2014年1月23日木曜日

ご支援のお礼/野犬は悪くない/近畿地区の会議に要請

●ご支援のお礼
大阪府のNさまより、1万円のご寄付をいただきました
サークルも2点いただきました
他にもたくさんいただいたのですが、Nさまにいただいた物資と、ムーニーママにいただいた物資の写真を今日撮れませんでしたので、また掲載させていただきます
いつも応援いただきまして、ありがとうございます

●1週間前から、神戸市西区の野犬について、いろんな人に電話をしていました
西区についてはモラルが低すぎる
昔ながらの田舎とニュータウンが混在してることで、野犬が野山から人目につくところに出てきて苦情となり、野犬が捕獲機でつかまる
モラルの低さについては、2年半引き取りしてきた「神戸西警察」にやってくる犬と多さ、、これをみると西区のひどさがわかりますし、それと並行して野犬が神戸市につかまる量がはんぱじゃないので、そういうところからモラルが低いと思えてきます

ではなぜ野犬が多いのか、、
結局は、犬を棄てる
迷子になってもほったらかし
猟に連れていって置き去り
見つけた放浪犬を捕まえて飼うこともしないくせに餌を与え続ける

こういった理由ですね

結局は、行政による啓蒙・啓発活動の不十分さというものも多いに関係しています

田舎度は、北区と変わりません
いや北区の方が田舎の面積が多いでしょう

なのに北区では何年も捕獲機をしかけることがないそうです
北区の監視事務所に聞きました

電話に出た担当者は、10年前は西区にいたそうですが、西区はものすごいと言ってました

わたしが、元を正さないで捕獲だけしても何も変わらないことを伝え、捕獲に反対だと言いました
「捕獲機で捕まえることに反対する人もいるでしょ?」

「はい
その場合は力関係で反対する人の方の意見が強ければ捕獲を取りやめることもあります
反対する人に、餌をしかけている捕獲機のドアを閉められたり、ひどい時は捕獲機を川に沈められる時も・・
そういう場合は捕獲をあきらめることもあります」と、、、


西区の衛生監視事務所の馬場さんや河村さんにも言いました

「苦情を言う人の意見だけ聞いて、反対する人の意見を聞かずに捕獲するのはおかしいんじゃないですか?」

「でも仕方ないんですよ
狂犬病予防法に基づいてやってるので」

「反対する人も同じように税金払ってるんですよ、狂犬病なんて、もう何十年も出てませんよ
広報などでもっと啓蒙しないからこんなことになるんじゃないんですか?」

「たまに載せてますよ」

「何て?」

「狂犬病予防接種の時期に、その案内と一緒に、最後まで飼いましょうって」

そんなんじゃだめですよ
それでこんなことになってるんだから
なぜのら犬やのら猫ができたか?
棄てる人やいなくなってもほったらかしの人、狩猟で置き去りにする人間が原因で、、そのうえそういう犬や猫に対して、捕まえて飼うこともしないのに餌やって栄養つけさせて不幸な子犬・子猫をたくさん産ませ、その子たちが殺処分になっている
全て人間の責任だと、、
だから最後まで飼いましょう、、と
いなくなったら警察と神戸市動物管理センターにすぐに連絡しましょう、、と

そういうふうに書かないと効果ないですよ

あと、押部谷の高和で、牧場の持ち主がセンターに捕獲機を借りてしかけました
今センターにいる子です
明日迎えに行く予定ですが・・・

徳弘センター長に言いました

「西区は牛牧場がたくさんある
捕獲機を貸した牧場主に言ってください
のら犬は餌を探しているのだから、牛の餌を食べに行くのは当たり前
捕獲機でのら犬を捕まえて殺す(殺処分に送る)なんてどうかしてる
犬がいつでも食べられるところに牛の餌をおくのが悪い

食べられたくなかったら、犬が入らないように柵をするべき
防御もしないで犬に対して怒り殺すなんて許せない
これじゃ犬に餌付けしてるのと同じですよ
早急に柵を作るか、それができないなら、昼間牛を外に出している時は牛の餌を置かない
夜、牛舎の中でだけ餌をあげるようにすればいい

こういう苦情があった事を牧場主に言ってください」と、、

市役所の竹原氏にも、この話をして、竹原氏からもセンター長に言ってもらいました

竹原氏には、西区の衛生監視事務所の馬場さんにも電話してもらいました

「井上さんから啓蒙もせずに捕獲機を置いて野犬を捕まえることに苦情が来ている、、
のら犬がいることに苦情を言ってくる人に対して、なぜ野ら犬がいるようになったか、、
人間の責任なんだと言ってください」と、、

