2019年9月19日木曜日

②創価学会も北朝鮮宗教、池田大作は朝鮮人


ネットより
池田氏の前に跪く公明党議員たち(番組より)
激しい出版妨害活動の対象となった『創価学会を斬る』(藤原弘達著)
証言する忠清大学のチョン・ジョンテク学長(上)
 自公大勝で、公明党のスポンサー、池田大作・創価学会名誉会長の笑いは止まるまい。「総体革命の成就」とばかり、 まさにわが世の春を満喫だ。が、海の向こうから、その創価学会への痛烈な批判が湧き起こっている。韓国SBSが放映した創価学会検証番組。 そこでは、日本ではタブーとなった池田大作氏の実像が見事に炙り出されていた。
 「驚きました。この番組は放送前に予告編を流すのですが、今回はその段階で抗議電話が殺到したのです。内容は“放送をやめろ” というもので、抗議電話ですべての回線が埋まってしまったほどです。私の携帯電話の番号もどこで調べたのか、 知らない人間からひっきりなしに電話がかかり、罵声を浴びせられました」

 そう語るのは、創価学会の検証番組を放映した韓国チムSBS(ソウル放送)の金鐘一(ジヨンイル)プロデューサーである。
 SBSは、韓国の民放テレビ局として、MBCと並ぶキー局。そこで数々の番組を担当してきた金氏にとっても、それは初めての体験だった。 
 「この番組は、私が担当する『そこが知りたい』という報道番組で、8月27日の午後11時から1時間にわたって放映されました。韓国では、 夜11時台というのは、深夜番組の範疇に入りません。ゴールデンタイムに準じる視聴率の高い時間帯で、この番組も視聴率13%をとりました」 
 放送当日には、
 「放映反対のデモ隊3000人がテレビ局に押しかける」
 という情報も流されるなど、厳戒態勢の中でのオンエアだった。

金氏によると、
 「放送後も反響は凄かったですよ。“あんな話はウソだ!”とか“なぜSGIだけを叩くのか”“政治的な意図があるのか” という抗議電話が殺到しました。番組の趣旨に賛同する電話も半分ぐらいはありましたね。その中には“あの程度では、生ぬるい!” という声もありましたが……」
 一説に、韓国SGIは150万人もの信者を抱えているという。人口が日本の3分の1強に過ぎない韓国では驚異的な数字である (注=SGIとは、創価学会インタナショナルの略で、学会の海外組織を指す)。
 あまりの反響の大きさに、金氏をはじめ番組スタッフが面食らったのも無理はない。
 ともあれ、番組の中身を見てみよう。
 SBSの『そこが知りたい』は、進行役を韓国の人気俳優、鄭進永(チヨンジニヨン)が務め、わかりやすい語り口で、問題の本質を挟(えぐ) り出していくことで定評がある番組だ。取り上げるのも政治問題や社会問題、あるいは海外の出来事に題材をとるものなど、多岐に亘っている。 

 この回のタイトルは、
〈南無妙法蓮華経 韓国SGIをどう見るか〉
 というものだ。

 冒頭から、今年5月15日にソウルの蚕室総合運動場(オリンピック・スタジアム)で開かれた韓国SGIの「愛国大祝祭」 の模様が大映しにされる。10万人の信者を飲み込んだ大イベントである。
 熱狂的な信者たちが、人文字や舞踏を演じ、
 「池田先生!」
 と絶叫するサマは、金正日万歳を叫ぶ北朝鮮のマスゲームと瓜二つだ。

 そして、番組は、信者たちが語る創価学会礼賛の言葉を紹介していく。
 「生命から歓喜が爆発するんです」
 「南無妙法蓮華経を4時間も5時間も唱えれば、生命が清らかになります」
 「癌も、普通の病気も治ります。南無妙法蓮華経で、宇宙のリズムにあわせていくからです」
 中には、こんな奇跡を語る信者も登場する。
 「私は乳癌の3期だったんですよ。病院では死ぬか生きるか、と言われました。でも、(南無妙法蓮華経を唱えることで)これが治ったんです」 
 テレビ局のスタッフがすかさず問う。
 「これを信じて治ったんですか?」
 「そうです。だから、今でもこうして生きているんじゃないですか」
 また、テレビ局のスタッフに対して、
 「この宗教は必ず信じられるようになりますよ。私は確信しています。なぜなら、(この世に)こんな宗教があればよい、 ということをみんなが願っているからです」
 と語りかける信者も出てくる。

