2012年11月20日火曜日

明石公園から保護した子猫たち☆

先日明石公園から依頼があり2匹の子猫を保護しましたが、里親さまから様子をご連絡いただきましたので掲載させていただきます

ムーニーママが当会まで搬送してくださり、翌日ムーニーママのご友人(たくさん猫を飼っておられます)のTさまのところへ、その後寒さのため食べなくなり(風邪ではないのですが)病院へ・・
懸命に看護してくださっていましたがTさまは、猫ちゃんたちを飼ってくださるご実家の兵庫県南部へ早く運んだほうが(少しでも暖かいので)良いと判断されご実家へ・・

ご実家でも猫の飼育経験がおありで妹さんがあたたかくして通院しながら看病してくださるということでした
そしてそのかいあって2匹ともかなり元気を取り戻し食べてくれるようになって妹さんにとっても甘えているということです

まだ2カ月くらいの子猫ですので(もう少し大きくてもですが)寒さには要注意です
この時期の子猫の対策がよくわかる内容のメッセージをいただきましたので掲載させていただきます


Tさまと妹さまからいただきましたメッセージです

まずはTさまから


今日は忙しいところを子猫を届けていただいてありがとうございます。
帰りの車の中で最初はニャアニャア言ってましたが、
暖房と日光がサンサンと当たっていたせいか
すぐに爆睡していました。(^_^)あまりに気持ちよさそうに寝ているので
その隙にちょっと寄り道してカリカリとトイレ用のトレイを買って帰りました。


部屋でキャリーのフタを開けると早速2匹で辺りを探検しだしましたが
カリカリより先にトイレのおからの砂を出したところ
これを食べようとしたのには慌てました。Σ(・;)で、カリカリを置いたら、ものすごい勢いでガツガツ食べだしました。
トイレちゃんと分かるかな~と不安でしたが、
キジ白ちゃんがチッコをしてくれました。
キジちゃんはトイレには目もくれません。

どちらの子も寄ってきては、指をカミカミしたり
手に頭をすりつけてゴロゴロ言ったりで、もぉ可愛さアピールしまくりです。
実家にはいつ引き渡そうかなーと思っていたのですが、
向こうの方から来週血液検査が終わったらすぐに迎えに行く!!と言って来ました。
うちにいるよりは暖かい所で過ごせそうなので安心してください。( ω )「生き物はもうええわ」と言っていた母が手のひら返したように楽しみにしているそうです。
やっぱり猫の可愛さにはスゴイ力があるのですね。
では、またご報告いたします。


その翌日


昨日はまだ元気だったのですが、
朝見てみると食べたものを吐いてました。
それとどちらかがウンチョスをしていたので
それを持ってとりあえず病院へ連れて行きました。

で、肝心なことですが2匹は男の子でした。
「ちゃんとついてますよ~」って・・・・
便の検査では腸内細菌がちょっと多めなくらいで
寄生虫や卵は見つかりませんでした。
耳の中もきれいです、と言われました。

餌を吐いても元気なようなので皮下注射はしなくてもいいでしょうと言われ、
今できるのはインターフェロン注射ぐらいです・・ってことで注射してもらいました。

ウイルス検査は1ヶ月ぐらい経ってからの方が・・・と言われたので
こちらは実家のほうでやってもらおうと思います。

家に戻ってからミルク作ってみたりカリカリふやかしてみたりしました。
キジの方は何とかふやけたカリカリを食べましたが
キジ白はミルクやふやけたカリカリをつけた指を仕方なくなめてるってかんじで
すぐに人の肩の上に乗って暖を取るだけでなかなか食べません。
うちが寒すぎるせいかもしれないので、
ちょっと計画変更して明日高砂へ連れて行くことになりました。
あちらの方が猫を気遣える人数も多いし
1階と2階で先住猫と住み分けできるし
何より暖かい!!
まだしばらく実家にいる妹が2階でファンヒーターつけて
暖かくしてあげると言ってくれたので任せようと思います。

今のところ、座布団型の電気マットの上にキャリーを乗っけて
上からフリース毛布を重ねておいてる中で伸びて寝ています。
部屋全体が温まらないので寝床だけ20℃キープしています。
他の子と一緒にホットカーペットやコタツで暖を取れればいいんですが
簡単にそうするわけにもいかず、ものすごくツライです。

 
※隔離しなければならないというのは、エイズ・白血病検査の結果がわからないので先住猫と一緒にはできないということです

※インターフェロンについて、Tさまがネットで調べてくださいました
「インターフェロンとは、動物の体に備わっている一連の免疫機構のさきがけと
して働いているもので、もともと動物の体内に存在するものです。それ を、投
与することで、よりいっそう免疫系を活性化させることができるというわけです。」

「ネコエイズウイルス感染症での免疫力低下を抑える効果だったり、ネコ白血病
ウイルス感染症では、感染初期ならウイルスを排除できることもあると いうこ
とが立証されています。」

(Tさまより)

「ウイルスに対しての投与は初期、あるいは予防的に
投与されることが有効であるとされています。」
という説に基づいて予防薬として調べたもので、
長期使用による副作用等のことは調べていません。



その翌日


今朝、主人を送り出してから
部屋を締め切り、子猫をホットカーペットの上に連れて来ました。
やはり温度が足りてなかったようで
体が温まるとミルクもなめたし、
水は自力で飲みました。
元気が出るとじゃれかたも激しくなってきました。(^_^)


