2016年11月7日月曜日

「神戸市動物管理センター」による『殺処分』2016.9月~10月①柴犬

表題の『犬』のみの殺処分は4頭、


夏に電話で問い合わせた際、わきた職員から聞いた殺処分の理由にも
もちろん問題がありました

今回、「その後の犬の殺処分の内容」を電話で質問したところ、

9月~10月は4頭、(犬のみで今年度、4月~10月までで合計13頭を殺処分)


そのうち、「飼い主持ち込み」(飼い主が『もういらん 殺してくれ』っていうことで
センターに無理やり連れて来た子が『3頭』

詳細

①4歳 柴(シバ)

最初、1年前に、区の衛生監視事務所(保健所のような役割で神戸市内のそれぞれの区にある)
に相談の電話があった

飼い主から、『自分がかまれた』という電話相談

その際、職員が電話のみで対応
ドックトレーナーや動物病院に相談するなどは、飼い主は何もしなかった

それ以降電話がなかったので、そのまま放置

今年9月2日に、また飼い主が噛まれて入院した
ケガは軽く、翌日退院して、その日のうちに連れて来た
(飼い主に家族無し)

神戸市動物管理センターは、そのまま引き取った

センターでは、広い収容室のおりのなかでフリーにしたまま2週間、職員たちは、おりの外からようす伺いをしたのみ

(フードと水は、収容室下側の、噛まれずに忍び込ませる場所から入れただけ)

飼い主持ち込みの2週間後に、ようすが変わらないという理由により、

収容室の手前のおりを手で、ぐーっと向こうに押し込んで行き、

柴犬のからだを拘束して、過剰麻酔を注射して、『殺処分』


わきた職員は、感情を全く出しません
言葉に感情が出ないのだから、電話の向こうの表情にも感情はない人なはず

まだ若い、20代(もちろん、獣医師免許持ち)


わたしは言いました

夏に電話した時にもお願いしましたよね?
収容室のなかの奥で、スチールチェーンでつないでくださいって・・
なぜつながないんですか!

あんな広い収容室でフリーにして、そのあとほったらかしで、慣れるわけないでしょ!

飼い主を噛む犬っていうのは、ほぼ100%、飼い主が飼い犬をたたいたり、けったり暴力を振るっているんですよ

そういうことされても噛まない子もいますよ
だけど、柴はきついんですよ
きつい子の割合が多い

だから、トラウマになってるから、条件反射的に噛むんですよ

1年前にも噛んだんでしょ!

こんなことくらいで、飼い犬をセンターに連れてくる人間ですよ

もし、毎日毎日噛まれてたら、もっとはよ連れてきてます
4年も飼ってませんよ
しかも、噛む噛むいう犬を、リードつけてクルマ載せて、センターまでふつうは連れてこれんでしょ?

4年飼ってきたいうことは、めったに噛まないけど、飼い主がよほどのことした時に噛んで
、それをまた飼い主がやったか?それともその時と同じ場面のことが起こりそうになった条件反射で噛んだんですよ

そういうこと、わかりませんか?
わからんでしょうねえ、、おたくらには、、
犬や猫に愛情がないんやから、、

それに広い広い収容室のなかでフリーにしといて、だれが慣れますか!
もともと温厚な性格の犬以外、絶対無理です

飼い主を噛む子は、ただでさえ、普段から飼い主にいやなことされとんですよ

その嫌な飼い主に無理やり知らんとこに連れて来られて、暗いおりのなかにほりこまれて、、

声もかけたらへん、、品定めするような上から目線のおたくらみたいな人間に怖い思いさせられて、どうやって慣れるんよ

広い広い収容室でフリーにさせて、ワンワンこっち向いて吠えてる状態で、わたしかってよう入らんわ
だからスチールチェーンで(布のリードは噛みちぎる可能性あるから)繋いだってって、前にたのんだやんか!

飼い主の無責任勝手極まりない持ち込みを受けたんやったら、最後の責任として、飼い主に、センターにおいてるスチールチェーンに付け替えさせて収容室のなかの奥に、飼い主自身につながしいや!
それくらい、やらしいや!

