2016年10月17日月曜日

里子だより/『警察』と『行政公務員』の「命に対する無責任さ」

☆先日行った譲渡会のポスターを篠山市(丹波並木道中央公園など)に貼りに夫が行った際に
近くの里親さん宅に寄らせていただきました

↓ジップ君です

首輪にちゃんと狂犬病予防接種済票が付いていますね!(^^)!




ジップ君は「キキ」の子供

「キキ」は、神戸市西区に軍団でいた野犬で
神戸市動物管理センターがしかけた捕獲器により捕まえられてしまった子でした

捕まえられてしまった、、

と書くのは・・

神戸市は『保護目的』ではなく『殺処分目的』だったから

野犬や放浪犬がいるということは
(これは猫の問題と同じなのですが)

無責任な飼い主と、その無責任な飼い主やえさやりに対して

正しい飼い方の指導と
市民・あるいは特に野犬が多い西区の住民全体に対して

何の啓発もしてこなかった

行政公務員の責任・・

いわば

こういった状態を長年放置をし

殺処分だけを行ってきた

行政公務員の責任が一番大きい

ということなのです


当会が神戸西警察からの引取りを始めて、、犬と猫が警察に来る数というのが

神戸西警察(神戸市西区)がずば抜けて多く、、飼い主が迎えに来る数がずば抜けて少なく、、

なぜ西区はこんなにも意識が低いのか?

と、よく思っていました

元々西区は、『垂水区』だったのですが

いなかであった土地の大部分を開発し、ニュータウンと工業団地、それから、昔からある田舎地帯・・

混在した地域になり、今もそういった地域、、今はもっともっと工業団地が増えた(わたしの実家のところ)


警察会計課担当は「他地域からも棄てにくるのでは?」と言っていたけれど、、

それならなぜ、西区ばかりだ?

田舎に棄てにくるなら、、北区はもっと田舎が多いが、北警察は西警察よりもぐんと少ない

一度警察官が言っていたのは「西区は犯罪も多い」と、、

あと、会計課男性が一度、

小型犬3頭を車からフリーで放す場面を見て職務質問したという

それはその担当が、須磨警察にいた時、、

須磨区も西区との境は結構田舎です

放した男に職務質問をしたら

『散歩させようと思った』と言ったそうだが

男は

大阪府堺市のブリーダーであると言ったそう


どう言い訳しても、言い訳にならない

大阪から来た男が、全く知らない道で小型犬3頭をリードも付けずに散歩・・


こういった場合に、警察官がそれだけで見逃すことは、大きな問題である

交番でもっと詳しく聞くことをなぜしないのか?

こういったことが、動物に対する犯罪行為が
「やりたいほうだい」になってる=

犯罪行為を取り締まる警察官が
正しい仕事をせずに、、正しい仕事をしなかったことが結果似たような『動物の遺棄』という
犯罪を増やしてしまったことになるのです

だから

=この場合も

正しい仕事をせずに『動物の遺棄』という犯罪を増やさせたのは

正しい仕事をしなかった警察官が原因だ

ということになります

同じ担当から聞きましたが、

神戸西警察に来た犬を見に来た中年夫婦がいた・・と

見にきた犬は高齢で

その夫婦は

『父親が飼っていた犬を、父親が明石公園に棄てた』というので、ここにきていないか?
見にきた・・と


明石公園なら明石警察なのですが

神戸市西区と隣接しているから自ら神戸西警察に来た のか?

明石警察に行ったら、明石警察の会計課が、隣接している神戸西警察に電話連絡をとり

『似た子が神戸西警察に来ているそうなので見に行ってください』

と言ったのか?わかりませんが、、、


その時の会計課の対応ですが、、

夫婦が『この犬が似ている』と言った時に

会計課担当『似ているなら、もしお父さんの犬でなくても、引き取ってもらえませんか?』と

別にこの言い方は問題ではないんですよ

警察に来た犬や猫をどうするのか?は、

警察署長や会計課長の判断にまかされています

民事・刑事相手などは、『殺処分人間』なので、それをする警察は問題だ!センターに送れ!

