2016年12月13日火曜日

獣医師/活動初期のこと

昨日のつづき・・今日の記事は長いです


細川弁護士には、2010年の夏・・・

尼崎だったと思うけど、一度相談に行ったことがあります

45分5千円だったと思う


まだ会をたちあげる前に、須磨警察から保護した子猫『育』が、保護したその日に死んだ件で・・

『獣医』を訴えたい!と・・・


育(いく)という名は、死んでから娘が付けました

ガラスのびんにずっと入れてた育の骨は、シンがなくなった時、娘が一緒に葬りました


須磨警察から引き取った『育』は、すでに後ろ足が全くたたなくて・・

拾得者が警察に育を連れて行った時の情報では、育は大きな溝に落ちて動けなくなっていたそう、、

なぜ須磨警察からか?というと、、、説明長くなりますが警察から引き取ったことは
当会の活動の元になるところなので書いていきます

当時パネル展やデモをやっていて

当時20歳の娘は映画『犬と猫と人間と』をみてから

ミクシィで行き場無い犬や猫の情報をしょっちゅう見るようになっていて、、

最初、三重県のブリーダー崩壊のことを知り、そのブリーダーの元アルバイトの人と連絡を取り合って10頭くらいのダックスと柴1頭の行き場を、その元アルバイトが、ブリーダーに内緒で探していて、、

娘が、アークの事を知り、わたしがアークに連絡をしてアークがブリーダーの元アルバイトの女性と連絡を取って、その時点でまだ行き場の決まっていなかったダックスほとんどをアークが保護
(シバはすでに行先が決まっていた)

その次に保護したのが、パネル展やってる時に話しかけてきた20代
かなりのうつ病の女性の友達の飼育放棄猫

親猫と、子猫が4頭

子猫は生後6か月目
そのなかにオスが一頭いるので、もうすぐ交尾する時期

母猫は室内飼育だったのが、一度脱走してその時に交尾して帰ってきたという

飼い主だったシングルマザーの女性は、男が出来て子供を連れて猫を置いて男の借りた部屋で暮らしはじめ、、、三木市にいる女性の母親が週に一回猫の世話をしに来ていた

6月で、暑くなるのに留守宅で窓を開けられず、(中央区三宮だったので暑い)
命に危険があるので
神戸市中央区のその家に迎えに行って親子5頭を保護
子猫1頭は慣れるのに時間がかかったけど、みんな慣れた

女性は、子猫がクリスマスイブに生まれたから・・と
4頭の名前を

メリー・クリス・マース・イブ

と付けてた

母猫のココは、しばらくして、犬(神戸西警察出身のイングリッシュポインターさつき⇒カレン)の里親になってくれた、ここ多可町の方が里子に迎えてくれて今も元気だそう
カレンは、今年亡くなったと、報告に来てくれました

子猫たちはうちで夢・クリ・華・舞と名付け、『舞』がパルボでなくなって・・

夢・クリ・華は夫がみている

この兄弟は神経が繊細で、あまり他の子とうまくやっていけないので兄弟のみ
ゲージにいましたが、夢が2週間前に痩せてきたので今、夫の部屋でフリーでいます
↓その時夫からもらった写真






この部屋には、寒さに弱い子や、繊細で特に健康状態を気にしないといけない子たちがいます

ゆめに集中的に缶詰を食べさせたりして、、今だいぶ元気になって肉もついてきたそう


ゆめたちの、元飼い主の友人ね、、

うちに保護を依頼してきた、当時29歳だったかな?

