渡します
「裏譲渡」ですね
たつの支所の子は、現在「裏譲渡」の一時審査を終えて、2次審査待ちの状態です

もっと本気で譲渡事業をせねばなりませんよ

●「淡路支所」に、子犬が2頭います
打越(うちこし)所長に聞いたところ、推定2カ月半で人を怖がる、、
2頭いて人を怖がるということは、おそらく野ら犬の子でしょう
譲渡するのかと聞くと、それはなさそう・・
2.5か月なら人慣れさせられます
人慣れさせる気持ちのある職員を兵庫県が雇っていないだけです
↓子犬に写真を撮るのはストレスだと言って写真を撮りません
譲渡の努力もせず殺す人間たちがよく言いますね
たぶん子犬の写真を公示すれば飼いたいという人がたくさん出て来て、簡単に殺すことができなくなるから写真を出さないのだと思います
http://www6.ocn.ne.jp/~hy-douai/

淡路支所 平成24年度犬のデータ

[成犬](3カ月以上)
飼い主持込  59頭
飼い主不明 175頭
譲渡        4頭
殺処分    230頭

[子犬](3カ月未満)
飼い主持込  15頭
飼い主不明 243頭
譲渡       80頭
殺処分    178頭

子犬の譲渡というのは、他の支所に回して譲渡した分も含んでいます
淡路支所・三木支所の管轄地域はのら犬が多いので、その子犬も多いです
のら犬の少ない尼崎支所やたつの支所に回しています

しかし、この数字、どうですか?
子犬の殺処分もすごい数だし成犬の譲渡の少なさ・・

「兵庫県のやり方」を誇示しますが、誇示できる要素なんて何一つないのが、この数字をみれば一目瞭然ですね・・

淡路はのら犬が鹿などの野生動物みたいに生活していることが多く、農作物の被害が多いから、住民の苦情によりこういう結果になるそうですが・・

淡路島って、ひどいとこだなあ・・・って感じますね
苦情って、、おとといも書きましたが、野ら犬つくったのは人間のせいです
何被害者みたいに言ってんですかね・・

打越所長は、まあ、言い訳ばかりします
犬の気質がどうのこうのと、、

この前「京都府」や「京都市」の職員と話した際にも言いましたが、
できない行政(殺す行政)ほど、犬の気質がどうので譲渡できないなんて言い訳ばっかりするんですよ

はっきり言ってわたしらから言うと

「行政の人間の気質」に問題があるんですよ、、と

今、尼崎支所にもチワワがいますね
飼いたい人は連絡してくださいよ

「どうしても飼いたい」という、「強い希望」があれば、一般県民への譲渡審査に落ちた子でも、「裏審査」をして、「裏譲渡」してくれますよ

「してくれる」って書き方はへんなんですけどね・・
行政が助けないから助けるんだから・・・

1月10日に「京都市家庭動物相談所」にOさん(ナナ&コロちゃんの里親さん)と一緒に見学と話をしに行きました
担当職員は岩田所長と小野寺さん

特に小野寺さんの対応はすごくよかったですね
兵庫県の職員とは「職員の気質」の差、、がありすぎます

自分たちができている行政だけれど、ものすごくへりくだる
言い訳をしない言葉を出してきます

京都市は殺処分の際に、ガスを使わず全て麻酔の注射で殺処分します
小野寺さんは
「麻酔だからと言っても殺処分は殺処分ですよ」
「注射をうつということは、拘束する際に、犬や猫に恐怖感を与えます
麻酔だからいいと思っているわけではありません」

「この子の命を止めたなら、じゃあ、自分たちは何をしなければいけないのか?」

と、学ぶ気持ち、向上心があるわけです

命を助けたいからボランティアと協力しています
個人のボランティア数名が引き出しをしているそうです

現在は京都市から直接の譲渡よりも、ボランティアからの譲渡数のほうが上回っているそうです

廊下にたくさんのゲージがありました
外にも、大きなテントにビニールを張り巡らせて、その中で小型犬をひなたぼっこさせていました
収容室にも廊下のゲージにも、一頭ずつ、いつ入ってきたかと、飼い主持込か保護なのか、あと、「噛み注意」と、わかるように書いてありました

収容室に入って一番目のスペースには、ぱっと見て「猟犬」だとわかる子がいました
その前に小野寺さんが立ちはだかって言いました

「なんでわたしがここにいるかと言うとですね
手を入れて噛まれたらいけないということもありますが、この子に噛ませたくないんですよ
噛む場面を作りたくないということです」

