2014年1月16日木曜日

ご支援のお礼/「兵庫県」のやる気なさ/「京都市」のがんばり

●1月10日付で、京都府のKさま(猫のエリちゃん&メロウくんの元預かりさま)から、5142円のご寄付を振り込みいただきました

いつも職場のみなさんから募っていただきまして、ありがとうございます
行政などから引き取る犬が増えましたので、大変助かります

●1月15日付で、大阪府のTさまより、3万円のご寄付を振り込みいただきました
Tさま、いつも多額のご支援をいただきまして、本当に、ありがとうございます

●昨日、初のお菓子の出荷をしました
2名の方よりご注文いただき、3か所に出荷させていただきました
売上額から原価(材料費、水道光熱費)を差し引いた利益分(売上額の40パーセント)の1344円を、当会の収入とさせていただきます
2名の方、ありがとうございました


●現在兵庫県動物愛護センターたつの支所にいる雑種犬を、ある方が譲渡申請をしておられます
「兵庫県」は、犬は1頭まで、、と、わけのわからない規制をしています
あなた方のような行政の人間には1頭しか飼う能力がなくても、2頭以上をきちんと飼える人はいるのですよ
と、わたしは言いたい

表面上は「譲渡候補犬」のみを1頭まで
としていますが、現在犬を飼っておられる方でも、そして兵庫県が譲渡審査で落とした犬であっても、特に気質的に難しいことが無ければ、希望者に審査や自宅訪問をした上で譲渡します
「裏譲渡」ですね
たつの支所の子は、現在「裏譲渡」の一時審査を終えて、2次審査待ちの状態です

もっと本気で譲渡事業をせねばなりませんよ

●「淡路支所」に、子犬が2頭います
打越(うちこし)所長に聞いたところ、推定2カ月半で人を怖がる、、
2頭いて人を怖がるということは、おそらく野ら犬の子でしょう
譲渡するのかと聞くと、それはなさそう・・
2.5か月なら人慣れさせられます
人慣れさせる気持ちのある職員を兵庫県が雇っていないだけです
↓子犬に写真を撮るのはストレスだと言って写真を撮りません
譲渡の努力もせず殺す人間たちがよく言いますね
たぶん子犬の写真を公示すれば飼いたいという人がたくさん出て来て、簡単に殺すことができなくなるから写真を出さないのだと思います
http://www6.ocn.ne.jp/~hy-douai/

淡路支所 平成24年度犬のデータ

[成犬](3カ月以上)
飼い主持込  59頭
飼い主不明 175頭
譲渡        4頭
殺処分    230頭

[子犬](3カ月未満)
飼い主持込  15頭
飼い主不明 243頭
譲渡       80頭
殺処分    178頭

子犬の譲渡というのは、他の支所に回して譲渡した分も含んでいます
淡路支所・三木支所の管轄地域はのら犬が多いので、その子犬も多いです
のら犬の少ない尼崎支所やたつの支所に回しています

しかし、この数字、どうですか?
子犬の殺処分もすごい数だし成犬の譲渡の少なさ・・

「兵庫県のやり方」を誇示しますが、誇示できる要素なんて何一つないのが、この数字をみれば一目瞭然ですね・・

淡路はのら犬が鹿などの野生動物みたいに生活していることが多く、農作物の被害が多いから、住民の苦情によりこういう結果になるそうですが・・

淡路島って、ひどいとこだなあ・・・って感じますね
苦情って、、おとといも書きましたが、野ら犬つくったのは人間のせいです
何被害者みたいに言ってんですかね・・

打越所長は、まあ、言い訳ばかりします
犬の気質がどうのこうのと、、

この前「京都府」や「京都市」の職員と話した際にも言いましたが、
できない行政(殺す行政)ほど、犬の気質がどうので譲渡できないなんて言い訳ばっかりするんですよ

はっきり言ってわたしらから言うと

「行政の人間の気質」に問題があるんですよ、、と

今、尼崎支所にもチワワがいますね
飼いたい人は連絡してくださいよ

「どうしても飼いたい」という、「強い希望」があれば、一般県民への譲渡審査に落ちた子でも、「裏審査」をして、「裏譲渡」してくれますよ

「してくれる」って書き方はへんなんですけどね・・
行政が助けないから助けるんだから・・・

1月10日に「京都市家庭動物相談所」にOさん(ナナ&コロちゃんの里親さん)と一緒に見学と話をしに行きました
担当職員は岩田所長と小野寺さん

特に小野寺さんの対応はすごくよかったですね
兵庫県の職員とは「職員の気質」の差、、がありすぎます

自分たちができている行政だけれど、ものすごくへりくだる
言い訳をしない言葉を出してきます

京都市は殺処分の際に、ガスを使わず全て麻酔の注射で殺処分します
小野寺さんは
「麻酔だからと言っても殺処分は殺処分ですよ」
「注射をうつということは、拘束する際に、犬や猫に恐怖感を与えます
麻酔だからいいと思っているわけではありません」

「この子の命を止めたなら、じゃあ、自分たちは何をしなければいけないのか?」

と、学ぶ気持ち、向上心があるわけです

命を助けたいからボランティアと協力しています
個人のボランティア数名が引き出しをしているそうです

現在は京都市から直接の譲渡よりも、ボランティアからの譲渡数のほうが上回っているそうです

廊下にたくさんのゲージがありました
外にも、大きなテントにビニールを張り巡らせて、その中で小型犬をひなたぼっこさせていました
収容室にも廊下のゲージにも、一頭ずつ、いつ入ってきたかと、飼い主持込か保護なのか、あと、「噛み注意」と、わかるように書いてありました