この人が、結局依存で、この人も公園に猫のえさやりに行ってて、(飼い猫も4頭いた)
須磨区の北落合ってところに住んでて、うちと近かったので

しょっちゅう呼ばれて、、

おかあさんから、娘はひどいうつ病で力になって欲しいって言われて・・

結局わたしは、依存されました

衣食住が大事と思って、お母さんに玄米炊く釜貸してあげたり

娘の話相手になったりと・・

中学時代にいじめにあってたそう

お母さんからも相談受けて、

娘が夜中に、よそのビルから

『今から飛び降りる』って警察に電話して母親が迎えに行ったとか・・


3日間くらい、毎日
訪ねていったこともあって
長いと7時間くらい話聞いてた

次の日行かないと
お母さんから電話かかってきて、、

「娘が、井上さんが来ないから怒ってる」って・・・

この母親の言葉で、『この親子は無理だな』

って思って、それから関係切りました


この母親が娘の依存症に大きな悪影響を与えてるってわかったので・・

で、もう29歳だと

本人自身に自力ではいあがる気持ちがないと
絶対無理なので・・


その娘はその後、ネットで、ヘイトスピーチやってるような人間らに次は依存してました

そういうのに依存して、

国籍の違う人を差別していた

たぶん人を差別軽蔑することで、そういう人を自分より下と自分自身に言い聞かせて生きていくことで精神の安定をはかるために、ネットで差別発言を書いて誹謗中傷をして

この人は、そうすることで『自分はまだまし』と生きていく

そう、短期間のわたしへの依存が終わりインターネットの世界に依存して生きるのだろう

インターネット上でだけは、

『自分のことを知らない人たちと、虚構の世界でお友達となって、一部の人をいじめて楽しむ』

そんなむなしいお遊びしかできなくなり、もっと堕ちて行ってしまうのだろう・・と


この行動は、わたしが民事と刑事で訴訟をした

MM・HM・鳥取N・あと、松田早苗も・・・

おんなじ、集団いじめ

そんなところです。


話を戻します


この5頭の猫の保護の次にミクシィで

娘が関わったのが、奈良県で、自宅で猫にえさやりをして増やした20代の女性

わたしらは、当時まだ猫のえさやりに関して無知だったため、そのうちの5頭を簡単に保護することにしました
(でないと、女性の母親が、猫を保健所に連れていきそうで、それなら女性が、自分の勤め先の短大の庭で放す って言っていたので、それは可哀そうと思ったから)

全く人なれしない猫は初めてで、、

自分が子供の時に飼っていた猫は
家の外中を自由にしていて、、でも、その2年前に、
保護から飼い猫になった『春』は、完全室内飼いで避妊もしていたし、
窓から出ていくなんてことはなくて、、
猫って、みんな大人しいと思っていたので

最初にその女性が、うちが貸したゲージで捕獲して連れて来た、最初の一頭の猫を、一つの部屋に入れて、、

窓のサッシのカギを開けたままにしていて・・

翌朝部屋に行ったら、窓が開いてた

え??

猫が勝手に窓開けて、出て行ってしまっていた


すぐに、須磨警察署に電話をした

数日後、須磨警察から電話があって・・

「子猫なのでお宅の猫じゃないかもしれませんが、見に来られますか?」って・・

「はい行きます」

て言ったら、子猫だった(2か月くらい)

その猫は、拾得者が権利を放棄することになっていて、、

わたしが引き取るというと、警察は喜んでた

その時、小型犬も一頭警察にいて

「この子はどうなるんですか?」聞いたら

「この犬は引き取ってくれる方が決まりました」って

その時、『よかったあ』って、心から思った

と同時に、いなくさせてしまった猫に

『ほんまにごめん』と、、、

警察から引き取った子猫が後ろ足が全く立たなかったのでその足で、飼い猫と飼い犬のかかりつけ医に連れて行った

神戸市須磨区の、『M』っていう病院(神戸市の指定獣医で獣医師会に入ってる)