と・・・

2番目のスペースにも、「猟犬」に見える子が、、、

小野寺さん
「この子は飼い主が持ち込んだ子です
引きが強くて飼えないという理由です」と、、

わたしがみたところ、猟犬の血は入ってると思いました
ですので、こういう子は特に子犬のころから引っ張り防止訓練をしなくてはなりません
それを怠り結局飼いきれなくなって持ちこんだのだと思いました

順番にわんちゃんの説明をして、次に猫も見せてくれました

現在家庭動物相談所で勤務する職員は11名、そのうち犬と猫の世話(餌や散歩、掃除)をするのは4名だそうです

4名で犬31頭猫4頭(2014年1月10日現在)の世話をしています
噛む犬でも散歩するそうです

職員により、この噛む子はこの職員が、別の噛む子はこの職員が、、などとしているそうです
結局、愛情持って接していれば、神戸市みたいに「電話しつけ相談」にドックトレーナー(中塚圭子氏)雇って税金から時給4千円も払う必要ないんですよ
CCクロだって、収容棟に居る子に愛情なんて注がないわけだし、、
なんでわざわざ日本動物福祉協会CCクロに毎日1万円も税金から払わないといけないんですかねえ・・・
本来職員自らやることですよ
だからわたしは癒着だと言ってるんです


京都市家庭動物相談所は、のら猫の成猫の持込や引き取りを全て断っています
受けるのは、自力で生きていけない子猫と負傷、あるいは衰弱した猫です
これも他の行政とはかなり違い、いいことですね
ただ、警察が送ってくる成猫に関しては、仕方ないので受け取っているということです

それから、京都市が一般市民へ譲渡する際には、頭数や飼い主の年齢を決めてしまっていないというところは、すごく良かったと思います

一人暮らしの方には、散歩などに時間を取る犬よりも猫を勧めるということですが、家族や環境などにより、頭数を決めてしまってはいないことと、飼い主の年齢も決めてはいない
ただ、子犬・子猫から飼う場合は50代半ばくらいまで、、と、慎重にしているそうです

この飼い主の年齢に関して、他の、殺処分ばかりしてる行政のほうが緩いんですよね

「京都府」は、子犬子猫でも、65歳まで、、と、かなり規制が緩いです
京都府の佐藤センター長に言いました

20歳まで生きる子もいますよ
65歳なんかにしたら、85まで元気な人なんてめったにいませんよ
犬猫のことを本当に考えるなら、甘すぎます

今の人は昔の人に比べて寿命が短いんですから・・・」と、、

京都府も兵庫県も犬は一頭までとしています

でも、飼い主の年齢制限に関しては甘いんですよね
こんな年齢制限じゃ、また将来放棄されますよ

これができる行政とできない行政との差です

「京都市家庭動物相談所」平成24年度犬のデータ

飼い主持込 109頭
飼い主不明  71頭
譲渡      107頭
収容中死亡  16頭
殺処分     37頭

収容中死亡の数が16頭と多いのは、病気や高齢の犬でもできるだけ置いているということになると思います

小野寺さんは言います
「これで満足しているわけではありません」と、、、

京都市では、京都市民の方と協力をしています
今のところ、京都市以外に住む人との協力はしないということなので、京都市民の方、どうぞ見学などに行き、協力をしてください


今日は兵庫県庁人事課の山崎さんに電話をしました
兵庫県は、いくら言っても変えようとしない
淡路支所の内容と京都市の内容を伝えたら、人事課の山崎さんは驚いていました
いくら意見を言っても、結局人事課の人間が直接センターの人間や生活衛生課の人間に意見を言うわけではないんですね
そこは神戸と違うところです
神戸の場合は人事課が直接本人たちに言ってくれました

兵庫県の場合は人事課が関係部署の上の人間に伝えて、その人間かた通達が行くので、効き目が薄いんですよ
内部の人間同士はなあなあなので・・・

そこが、兵庫県は、なかなか話がいい方向に行かないところです

「京都府」もそうなんですよ
兵庫県と同じです
ただ、京都府は、いい結果が出せました(また後日書きます)
京都府庁の人事課の人2名と話したことがありますが、責任感が強いイメージがありましたね

「それはごもっともです
所属部の人間に伝えてそこから本人に伝えます」と言うので、

「それじゃ効果がないんですよ
人事課から直接言ってくれるのが効果があるから人事課に電話したんですよ」
と言うと

「わたしたちは、ただ単に意見があったことを伝えるだけではありません
本人がどう答えたか、必ず所属の上のものから返答させるようにしていますので」・・と

言い方も、責任感あふれる言い方でしたね、、

こういうところで、行政の違いが見えてきます

「京都市、まだまだがんばってほしいです
がんばって、モデル都市になって欲しいです
まち猫活動もひろまっているみたいですよ