2014年2月28日金曜日

ダックス「ジョイ君」正式譲渡へ/トラくん

●大阪府のKさま宅でトライアルしていただいていたダックスのジョイくんが、1カ月間のお試し期間を終えて、正式譲渡となりました(^-^)

いただいたメッセージです
↓手前が先住ダックスのそらちゃん、向こうがジョイくん

 ↓手前がジョイくん

 ↓右がジョイくん、左がそらちゃん


お久しぶりです。
連絡が遅くなってしまい申し訳ございません。

そらとの相性はよくなってきました。
そらが慣れるまでゲージに入れたりしていましたが、最近はゲージから出して一緒に過ごしています。ここ何日間で一緒に寝たり散歩も仲良くしています。

ジョイくん自身は、ご飯もしっかり食べて、散歩が大好きみたいで よく外に出たがります。

ただ男の人を怖がっていて、彼氏には慣れたのですが 私の実家に連れて行った時、父親を怖がったりします。


しつけもあまり行き届いていなかったのか、トイレシートで全くトイレができなかったり、うんちやおしっこを歩きながらして踏みまくって大変です(_;


それでもなんとか一つ一つクリアできるように一緒に頑張りたいと思います!

ジョイくんを正式に飼わせていただくことを決定します!


Kさまは、20代の女性の方です
先住のそらちゃんは、知人の方が飼育不可能になり譲り受けられた子です
もう一頭飼っておられたのですが、そのダックスが亡くなられ、今回迎えてくださいました
Kさまは元々お母様が可哀そうな犬を次々飼ってこられたということで、Kさまは、子どものころから保護犬と暮らしてきたそうです

お話をいただいた時、年をとっている子でもどんな子でもいい・・
ただ、仕事で留守が長いので、ケアが必要な子は可哀そう・・というお話でした

ですので、最初、片目のチワワのポッキー君が気になるとおっしゃってくださったのですが、お届けした際にポッキーくんが先住のそらちゃんにかなり威嚇しました

ポッキーくんが先住さんとの相性が悪かった場合に備えてダックスの「ジョイくん」も連れて行かせていただくことにしていました

「ジョイくん」は、動じないタイプで、元々住んでいたように振る舞い、そらちゃんにも問題なしで、、
そらちゃんのほうがちょっと怖がってるかな?って感じでしたが
「ジョイくん」のお試しを決めていただきました

時間をかけてゆっくり慣らしてくださり、正式譲渡となりました

いただいたメールにありますように、Kさまは彼氏さんと住んでおられます
お届けの日に、彼氏さんともお会いしました

Kさまがダックスを2頭飼っておられてから知り合われたそうで、彼氏さんもわんこが大好きです

里親さがしをする場合、一人暮らしの方や同棲のカップルはだめという譲渡者もいますが、当会はそうではありません

ただ、どなたに対してもですが、事前にメールと電話でいろんなお話をさせていただきます

その際に、言葉遣いや、礼儀正しさ、責任感、動物に対する愛情など、いろんなものを感じ決めさせていただいています
もちろんお断りする方も多数います

収入面も大切ですね

子犬などは留守の短い方でなければ難しいです

ジョイくんの場合は成犬ですし

わたしが率直に聞いたのは

「この先彼氏さんと結婚せずに別れた場合は、わんちゃんをどちらが世話しますか?」

Kさまは
「わたしが世話をします」と

それから、Kさまはお若いですがしっかりとした収入もあります

いくら
「別れた場合わたしが世話を」と言っていても、生活力がなければ結局は動物を不幸にしてしまいますので・・

ご自宅も、そらちゃんがのびのび暮らせるようにワンルームから広いおうちに引っ越しされた方です

ジョイくんは、兵庫県内の警察にいた子です
毛の手入れがよくなかったし痩せていたので元飼い主が棄てた可能性があります
管轄のセンターに送られると殺処分される可能性があるので保護しました

Kさま宅の子になれて、本当によかったです

トイレが大変ということですが、よろしくお願いいたします
そらちゃんも仲良くしてくれて、ありがとう(^-^)

●柴老犬の「トラ」くん

トラくんも譲渡して1カ月たちました
電話でようすを聞いてみましたところ、3人の子供さんや、家の前を通る小学生たちにも可愛がられて、とても幸せなようです

老齢ですが1日2回の散歩を喜んでいるようです

トラくんは、2年前に神戸市北区の実家にいた時に近所に迷い込んだ子です

実家の村は迷い込むようなところではありません

両隣の村とかなり離れており、おそらく老齢でみた目もしんどそうになってきたトラくんを元飼い主が棄てたと思います
警察と「神戸市動物管理センター」に、保護していることを伝えましたが、飼い主からの連絡はありませんでした

保護した時は、この子はもうそんなに長くないかも?と思いましたが元気になってくれて、そして優しい里親さんに巡り合えてよかったです

老齢なのを理解してくださり
ご主人が
「あと2年くらい生きて欲しいな・・」
とおっしゃってくださいました

トラくん、いい方のおうちの子になれて、よかったね(^-^)

2014年2月27日木曜日

「兵庫県動物愛護センター たつの支所」/「姫路市動物管理センター」

●25日(月)に「兵庫県動物愛護センター たつの支所」に行って、雑種犬の譲渡申請をしてきました

そして今日、たつの支所の職員2名が当会に審査に来てOKでました
来週頭に迎えに行きます

背中にできものか腫瘍があり、脱肛気味・・7~8歳のオス
相生(あいおい)警察に2~3週間いたが飼い主の迎えがなかった子です

●同じく「兵庫県動物愛護センター」の豊岡福祉事務所にいたビーグルMIXも、同じ日に申請するつもりでしたが、1次審査で通り、本日2次審査も通りました

来週3次審査だそうです
3次審査を通れば「兵庫県」から県民に一般譲渡されますので、当会が「裏譲渡」の申請をする必要はありません
↓たつの支所玄関(小さな建物です)

●その帰りに、「姫路市動物管理センター」に行きました

↓猫舎
 ↓ドッグラン

↓まるお君

所長を含む3名の方と2時間お話しました
いわゆる「行政の人」という感じが全くなく話しやすく、動物に対する愛情も感じられるのですが、その割に殺処分は多いなと、、

犬の場合、家島から来る野犬の子が半数を占めるということですが、その数を除いても人口50万都市の割には多いです

市民の協力があればもっと減らせると感じました

尼崎市も市民ボラの協力のおかげで殺処分をかなり減らしています

姫路市にお住まいの方でボランティアできる方、当会までご連絡ください
(平日に時間の都合が付く方、ぜひお願いします)

0773330023

全ての生命を尊ぶ会
井上弥生

●現在「兵庫県動物愛護センター 三木支所」に老犬がいます
どなたか、「裏譲渡」で、救いの手をあげてくださいませんか?