子猫は
ちょっとシャーいうてたけど、小さい子猫やのに、医者はびっくりするくらいの大きな皮手(かわの手袋)はめて、、

腹水がたまってるから今から抜くけど、シャー言うてるから麻酔かけるって言うて・・

その時忙しかったみたいで

わたしも中に入ってって言われて・・見たら

四角い透明の箱の中に子猫入れて、そこにガスで麻酔をためていく方法

麻酔が効いて来たら呼んでくれって言われた

呼んで医者が部屋に来て、、

注射器で腹水全部抜いて、、麻酔から覚めた

でも別に、だから立たなかった後ろ足が立ったわけではない


自宅に連れて帰って間もなく、子猫がひきつけを起こし始めた

びっくりして、、

でも原因はたぶん、病院での治療だって思った

それまで全くない症状だったので・・・


ゲージから出して娘がひざに抱いた

ひきつけは、おさまったり、また起こったり繰り返した

わたしは、たぶん時間がたつとおさまってくれるだろうって思ってた


けど、5時間後に、ひきつけの最中に亡くなった

ちょうどその時、自宅の隣の公園で、中学生男子数人が爆竹をうるさく鳴らした


その音に驚きわたしが娘のところに行った時に、わたしもみている前で子猫は息を引き取った


わたしは、突然の爆竹の音に驚き、弱っていた猫がショックで死んだって、思った

翌日、須磨北中学校の職員室に苦情を言いに行った

中学生男子5人くらいかな・・誰かわからんけど、、

事情を言って、男子たちの、自分ひとりじゃできひんくせして、大勢でいちびって、いきがって

しかも自分の家じゃない、公園で迷惑行為の爆竹ならしてあほみたいに喜んで・・・


「生徒が誰か判明させて、反省文書かせて

自分の家の庭で、自分の親が見てる前でようせんことを、家から離れた公の場所で

団体でいちびって、弱った子猫が必至で生きようとしてたのに

驚かして迷惑かけて・・・

やりたかったら自分の家でやってみろ って言っといて」って


教頭から後日電話があり、生徒ら5人判明させて、反省文書かせたって・・

みんなすごく反省してる・・って

わたしは
「すぐに反省するような子らは最初からそんなことしませんわ

教頭の前じゃそりゃ反省するふりはするでしょ そういうこと、わかりませんか?
普段から、学校がどういう教育しとるか?いうことです

親にもちゃんと言っといてください」

教頭は「はい もちろん保護者にも連絡してます」と・・


この公園では、夏になると中ぼうがいきがって夜に打ち上げ花火とかやって夜中までうるさいし

飼い犬がパニックになって吠えてこわがるし犬が鳴くと近所(隣人)から苦情が出るので

夏休みは何度も警察を呼んだり、中学校に苦情言って『公園での花火禁止』をしてもらったり

自治会や須磨区の行政にも、公園での花火禁止の看板立ててもらった

大人もだけど、自分の家の前でやればいいのに、なんでわざわざ公園でやるか??

ほんまに自己中や!  って、、思った


こういうことを書くのも、『全て人間社会の問題だから』です


子猫が亡くなったその日、わたしは思わなかったけど、娘が、どうしても『育の骨』を残したいっていうんで

あまり高くないところ、電話帳で探して・・西宮市から夜に来てもらった


今のわたしなら、その日に葬ることなんてしないけど・・

車でペットの葬儀社が来て、ハッチバック開けたとこに『育』寝かせて、、

「住宅街なので、少し離れた山の近くに行って車のなかで遺体を焼いて40分くらいで戻ってきます」

って言われて・・戻ってきて

骨拾ってください って言われて

ガラスのびんに『育の骨』入れて

葬儀社の人が、焼いたらおなかのあたり(骨か灰か?)が黒くなった

からだの悪い部分が黒くなったりするんです

って、言ってた

それからわたしは、、日がたつにつれて『育』のことをひきづる気持ちが強くなり


毎日泣いてくらし食べられなくなり、1カ月で体重が5キロ落ちた


育を診察した獣医のところにも行った

「麻酔が原因でひきつけを起こして死んだんじゃないんですか?」って・・

獣医は飼い猫を撫でながら、困ったような顔をしているだけで

何も言わなかった

『育』のレントゲンをもらって、他の獣医にみてもらおうか?
と思ったけど、その時はしなかった

それでもまだ『育』が死んだ原因を知りたいままの気持ちだった

獣医には言った

「保護の子だからって、手抜いたんと違うんですか?」って・・

なんでそう思ったかっていうと、、

だって、、

『育』が入った透明の箱にガス麻酔を充填(じゅうてん)させていく最中に、医者(二人)も
看護師(三人)もみんなその場離れるって、ふつうないやろって思った
で、わたしだけに付いとけなんて・・

