2016年11月5日土曜日

「パリ協定」発効(気候変動サミット)

今日二回目記事
一回目の記事を公開した直後にテレビつけたら、ちょうど??と思い・・
わたしはこのサミットのこと、全然知らなかったのでびっくりした
レオナルド・ディカプリオが、2年間、世界のいろんな国取材してて、、
2014年9月23日に、ニューヨークでサミットあったって、、やってた
すごいタイミング!!
牛のゲップで温暖化とか、南極の氷が解けてるとか、アマゾンの森林伐採で温暖化とか、、
戦争や工場や車の排気で温暖化とか、、パーム油の問題とか、、石油石炭業界の問題とか
もちろんオゾン層の破壊・・とか、、
この程度は知ってたけど、この番組はすごい勉強になったな・・
国連ピース・メッセンジャー レオナルド・ディカプリオ氏 気候サミットでのスピーチ(2014年9月23日)
https://www.youtube.com/watch?v=wjRXAX0XWw0
ちなみに日本の首相のスピーチは・・
↓ややこしい言い回しだけ使って、、口だけ・・やなあ
議長、
 御列席の皆様、
 7年前、私は「美しい星:クールアース」の概念を提唱し、2050年の温室効果ガス半減を世界の目標とするよう提案しました。そして昨年には、新たな戦略「アクションズ・フォー・クールアース」を作りました。私は、気候変動に対する行動を提案し、実践してきました。
 皆さん、地球温暖化は、疑いのない事実です。行動を起こしましょう。私も、今日は美しい星のために、日本の新たな行動を紹介します。鍵は、途上国支援、技術革新と普及、国際枠組みへの貢献の3つです。
 まず、途上国支援です。日本は昨年初めから3年間で約160億ドルの支援を約束しましたが、これをたった一年半あまりで達成しました。日本は約束を守ります。そして今回新たに、3年間で、気候変動分野で1万4千人の人材育成を約束します。さらに、「適応イニシアチブ」を立ち上げ、途上国の対処能力を包括的に支援します。
 7月、私は日本の総理として初めてカリブ地域を訪問し、小島嶼国特有の脆弱性に配慮する必要性を肌で感じました。支援では、特に島国を重視します。カリブ訪問時に立ち上げた広域支援プロジェクトが一例です。さらに、気候変動にも深く関係する防災では来年3月、仙台で第3回国連防災世界会議を開催します。是非ご参加いただきたいと思います。
 次は技術の革新と普及です。イノベーションは2050年世界半減への鍵です。日本は、そのエネルギー効率を世界最高水準に導いた技術革新を今後も推進するとともに、世界の産官学の英知を結集する国際フォーラムとして「ICEF」の第一回を来月、東京で開催します。また、省エネルギーの国際的なハブを東京に設置するとともに、署名国が12か国に至った二国間クレジット制度を着実に実施し、優れた技術を国際社会に広め、世界の削減に貢献します。さらに、温室効果ガスの排出量を監視・検証する衛星を打ち上げ、データを世界規模で相互活用します。
 最後は、将来の国際枠組みです。2015年は、人類が美しい星へと向かう岐路です。全ての国が参加する枠組みが必要です。日本は、COP19の決定も踏まえ、約束草案を出来るだけ早期に提出することを目指します。また、緑の気候基金については、その受け入れ体制など必要な環境が整った際に、日本としても応分の貢献をするべく、検討を進めています。
 以上が日本の新たな「行動」です。日本は3年前の震災と原発事故を乗り越え、低炭素社会のモデルとして、美しい星のために行動を続けていきます。
 御清聴ありがとうございました。
しかも
昨年12月に決まった「パリ協定」・・このことわたし、知らんかったわ・・
昨日この協定が発効しとったんやって・・
そのことに関して、、
日経と産経を読み比べ・・
産経は、、恥・・やなあ
どこまでもこの国のプライドだけを守って、ものすごい恥ずかしい書き方と内容や・・
今の政府そのまんま・・やな、、
↓読み比べ
①日経
【パリ=竹内康雄】2020年以降の地球温暖化対策「パリ協定」が4日、発効する。05年に発効した京都議定書に続く温暖化対策の国際合意で、先進国に加え、中国やインドなど途上国が温暖化ガス排出抑制に取り組む枠組みは初めてとなる。国際社会はモロッコで7日開幕する第22回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP22)で協定実行のためのルール作りの交渉に入る。
 協定発効には55カ国以上が批准し、世界の温暖化ガス排出量の55%に達する必要がある。10月5日に2つの条件を満たし11月4日の発効が決まった。京都議定書が1997年の採択から発効まで約7年かかったのに比べパリ協定は15年12月の採択から1年足らずでのスピード発効となった。
 批准したのは世界最大の排出国である中国のほか、米国や欧州連合(EU)、インド、ブラジル、メキシコなど。気候変動枠組み条約事務局によると、3日現在で94カ国・地域が批准している。
 協定は「地球の気温上昇を産業革命前から2度未満に抑える」といった大きな目標を掲げるが、排出量取引の活用や先進国から途上国への資金支援などの詳細は決まっていない。今後、こうした分野のルール制定に向けた交渉を始める。
 日本はパリ協定の発効時期を見誤り、批准へ向けた手続きが遅れた。そのため、COP22の期間中に開く批准国による第1回締約国会議(CMA1)へはオブザーバー参加にとどまる。政府としてはCOP22までに国会承認を終え、何とか体面を保ちたい考えだ。
 現時点では、同協定の承認案は4日の衆院本会議で可決、成立する見通し。参院では先に可決しており、承認手続きは終了する。
②産経 
↓特に恥ずかしい箇所を赤字にしてみた 最後の赤字のとこは、原発の応援まで書いてる・・
一体どんな記者が書いたのか??よくこんな文章を公にできるなあ、、、あー恥ずかしい
うそまで書いて、日本がすごいと持ち上げてある・・ここまで書くとは・・・
産経ニュースより京都議定書に代わって2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みとなる「パリ協定」が4日、日本の批准を待たず発効した。
 7日からモロッコで、国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)が始まるが、その会期中に、パリ協定の第1回締約国会議(CMA1)も開かれる。
 このことについて、日本が出遅れた、と政府をあげつらう声が国内で上がっている。だが、そうした批判は的外れだ。
 早い批准が会議の主導権獲得につながるものでないことは、京都議定書の先例に照らしても明らかだ。高い削減目標を背負い込み、骨身を削り続けた日本の努力を尻目に、中国と米国は大量の二酸化炭素を排出し続けた。
 パリ協定の主役はこの2国である。地球温暖化防止で先頭を切ってきた日本が自虐的になるのは情けない。排出削減の輪に途上国も加わるパリ協定の新機軸は、日本の経済産業界が実践した自主行動計画に倣ったものである。
 日本はむしろ胸を張ってよい。批准の遅れの問題視などは愚の骨頂だ。CMA1での日本の発言権は確保されている。
 ただし、深く自省すべきこともある。二酸化炭素の削減体制の構築が進んでいないどころか、逆行さえしている問題だ。日本は30年の時点での26%削減をパリ協定で公約しているが、発電中の原発が2基しかない現状を考えると、その実現はおぼつかない。

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