と書いていますが、そんなことありません

本来なら警察は、

元飼い主に3ヶ月間は所有権があるのだから、3か月間は警察で犬猫を保護するのが当たり前なんです

悲しいかな・・犬猫は「遺失物」という、もの扱いです

ここも大きな間違いなのです・・・


遺失物なら3か月の所有権です

財布もそうです

だから、「おとしもの」として、会計課が、サイフと同じように犬猫の命を扱ってしまっているのも大きな問題なのですが、、

だけど警察は犬猫を3か月保護しません

早いところでは即日センター送り、、

早いセンターでは、翌日殺処分


おそろしい話・・です

物である「サイフ」は3か月置くのに

命である「犬や猫(うさぎやインコなども)」

は、殺されること、わかっていて、はやいところでその日、長くて2週間で

『殺処分送り』ですから、、

犬と猫など動物が「遺失物」というのが間違いのもと

法律を変えて、

人間の迷子と同じ扱いにしなくてはなりません、、、

そんなことやってきたから

人間も「物」を捨てる・つぶす

みたいに

簡単に動物も人も物のように殺す世の中になってしまったんですよ・・・


その夫婦が「父親が明石公園に棄てに行った」と言ったなら

(その父親は少しちほうが入っていたそうですが)

その父親は

『動物の遺棄』という犯罪

を犯した

ということになるんですよ


本人がそう言ったんだから

そこは、会計課から刑事課か生活安全課などに移して

本人から聞き取りをしないといけません

そうするのが「当たり前」の仕事です


警察自体がすべき仕事を放棄しているのです

そうして、こういった犯罪行為を、警察自らが
増やしている

ということになるのです


当会がまだ神戸市の譲渡団体になる前


神戸西警察からの引取り数があまりに多いので

神戸市役所竹原課長に

●神戸市西区の人通りの多い公園などに看板をたててくれ


『動物の遺棄は犯罪』ではなく

子供でも理解できるように

『犬猫をすてることは犯罪』

と書くように・・と

竹原課長(当時副課長)は、年度途中で予算のなかでできる範囲で・・

ということで

西区の大きな公園6箇所に看板を立てました

そのことの前にもうひとつ・・

『定点定時収集』という

まるでゴミ集めのような恐ろしい住民サービス

『要らなくなった犬と猫を、何曜日の何時に、この箱に入れてください』

というものが、西区と北区にあったのですが、

これを、取りやめにする
 
ということを竹原課長に訴えて、これも早く実現しました


しかしこれら「看板設置」と「定点定時収集のとりやめ」は地域全体や地域全住民に対して
啓発されたものでは、全くありません

「とにかくイノチ目線で市の広報や区の広報にどんどん書いてくれ」と言ってきましたが

(兵庫県庁にも)

これは、全くと言っていいほど、何もしてくれませんでした

書くとしたら

年に一回、秋の動物愛護週間に

「犬の糞の始末」・・こんな内容を『正しく飼いましょう』って書くだけ・・

『愛情の愛の字』もよう載せない・・


はあ・・・なんでこんな簡単なことさえできんのか??
って、、思いました

春の狂犬病予防接種の時期もそうですね、、

書くのは、「注射のこと」と、「犬の糞の始末」・・


殺している自分たちが、殺している事実など、全く載せない

いかに『イノチを軽んじているか?』いかに『ごまかしているか?』という

事実が、そこにある・・・


命の大切さ
というものを

市民・区民全域全体全員に

平等に広報する

ということが、当たり前の啓発なのです


それがまず、まだ今も全くできていない

だから、、だめ
なんです

こういうことを啓発できていないということは

『イノチを大切にしていない』という証拠


にも関わらず、『動物愛護』『獣医師免許』

なんて、矛盾していると思いませんか?

=彼らにとっては

『当たり前に犬や猫が生きるため』の獣医師免許

ではなく

『犬や猫を殺すため』の獣医師免許

なのです

「こころの無い公務員」「無責任な公務員」

ということになります

こういった公務員が『業務態度』『業務指針』を

それぞれの組織の人間全てが

改めない限り

犬や猫をはじめとする動物の幸せは


一生ありません


最もらしい言葉を並べるのは

自分が属する組織が

「犬と猫の殺処分」を『ゼロ』にしてから 


殺している人間が、いくら何を言ったところで

殺している以上は


『愛護』はいっさい成り立たない



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