2016年10月31日月曜日

猟師と農家と野生動物

☆今日は、和歌山県田辺市 中辺路行政局(田辺市役所の支所)というところに電話

ここが、猟犬がおばあさんを殺してしまった地元管轄ということで、農業の係りの
「くりひらさん」に言いました

市役所の担当が、昨日のうちにくりひらさんに伝えてくれていたそうで、くりひらさんが猟友会の会長に電話してくれましたが、いままだ、そういうことを話す段階ではない
と、猟友会会長に言われたそう、、

今たぶん、狂犬病の検査中じゃないか?と思うんですよね・・・

検査は2週間で結果が出るので、結果はもちろん陰性ですが、、

そのまま放っておくと、飼い主が手放すと言って、殺処分になってしまう・・

今日栗原さんにもう一度、猟犬を飼っていた猟師のところに行ってきてくださいよ・・
犬猫担当の職員とともに・・って言いました

栗原さんは
行くとしても、まず猟友会の会長に電話をしてから、、というので、
じゃ、今日絶対に会長に電話しといてくださいね・・と

今日、犬猫担当新田さんは休みだそうで、、明日犬猫担当にまた電話します


☆野生動物の命守るハードネット↓アルミかステンレス製だと思う
しっかりしていて、2段に高くしてあるので
鹿・いのししが飛び越えることもなく、オス鹿の角も絡まない

これだと作物も動物の命も守れる
3軒の農家の田畑が隣接していれば国の補助金で実質無料で配られる

福知山市当会の近く

これをしている農家は、ごくわずか

自分で設置だけすればいいだけなのに・・



↓当会の隣家とその近所の人の共同経営の畑

万願寺とうがらしをつくってJAに出荷している
元わたしの家の住人が所有する畑だったのを、
作る人がないから、この人らが作ってる

この柔らかいネットに、オス鹿の角がからまり
動けなくなり、そこへ猟師が来て打ち殺す

当会保護のダックス「サン」もこれにからまったところ
誰かに発見されて丹波警察に連れてこられた
サンは、絶対に、ひどい肛門のヘルニアだったから
飼い主に棄てられてる・・