「姫路市動物管理センター」にも老犬がいます
センターではよく泣いているそうですが、家の中で飼えば鳴かない可能性あると思います

殺処分秒読み段階の子は毎日毎日います
救えるのは「無償の愛」を差しだせる「あなたの手」のみです

犬2頭をあずかりさまへ/「京都府」の犬を里親募集

●「京都府動物愛護管理センター」が、人慣れが難しくセンターからの一般譲渡が無理と判断したために引き取ったのらの子犬2頭ですが、Oさま宅にお願いした方の子はすでに慣れて里親募集をしています

Oさま宅の3頭とも遊んだりして、子供さんたちにもよくなついています

センターからOさま宅へ行って翌日には慣れたという「みいちゃん」です
↓ペットのおうち
https://www.pet-home.jp/dogs/kyoto/pn31171/

すでに数名の方から希望をいただいており現在交渉中です
数日後には決定すると思います

そして、この兄弟の子ですね、、
わたしが1週間みて、昨日Oさまにお願いしました
この兄弟は人慣れに少し時間がかかりそうですが、現在少しだけ慣れてきました

ゲージから出す時や抱っこする時に最初の2日は噛まれましたが、コツを覚えてわんこが怖がらないようにすれば噛んでこなくなりました

Oさま宅で引き続き慣らしていただきます

●チワワMIXのクレアは、あずかり→飼うと言ってくださっていた方の先住犬の目を噛んでしまった子です
犬に難しい面があると思うので、うちにいる時は隔離していました↓





こういった見た目可愛く若い子には、意識の低い方からの希望が多いのと、この子の場合、一頭飼いでないと難しいので、里親探しが難航しています
滋賀のあずかりのOさまが、マルチーズの花ちゃんに引き続き、このクレアも隔離であずかってくださることになり、お願いしました

時間をかけていい方をみつけたいと思います

●クレアにのあずかりのOさまより、ご支援として5千円をいただきました

いつもありがとうございます


●「京都府動物愛護管理センター」の雑種犬を緊急募集します

性格はいいのですが「フィラリア陽性」という理由で、センターの審査に落ちましたので、緊急募集します

↓子犬をあずかってくださっていますOさまが掲載してくださっている「ペットのおうち」
https://www.pet-home.jp/dogs/kyoto/pn31407/

2014年2月26日水曜日

ベリー/蒼空くん

●あすかりのKさまより報告いただきました

↓ベリーがKさま宅へ行った夜にいただきました



シェリーとベリーと一緒にお散歩に行って帰宅後くつろいでます。
数時間ですっかり我が家の家族になりました。寂しく無い様にしてあげますね。でも私が居なくなると心細いようですね。お洋服もピッタリでした

翌日いただいたメール↓

2日目シェリーと些細な事で少しもめたりもしました。まぁ社会性もお互い見に付けて欲しいので見守りつつ慣れて行って貰います。置いて行けれた心の傷がある様ですね。どんな飼育環境だったのでしょうか?これから忘れさせてあげようと思います 素直なとても良い子ですね。

この姿はお散歩の後ホカホカのリビングで伸びて寝ている所をパチリ
明日はわたちカットに行って来ます^_^


とっても優しいご一家に迎えられて、ベリーは超幸せものです(*^_^*)
Kさま、ありがとうございます


●里子に行った蒼空くんです


おはようございます。

蒼空を譲って頂きありがとうございました。

土日で蒼空は、主人に懐きベッタリです。

昨日は、初めてのお留守番でしたが大人しく寝てました。

餌も、よく食べてくれてとても良い子で本当に井上さんには感謝しきれません。
ありがとうございました。
随時、蒼空の様子連絡させて頂きますね。
では、失礼します。


Iさま、こちらこそ、大変感謝しています
本当に、ありがとうございます

2014年2月24日月曜日

柴犬を譲渡/ご支援のお礼/「陽」と「チャーミー」里親募集

●本日、福知山市のTさまに柴犬を譲渡しました
飼い主が、自身の病気を理由に区役所に持込み、「神戸市動物管理センター」に送られました

「神戸市」が「高齢」を理由に殺処分対象にしたので引き取りました
マルチーズの花ちゃんと同時に引き取った子です

10歳 オス 名前「チャチャ君」になりました(^-^)

16歳で亡くなった先住の柴くんは「チャチャ丸」君という名だったそうです

「両丹日々新聞」の里親募集で決まりました

写真が前の子に似ていたということで、今朝希望の電話をいただき、すぐに譲渡に行きました

先日「ゴンダ」を滋賀にお届けに行った際にカーナビの画面を噛まれて故障中のため
待ち合わせ場所まで迎えに来ていただきました

カーナビ、修理すると3万以上かかると言われ・・
がまんするしかありません・・
先日の蒼空くんの譲渡は地図と優しいガソリンスタンドの店長のおかげで迷わず行けました
店長さん、パソコンの画面の地図を見せて説明してくれ、その上プリントアウトもしてくれて、、嬉しいですね

アナログにはアナログの喜びが(*^_^*)

チャチャくん、神戸市動物管理センターの収容室で数日がまんをし、うちでは猫舎に一人でいました
(土間の猫舎が今は空いていて、寒くないように全面ビニールを貼ってるので、そこに、服を着せて毛布を敷いて入れていました)

このチャチャくんは、元飼い主の家で室内飼いだったので(からだから室内の化学物質の匂いがしたのでわかりました)、新聞でも、「室内飼い希望」で募集をしました

そこへTさまが連絡をくださり、前のチャチャ丸くんも家の中で飼っておられて、フィラリア予防もしておられて、、
そして、ご自身の年齢を考えると、これくらいの子がいいとおっしゃってくださって・・
いい方に巡り合えて、チャチャくん、よかったねえ(^-^)

↓チャチャくんとご主人

60代前半のご夫妻で、まだまだお元気で、チャチャ君もいっぱい散歩させてもらえてよかったです
チャチャくん、めちゃめちゃ元気なんですよね
走るの早いし、散歩大好きで、、
わたしも全速力で一緒に走ったりするくらいです
時々走ってあげたら喜びますので(^-^)

さきほどTさまにお電話したところ、奥様が
「とても10歳に思えない若々しさです
靴を持ってきたり、取りいれた洗濯ものを噛んだりして、子供のようです
可愛い子をありがとうございます」
と、楽しそうにおっしゃっていただきました

今日、早速福知山市役所に登録に行ってくださいました(^-^)
前のチャチャ丸くんは、地元の中丹西保健所から16年前に子犬の時に迎えられたそうです

●Tさまは、当会のブログをご覧くださっており、猫トイレ用の新聞紙と、5千円をご支援としていただきました
Tさま、ありがとうございます
どうぞチャチャくんを、よろしくお願いいたします

●チャチャ君が幸せへの道を歩みはじめたので、帰り道に「両丹日々新聞社」に寄って、今度は「チャーミー」の募集をお願いしてきました
「ペットのおうち」にも掲載しました

チャーミー、わたしには1週間で慣れて、もうべたべたの甘ちゃんです
子犬のようになついてきます
↓「京都府動物愛護管理センター」から引き取った「チャーミー」


それから、飼い主が「経済的理由」により、「区役所」に持込み「神戸市動物管理センター」に送られたダックス「陽」

「陽」も年齢を理由に殺処分対象になったので引き取りました

ちょっと難しい面がある子ですが、少しずつ慣れてきて、めちゃめちゃ可愛いです
まだ慣れは完全ではないけれど、理解のある方になら譲渡できます
きっと、これまでの生活で人間不信になることがあったのでしょう
そういう「陽」が半分くらいですが心を開いてくれるのが、めちゃめちゃ嬉しいですね

