保護した子猫の様子

一時預かりのTです。

～西警察から引き取った結膜炎の子猫～

今日からちょうど2週間前、井上さんから支給迎えに行って欲しい子猫がいると依頼されました。
1か月半～2か月くらいの白キジのオス、体つきはしっかりしていました。
ただ結膜炎がひどく、最初は目が半分くらいしかあいてませんでした。

病院で診てもらったところ、両目とも瞼の内側が腫れて、上下が癒着しているということです。

こんな場合は、目の周りは清潔に保ち、できるだけ目があいている状態にすることが大切です。
目が閉じている状態では、中で雑菌が繁殖しやすくなるからだそうです。

あとは、眼軟膏を1日5～6回つけます。
私が行っている病院では、結膜炎の治療には液体ではなく、軟膏を使います。
液体はすぐに流れ落ちてしまうけど、軟膏は目の中に残って効き目が長く続くそうです。

1日4回のご飯の時間と、寝る前には必ず目をきれいに拭いて、眼軟膏をつけること1週間。
左目の癒着は取れてきれいに、右目は癒着が残るものの腫れはすっかり治まりました。

今日、病院で診てもらったところ、手術で切って治すこともできるけど、眼球と癒着してないからこれで充分ということでした。
ついでにエイズ、白血病の血液検査もしてもらい、陰性でした。
回虫駆除の2回目のお薬も飲ませました。

パッチリお目めで大きな耳、とっても可愛いです。
とても活発で、一人遊びが上手、いつもドタドタ走り回ってます。
そして、急に静かになったと思ったら、いろんなところでいつの間にか寝ちゃう無防備な姿に癒されます。
ご飯はふやかしたフードからカリカリに移行中（1日4回）、トイレもちゃんとします。
この子の里親さんを募集しています。