飼い主にそれをさせるのができひんねんやったら、
自分ら獣医やろ

収容室のおりを狭めて行って、からだを拘束して、過剰麻酔で殺すんじゃなく、鎮静(鎮静剤の注射)うちいや!
鎮静うって、首輪のリードをスチールチェーンにつなぎ変えーや

つないだら、慣らしやすいやろ?
収容室のなかに入って、まずは犬を怖がらさんように、2メートル離れたとこから、ジャーキーとか
おいしいおやつ投げたらええやん

そのようすを見ながら、次は1メートルの距離からおやつ投げる

そうするうちに、犬はおいしいし、『この人、飼い主と違って怖いことやいやなことせんな・・』
って思うわ

それでだんだんと、手で長いジャーキーの先を持って、反対の先から犬が食べたり、そうなったら
手のひらにおいたおやつを食べるようになるわ

それで、大丈夫と思ったら、首輪とかはまだまだ絶対さわらんと(飼い主にたたかれた子は、人間の手が怖いから、たたかれると思いまた噛んでくることが結構ある)、チェーンの根本から外して散歩に行ったらええねん

それでも危険かも?って思ったら、犬歯削ってあげたらええんや
オス犬は特になわばり意識が強くて、そのせいかオス同士の闘争本能もあるから
去勢手術をして、その闘争本能を減らしていく(何か月もかけて)、去勢手術の麻酔が効いてる間に、犬歯を真横にに削る

わきたさん獣医やろ それくらいできひんの?
センターにそういう施設がないんやったら、神戸市が提携しとる『神戸市獣医師会』の病院でやったらええやん

前に聞いたわ

簡単な検診程度でも、何日も入院しても

『1回5千円』で、神戸市の税金で診てくれるんやろ

去勢も犬歯削りもすればええやん
それをしたら慣らしやすいやろ
犬歯削っとけば、噛まれることへの恐怖心も減るんやから

それに、もしそれで慣らしてもまだ一般譲渡が心配なら
団体譲渡すればええやろ

そのための譲渡団体やろ

団体が見にきたことはないんか?

わきた「他の犬を見にきたときに見ていると思います」

わたし「この子について、何も言わんかったんか?」

わきた「はい」

ほんまにい~、、収容室に見に来といて、何にも聞かんとようほっとけるなあ
そんなんやからあかんねん

わきた「噛む犬については団体にも譲渡はしてませんので」

わたし
「わたしの時はひきとって来たわ
噛まれて連れて帰ったことあるけど、だから次から噛まれんように連れて帰ったわ

(湯木(ゆき)女性職員が収容室の外から、えらそうに腕組みして
『いのうえさあ~ん、噛んだら殺処分やから』っていうから)

そういうやり方の工夫があるんや!

自分らかって、皮手(かわの手袋)はめたらええやろ

皮手なら、噛まれても全く血が出んわ・・


それに、金曜日の電話しつけ相談のドックトレーナーの中塚圭子おるやろ

税金でたっかい給料もろとる・・
中塚圭子はこういう子に(すぐ上の建物の収容室まで)会いに行ったりせんのか?

わきた「しません」

ドックトレーナーやろ??
金曜日に、机に四時間座って市民からの相談電話待つだけで・・
4時間で1万6千円やったかなあ・・

普通、その時間外に、ちょっとくらいそういう犬、見に行かんか?
わたしなら行くわ
ほんまに・・・
金になる時間じゃなくても、自ら犬見に行くわ
それが仕事や

もう一人ドックトレーナーおるやろ?
須磨区の警察犬訓練所の・・
殺処分判定に迷ったときとかにたまにセンターに呼ぶ・・

わきた
「ああ はい」

わたし
「その人間が殺処分した方がええゆうたりする時もあるんやろ?」

わきた
「はい  でもぼくらも一緒にみますけど」

わたし
「意見が分かれる時はあるん?」

わきた
「いえ だいたい同じですね」

わたし
「おなじて、、その人間もあんたらとだいたい一緒で殺処分言うんか?」

わきた
「はい」

わたし
「はあ・・・
警察犬訓練所なんて、シェパードとか、生体販売やってもうけとんやん
イノチ誰にでも売っとんやん
そこの訓練所から見に来てもろたら、また神戸市から(税金で)金払うわけ?」

わきた
「いえ その時は出ません」

わたし
「前に、そこの訓練所に野犬を預けたことあるんやろ?
その時は?」

わきた
「払いました
数回預けたことがあって、そういう時は払ってます」

わたし
「だからあかんねん
何でもカネカネ
『ドックトレーナーなんか、犬見る目が、金見る目になっとる』からなあ

それとな、、
1年前に噛んで区の衛生監視事務所に電話相談あった時に、職員が飼い主の家まで行ったんか?
行ってないやろ?」

わきた
「はい 行ってません」

わたし
「行かんとできるわけないやろ?
すぐに一回まずいかなあかんわ
行かんと電話だけで済まして、で、その後も、こっちから電話で様子もきかんとほったらかしで、、
そんなんが獣医師免許もっとんやからな、、

で、一年後、結局こうやん??
電話しつけ相談の中塚圭子おんねんから、折り返し電話さしたらよかったやん?」

わきた
「する時もありますよ
金曜日来られた時に・・
電話相談のあとで、飼い主にセンターに犬を連れてきてもらう時もありますし(仕事時間内にね)」

わたし
「でもこの柴犬の時は、飼い主に電話せんかったんやろ?」

わきた
「はい」

わたし
「ほんな あかんやん

いつも殺処分の判定は、だれがしてるわけ?