竹原氏にお願いする前に馬場さんにも言いましたが、馬場さんは
「苦情を言ってくる人にそんなことは言えない」と言われたので、、、

で、今日昼ごろ確認のために竹原氏に電話をしました

竹原氏は
「センター長と馬場さんに伝えた
そのようにして行くって言ってましたよ」と、、

広報については、どのようにしていくのかを聞いていたところ、今日午後2時から近畿二府四県の本庁(府庁・県庁)の担当者と、独自でセンターを持っている政令都市・中核都市の市役所の担当全てが集まって会議を開くことを知りました

センター側も、希望者が出席すると・・
竹原氏も、そろそろ京都府(今回は京都府が当番なので京都府で会議するそう)に向かおうと思っていたと、、、

それはナイスタイミング!と・・

じゃ竹原さん!
近畿二府四県全ての広報に年四回(西宮市が年4回なので)、啓発の文章入れるように会議で言ってくださいよ
わたしがさっき言ったことを、、
広報だけでなく、狂犬病予防接種の案内にも必ず入れるように・・

竹原氏
「いや会議でそれは言えませんよ
そんな権限ないんで・・」

「一番大事なことですよ
頼むから言ってくださいよ」

「井上さんの気持ちはよくわかりますよ
ただ今回は京都府が当番なので京都府に言ったほうがいいですよ」

「もちろん京都府にも言うつもりです
でも竹原さん、発言することがあったら、これ押してくださいね」

「わかりました」

で、すぐに京都府庁の神村氏に電話を・・・

神村氏
「今日の会議の議題はもう前から決まってるので、他に時間とれないんですよ」

「もう決まってるたって、大事なことなんですよ
啓蒙しないからこんなに殺処分が多いんじゃないですか」

「言うかどうかわかりません
時間があれば言います」

「時間があればじゃだめです
絶対言ってください」

「絶対は無理ですよ」

「たった3分ほどのことです
今わたしが言ったでしょ
それを言ってくれればいいですから」

「じゃ会議の冒頭で少し言います」

「なんて言うか内容覚えてますか}

「全部は覚えてないです」

「じゃ、今からメールしますので、それを言ってくださいね」

となり、メールして、確認の電話を、、

送信メールを印刷して、全員に配ってください

と・・

神村氏はわかりました、、と

わたしが行政に対していろいろ電話したり直接行って話したりしてることを知っている行政の人は多いです
このブログを読んでいる行政の人もいます

神戸市・兵庫県・京都府の人が見ていることは知っています
意見する時に
「ブログに書く」と必ず言ってましたので

姫路市のセンターの人がわたしの知人に
「井上さんから電話がかかったり、来て欲しくない・・」と
苦笑いで言ってたそうです

兵庫県動物愛護センターの人もそう思ってるみたいです
そう思われたほうがいいんですよ
わたしも最初から、職員たちが読んでいることを意識して書いてますしね

以下が京都府庁神村氏に送ったメールです
広報紙は掲載枠が限られているので、できるだけ短い文章でわかりやすく書きました

あとは、今日、神村氏がきちんと話したか、、
各行政がそれをやろうと思っているのかなど、、確認もしていきます

おそくても4月の狂犬病予防接種の時期には、必ず載せてもらわないといけませんので、、

会議前に神村氏に送ったメール↓

福知山市の「全ての生命を尊ぶ会」の井上からの要望です

近畿二府四県内に存在する、全ての各都道府県と市町村の広報と、狂犬病予防接種の案内書(犬を飼っている各家庭に毎年送られるもの)
に、下記の内容の文言を入れてください
広報に関しては、年に4回は入れるようにしてください
(のら犬・のら猫への苦情が多いため、、
と申請して、4回掲載されるよう、担当者は、精いっぱい努力をしてください)

掲載文

犬や猫を捨てる人やいなくなっても探さない人、猟犬を置き去りにする人、去勢手術をせずに餌をやる人が原因で子犬、子猫を含めた不幸な犬や猫を増やしています
行政による犬・猫の殺処分を無くすため、
最後まで責任を持って飼いましょう
万一いなくなったら、すぐに警察・保健所・動物管理(愛護)センターに連絡しましょう
行政では、適正な審査をした上で譲渡事業もしています


このメールの最後に「譲渡事業もしている」と書いたのは、行政の子たちに里親が付くようにするためです
ただ、文章のなかに「殺処分」という言葉を入れないと、みんな助かると誤解されるので入れています

広報にそれをきちんと書く行政にならなければなりません

●今日、「神戸市動物管理センター」に2名の飼い主が4頭のダックスを持ち込みました
みなみ氏によるとすべて推定5歳くらい
性格も問題なさそう・・と

1名は3頭を持込
「理由」
お金が無くホームレスになるので犬を手放す

1名は1頭を持込
「理由」
不景気で経済的に厳しく、ペット不可の家に引っ越すため


「啓蒙」がいかに大切か、、
目の前の動物を保護することは、病気でいうと「対処療法」
不幸な動物がいなくなるよう、啓蒙することは「原因療法」

当会は、この両方を並行してやっていきます
「社会を変える」ために

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