今のこの状況にうちの猫がかなり不満なようですが、
あとしばらく出かけるまではこのまま暖かく過ごさせようと思います。
いろいろご心配掛けてすみませんでした。

午後にご実家へ


翌日
昨日の午前中、出かけるまで部屋の一室を締め切り
ホットカーペットの上にこたつをのせた所に子猫を移しました。
コタツの中は30℃くらいで子猫にはちょうど良かったのか
縮こまっていたのがのびのびと寝ていました。
温度が上がると少し食欲も出るのか
濃い目に溶いたミルクやふやかしたカリカリを
指につけたものをなめたり、水を飲んだりするようになりました。

移動の車中は湯たんぽを入れたキャリーと
ヒーターのおかげでよく寝ていました。

実家に着くとすぐに2階のファンヒーターを点けて部屋を暖めると
じっとしていた子猫も周りの様子を見ようと
キャリーの外へ出て爪とぎで爪を研いだり辺りをウロウロするようになりました。
この時のファンヒーターの設定温度は20℃でした。
大体、これくらいの温度が保てないと子猫が動けないんだな・・と思いました。
ここまで水だけは自力で飲むけど、カリカリもネコ缶も食べずにいたので
近所の病院へ行きました。

病院でこれまでの経過と子猫の様子を話したら、
井上さんからもお話のあったヒルズのa/d缶を試してみましょうと言われました。
で、缶詰を暖めたものをスタッフの方が差し出したところ
グッタリしたキジ白 → スタッフの方が口元まで運んでくれた塊をパクっ! 
Σ(゜∀゜)
キョロキョロしていたキジ → 容器の中に顔を突っ込んでガツガツ!!∑(゜∀゜;)
何でしょう、この劇的な変わり様・・・。
恐らく、暖めた缶詰とちょっと暖かすぎるのでは?ってぐらいの
室温のおかげだと思われます。
a/d缶だと食べるかも・・と思い3缶いただいて、
元気のないキジ白だけ点滴を打ってもらい病院を出ました。

私はその後別れて帰宅しましたが、
妹から午後7時半近くに「2匹とも缶詰食べたよ!」と連絡がありました。
彼女も病院での出来事を目の当たりにして
温度がかなり子猫の体調に影響するということが分かったようで
その点だけは十分注意するよと言ってくれました。

今日もお昼過ぎに
今朝方5時頃もう冷えていた缶詰をちょっと食べたよ・・と
報告がありました。
環境に慣れるまでしばらく時間がかかるでしょうが、
このまま少しずつでも元気になっていってくれればいいな・・と思います。



 翌日


実家の2にゃんですが、
少しずつ回復していってるようです。
キジ白の方がちょっと心配だったのですが
ウンチョスも出たし、何より
今朝ゆでた鶏肉をさいたものを自力でガツガツ食べたそうです!
缶詰に混ぜてもムシャムシャ食べたそうです。
食べた後は毛づくろいをしたりしてるようですので
とりあえずは一山越したかなぁ~と安心しました。

2匹ともチッコはしてるそうなのですが、
キジの方が元気だけれど水みたいなものを吐いたり
ウンチョスがまだなのでしばらくは要観察ってところのようです。
うちに居た時よりもかなり活動的になって
あちこち探検しまくってニャアニャア大きな声で鳴いてるそうです。
やっぱり温度管理大事なんですねぇ。
このまま元気になっていってくれれば・・・と思っています!!!


妹さんより



一通目

一日経ったからか 部屋にも慣れたようで ベッドから降りたりして 自由に部屋をウロウロして居ます…食事も心配していたのですが鳥肉をゆがいたモノに 凄く反応して 缶詰に混ぜると ガツガツ食べてくれました。おトイレも自分から入ってしてくれます(*´ω`)
眠たくなれば ベッドに潜り込んで 熟睡…2匹共に 凄い甘えたさんです。後ゎ順調にご飯食べて 成長して欲しいモノデス(*´∀`*


二通目

まだ寝てるのが 多いですが……起きてる時ゎ 撫でろと 激しく鳴きます……ずいぶん甘えたさんですが 2匹とも凄く仲が良くて 側にいてもぅ この子達の可愛さにメロメロですw
 Twitterで 自慢しちゃいました←
夜中ゎ寒くないように ベッドで一緒に寝て居ます。( ゚ω゚)余計に 甘えたになってるかも…今夜ゎ猫用ミルクも呑み カリカリも少しですが 自力で食べてますよ(*´ω`)

 

※この子たちは超甘えたさんのようでお布団の中で寝てくれるようですが、ふとんの外が寒かろうがふとんから出てしまう子も多いですのでそういう子は一緒には寝ず温度管理されたところで寝かせてくださいね(井上)


そして昨日

今朝ゎ驚くぐらいに 元気に走り回っておりまする……カリカリフードも食べだし 真夜中に起きて 頭の上から ポリポリと音が……
排泄も 2匹共に 無事に確認出来ましたので 安心しています。




お姉さまより

実家のチビちゃん達は、おかげ様でどちらもウンチョス快調のようです。(#^_^#)トイレの位置はちょっと離れた所に置いてあるらしいのですが、
ちゃんと認識していてそこで用を足すようです。
ご飯もまたカリカリを食べられるようになったそうです。


点滴の効果かキジ白がかなりヤンチャぶりを発揮しだしたそうです。
子猫が2匹寄ると結構激しくじゃれあったりしますが、
今まさにそれを出来るくらいまで元気になってきたそうです。
うちに居た時とは全く動き方が違うようですし
先週思い切って実家へ移して本当に良かったと思います。

では、またご報告いたします。
ご心配お掛けしましたが、しばらくは安心できそうです。
ありがとうございます。

※点滴自体の効果はよく持って1日だと言われます
この子のようにその後順調になれば問題ありませんが、翌日また元気がなくなれば連日の点滴が必要となります

食べずに元気もないのに点滴もせずに帰すような獣医師も結構います

飼い主さんのほうから点滴をお願いしましょう
命に関わりますので・・
(井上)






 

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