前(わたしが譲渡団体になるまで)は、湯木(当時の女性職員で獣医師免許持ち)と中塚圭子と
CCクロの代表のKさん(日本動物福祉協会)やったけど、、

CCクロの代表変わったみたいやなあ、、?」

わきた
「はい 今も『プラスチックの手を使う判定』とかは一緒にやってますが・・』

わたし
「あー あんなあほなこと、まだやっとんねんなあ」

わきた
「今はもうあの審査だけで殺処分はしてません、、
今は『センター長』と『うめき』と『わたし』で判定しています」

わたし
「あーそー ほんなら二匹目の犬について聞くわ・・」


長くなるので、今日は、1頭目の柴犬について神戸市動物管理センター わきた職員と電話で行ったやりとりの内容のみ、書きました


最後に書いた、『プラスチィックの手』の判定方法について神戸市に抗議をした時の当会のブログです↓(わたしが知人と一緒に神戸市動物管理センターに、電話せずにいきなり行った時の話し合いの記事のなかから)


2013年11月29日「神戸市動物管理センター」に直談判④

⑥譲渡基準(一時審査・二次審査)の見直しについて

この審査の内容の見直しもするということになりました
ただ、昨日の段階では、具体的にどのようにするかまでは決まっていません

しかし、一番の問題である「義手を使用した審査」について、かなり抗議をしました
↓これが2次審査で使われる義手



わたしがセンター長から聞いたのは「中に粘土を詰めたゴム手袋」でしたが、そうではありませんでした

しかし見てびっくり!
手の形をしたものに、ものすごく長い棒が付いている

青色の、腕に似せた部分の端っこがちょうど肩の位置まであります
そしてその先にまだ30センチ長さの黒い棒が付いている・・・

もう、これにはあきれました

こんなもの、どう考えたって犬にしたら人間の手に見えませんよ

しかも、フードの皿にこの手を入れる審査の前に、人間が黒い柄の部分を持って、ご飯を食べている犬の口元を、この義手の部分で触る審査をするという・・・

もう、あきれます

食べてる最中に、こんなもんで口触られて、そのあと更に義手を突っ込むと、、、

わたしとYさんとご主人と、、3人とも言いました
こんなもん、どんな犬でも噛むぞ!

だいたいこんな義手で、しかも棒が長くて人間の手からだいぶ離れているんだし、犬からは人間の手の匂いがしない
ただの石油製品の匂いだ

手と思わず噛む子もたくさんいるはず、、、

こんな意味のない、そして可哀そうな検査、すぐに止めろと、、、

しかし、湯木氏は、これを大事そうに抱えて、「絶対やめません」と、、

はあ・・・

わたしは言いました
「灘警察から来た黒のダックス、、灘警察は優しいから、担当が敷地外でも散歩させるし、2週間置いてくれる

その優しい担当の女性と直接話した

警察に来て、リードを付け変えようとしたら指を噛んで血が出た、、
だからそれ以外あの子にはあまり近づいてない
ごはんとトイレの世話だけしていた

(センターには、警察で噛んだという連絡が来ている)

それがやで・・・
センターに来て、なでさせるし抱っこもさせるようになったんや
それはセンターの人間が優しいからじゃない

あの子はあの子なりに学んだ
努力しとっやんや

それをやな
あのしょうもない義手の検査でご飯中に義手噛んだ

それだけで殺したんや!

なんで、学んでる・・犬が努力してる途中経過を見守ってやろうとせえへんのや!
と、怒りました

この件では、長く話し合い、結果、湯木氏は
「この審査は続けますが、噛み方や、犬の行動を見るようにして、ただごはんの時に噛んだからという理由だけで2次審査で落とすことは辞めます」と、、、

これが6つ目の前進です

審査全体の見直しについては、後日話合いの場を持つことになりました

その際わたしは、実際に一次審査・二次審査の場面に立ち会わせてもらうことを要望しています
そして湯木氏、北村氏、中塚氏と、話し合います
これは実現するでしょう

湯木氏には言いました

昨日収容されていた黒い雑種犬、いつもなら「殺処分」と決める子でした
それは「おびえているから」という理由で、「神戸市側」のいう「社会復帰困難」ということで、、、

しかし湯木氏には言いました

わたしらも、審査から落とされる子を救う努力するけど、審査基準ごとみなおして、もっともっと神戸市から一般譲渡犬にする子を増やさなあかん、、と

それから、毎週金曜に来る「電話しつけ相談」の中塚圭子氏の仕事ぶりも見学することになっています

税金で、高い給料持っていきますのでね

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