↓ペットのおうち「ダックス 陽 里親募集」
陽もものすごい運動能力です
平地は全速力でかけっこの散歩です(*^_^*)
陽も走ることをとても喜びますので
とても10歳とは思えません(笑)
https://www.pet-home.jp/dogs/kyoto/pn31353/

陽は、他の犬とは難しい可能性があるので、土間で一人でいます
服を着せられませんので(うなるので)カイロで寝床をあっためています

うなる時もあれば、「大好き大好き」って、ピョンピョン飛んできたり、かわいいですよ(^-^)

2014年2月23日日曜日

ベリーをあずかりさまへ/ご支援のお礼

●本日、ベリーを京都府のあずかりのKさまにお願いしました

Kさまはブログを見て連絡をくださった方で、これまでの保護経験のある方です
中間位置の亀岡で待ち合わせをし、ベリーをお渡ししました
↓娘さんと来てくださいました

↓は、うちに来て間もなく、娘が、奈良で保護した猫のみいを連れて帰ってきた時に撮った写真です
 ↓下腹部に玉子2個大の腫瘍が


おそらく、この腫瘍が原因で飼い主が路上に棄てたと思われます
「神戸市動物管理センター」が「殺処分対象」にしので引き取りました

腫瘍についてあずかってくださるKさまと話しました

わたしは保護を始めて、これまでたくさんの犬や猫をかなり動物病院に連れていき
ました
わたし自身については、病気に関しては、病院よりも食事や生活環境改善が大切だと思っています

ただ、動物はしゃべれないので、「この子のために」と思い、助けたい一念で病院にかけてきました
だけど、病院って、結局そんなには信用できるところではない
と思いました

けがや骨折、避妊・去勢手術などではもちろ頼れます
(ただしその場合も腕がよく気持ちのある獣医師しか信頼していませんが)
ただ、病気について・・です

やはり人と同じ「食」「環境」が一番大切だと・・
特に犬は食べ物が人間に近くわかりやすいです

そして腫瘍なんかも、やはりその子の一部として、受け止めていきたいと思います

2年前に神戸西警察から保護した老柴犬が睾丸のがんで手術で摘出しましたが、結局間もなく亡くなりました
おそらく他に転移していたのだろう・・と獣医師に言われました

ベリーの場合、悪性なのか、良性なのかわからないです
うちに来て1カ月弱ですが、その間に大きさは変わっていないです

元気さは十分
ただ、良く食べるわりに痩せているのが気になります

うちにいて、少ない時間しか散歩をしてあげられないよりは、あずかりさまのところでのびのびと、そして可愛がってもらえて精神が充実して・・
そして、フードにも気をつけていただけますし、、
あと、お願いしましたのは、化学物質に気をつけてください・・と

動物は、特に床に密着して生活していますので、床の拭き掃除に「マイペット」「マジックリン」「クイックル」などの化学物質を使わずに、できるだけ「水拭き」をお願いしました
あと、「水のいらないシャンプー」や、「身体を拭く濡れたシート」なども化学物質だらけですので控えてください・・と

欲を言えば、洗濯洗剤なども、「せっけん洗剤」など、自然なものを使ってください
とお願いしました
動物が使う毛布や、ご家族の方に使われる「洗濯洗剤」を、自然なせっけん洗剤にすることにより、動物の健康状態が良くなりますので、、と

それから、「玄米」には解毒作用があるので、できましたら「玄米」か、「5分づき米」や「胚芽米」など・・
からだにいい「ぬか」や「胚芽」が残っている「ごはん」もあげてください・・と
野菜も食べるようであれば「有機野菜」などもからだにいいです・・と
(ただし玉ねぎやねぎ、ニラなどは犬には禁物です)
お願いしました

将来もし、具合が悪くなり、お仕事で家においておくのが気になるとか、、
見ているのが辛い状態とか、、そういうことがあれば、いつでも引き取ります
その時に、もし他の子であずかっていただけそうな子がいましたらお願いします

と、お伝えしました

そういうの、全くOKだと、わたしは思うんです

うちは数が多いのであまりかまってやれませんが、ベリーは人が大好きで、今、元気で散歩が大好きです
ものすごい速さで急な坂道でも疲れ知らずです(*^_^*)
そしたら今はそのベリーの希望をできるだけかなえてくださる方のところでみていただいた方が精神的にも安定します

愛情がある方が世話するなら、世話する人間が途中で変わっても全く問題ないと思っています

Kさま、よろしくお願いいたします

●Kさまより、「交通費」にしてください
と、3千円のご寄付をいただきました
そして、他の子にと、フードとタオル類もいただきました
ありがとうございます(^-^)
↓いただいたフードです


●人も動物たちも健康で寿命をまっとうするために

↓当会ホームページ「くらしについて」をご覧ください

2014年2月22日土曜日

里子便り/ご支援のお礼

●昨年12月25日に「神戸市動管」から引き取った「ジョンくん」
「神戸市」は「元気すぎる」という理由により殺処分するというので引き取りました
京都府の里親さんが1月半ばにお見合いに来てくださり、2月2日に譲渡しました

少し前にいただいたメールです(*^_^*)



井上さん

お久しぶりです。なかなかご連絡できず、すみません。

ジョンですが、寒波までに小屋が間に合わなかったので3日ほど玄関で過ごしてました。初日は緊張もあったのか、上に上がることもなく大人しく過ごしたのですが、次の日からだんだん本性?を見せ、上に上がったり娘の靴をかじったりしてました( ;´Д`)娘もジョンが大好きなので、すぐ横に座るのですが、怒ることもなく仲良く座ってました。


奥様はご実家でラブを飼われたご経験があります
ご主人の手づくりハウスが「愛」をものがたっていますね
子供さんは「わんわん大好き」だそうです(*^_^*)
ありがとうございます

●警察のビーグル

兵庫県のある警察署に運び込まれたビーグルMIXの女の子

この子もいい里親さんに恵まれました

「緊急里親募集」をかけさせていただき、10名ほどの希望者の方から意識の高い方を選ばせていただきました

2月13日、譲渡翌日にいただいたメール↓

こんにちは。
昨日はありがとうございました。

ワンコはレミーと名付けました。
帰りの車内で泣きっぱなしの娘も、時折レミーが後部座席から顔を出すと笑ってくれたので助かりました。

その後娘もレミーも爆睡。初対面の人間の車で大胆ですね()

小屋は暖かくしているのに夜も入ってくれていないかも知れません。
勝手口の辺りに伏せているので、カーペットは敷いてみたのですが…
無理に小屋に入れなくて良いでしょうか?

あと、動物病気にかかろうかと思うのですが、ワクチン等全て未接種ということになりますよね?