↓今のところ(兵庫県多可郡多可町)に越してきてすぐ
すぐ下の道路の溝にこんな形で鹿が死んでいた

車にはねられて、こんなふうに溝に入るかな??
警察だったか役場だったかに連絡した




昨年夏、綾部市から当会へ避難したあと、京都センターに収容された野犬Uちゃんの里親になられた舞鶴市の施設へUちゃんを見にいった帰り道に見つけたうり坊

↓農家が依頼して猟師がしかけた箱わなにかかっていた



↓猟師の連絡先の看板


真夏は数時間で熱中症で死にます

動物愛護法では、どういった動物も、みだりに苦しめてはならない

と決まっています

真夏に日陰のないこんな場所で箱わなかける自体、
愛護法違反

です

この子ら、ただただおなかが空いてるだけ

おなかが空いて、

ただただ食べもの探してるだけ

人間の作物荒らしてやろう・・なんて

これっぽっちも思ってません

「奇跡のりんご」で

自然栽培の秋山さんが書いてた

秋山さんが今の秋山さんになる前

自分のとうもろこし畑に、たぬきが来てとうもろこし食べられるから、わなかけた

足を挟む、「とらばさみ」だったと思う


ある日、畑に行ったら、子だぬきがわなにかかってて、

お母さんだぬきが、自分が近づいても子だぬきに寄り添ってた


わなを外してあげた

もちろん殺してなんかない

秋山さんは、次の日から、

売り物にならないとうもろこしを畑の脇に重ねて置いてあげてたら

たぬき親子は、それだけ食べて、畑のとうもろこしには手を付けなかった・・

その後、秋山さんは、自然栽培で林檎をつくる

『害虫』『益虫』なんて、人間が勝手に決めただけ
『害虫』って、かわいい顔してる・・って、書いてあった

これなんですよね・・

わたしは、こういう思想が好きなんですよ


みんなで分け合えばいい

余ったものは、野生動物が食べてもいいじゃないか

本当は、余らなくても、食べてもいいじゃないか

って、、思う


これと『餌付け』は違うと思います

野生動物への餌付けは、また違った方に行ってしまう


変に栄養付けさせて、たくさん交尾をさせてしまったら
また
不幸な子たちが増える、、


だから

「日本熊森協会」に、娘と一緒に一年間だけ会員になってた時、

『どんぐり運び』とか『かき運び』とか

熱心な人は、山へ熊のために運んでた

わたしはそれは違うと思った


今熊が山から下りてきて人間おそったり、、とか

それって、、人間社会も、化学物質や電磁波や、大気汚染とかで
みんなくるってきてて、事件とかも多いけど

今の熊は、だから、みんなじゃないんやけど
普通ならいくらお腹が空いても、ある程度のとこまでしか出てこんと思うけど

都会の食べ物屋に入ったり
熊の行動もおかしくなってるのと違うかな・・?

熊のえさとかも、汚染大気とかで、汚染されてると思うし、、


当会は熊が良く出るところです

今の多可町も出ますが、当会の家の敷地内のカキの木に、よく鹿や熊が来て食べていました

昨年10月、福知山市長田野工業団地の大気汚染でここに避難してきて、ここから当会の猫の世話に通っていた時、
猫の世話の途中に勝手口のドア開けたら、5メートル先のかきの木に登って、熊が木に座って、かきをもいで食べてました

熊が食べ終わってから出ようかと思ったけど、1時間半経ってもまだ食べてたから、ゆっくり食べさせてあげよう
わたしも、いくら動物の自由を尊重する気持ちでも、勝手口から出ていく勇気はなく、別のドアから出ました

別の日には、その付近で、夜車で走ってて、、、

『真っ黒の犬が3頭道路わたってる・・』って思って、

『大変や 保護しな』

って思って車で近づいたら、子熊でした

子熊が三頭で道路わたってて、、子熊、はじめてみたのでびっくりしました

でも、地元の人は慣れてます

小学生はみんな、ランドセルに鈴つけて学校行ってた

あのあたりの熊は、人間がなにもせんかったら、熊も何もしてこないと思う・・・


犬もおんなじ

人間が怖い事、いやなことせんかったら、噛んできたりせん

犬は条件反射的なことが多いから

昔一回でも、そういう目にあった子で、繊細な子は、そういう場面になったら噛んだりする

人間のせい

それを、わかってあげる人間にならなあかんのやけど、、そんな人、少ない


わたしはさ、自分が死んで、焼かんでもいい法律なら

山にわたしのからだ放っといてもらって、おなかが空いた野生動物とか、鳥とか、虫に、

わたしのからだを食べてもらいたいって、、思ってる


娘がこの前言ってた

『おとん(娘の父親)もこの前そんなこと言うとったで
最期は山に行ってそこで死にたい って・・』

ふーん、、そうなんや・・

そのあたりは、考えが似とるんやな・・

結婚してた時はわからんかったけど、まあ

お互い別れて別々の家庭持って、年を取って行って、、

似た考えもあったんや

って思ったら、、おもしろいもんやなあ・・


自分の最期くらい、

自分できめたいなあ!(^^)!






1 件のコメント:

  1. 通りすがりで拝見させていただきました。
    以前、熊の事故の発生はどうして起こるのか?とテレビで放送されてました。
    一つは、猟友会などが鹿を仕留めるも今までなら持帰って解体したりしていたが、近年鹿が増え仕留めたらそのままにしておくことが多いらしく、それを狙って熊が来るとの事。

    もう一つは、登山者の増加で今まで人が入らなかった奥地まで登山者が来るようになり熊が生息地が追いやられているとの事でした。
    また、田舎の過疎化も原因しているようです。

    ただ、人を食べた熊は親子連鎖するらしく、その食べた熊は仕留めないと人を食べる熊が増えるとの事でした。

    話はかわりますが、ある研究者が鹿の駆除に狼導入を企んでいるようで、こちらも腹を抱えて笑える記事でした。昔と環境も人口も違うのに、
    昔のやり方でできるはずないじゃんと・・・ホント馬鹿。
    狼が人間の残飯に味しめたら鹿なんて狩らないし大きな事故がおきるわ。

    長々とコメント失礼いたしました。

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