2012年6月18日月曜日

6.17 里親譲渡会報告/大阪難波パネル展/ご支援のお礼



●6.17里親譲渡会報告

昨日はとても暑かったので猫を見にこられる方は少なかったです

しかし、前回の譲渡会にこられていた方と、うちの譲渡会でりんく君、しゅりちゃん、ライト君の里親になってくださったYさまが一般参加の子猫を1頭ずつ決めてくださいました

犬は当会保護のダックスのミント、白の柴系雑種、コッカーが参加しました





昨日は以前ダックスのクーちゃんをあずかってくださり、少し前に黒ラブとコッカーの引っ張り矯正訓練の指導をしてくださったHさまがわんこたちに付いてくださったのでいつもはわたしに甘えて吠えてばかりのコッカーも静かに良い子でした

コッカーとミントのことを検討しますと言ってくださる方も現れ、コッカーのお試し散歩にもHさまが付いてくださいました

いつも手伝ってくださるYさまもご協力くださいました

この中で、白の雑種の子を明石市の方が決めていただき、譲渡会終了後にお届けしました

ご家族みなさんで可愛がっていただけそうでとても安心しました

小型犬を噛むので、それだけは要注意をお願いしました

数日後に早速病院へ行きフィラリアの薬とのみ取りもしてくださるそうです

決まってよかった・・・


昨日はたくさんの里親さまが訪れてくださいました

大阪府の小梅ちゃん(猫)の里親さま、加古川市のダックスの子犬の里親さまお二方、りんちゃん(元このは)の里親さま、前回わたしの保護猫を決めてくださったYさま、りんちゃん(元はっちゃん)の里親さま、ポメラニアン クリフ君の里親さまなどみなさんにお会いでき大変嬉しかったです





そしていつも写真撮影してくださるKさまご夫妻も来てくださり
わたしが保護し預かってくださっていた2匹の子猫を飼ってくださると
ご報告いただきました

ひどかった結膜炎も良くなり、元気いっぱいだそうです

Kさまが今回もたくさんの写真を撮ってくださいました。
どうぞご覧ください。

http://daikoube.blogspot.jp/search/label/%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1




あずかりをしてくださっていますTさまご夫妻には、今日またさらに4頭の子猫をお願いしました

そのうち2頭は結膜炎がとてもひどくお世話が大変だと思いますが
こころよく引き受けてくださり本当に頭がさがります

みなさんに助けられて犬・猫の保護、里親譲渡会をすることができています

みなさん、本当にありがとうございます

もうじき京都府福知山市に移りますが、可能なかぎり続けていきたいとおもいます

どうぞよろしくお願いします

井上




●ご支援のお礼

現金にて4名のかたからご寄付いただきました


りんちゃん(元はっちゃん)の里親のTさまより3万円

加古川市のダックス系子犬の譲渡者のTさまより3千円

姫路市のIさまとご友人のOさまより3千円

6月14日に子猫4匹の保護と預かり(2匹は15日に譲渡済)の依頼者の
Mさまより4千円

りんちゃん(元このは)の里親のHさまより犬用ドライフード(大)2袋

5月下旬の子猫3匹の保護の依頼者のCさまよりトイレシート2パック

ダックス系子犬カレンちゃんの里親のMさまより犬用ドライフード(大)1袋とトイレシート1パックと犬用おやつ


みなさまにご支援していただきますおかげで活動を続けていくことができています

こころから感謝申しあげます

井上





●大阪なんば 動物愛護パネル展報告








全ての生命を尊ぶ会の佐谷です。

6月17日は大阪なんばで月一動物愛護パネル展を開催しました。

たくさんの人たちが通る場所でパネルを置き、興味をもって下さった方にはチラシを
渡しています。

パネルの内容は

毛皮の作られ方
化粧品や医学の動物実験の実態
殺処分の現状
里親になろう
フォアグラの製造工程
私たちにできること              です。

残酷な写真を見て「こわい」とか「無理」などと目を背ける人が多いですが、
なかには現実を直視して知ろうとする人がいます。


小学3年生くらいの女の子3人組で、動物実験について説明したら
「最低やな」「誰がこんなことするん」と言ってました。

「人間やで・・・化粧品の会社とか医学者がするねん」と答えてチラシも渡しました。

アメリカ・ヨーロッパ系の男性が「これは何ですか」と聞いてきました。
ヨーロッパなどでは日本よりも毛皮や実験に対する意識が高いので
知らない人もいるんだな・・・と改めて感じました。

肉を食べることと毛皮は一緒で何も問題はないと言われたので
「一緒ではないでしょう。毛皮は金もうけとファッションの道具ですよ。
100円でも1000円でも毛皮、ファーは売ってるんですよ」と答えたら何も言わず、

「猫も?」と聞いてきたので「犬も猫も毛皮にされてます」と言ったら驚いてました。

肉は食べないのかと言われたので「食べないですね」と答えたら、へーと笑ってました。

私たちは肉食や家畜と呼ばれる動物の一生もとても残酷だと思っています。

もし自分が肉を食べるために牛や豚・鶏を自分で殺せるかと考えたら殺したくないです。

肉食も毛皮もどちらがより残酷だと決めるものではないし、どちらも同じ問題だと思います。

だけど、ファッションや経済の対象にされている、ただの見た目のためだけの毛皮を
肉食を持ち出してすべて一緒だと決めつけすべてを「仕方がない」と放棄するのは
それは違うんじゃないかと思います。
現に肉は食べるけど毛皮に反対している人もいますし。

でもそれを偽善とは言えないでしょう。
すべてを仕方がないとあきらめて日々何もせずに過ごしている人よりも
肉を食べながらでも食べる量を減らしたり、毛皮反対の街頭活動やチラシ配りをしている人
の方が何十倍も動物たちの気持ちを世に伝えています。


仕方がないとくくってしまえばすべてがそうなります。

殺処分も仕方がない

戦争も仕方がない

飢餓問題も環境破壊も仕方がない

それでいいのでしょうか。

自分自身や家族だけが大切で身近に降りかからなければ他人事。
他人事だから簡単に「仕方がない」と言うのでしょう。


福井(ふくい)県知事が政府に同意して原発の再稼働が決定したそうです。

福島(ふくしま)県の原発の被害にあった方たちは嘆き、あきれているとニュースで読みました。
「私たちの悲惨さは結局伝わっていなかったのか」と。


そして肉食や動物愛護について、よく言われる代表文句が

「植物だって生きてますよ」

それはそうです。だけど本当に動物と植物は一緒でしょうか。

道に生えている草を踏むのと犬や猫を踏みつけるのは同じ?

育てた野菜を収穫するのと育てた牛や豚を殺すのは同じ?

動物は涙も流し、うれしい悲しい苦しい辛いの感情があります。

植物も同じだと言ってしまえば肉を食べる罪悪感を消すことができるのか、この
代表文句はよく聞きます。


しかし、それこそ動物も植物も同じならば、
なぜ草抜きを見ても心が痛まないのに
犬や猫の殺処分を見たら心が痛むのでしょうか。

犬や猫の殺処分、毛皮問題、動物実験、畜産、動物園や水族館まで
ほかにもいろいろな問題がありますが根本的にはどれも同じだと思っています。


パネル展を見て心から「こんな社会はいやだ、変えたい」と思ってくれる人がいてくれたら。

特に大人より子どもは感受性が豊かで素直に表現できる子が多いです。

これからの時代を担っていく人たちに考えてもらう一つの機会として、
パネル展をすることは意味があるんだと感じています。









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