2012年6月14日木曜日

目の悪い子猫を保護しました


神戸西警察にいた目の悪い子猫を保護しました

警察から病院に行き、応急処置だけしてもらった状態で、あずかりのTさまが警察に迎えに行ってくださいました

この警察では、それ以上(目薬をもらってさすなど)のことはしないそうですがすぐに病院に連れていってくれるだけいいほうではないでしょうか・・・

今年1月にも体調の悪い犬と猫3匹を病院に連れて行ってくださり、この子たちは病院で亡くなったそうです


この子猫は捨て猫か、餌やりによって生まれた子だと思います


あずかりさまからいただいた報告です


白キジの元気な男の子で推定一ヶ月半くらいです。

結膜炎がかなりひどく、眼軟膏をつけても、右目はちゃんとなおらないかも?

ついでに検便もしてもらったら、回虫がいたので、駆虫薬もいただきました。
これは2週間後にもう一度検査しないといけないということです。

ご飯も一応食べたので、ひとまず安心です。



保護活動と譲渡会を始めて約2年になりますが

メールや電話の相談、譲渡会参加希望者の話からしますと、あまりにも意識の低い人が多いことに驚いています

もちろんたまたま見つけてなんとかしたいと参加される方もたくさんいますが、

なかには長年保護をしている人が産ませていると思う場合も結構あります


餌やりをしていて避妊・去勢が遅れて産まれたとか

一旦捕まえたけど手術前に逃がしたとか

これじゃいくらやっても不幸な猫が減らないわけだと・・・


5月5日に明石公園で保護した出産間近の妊婦猫の場合は

5月20日の譲渡会で親子で参加しているのを見にきた餌やり2人が

「姫ちゃん探したのよ~心配したのよ~さみしいわ~」と・・・

聞くと、以前から世話していてそろそろ避妊をしなければと思ったといいますが

ではなぜもっと早く、妊娠する前にしなかったのか・・・

明石公園では避妊・去勢をしながら餌やりをしている人もいますが

正直全くおいついていません

その未手術の子たちがどんどんどんどん不幸な命をつくるのです


この日、譲渡会場のすぐそばにこの母猫のようになつこい子がいたので

手で捕まえて保護しようと言っていたのをその餌やり2人が聞いて

「やめて! あの子は連れていかないで!

わたしたちがAさんと手術するんだから」と・・・


「もう今妊娠してるかもしれませんよ」と言うと

「あの子はこの前どこかで産んだのよ、子猫を探してくる、絶対連れて行かないで」と・・・

「家で飼ってください」と言っても

「目の悪い猫がいて他は飼えない」と・・・


これが餌やりの実態ですね・・・

自分がさみしいから、さみしさをうめるための道具にしているんですね・・・


のら犬に餌やりしている人もそうです

飼えなくても行政で捕獲機を借りて避妊・去勢だけでも早くしてください

と言ってきましたが全くその気にならず

先日、6匹生まれて2匹は近所の人にもらわれたが

あとの4匹は見つけた人が業者に売ったと、あわてて電話がありました

この人はまだ面識がない人です


今ごろ実験施設に売られたかもしれません

実験施設では何年も苦痛を味わい最終的に殺します

「人間のため」といういいわけをつけて・・・


それを知ってこのえさやりの人は初めてかわいそうだと思ったわけです

今まで1年に2回どこかで産んでどこかで死んでもなんとも思わなかったわけです


のら猫・のら犬に関しては、関わっている人間の意識が低すぎるため

なかなか良い方向にいきません

ただ、最近の参加者の中には

自分で捕獲機を買って責任を果たそうとしている人もなかにはいます


譲渡会参加希望者には突っ込んで聞くようにしています

同じ過ちを繰り返すと不幸な猫を増やすだけですので・・・


写真の子猫は17日の参加は難しいと思います

目の治療をしながら最後まで可愛がってくださる方は井上までご連絡ください

よろしくお願いします

井上
minna-issho@ae.auone-net.jp



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