2016年10月5日水曜日

「猫の問題」(京都府/兵庫県/西宮市)

☆兵庫県 西宮市の場合


わたしはこれまで兵庫県の

西宮市動物管理センターに4回見学と話をしに行きました

話をすると言っても、猫の啓発や犬の譲渡についてなど
西宮市動物管理センターが行っていることを聞きながら

質問をしました

西宮市動物管理センターには

始めて娘と見学に行った際に2頭でいた野犬のビーグルMIXが
殺処分になるか決まっていない

ということで、譲渡希望を出したことがありました

まだ街頭活動をしていて、会として立ち上げる前のこと


後日電話があり、(今はどうかわからないけど当時は)

原則、西宮市民への譲渡になるので、地元の自治体に希望をされてはどうですか?

あの子たちは、殺処分しない方向に決まりました


と連絡があり、ほっとした記憶がありました

2010年になって間もなくのことだったと思います


それから3回、当会のデモに参加した方と、、次、神戸市のかかりつけ獣医で手術のまち時間に一人で、、
、最後、夫と行ったのが2年近く前になると思います

再婚して間もなくだったと思うので・・それも手術の待ち時間に、、、


この話の中で、猫のえづけなどの指導は
何回くらい行くのか?

どれくらいの間隔で行くのか?

聞いた際に

●だいたい1週間から10日おきに、、
効果があるまで指導に行きつづけます

と聞いたので

わたしは
「そうなんですか 兵庫県動物愛護センターは『1回しか行きません』ってはっきり言うんですよ」

って、言ったことがあります


藤江(京都府 中丹西保健所)がわたしに

『猫の飼い主から来るなって言われたからもう行きません』

って言った時にわたしは
すぐに
西宮市動物管理センターに電話で聞きました


「猫の飼い主やえさやりから『もう来るな』って言われたらどうするんですか?」

西宮市動物管理センター

「来るなって言われてもいきますよ」

わたし

「やっぱりそうですよね? なんて言っていくんですか?」

西宮

「『すみませえ~ん』って行きます」

やっぱりな・・


夫も福知山市役所の足立職員に言った

「西宮に電話で聞いてみれば?」

足立職員は聞いた

けど、、足立職員は、それが何にも役に立ってない・・


藤江や福知山市みたいに

かたっくるしい顔していっつもいっつも

避妊去勢と室内飼い・・適正飼育とか


出すとしたらこんな言葉だけ

こんなんじゃ、行っても間がもたない

相手も聞く耳持たない


まず相手が聞く耳持つには?

とか

あと、相手が

「何度も何度も来られるのがいや」

と思って、

ちゃんとする

という方向に仕向けるのも手だと思います


公務員たちはそれが仕事なんだから

そういう機会がかなりあるんだから

そこはできるようにならなければいけません


先日、京都府 中丹東保健所の山本職員(当会が神戸市と京都府が殺処分判定をした犬全てを引き取っていた時の、中丹西(福知山市管轄)保健所の担当 藤江の前任)
に、このことを言いました

「藤江さんがね、飼い主から『もう来るなって言われたから、もう行きません』って言うんですよ」
と・・

山本職員(藤江より若い女性)は

『もう来るなって言われたら、チャンスじゃないですかあーー』

そう、話していてもこの人は、頭の回転が速い

山本職員の、この言葉の意味、わかります?

指導に行ってけむたがられるってことは、そういう意味での効果があるってこと。

きちんと飼わないと、こうやって何回も何回もこられるんだ・・

と。

だからね

受け止め方の問題なんですよね


相手が「もう来るな」って言って、「よっしゃ、じゃあ次はどうせめようか・・・」とか

飼い猫を手術もせんと外に出してたり、

えさやりして、不幸な猫どんどん増やしてる人間に効果をあたえるには

そりゃしんどいですよ

だけど、そのしんどいのを、しんどいからってサボるのか?

しっかりやるのか

そこで、その人の人生観ね
生き方そのものが変わってくる

いわば人間が成長するのか?
または退化するのか?

ということです

一般市民としたら、どっちの人間に、担当になって欲しいか?

ってことです

一生懸命やる気持ちのある人間は、
電話で話をしていても
一生懸命さは伝わってくるものです。


それから啓発で大事なのが、全域・全住民にわたる啓発です

もちろん猫を飼っていない人にも

ここが大事なんですよね


犬や猫を飼っていない人含めてすべてに啓発をしないと

意味がないんですよ

だから

「待つ啓発じゃなくて、どんどん攻めていく啓発」

これを、全市民、全府民に対して、

どんどんやっていかないといけないということ


『は?猫を外で飼う? ありえんわ・・・虐待やん』

って・・

そういう社会に、もっと早くになっていないといけなかったんですよ・・


2年近く前に見学に行った西宮市の資料

「正しくネコを飼いましょう!」

のなかには

☆室内飼いのススメ

ネコを外に出すと、ケンカをしてけがをしたり、伝染病やノミをうつされたり、交通事故に遭ったりします。
室内で飼うことで、このような危険を防止できます。

☆避妊・去勢手術で問題解決

不妊手術なんてかわいそうという声がありますが、繁殖のコントロールは飼い主の責任です。
無計画な出産で産まれてきた子猫は、もらい手がない場合、殺処分するしかないのです。

※ペットを遺棄することは、禁止されています。(100万円以下の罰金)

他、いろいろなことがA4の紙に書かれていますが・・・

とてもたんてきに、しっかりした、飼い主の責任を問う文章と、猫を大切なイノチとしてとらえた
『いのち目線』の文章になっていることがわかります。

きちんと書いてあるでしょ?