色々お聞きしますが宜しくお願いしますm(_ _)m

(二通目)
ご返信ありがとうございます。

今朝見たら、小屋に入っていました!
入りやすいようビニールは張らなかったのですが、雪が降る予報があったのでカイロを敷いておきました。

ダンボール→カーペット→毛布
の順に敷いて、ダンボールとカーペットの間にカイロを貼りました。
引っ張り出したりのイタズラは今のところありません。

昨日動物病院に電話をして、来週()の診察予約をしました。
狂犬病は3月か4月にするつもりです。
ワクチン含めて先生に相談しますね。
()にフィラリアも検査してもらえそうです。(-)だと良いのですが…

今週バタバタしてまだマトモな写真が撮れていません(T_T)
()までには可愛く写してお送りしますね。

(三通目)



井上さま

こんばんは。
レミーはトイレも散歩の際にしてくれるようになりました。
落ち着いたらコマンド訓練してみます。


レミーちゃん、とっても愛されて幸せですね(*^_^*)

●警察のパピヨン
この子もレミーちゃんと同じ警察にいた子です
2月14日譲渡となりました
いただいたメール↓



こんばんわ。
先日はお世話になりました。

引き取った日、私がお風呂にいれ
カットしたのですが
今日トリミングが予約できたので
連れていきました。

お写真見れますでしょうか?

後、当日に健康診断、フィラリア検査を
してもらったのですが
健康状態は良好でした。

フィラリアは薄く陽性でした。
やはり外で飼われていたのでしょうか?

1年間フィラリア予防のお薬をのませ
一年後にまたフィラリア検査をします。

家での状況は、私にしかあまりなつきません。
旦那も頑張ってくれてはいるのですが。笑

トイレもどこでもしてしまいます(>_<)

抱っこ、頭をなでるなど
触れようとすると少し怯えます。
前の飼い主さんに叩かれたりなどしたのかな?
など考えてしまいます。

先住犬のぷぅ、ぺろ(猫)とは
ケンカすることなく
徐々に興味をもちあっています。

また何かあれば報告させていただきます!

ありがとうございました!


警察に来た時は毛玉だらけで飼い主が全く可愛がっていないのがわかりましたが、見違えるようになりました(*^_^*)
ユニークな写真を送ってくださりありがとうございました
お若くとてもしっかりとされたご夫妻が、高齢のわんちゃんを救ってくださり、とても感謝しています
ありがとうございます

●昨日譲渡した「蒼空(そら)くん」と同じ、うつにより自殺した飼い主に飼われていて、一足先に里親さんが決まった「ポッキー君」





↓いただいたメッセージ

井上様

ポッキーも大分慣れて来てお腹を向ける様に成りました。
悩んでいた餌の方もアイムスのラム&ライスだったら美味しいそうに食べてくれます。


幸せそうで良かったです(*^_^*)
ポッキー君と蒼空くんの元飼い主の父親は、知人に「すぐにでも保健所に持って行ってくれ」と言ったそうです
恐ろしいです・・

今日掲載した4頭とも、殺処分になってしまう子たちでした

とっても幸せにしてくださっています里親さまたちに、感謝の気持ちでいっぱいです
本当に、ありがとうございます

●ポッキーくんの里親のTさまが、トイレシート2袋を送ってくださいました↓


昨日出かけた帰りに買い忘れて、今日0枚になってしまったところへ「ゆうパック」が届きました
絶妙なタイミングだったので「すごいなあ」と(*^_^*)

消費が早いので助かります
Tさま、ありがとうございました(^-^)

2014年2月21日金曜日

「ごう君」譲渡へ/「まり」をあずかりさまへ

●本日、ダックスの「ごう君」を大阪府のIさまへ譲渡しました

「ごう君」は、「ポッキー」と同じ、うつにより自殺した飼い主に飼われていました

ごう君は10歳を過ぎてるということですが、とってもおだやかで何とも可愛い子です

1月10日に、当会に保護を依頼した方が動物病院に連れて行き(お金は亡くなった飼い主の父親が
負担)去勢手術と歯石取りを・・

1月11日に、神戸市から引き取った野犬の避妊手術の際に2頭を同じ病院で引き取りました(先生に無理を言って1泊させてもらいました)

ごう君は、歯周病が原因で唾液腺に影響が出て、外側のほっぺがただれていたんです

うちにきて、片方のほっぺは治りましたが、もう片方のほっぺがもう少しです

あと、胸に脂肪のふくらみがあります

腫瘍かと思ったけど、里親さんが「脂肪でしょう」と

前に飼っておられたパピヨンもそれがあったそうで、小さめで柔らかいものだったそうです

そのパピヨンは、フードに気を付けて、野菜などをあげていたら脂肪の塊が消えたそうですよ

病院での治療についての考えや、食事の与え方についてなど、わたしとお考えが似ているところもありました

朝は奥様が散歩に、夜はご主人が散歩させてくださるそうです

ごう君、うちに来てすぐに散歩した時、すれ違う男性を、立ち止まって目で追っていました
自ら命を絶った飼い主の影を追っていたのだと思います

たまにこういう子、いるんですよね・・

こういう時、涙がでます

とても賢く、性格のいい子です

Iさま、どうそよろしくお願いいたします

名前は、「蒼空(そら)君」になりました(*^_^*)

うちにいた時の蒼空(そら)君↓



↓お届の時(*^_^*)


夜にいただいたメッセージ↓

●奥様より

今日は、ありがとうございました。

あの後、餌を食べてお散歩に行くと寝てしまいました。

●ご主人より
こんばんわ

蒼空 そらの二文字です

本当に大人しい蒼空を譲り受け本当にありがとうございます。

最初は慣れていなかったのですが自宅に帰って少し慣れたみたいで自分の膝の上で寝ちゃいました。

大切に育てて行きたいと思っています。

今日はありがとうございました。

主人より


蒼空くん、いい名前ですね
ご夫妻が力を合わせて幸せにしてくださることに、心から感謝いたします

今は見えていますが白内障もあるしほっぺのただれや脂肪の塊もあります

蒼空くん、本当に幸せです

今、書きながら涙しています
Iさま、本当に、ありがとうございます

●「蒼空くん」お届のあと、車検に行きました
自分でした方が安いので、今回で3回目のユーザー車検です

が、今回初めて、車検が通りませんでした

「ヘッドライト」の明るさが不足していたという理由です

あと1週間、期限までありますので、ヘッドライト交換をして、またついでの時に受けにいきます

その京都市内の検査場に滋賀のあずかりのOさまが来てくださり、「マリ」をお渡ししました

「マリ」は、高齢の飼い主が2千円を払って「神戸市」に持ち込んだ15歳のマルチーズです

Oさまが、別の方から保護された、生まれつき片目のポメちゃんと一緒にいられればいいな・・ということで、、
先ほどお電話いただいたのですが、今のところ相性はうまくいっているみたいです(*^_^*)

Oさま宅に別の保護犬の「マルちゃん」がいますので「まりちゃん」だとわんこが間違えるので、「まり」から「花ちゃん」になりました(*^_^*)