言論妨害、盗聴、不正投票など、、、

 しかし、番組は、その熱心な信仰の中で、家族関係に亀裂が生じている例も紹介する。
 「(創価学会は)狂信的で、家族をなおざりにしてしまうんです。妻は、毎日午前中の11時頃出ていって、午後5時頃まで帰ってきません。 何をしているのか探ってみたら、和光新聞(注闘韓国版の「聖教新聞」のこと)を配っているんです・…」
 前夜もこの問題で夫婦は大喧嘩をしたという。信者である夫人は、こう語っている。
 「私は遊びに行っているわけではないし、贅沢をしているわけでもない。新聞を配っても、学会からはお金ももらっていません。 南無妙法蓮華経を唱えることによって、病気の解毒になるんです。だから、子供たちも病院に行かなくて済むんです」
 一心不乱に題目を唱え、必死で信仰する姿は、日本の学会員も韓国の学会員も変わりはないようだ。

 そして、SBSは、創価学会が持つ特異な体質を次第に掘り下げていく。

番組は、池田大作氏とは、そもそも何者なのか――という本題に入っていくのである。
 「池田先生のスピーチを勉強してみれば、本当にあまりにも偉い方だということが、自然にわかるようになりますよ」
 と語る信者の姿を映し出しながら、池田大作氏に対するこの絶対的な支持と信頼の不可思議さ、そして、自分の家に池田氏の写真を大切に飾り、 絶対的な師として仕える信者たちに疑問の目を向けていく。
 そして、場面は日本に。ここで、番組は、創価学会を脱会した日本人元信者の経験談を紹介する。
 選挙の時に朝早くから、公明党への票を獲得するために信者を奔走させたり、選挙運動に有無を言わせずウグイス嬢として駆り出す、 政治集団としての創価学会の姿を浮き彫りにし、公明党を創設した時の池田氏の姿と、 その前でひざまず跣いて指示を仰ぐ候補者たちの写真を番組は映し出す。

 そして、創価学会が引き起こした1968年の「不正投票事件」、69年の言論出版妨害事件、さらには、70年の共産党・ 宮本顕治委員長宅盗聴事件などを、当時の日本の新聞報道と、ジャーナリスト・乙骨正生氏、 あるいは元創価学会顧問弁護士の山崎正友氏らの証言をもとにこう振り返っている。
 「新宿という、若者が沢山住んでいる町で、送られてきた投票入場券を創価学会の活動家が抜いて、年格好が似た人間をダミーとして行かせて、 公明党に投票させたのです」
 「創価学会を批判する本に圧力をかけて出版できないようにするという言論出版妨害事件は、70年の国会で大問題になりました。これは、 日本では言論・出版の自由を侵害する、憲法に違反する重大事件でした。池田創価学会会長は、この一件で、 公式に謝罪文まで発表しなければなりませんでした。

 「創価学会を激しく攻撃する共産党の情報を集めるべく、創価学会は共産党委員長宅に盗聴器を仕掛けました。 もちろん池田氏も承知の上でのことで、(その実行者たちを池田氏は)激励したのです」
 今や日本のマスコミではタブー視され、公に議論することもできない創価学会の特異な体質と歴史。SBSは、これを果敢に報じたのである。
寄付への見返り
 取材に協力した乙骨氏はこういう。
 「政治は創価学会の票に縛られ、メディアは学会のカネに縛られている現在の日本の状況を考えると、この番組が新鮮に思えます。
 “創価学会翼賛体制”といってもおかしくない日本では考えられない、客観的で良質なドキュメンタリーです。 

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