2022年7月22日金曜日

ほんま

頭いいからできたことやな→安倍晋三元首相(67)が奈良市で銃撃され死亡した事件で、奈良県警は20日、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が手製銃に使う火薬を作るため、県内でガレージを借りていたと明らかにした。山上容疑者は「火薬を乾かすためだった」と供述しているといい、自宅以外でも襲撃に使う武器類の製造を進めていたとみて調べている。  県警によると、ガレージは乗用車1台が止められる広さで、賃料は月約1万5000円。屋根に加え、出入り口にシャッターが付いていた。山上容疑者は2021年11月~22年2月ごろに借りていたという。契約が終わった2月ごろには銃が完成したとみられている。  捜査関係者によると、山上容疑者は肥料などを購入し、インターネットの情報を参考に火薬を作っていた。完成までには材料を乾燥させる工程があり、こうした作業などをガレージ内でした可能性があるという。山上容疑者の車内からは作業に使った、アルミ箔(はく)で巻かれたトレー(縦約24センチ、横約33センチ、高さ約5・5センチ)も押収された。  また、山上容疑者が「本当の敵ではなかったが、仕方なく安倍氏を殺害対象に選んだ」という趣旨の供述をしていることも捜査関係者への取材で判明した。県警は山上容疑者が、宗教団体幹部を狙う計画が頓挫し、安倍氏ならば団体と接点があり社会の注目も集められるとして、事件に及んだとみている。  山上容疑者は10代の頃、母親が宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)に入信。多額の献金で家庭が崩壊したとして団体を憎んでいた。19年10月には、団体の集会に来日した最高幹部、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の火炎瓶襲撃を計画。だが、愛知県の会場に入れず断念したとされる。  その後、新型コロナウイルスの感染拡大で韓氏の来日日程が不透明になり、襲撃の機会を失っていた。一方で今春、団体の関連組織が開いた行事に安倍氏が寄せた動画メッセージを視聴。県警は、山上容疑者がこの動画視聴をきっかけに安倍氏も敵視するようになり、韓氏と同列の襲撃対象に据えたとみている。  事件直前、山上容疑者が団体に批判的なブログを管理する男性(71)=松江市=に宛てた手紙でも、安倍氏について「あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と説明。本来の襲撃対象ではなかったことを示唆し、安倍氏を襲う社会的影響も考慮したかのような記述があった。【

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