●蒼空くんの里親のIさまより交通費として5千円を、滋賀のあずかりのOさまよりご支援として5千円をいただきました

ありがとうございます

2014年2月20日木曜日

「兵庫県動物愛護センター」よりビーグル引き取り/ご支援のお礼他

●本日、「兵庫県動物愛護センター 三木支所」から飼育環境を確認に来られ、その後ビーグルを引き取りました

今回は、ムーニーママが殺処分送りに「待った」をかけてくれていて、その時残っていたのがビーグルだったということで、「ビーグル」を選んだわけではありません

14日(金)朝わたしが三木支所に行った際に、3頭とも譲渡申請をしようと思っていましたので、、

わたしは選ぶことはできない人間です
選んだらおしまいと、思っています
三木支所に来る犬は数が多すぎて、引き取りをしょっちゅうすることは難しいと思います

ただ、兵庫県動物愛護センターは殺しすぎなので、もっともっと一般の人に譲渡をしてほしいという気持ちがいっぱいでした

センター側が「この子は臆病で難しい」言われるビーグルでも、なんとか慣らして譲渡までこぎつけたいと思います
↓ビーグル「はなちゃん」
昨年夏の猛暑の時に、土間にある小型犬舎の子たちを全て家の中に入れ、現在空いていたので、ここに入れました
脱走の心配があるので、わたしがみている時以外はシャッターを閉めています

三木支所から審査に来たのは、木村課長と譲渡担当の女性

当会が里親さんと交わす誓約書を渡してみていただき、あとは全ての部屋の確認をしてもらいOKが出ました

この子の譲渡先が決まったら、その方の連絡先を三木支所に伝えることになっています
個人で保護活動をしている方も、こうやって、「兵庫県動物愛護センター」から殺処分になる子を引き出すことができます

「収容動物情報」をみて、連絡してください
気質などを聞き、それから会いに行ってみてください

もちろん一般家庭の方でも助けることができます

すでに犬や猫を飼っていてもOK

飼育環境確認や審査はありますが、そんなに難しいものではありません
気軽に「兵庫県動物愛護センター」までお問い合わせください

どの子も「命の期限」が迫った子ばかりです

迷うよりも「まず行動を」
お願いします

「兵庫県動物愛護センター 収容動物情報」

現時点で「たつの支所」に柴犬が、「豊岡」にビーグルの雑種が、「淡路支所」「三木支所」に猫がいます
http://www6.ocn.ne.jp/~hy-douai/

この「裏譲渡」を広めて行くことが、ゆくゆくは「兵庫県」の犬や猫の公の譲渡を増やして行くことに繋がると、わたしは思っています

正式には「裏譲渡」ではなく「個別譲渡」と言います

その子の気質などを丁寧に教えてもらえます

一般の方は「兵庫県在住」に限られますが、保護活動者は県外の方でも大丈夫

ぜひ、「兵庫県」の「個別譲渡」をひろめ、その先には、「飼い主持込」の子たちも助かるようにして行きましょう

●2月19日付で、大阪府の㈱マリーンサービスさまより、3万円のご寄付を振り込みいただきました

㈱マリーンサービスさま、いつも多額のご支援をいただきまして、ありがとうございます
心より、感謝申し上げます

●おとといナナ&コロちゃんのお宅に伺った際にたくさんのフードをいただきました
↓15㌔×2袋
一つは袋破れで安かったということで、お米の袋に入れてくださっていました
袋破れでも、賞味期限が多少切れていても全くかまわないです
最近は小型犬に手づくりしてあげる時間が無いですので、小型犬にはやはりいいものをあげないと病気になりやすいですので、とても助かります

Oさま、ありがとうございます
みんな喜んで食べています
小型は、このフード+生の人参(拍子切り)や生のキャベツ、生の大根(拍子切り)をバクバク食べます
うちの場合、犬のおやつは「生野菜」です
兵庫県市島町「丹波太郎」のお店の野菜は、有機でもめちゃめちゃ安いので、からだにいいものを安価であげられます

↓いただいたフード


●兵庫県のAさまよりあったかグッズなど、物資をいただきました
ありがとうございます


●今パソコンをうっている部屋(4畳半)にいる小型犬たちは寒いのでこんな状態↓


昨日は午後から寒かったので電気ストーブにへばりつき状態
左から、「ダックスのごう」(飼い主がうつで自殺)、ダックスのサン(昨年6月丹波警察より引き取った腸ヘルニアの子)、ダックスの若葉(飼い犬 11歳)、ダックスの銀次郎(飼い犬 10歳)、ポメラニアンのハッピー (推定6歳 神戸西警察より引き取り 里子出戻り2回)、そして手前に頭のみ映ってるのが、「ダックスのボク」(今年神戸市動管に飼い主が持込、高齢のため殺処分対象になったので引き取り)
ボクは、パソコンしてるわたしのひざにいます
今もいます(笑)
電気ストーブ、めちゃめちゃ寒い日や夜は800ワットにしますが、それ以外は400ワットでがまんしてもらっています
電気代、高いので(>_<)

原発なんてなくてやってけるのに原発つくられて、そして大事故で地球環境も汚してしまって、さらに電気代がめちゃ高なんて、、
「経済優先主義の罰」ですね・・
やっぱりやったことはやった分、自分たちに返ってくるのです

飼い犬の「若葉」&「銀次郎」は元夫がペットショップで買いました
元夫とは6年前に離婚しました
離婚寸前に「春」というのらの子猫を保護して飼いました
この頃は保護活動をやるとは思っていませんでしたが・・

だいぶ前にブログで書いたことがありますが、離婚時に「公正証書」を交わしました
「娘の養育費」と、「ペットの養育費」について

公正証書の作成を頼んだ「公証人」の方は
「ペットに養育費ですか?」とびっくりしていましたが、わたしは「当たり前」と思いました

犬も猫も自分の子供と同じです
フードにトイレシート、犬の場合はフィラリア予防薬なども必要です

公正証書に書いてもらった内容は
犬猫が生きている限り下記の金額を毎月支払う

犬の「若葉」5千円、犬の「銀次郎」5千円、猫の「春」2千円

犬に関しては夫が飼いたい(買いたい)と聞かなかったので、世話はわたしがする、その代わり費用は払ってください・・・と
夫は仕事で出張もあったけど、元々飲み歩きたいタイプだったし、わたしが世話すると踏んでいたでしょう

猫に関しては、娘が銀次郎の散歩中に公園から付いてきて、夫と別居する寸前に来た子だったので、少し遠慮して2千円ということで、、

当たり前だと思うんですよね
これが「責任」だと
元夫からのお金で、3頭のフードやトイレシートを買っています

今、行政のセンターに飼い主が「殺してくれ」と持ちこむ飼い主が多いです
「京都府」も「神戸市」も2千円です

ペットショップで買う時には、何万も、何十万も惜しみなく払うわけです
それが手放すとなったら、路上に棄てるかこんなに安価で保健所やセンターに持ち込む、、そういう人間が多すぎます
特に多いのが高齢者ですね

どうも思いますが・・
社会人になるころに「高度成長期」を迎え、バブルの時代を長く過ごした人たちが特にこのように動物の命を「物扱い」している人が多い気がします

映画「3丁目の夕日」がもてはやされましたが、わたしは
「あの時代が、あの、高度成長が人間をだめにしてしまい、動物たちも犠牲にした」と思っています

飼い主持込の料金を値上げするように「神戸市」「京都府」に意見しています
やはり「万」の声を聞かないとだめだと思いましたが、急な値上げが無理だそうで、せめて8千円くらいはとって欲しいですね

