2013年6月22日土曜日

雑談/ご支援のお礼

わたしは出かけて人に会うと結構雑談するタイプです(広めるために・・)

きのうはフェレットの爪を切ってもらうためにかかりつけ医のところに行ってきました(噛まれるので自分ではできません)

フェレットって結構匂うので順番が来るまで車に載せて(昨日は涼しかったので)待合室にいました

中には老齢の柴犬を抱っこした60代の男性とそのおくさまが・・
その後すぐにダックスを連れた30代の女性が入ってきました

ダックスはその特性(猟犬なので)により知らない人に吠える子が多いです
柴犬一家に吠えたてたので、ダックスの飼い主さんは「コラ!」と、、

柴犬のおくさんは、ダックスの飼い主に
「ごめんね、この子汚いでしょ!でも大事な家族なの」と、、
ダックスの飼い主は
「そうです家族ですもんね」と、、
その後も少し話してました

柴犬は10歳で元気だったんだけど目を傷つけたのと、それが原因で2~3日元気がないので病院に来たという、、
目やにが出ていて目を痛そうにしていたので特に年とってみえましたが・・

わたしも話に加わって、年取った犬を棄てる人が多いなか、こうして病院に連れてこられたり散歩させてる方みたらほほえましいですよ・・などと話し、自分がしていることも伝えました

順番が来てフェレットを連れて入ったら、その方たちが
「え~棄てられたの?可哀そうに・・」と言ってみてましたが・・


なぜ最初に柴犬の飼い主がこのように言ったかというと・・

年とった犬や雑種犬を異様な目でみてくる人が多いからなんです
特に動物病院では・・

前回ミケたちが熱を出して受診した時もそうでした

まだ若い雑種犬を60歳くらいのご夫妻が連れてきていて、そこにトイプードル3匹を連れた同じ年くらいの夫婦が入ってきました

犬同士、噛むかもしれないのにリードを長くして3匹づらづらと、、

雑種の飼い主が「噛むかもしれませんよ」って言ったら
「えっ噛むの?わ!怖い外出とこ」って一旦出ました

雑種の飼い主に話を聞くと
新聞の里親募集でもらった子で、5匹兄弟で棄てられていて発見が遅かったのか、この子だけ生き残ったが「気がきつい」と譲渡人から聞いていたけど、子どもさんがどうしても飼いたいということで飼っていると、、
ご主人にはとてもなついていて、ご主人も可愛がっていました

その方と話した時にも言ってました

動物病院にこの子を連れてくると、可愛い小型犬を抱いた人たちがまるで汚いものでもみるような目でみてくる・・と

わたしは自分がやっていることを話し

「わかります
わたしもこの前警察から保護した2匹の老犬を連れて来たら待合室にいる数人が、「近づけないで」という感じとか、、異様な目で見てきましたよ
どの犬も年取るし、自分たちも年とるのにね~」って、話しました

雑種の診察が終わって、外にいるトイプードルと飼い主が入ってきて話をしました

以前はのら猫が家に住みついたので飼っていて、子猫を産むたびにここの先生に預けて里親をさがしてもらった
でも犬を飼ってから猫はどこかへ行ってしまった
もともとのらやからね~

と軽い口調で・・
わたしは言葉が出てきませんでしたが一言だけ

「犬が来て猫は怖かったんじゃないですか」って、言いました

同じ生き物なんだけどな・・子猫のことと言い、、猫が出て行ったことと言い、、無責任だ


わたしが以前2匹病院に連れてきた老犬とは、神戸西警察から引き取ったしいちゃん(シーズ)とびいちゃん(ビーグル)です

シーズはトリミングの後でしたが、毛のもつれがひどくて根元からカットしてもらったので素肌が見えていました
ビーグルは「チェリーアイ」という、さくらんぼみたいな出来物が目にありました

みんなジロジロ見るんだけど、顔が暗くて誰も何もじゃべって来ない・・
こういう時はわたしも何もしゃべりません

犬にしゃべってます(笑)

わたし自身、殺処分や生体販売の現実を知らなかった時期に元夫の希望でペットショップから2匹のダックスを飼いましたが(現在10歳)、でもやっぱり病院に連れてきてもらってる老犬見たら、大事にしてもらってるなって思ってほほえましかったですが・・

なんで世の中こんなんですかね??

見た目見た目って、、だから老犬に里親さん見つからないんでしょうね・・

去年、おととしと、2年連続夏に過労で倒れて神戸西警察からの引き取りを一時休止しなければなりませんでした
悩みました
一人で続けていくには、老犬を引き取っていては無理なんじゃないだろうかと・・
里親がみつからないから最後までうちでみることになる、、

西区は老犬が棄てられることが多い、、

どうしようか、、
命を選びたくはない
でも少しでも多く助けるには選ばないと無理じゃないか
今までみたいに「どんな子でも」とやっていては結局からだがつぶれる

体調が戻ってきて引き取りを再開してから思いました

やっぱり選べない
いや選ばない
選んでしまったらもう
自分が自分じゃなくなる

それじゃ
やっていく意味がない・・と

いつの日か
老犬や雑種犬(子犬は多数希望があるが成犬になるとなかなか無い)を里子に迎えてくれる人が増える国になればいい
いや
そうならないと
この国はいつまでたっても変わらないだろう


☆ご支援のお礼

6月14日付で猫の「小梅くん」の里親のNさまより3千円のお振り込みをいただきました
ありがとうございます
大切に使わせていただきます

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