『殺処分するしかない』って。

これは、ごまかしや言い訳の無い言葉なんですよ。

「兵庫県動物愛護センター」などは、わたしに

『われわれは殺すのが仕事だ』って堂々と言ったくせに、この『自分たちが殺処分している』ことを
隠したがるんですよね・・

ここが、人として、そういう人たちが集まった組織(集団)としての、大きな違いなんです。


昨年、兵庫県丹波市役所に『啓発』のために広報にうってもらったことがありました

その文章に『殺処分』という文字を入れてくれ というと、

丹波市担当が、『兵庫県動物愛護センター 尼崎本所』に電話でお伺いをたてました

で、丹波市役所担当がわたしに言った言葉が

「兵庫県のセンターから、『殺処分』の文字の前に『全国的に』と入れたらどうですか?
と言われました」
と・・

わたしは

「はあ??何言うとん 自分ら殺しまくっとうのに、、わたしに、
『われわれは殺すのが仕事だ』
って、堂々と言っといて

そういうことは隠したいんやなあ
『全国的に』なんて書かんでよろしいわ」と

言ったことがありました

ほんまになさけないって思います


この話は、平成27年のことです

兵庫県は、平成25年度に 全国都道府県別で

『かがやかしい(もちろんイヤミ)殺処分全国ナンバーワン』になりました


兵庫県下にある自治体の管理センター

●尼崎市動物管理センター
●西宮市動物管理センター
●姫路市動物管理センター
●神戸市動物管理センター
●兵庫県動物愛護センター

この合計が「都道府県別兵庫県の合計」なのですが

平成25年度(平成25年4月から平成26年3月)、一番足を引っ張っていたのが
もちろん

『兵庫県動物愛護センター』
その次に足を引っ張ったのが

『神戸市動物管理センター』

もちろん、管轄の広さは違いますよ
神戸市は政令都市だし

だけど、職員の考え方です

それがそのまんま、データに出ていたわけです


昨年9月に、丹波市役所で、市の担当と、それから兵庫県動物愛護センター(尼崎本所)からは三谷副所長と王課長補佐が来ていました

この話し合いは、丹波市の猫の啓発のことで、、です

このことは、また書きますが、、

この話し合いの前にわたしは電話で(兵庫県動物愛護センター 尼崎本所)に言いました

「Mさんの言うことを信じましたよねえ~~??」

兵庫県職員は

「はい」

と、気まずそうに返事しました

Mさんというのは、現在民事&刑事の相手

「京都神戸動物愛護団体崩壊レスキュー」を書いた人間のうちの一人
(文章を作ったほうで、京都府宇治市のドックトレーナー免許取得者)

で、そのあと昨年の9月15日に、市役所で会合(主に猫の啓発『具体的な事象』について)

その時の会合にちょうど、三谷副所長が来ていたので・・・

(この人が数年前、三木支所に行った際に、わたしに言った人
『われわれは殺すのが仕事だ』と)

約4年ぶりに会ってわたしは言いました(思いっきりイヤミ)

「よかったねえ~ 平成25年度、兵庫県が全国殺処分ランキングでナンバーワンになって・・

三谷さん、わたしに4年くらい前に

『われわれは殺すのが仕事だ』

って言うて

その通りになったもんなあ・・」

三谷副課長

「今も 『殺すのも仕事だ』とは思ってますよ」

って、ことがありました

またこの時の話もかきますが・・


だからね

口で堂々とそう言うんだから、

丹波市の広報にどうどうと『殺処分される』って、かけば いいんです

丹波市からお伺いたてられて

「その前に『全国的に』って入れたらどうですか?」

なんて、おかしいでしょ?


西宮市は、職員の意識レベルが高い

だから努力してる

努力してるから、堂々と書けるんですよ

「殺処分される」じゃなくて

「殺処分するしかないのです」と。

これを、読む人間がみてどう思うか・・どう自分自身で考えるか?

殺処分は、他人事(ひとごと)じゃないんですよ


西宮市には、わたしは4回見学に行きましたが
一度も意見や抗議をしていません

職員が努力していて、人間性に関しても、言うところがないんですよ

この啓発の紙も、A4白黒だから

広く配れるでしょ?


ただ、今のわたしは思いますよ

ネコのえさやり

いくら厳しい規制をしても結局は子猫の殺処分が多い

この部分は、西宮も、もう考えないといけないと思いますが・・。


兵庫県やほか多くの自治体の職員が

「自分たちが殺してると思われたくない」というのは『逃げ』『ごまかし』


西宮のように

『殺処分するしかない』という、ごまかしのない文章をかけない理由が

そう書かない自治体にはあるからなんですよ・・・

「すべき仕事をしていない」のに
「してる風に思われたい」という、、やましい理由が・・・。


今日はここまでとします。







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