「殺処分」になるにせよ「譲渡」になるにせよ、自分の責任を他人の税金でまかなうなんて甘すぎるから

本当はね、
自分でしっかりした里親を探す、それが無理なら何十万かかろうが、終生飼育可能な、しかもしっかりとした動物愛護団体にお願いするとか、それが責任だと思いますよ

自分の生命保険を解約してでも・・
自分の葬式代を使ってでも・・

それが「人の道」というものだと思います

2014年2月19日水曜日

「京都府動物愛護管理センター」より子犬を引き取り/「雑種犬シロ」を譲渡

昨日「京都府動物愛護管理センター」より、人慣れに時間がかかるためにセンターでの保護は無理となった野ら犬の子犬(3カ月くらい)を引き取りました
兄弟2頭で、一頭は、ナナ&コロちゃんの里親のOさまが引き受けてくださいました

Oさまのお宅にて↓

女の子です
脱走に注意していただき、ご家族に慣れてから少しずつ散歩に慣らしていただきます
子供さんも大変可愛がってくださっています

そして、このOさま宅へ「シロ」を譲渡させていただきました

「シロ」は、背中に「脂漏性湿疹」もあって心配もあり、もううちで飼おうかとも思ったこともありましたが、12月下旬からOさま宅にあずかっていただいていました

Oさま宅では、住居洗剤や洗濯洗剤に合成のものを使用されないですし(こういうものは人にも動物にも健康に悪いですので)、フードにも気を遣っていただけますし、あと、湿疹のようすもいつでも聞けますので、安心でした

ナナちゃんと、プロレスごっこをして遊んでいるようで、コロ君もシロを受けいれてくれているので、正式に里子として迎えていただくことになりました
↓シロとナナちゃん、TVの後ろから耳が見えているのがコロくんです
コロくんはこの時ゆっくりしていましたが、後でわたしのほうに来てくれました
プロレスごっこを終えた2頭↓
Oさんと、「シロは案外若いのかも?」と(*^_^*)
1歳のナナちゃんと対等に遊んでいましたので、、

Oさまには、2012年秋に子犬のナナちゃんを、その2カ月後に、神戸西警察から引き取って1カ月過ぎたコロ君を、、そして、2年前に神戸西警察から引き取っていたシロを今回迎えていただきました

脂漏性湿疹もよくなっていました

昨日「京都府」から来た子犬ちゃんも、わんこ3頭を見て安心したと思いますし、子供さんに囲まれて、また安心して人慣れしていってくれると思います

Oさまは、「京都府動物愛護管理センター」の子を「ペットのおうち」に掲載して、希望者とやりとりをしてくださっています

「京都府動物愛護管理センター」にいる「猫」に関しても掲載してくださっています

「猫」の場合、子猫でもセンターに希望者がなかなか来ないようですので、「猫」は、センターの譲渡猫を「ペットのおうち」で掲載しています
センターの「譲渡猫」が決まれば、殺処分から救える子ができますので、、

猫については、センターに来る数がおおすぎることと、センターに、猫を置く場所が少ないもので、、、

「猫を飼ってみたいな」と思われるかた、ぜひ
「京都府動物愛護管理センター」のHPをご覧ください
もちろん「犬」希望の方もご覧ください

センターHP
「里親募集猫」の写真
http://www.pref.kyoto.jp/douaik/1307947852749.html

「里親募集犬」の写真
http://www.pref.kyoto.jp/douaik/1309240661013.html

●当会が「センター」から引き取った方の子犬

この子は手ごわいので、まだオスメスみれていません
おいしいものでつって慣れるようやってみます
この部屋は子猫(と言ってももう7カ月ですが)「小」がいる部屋で、寒がりの子で他の猫とうまくやっていける子たちが来る部屋で24時間暖房をしているので
ゲージの中での保温はしていません
「小」も大きくなってきて寒さに強くなり、今は15度くらいの室温でも大丈夫になりました
2月になってから、寒いとふとんにもぐる事を覚えてくれたので、最近は長時間の外出時も、連れて行かなくてよくなりました
(タイマー設定しても、切れるまでに帰ってこれない時はふとんに潜っています)
この部屋に今、数頭のワンコがいます

↓「神戸市動管」から引き取った大きな腫瘍がお腹にある「ベリー」
一旦滋賀のあずかりさまにお願いしましたが、他の子にきついところがあるので当会に戻しました
部屋ごと暖房していますが、窓際にゲージがあるので、窓側に毛布をかけています

そして、同じく「神戸市動管」から引き取った「まり」
「ベリー」は放浪していたそうでした
おそらく腫瘍が大きくなってきて、飼い主が棄てたと思います
「マリ」は飼い主が「病気」という理由により、飼い主が区役所で2千円の手数料を払って棄てました(この場合の「棄てた」というのは「殺してください」と言う意味です)
15歳↓(写真手前の茶白は猫の「小」)

そして、2週間前に奈良で下宿している娘が保護をした猫の「みい」↓

昨年8月から9月にかけて、当会で猫パルボが発生しました
原因はまちがいなく動物病院で「パルボ菌」を持ち帰ったと、わたしは確信しています

このこともまたゆくゆく書こうと思っていますが、、

その頃娘が夏休みのため、下宿先で世話をしていた「シン」を連れて帰っていました
シンは、下宿先の奈良に帰ってから発症しました(潜伏期間が1週間あるので)
パルボ菌は強力なので、まだ部屋に残っていたと思います

娘はそのことを忘れていて、通りがかりにすり寄ってきた「みい」を連れて帰りました
連絡を受けた時、シンが使っていたゲージには入れていない、シンが使っていたトイレも「みい」に使わせていない
ということでした

ただ、カーペットにもシンが少し戻した覚えがあるということで、「どうかなあ・・」と心配でしたが、とりあえずこちらに連れてきて、「パルボ」を発症しなかった(この場合の「発症しなかった」というのは「下痢」「嘔吐」がなかったという意味です)猫が使っていた2段ゲージに入れました

みいを娘が保護してからちょうど8日目に、みいは少し戻しました
4日間連続で、1日1回少量を戻し、水を飲まず食べなくなりました
無理に流動食をあげてみましたが、よけいもどすので、無理にあげるのをやめました
子猫なら、2~3日も食べないともちろん命がありませんが、成猫なのと、元気が少ないように見えるけど、足で首をカイカイってやったり、伸びをする姿を見れたので、大丈夫ではないか?と思いました

4日目に、缶詰を1日3回少しづつ無理やり口の奥に入れてあげてみました
吐くことはなく、元気も出てきました
5日目も同じ
6日目には自力で缶詰を食べるようになり、そしてドライフードも食べ始めました
今日で発症して8日目です

もう心配なさそうです

しかし、うちにもたたみなどパルボ菌がまだ残っているので「みい」はこのままゲージで世話をしていきます

もう「みい」はパルボ(検査をしていませんが、おそらくそうでしょう)を乗り越えたので、このことを理解くださり、先住猫がいなく、しばらくは他の猫に移すといけないので検診目的等の動物病院受診も控えてくださる方がおられましたら、譲渡する方向です
人慣れしている子ですので長期間ゲージは可哀そうなので、、