収容室に入って一番目のスペースには、ぱっと見て「猟犬」だとわかる子がいました
その前に小野寺さんが立ちはだかって言いました

「なんでわたしがここにいるかと言うとですね
手を入れて噛まれたらいけないということもありますが、この子に噛ませたくないんですよ
噛む場面を作りたくないということです」

と・・・

2番目のスペースにも、「猟犬」に見える子が、、、

小野寺さん
「この子は飼い主が持ち込んだ子です
引きが強くて飼えないという理由です」と、、

わたしがみたところ、猟犬の血は入ってると思いました
ですので、こういう子は特に子犬のころから引っ張り防止訓練をしなくてはなりません
それを怠り結局飼いきれなくなって持ちこんだのだと思いました

順番にわんちゃんの説明をして、次に猫も見せてくれました

現在家庭動物相談所で勤務する職員は11名、そのうち犬と猫の世話(餌や散歩、掃除)をするのは4名だそうです

4名で犬31頭猫4頭(2014年1月10日現在)の世話をしています
噛む犬でも散歩するそうです

職員により、この噛む子はこの職員が、別の噛む子はこの職員が、、などとしているそうです
結局、愛情持って接していれば、神戸市みたいに「電話しつけ相談」にドックトレーナー(中塚圭子氏)雇って税金から時給4千円も払う必要ないんですよ
CCクロだって、収容棟に居る子に愛情なんて注がないわけだし、、
なんでわざわざ日本動物福祉協会CCクロに毎日1万円も税金から払わないといけないんですかねえ・・・
本来職員自らやることですよ
だからわたしは癒着だと言ってるんです


京都市家庭動物相談所は、のら猫の成猫の持込や引き取りを全て断っています
受けるのは、自力で生きていけない子猫と負傷、あるいは衰弱した猫です
これも他の行政とはかなり違い、いいことですね
ただ、警察が送ってくる成猫に関しては、仕方ないので受け取っているということです

それから、京都市が一般市民へ譲渡する際には、頭数や飼い主の年齢を決めてしまっていないというところは、すごく良かったと思います

一人暮らしの方には、散歩などに時間を取る犬よりも猫を勧めるということですが、家族や環境などにより、頭数を決めてしまってはいないことと、飼い主の年齢も決めてはいない
ただ、子犬・子猫から飼う場合は50代半ばくらいまで、、と、慎重にしているそうです

この飼い主の年齢に関して、他の、殺処分ばかりしてる行政のほうが緩いんですよね

「京都府」は、子犬子猫でも、65歳まで、、と、かなり規制が緩いです
京都府の佐藤センター長に言いました

20歳まで生きる子もいますよ
65歳なんかにしたら、85まで元気な人なんてめったにいませんよ
犬猫のことを本当に考えるなら、甘すぎます

今の人は昔の人に比べて寿命が短いんですから・・・」と、、

京都府も兵庫県も犬は一頭までとしています

でも、飼い主の年齢制限に関しては甘いんですよね
こんな年齢制限じゃ、また将来放棄されますよ

これができる行政とできない行政との差です

「京都市家庭動物相談所」平成24年度犬のデータ

飼い主持込 109頭
飼い主不明  71頭
譲渡      107頭
収容中死亡  16頭
殺処分     37頭

収容中死亡の数が16頭と多いのは、病気や高齢の犬でもできるだけ置いているということになると思います

小野寺さんは言います
「これで満足しているわけではありません」と、、、

京都市では、京都市民の方と協力をしています
今のところ、京都市以外に住む人との協力はしないということなので、京都市民の方、どうぞ見学などに行き、協力をしてください


今日は兵庫県庁人事課の山崎さんに電話をしました
兵庫県は、いくら言っても変えようとしない
淡路支所の内容と京都市の内容を伝えたら、人事課の山崎さんは驚いていました
いくら意見を言っても、結局人事課の人間が直接センターの人間や生活衛生課の人間に意見を言うわけではないんですね
そこは神戸と違うところです
神戸の場合は人事課が直接本人たちに言ってくれました

兵庫県の場合は人事課が関係部署の上の人間に伝えて、その人間かた通達が行くので、効き目が薄いんですよ
内部の人間同士はなあなあなので・・・

そこが、兵庫県は、なかなか話がいい方向に行かないところです

「京都府」もそうなんですよ
兵庫県と同じです
ただ、京都府は、いい結果が出せました(また後日書きます)
京都府庁の人事課の人2名と話したことがありますが、責任感が強いイメージがありましたね

「それはごもっともです
所属部の人間に伝えてそこから本人に伝えます」と言うので、

「それじゃ効果がないんですよ
人事課から直接言ってくれるのが効果があるから人事課に電話したんですよ」
と言うと

「わたしたちは、ただ単に意見があったことを伝えるだけではありません
本人がどう答えたか、必ず所属の上のものから返答させるようにしていますので」・・と

言い方も、責任感あふれる言い方でしたね、、

こういうところで、行政の違いが見えてきます

「京都市、まだまだがんばってほしいです
がんばって、モデル都市になって欲しいです
まち猫活動もひろまっているみたいですよ

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