だって、プロやん

カネもらって診察する、獣医はプロの医者やん

だから、そう思った

だから獣医に言った


それでもやっぱり気持ちに区切りがつかへんから、、

その前に、ペット法塾の会合で話を聞いた細川弁護士のところに予約入れて相談に行った


45分相談して、、

言われたのは

『もし訴訟で勝てたとしても、金額としては5千円とか1万円くらいです
日本の動物訴訟は、残念ながらこういう低い金額です

そのために、あなたの貴重な時間とお金を費やすことには
僕はあまり・・』

みたいな感じだったので

わたしも訴訟を起こすことをその時はやめましたが・・

訴訟自体、その時やったことなくて、弁護士に頼まないと
自分ではできないって、その時は思ってたので、、、


その後、ペット法塾の会合などに行ったことはないですが

その細川さんがTVに出ていたので

で、獣医師のこともいずれ書いていくつもりだったので、、

いい機会なので書きました

長くなりました


わたしは、自分の関心あることについて

納得するまでつきつめていく性格です

神戸市獣医師会にも、この件は話しましたが

獣医師会が獣医にきびしいこと言うなんてことはしません

『育』のことは、わたしが初めてじかに獣医に不信を抱いたことでした


それでもまだこのことはひきずり、ココ親子の避妊・去勢をしてもらった獣医に聞きました

獣医は

「レントゲンをみていないからはっきりは言えないけど、

麻酔から一旦さめたのなら、麻酔が直接の原因ではないと思います

たぶん

腹水をいっきに全部抜いてしまったことが原因じゃないか?と」

ということでした

この病院にも、今はかかってはいませんが、人柄的にはいい人と思いました

その医師が言った『腹水』と、葬儀屋が言った『おなかの部分が黒くなった』
『溝に落ちて動けなかった』

を自分のなかでつなぎ合わせて、、

育は、溝に落ちた時にどこかを打ったのか?

足をけがしたのではなく、おなかや背中を打ったことで、神経をやられていて、足が立たなかったのか?

うちどころが悪くて、腹水がたまったのか?

とか、、自分のなかで、答えをさがそうとする自分が、しばらくいました

でも、腹水を抜かなかったら、もし育にやっぱり命は短いとしても、

ひきつけを何度も起こして苦しむことはなかったのではないか??

ずっと自問自答が続きました

でも、その獣医がくれたひとつの可能性としての答えは、とてもありがたかったです


あれから6年半

今のわたしは

『わたしら保護した人間が、『この子のために』と思ってしたことの結果は、結果がどうであれ
、悪いことではない

だって、『この子を助けたい』って思って『行動した結果』だから・・

って、思えます


が、獣医など、おかねとって仕事でやってる人間は、たぶん、そうは思ってないって
思いますよ

開業当初はそういう気持ちがあったとしても

人はカネが入るとともに人格が変わってしまうから・・


育の治療をした獣医も、知人に聞いた話だと


開業当初は保護した猫を夜中でもみてくれて、

子猫が低体温でイノチ危ない時、ドライヤーであっためて

命助けたこともあった って。

みんなみんな

カネと引き換えに、自分の魂を売っている生きもの ばかり


公務員だってそうだ

高給だからそうなっちゃう

そう、魂の無い生き物に成り下ったから

『殺処分』なんて野蛮行為が

いとも簡単にできてしまう のさ

特に『獣医師免許もつ公務員』は。












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