今回、こういう心配もありましたが、猫かぜで目がひどい状態で人なつこくすり寄ってきた「みい」を保護してくれた娘に感謝です

↓は、この子たちがいる部屋
ファンヒーターの奥にベリーのゲージがあります
まんなかのふとんで私が寝ていて、猫たちが寄ってきます
大人しい猫だけが部屋にいる時に、猫との相性をみながら、時々「ベリー」「まり」をゲージから出してあげています


●昨日「京都府動物愛護管理センター」に、プラスティック性すのこ6枚を持って行きました
この分のお金も、前回ドームベッド・服・カイロ・湯たんぽの代金を出してくださった方からのご寄付です

他にも、2名の方が「すのこ」と毛布を、1名の方が「お風呂マット」(床の濡れを防止するために)をセンターにご寄付くださったそうです

みなさま、ありがとうございました

2014年2月17日月曜日

「兵庫県動物愛護センター」の犬に譲渡申請しました

●今日、「兵庫県動物愛護センター三木支所」に行ってきました

三木支所は淡路支所と並んで「兵庫県動物愛護センター」の、5か所ある支所のなかで殺処分が多いところです

14日(金)の朝にも行ってきました

その理由は・・

「兵庫県動物愛護センター」は、99.9%を殺処分している
譲渡できる子をどんどん殺し、殺処分を減らそうという努力を怠っている

と、以前から思っており、14日の時点で公示期限が切れた飼い主不明の子が3頭おり、もう、この子らを全部譲渡申請しようと思ったからです

14日、三木支所に到着したのは10時すぎでした

これまで何度も電話でいろんな子の性質を聞いてきたけど、
「兵庫県」が言うように、そんなに出せない子が多いわけがない・・と思ってきたから、、
いきなり行って、犬を見せてくれと・・

で、譲渡申請をしようと思っていたのですが、、、

この時間、もう社(やしろ)の処分場に送った・・と言われました

「生きるか死ぬか」の状態だった雑種犬は、前日注射で殺処分をしたと、、

よく吠えていて引っ張りも強かった大き目雑種と臆病で散歩もできないビーグルは、
社に送ったと・・・

対応をした「譲渡担当」の女性に言われました
(女性は年末の話し合いの際に同席した人でした)

それを聞いてわたしは
「そりゃ、子犬の時だけ可愛がって1歳までに引っ張り防止訓練もしないとか、、
どこか行ったら探さないとか、棄てる飼い主がもちろん悪いですよ
でもね
全て人間がやったことなんだから
それをフォローして命を繋ぐのが技量のある人間のやることじゃないですか?」

で、その日はその後「丹波市」の警察にパピヨンの譲渡の立会に行き、それから「京都府動物愛護管理センター」に物資を持っていきました

が、帰って受信メールを見ると、、、

先日三木支所から「ダックス」を裏譲渡によりレスキューした「ムーニーママ」から

「今日の朝一番にビーグルの処分送りを止めてもらいました
飼ってくれるかもしれない人がいると言って・・」
と、、

驚きました

ムーニーママが三木支所に「待った」をかけたのが9時、わたしが行って「2頭とも社に送った」と言われたのが10時過ぎ・・
どうなってるのか?と・・

その時間はもう三木支所が終わっていたので、今朝、ムーニーママが三木支所の木村課長に確認を・・
「ビーグルはとても臆病で、普通の方が飼える状態ではない」・・ということで、ムーニーママがわたしの名前を出してくれました

雑種は送られていましたが、ビーグルは生きていました

で、今日、ビーグルに会ってきました
臆病だけどすでに三木支所の職員にはある程度ですが慣れていて、時間をかければ十分いけると思いました

マダニがたくさんいて、フロントラインのスプレータイプを2回使ったそうです

リードは付けられるが、散歩などできる状態でない・・と

犬舎の前を他の犬が通ると、威嚇して吠える・・と

ゲージに入れて別室に連れてこられたビーグルを見ると

本来ひとなつこそうだが、人に怖い思いをしたことがある・・と感じました

ものすごかったマダニの量、リードを付けることを嫌う、捕獲された場所が「兵庫県多可町八千代区の民家の納屋」、犬房の前を通った他の犬に吠えたてる・・ということから、おそらく「猟犬」だったと予想しました

この民家の住人が餌で納屋におびき寄せたそうです

三木支所に捕獲をされたことを聞いた「多可町八千代区」の人が「飼いたい」と犬を見にきたそうですが、この子の状態を見てあきらめたと・・

ビーグルは、主に「うさぎ」の猟をすると、木村課長が言ってました
なかには「いのしし」の猟をする犬もいるとか、、

わたしが以前警察から保護した2頭のイングリッシュポインターは、「鳥」をみつけて飼い主に知らせるだけの役目をする犬ということで、2頭とも人にも犬にもとてもフレンドリーでしたが、、、ビーグルはまた違う猟に使われるようですね・・

「狩猟」というのは、ひどい行為です

趣味や、人間が食べる作物を荒らす野生動物を殺すために「犬」が猟の犠牲になります

毎年11月中旬に狩猟が解禁になり、翌年2月半ばから3月半ばに終わり(猟の種類により違うそうです)、また11月まで狩猟禁止となります

その間、犬に食べさせる餌代がもったいない
次のシーズンにまた別の犬を買った方が安くつくからと

置き去りにされ棄てられる犬や動けないように足を銃で撃ったり、心臓を銃で撃ち、犬自体を殺してしまう「猟師」が後を絶ちません
 おそらく、このビーグルもそうではないか?と思います

全て人のための利用です

行政は、高齢の猟師が引退して人数が減ったからと「猟師育成」につとめ、それが結局は犬の殺処分を増やすことにも繋がっているのです

猟犬自身への影響だけでなく、のらとなって子犬を産んだり産ませたりもします

三木支所にいるビーグルは、メスで、ものすごいおっぱいをしていたので、相当子供を産まされていたと思います

最初、ブリーダーが棄てたのか?と思いました

その可能性も無いとはいえませんが、マダニの量からするとやはり「猟」に使われたのではないか?と・・
そのうえで何度も子供も産まされたのだと思いますが・・

とりあえず、今日譲渡の申請をしてきました

20日に三木支所からうちに環境を見にきます
そこでOKなら21日に迎えに行きます

わたしの場合は、人慣れさせて里子に出すことを了解での「裏譲渡」です

個人でも、保護活動をされている方は、このように「兵庫県動物愛護センター」から、
「里子に出す」として引き出すことができます

保護活動者でない方は、「終生飼育」として、同じように「裏譲渡」で引き出せます
「裏譲渡」の場合は、すでに犬や猫を飼っていてもOKです

審査や自宅訪問などはあります

「兵庫県動物愛護センター」の子を救うには、今の段階では、この「裏譲渡」で引き出していくしか方法がありません

個人の方なら「兵庫県在住」の方、、
保護活動者なら県外でもOKです
わたしも京都府民ですので・・

どうかみなさん、「死にたくない」「生きたいんだ」と思っている
「小さなかけがえのない、たったひとつの生命」を、心から尊重し、あなたしか差しだせない「救いの手」を差し伸べてください
たくさんの愛らしい子たちが、迫りくる期限を目前に、「あなたの愛」を待っています

「兵庫県動物愛護センター」の、「収容動物情報」をご覧ください
http://www6.ocn.ne.jp/~hy-douai/

2014年2月16日日曜日

「尼崎市」動物愛護センターと「兵庫県」動物愛護センターの差

1月下旬、「神戸市動物管理センター」jから引き出した野犬の去勢手術を神戸市東灘区の動物病院にあずけ、夕方までの迎えのあいだに
「尼崎市動物愛護センター」に見学に行きました

この敷地には、
「尼崎市動物愛護センター」と「兵庫県動物愛護センター 尼崎本所」の
両方が入っています

ちょっとややこしい・・

このふたつ、名前が似ているので間違う方も多いです


敷地内はとても広く、きれいに整備されており、犬の散歩にも申し分のない広さで、
「きれいな公園」という感じのなかにいくつかの建物があります
写真は、ふたつの事務所がある管理等
↓は、敷地内の散歩コース


ずーっと奥の駐車場まで散歩できるようになっています

写真にあるように、「兵庫県動物愛護センター」が主催する「ふれあい」や、「民間団体」に貸して「しつけ教室」をしている部屋などが入った建物もあります

「兵庫県」は施設にお金かけてるな・・って、すぐわかります

「兵庫県動物愛護センター 尼崎本所」のしつけ教室
は、多数の団体が交代でやっています↓
http://www6.ocn.ne.jp/~hy-douai/

この日の担当は、「パートナードッグクラブ」
前に少し書きましたが、教室に来ていた「バーニーズ」を、この教室のトレーナーが蹴っていました
オレンジの服は若いトレーナー、ブルーのシャツが「バーニーズ」の飼い主

 最初、バーニーズが、なかなか「ダウン」しなかったんですよね
ダウンとは、「お座り」のことだと思うのですが・・
↓オレンジの若いトレーナーが何度言ってもダウンせず・・・
飼い主が
「家ではするんですけど・・」

その直後に、グレーの上着の60歳くらいの女性が、自分のほうに歩いてくる「バーニーズ」に「ダウンしなさい!」とヒステリックな声と同時にバーニーズの胸あたりに「ひざ蹴り」を・・

↓「バーニーズ」は、おどおどした目をして「ダウン」を・・

お座りって、怒って蹴ってさせるものではないと思う・・・
怖いなあ・・

わんこはまだ子供っぽさが抜けないような顔してました
困り顔で「このおばさん怖いからダウンしとこう」って感じでした

「兵庫県」のしつけ教室でこんなことしてたので驚き、すぐに事務所に言って「神田(かんだ)」さん(男性)に言いました
神田さんから本人に言ってくれると・・

週明けの月曜に「河野(こうの)センター長」に聞いてみたら

本人は「蹴ってない」と・・
「僕も蹴ったとこみたことないですしね
蹴ったのも本当かどうか・・」

蹴ったのを見たわたしが言ったのに、信じてもらえませんでした
そりゃ本人は「蹴ってない」って言いますよね
「蹴った」って言ったら、もうこの場所で教室させてもらえない可能性あるんですから、、

尼崎本所の「河野センター長」は、全て否定から始まるような感じの方です
何度もいろんなことを電話で話してきて思いました

●「兵庫県動物愛護センター尼崎本所」の隣の部屋には
「尼崎市動物愛護センター」があります
ここはある意味有名なセンターです

何年も前から「尼崎ケンネル」という繁殖ブリーダーは日常的に「尼崎市動物愛護センター」に犬を持込み、「尼崎市」も、常時持込を許し殺処分をしていました
平成21年にやっとそれが問題になりTVのワイドショーなどでも、何度も放映された事件です

職員の「たはら」さんに聞きました

この年、平成21年度の「犬」のデータ

収容数  110頭(飼い主への返還を除く)
譲渡数   13頭
殺処分   97頭

この、97頭の殺処分数のうち
ブリーダー「尼崎ケンネル」が持ち込んだのが約60頭
ということです

このことが公になり、「尼崎市」は市民を巻き込み会議などをして良い方向に転換していきました

平成25年4月~12月までのデータ

収容数        48頭(前年度からの繰り越し含む)
飼い主への返還  10頭
譲渡数        42頭
殺処分         1頭

この陰には、個人ボランティアたちの血のにじむような努力があります

個人ボラがネットで代理で里親募集の掲載をするようになったのが平成23年度から、、
他にもボラさんたちの活躍のおかげでぐんと譲渡が増えて殺処分が減りました

たはらさんは、個人ボラの方のがんばりをじゅうぶんわかってらしたし、
おそらくそういう方々の活躍があるから、職員数が少ない「尼崎市動物愛護センター」が、猫の殺処分もうんと減らしているのだと思いました
職員の方自体もがんばっておられます

平成25年4月~12月 猫のデータ

収容数        317頭(前年度からの繰り越し含む)
飼い主への返還    7頭
譲渡数        109頭
殺処分        202頭

たはらさんにいろいろ聞いた質問の回答です

●ブリーダーについて

「尼崎市内」に登録しているブリーダーの数は30軒くらい
1軒だけ、20頭ほど抱えているが、他は個人の趣味レベルのようなところ

●猫の啓蒙について

手術しないで餌やってる人はやはり多い
えさやりについて苦情があると、えさやりは昼間でなく夕方にやるようになる
夕方でも苦情がくると次は夜にやるようになる
それでも苦情がくると次はとなり町の猫にやるようになる

苦情があるたびに「ちらし」を作って自治会長に渡して「回覧板」でまわしてもらう

「ちらしの内容」
飼い猫には迷子札をつけて去勢手術をして室内飼いをするように

ちらしだけでなく、町内会の集まりに参加し、ボランティアの方も説明をする

回覧板は「自治会」に入っている人は全てみることになる

●犬の啓蒙について

こちらも自治会の回覧板で「狂犬病の予防接種」についてまわす
このちらしの裏には、マナー啓発と寄付を募る

ちらしの裏の内容は

「尼崎市が犬や猫の譲渡をしていること」
「犬の放し飼いやうんちについてのマナー」
「尼崎市として動物愛護基金を募っていること」

この基金から、のら猫の避妊手術費用(メスのみ1万円)を助成しているそうです

この基金ですが、平成24年度は約645万円が集まったそうで、尼崎市民の「動物愛護に関する意識の高さ」がみえてくると思います

どこの自治体も、こうやって寄付を市民から募るようにすればいいと思いました
↓動物愛護基金について
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/iryou/pet/051kihukin.html

最後に、見学に行った際に収容されていた
「尼崎市動物愛護センター」の子たち
(ちなみに隣の部屋の「兵庫県動物愛護センター尼崎本所」には予約なしの見学は断られました)

「兵庫県」は、同じ敷地内の「尼崎市」の真似をして「殺してばかり」をやめて欲しいです

↓「尼崎市」の子、現在すでに譲渡された子もいます








若い女性職員の方が案内してくださいました
「もっと近づいて撮ってください」って(*^_^*)
やっぱり優しいですよね
動物たちのこと思うから出た言葉だと思いました