2016年8月25日木曜日

徳島県の野犬ちゃん 生きるのが当たり前

夏のはじめに、夫が徳島県内で保護した子犬 小さ目4頭(2頭は譲渡済)と5ヶ月くらい1頭

その場所には、成犬が10頭いました


そのあと、夫が成犬2頭を保護して、現在夫が世話をしています


夫は当会シェルターの猫の世話をしながら、今、夫の実家にいるわんこたちも、

仕事に行く前と夕方に、世話をしています


残りの8頭が、まだ徳島県のその場所にいます

↓写真は、5ヶ月の「シロ」

ここにきてすぐの時で、すみっこにかくれようとしますが、このコはどんどん私に慣れました

手や顔をぺろぺろなめるようになってくれた

ここで1か月弱一緒に暮らして、そこから夫のところへ


このコをみて思いました

このコがいたところで世話してる人は、よくあるタイプの『愛情もないのに、動物に依存するタイプのえさやり』 ではないな

と・・

ちゃんと愛情を受けているな  と


そのあと、まだ連れて帰って1か月たちませんが、成犬メス2頭も、慣れが早い

うち1頭は、連れて帰って3日目から散歩できたそう


普通はこうはなりません


生まれつきの野犬の場合、犬社会でいろんなことを学んでいて、犬に対しても人間に対しても

攻撃性がない 人間に対しては、ビビるだけ

 
人間にいやなことや怖いことをされなければ、、、


ただ、世話してる人間以外に、こんなに早く心を開くことは、普通はありません

だから、、そこの方たちが、いかに、愛情をもっているか ということ


当会で、神戸市動物管理センターから引き取った野犬たちは、、

愛情ないえさやりが、えさだけ投げ入れたな、、ということが、よくわかる


そこの違いです


今、そこにいるコたちのうち、2頭は、慣れが浅く(警戒心が性格的に強い場合も)

夫がカメラを向けるとどこかへ行きました

ふだんこの付近にはいます


写真を撮ることができた6頭です↓



↓このコがボスだそう

6回目くらいかな?夫が3日前に行ったのが・・

カメラ目線だし、笑ってる

人間に対して社交性の無い育て方されて、愛情無い育て方されたコは、夫がカメラ向けて

こんなふうには、笑いませんから

愛情を受けていることが、わかります







夫が最初、このコらをみつけて2回目くらいに会いに行った際、他に近所の方も来ていたそう

近所の方が夫に

「あんた、殺すほうか?助けるほうか?」(この、『殺すほう』というのは、行政公務員を含んでいます)



「助ける人間ですわ」

と言うと
いろいろ話してくる・・

で、この家の人とも話したりした


元々は、野良犬にごはんをあげていて、それがだんだんと増えた

生まれた子犬を里親をさがすために、連れて帰った若い女性もいた と


今回、この成犬たちを、順番に、この家でつないで飼う

ということをしていきます

それが当然の飼い方ですので。


家の方の意向は、いっぺんにつないで飼い始めるのは、きつい

少しずつ、自分自身も慣れていきたいので

できれば1か月に1頭ペースくらいで と


それから、あまり余裕がないということで

当会が代理で用品の寄附を募集します と


8頭すべてつなげることが理想です


捕獲器に入らないコも出てくるかもしれないから


しかし、この人は、愛情をもっており、ちゃんと飼う意向があります


あとは、近所の人や時々ごはんを持ってきていた人たちが、散歩や、あと、フードなどを持って来て

協力することができれば、一番の理想だな と


問題は、

全ての犬をつないでしまうまでに、また子犬がたくさん生まれることです

が、そこは、当会ももちろん里親さがしに協力をします



途中でものごとを投げ出す人はいるけれど、この家の人には、絶対にやってもらいたい


そのために当会は協力します


とりあえず、今の気持ちは、月に1頭のペースで、、ということですので、

まずは、


『中古でいいので、中型犬用の犬小屋を一つ』募集します


つなぐためのスチールチェーンと首輪は、お知り合いから少しもらえるということです

リードは今は募集しません


つながれたことのない野犬ちゃんをリードで散歩させようとすると

びびって、リードをかみきってにげようとするので、当分のあいだは

スチールチェーンのままでの散歩となると思いますので


犬小屋ですが、木製は野犬ちゃんはかじってしまうことが考えられるので

プラスティック製のもので、柴よりも大きめのコ用のもの

三角屋根の小さいものよりも、平たい屋根の、長方形のものがいいと思います

だいたい20キロ前後の犬が多いのですが、一頭

ボス犬(2枚目の写真)だけがもう少し大きいそうです


まずは、一番最初の写真の子↓




玄関先にいる、このコのための犬小屋を募集します。

このコは、この家の人が手で保護できる可能性が高いそうです


犬小屋は、組み立てた状態でも、組み立て前なら夫が組み立てて

運びます

その際に、散歩時やつないでいる時の注意点など、家の人に話します


この地域の、市役所の担当課長は、今年度始めて犬猫の部署に来た人ですが

情熱ある人と感じました。


この方も、もちろんこの家に行っている(夫が行くように頼みました)し、「徳島県動物愛護センター」の、ある人も

この家に行っています

夫も3日前にも、行って来ました

家の人と、最終確認です


夫はその前に、市の担当課長とその部下と一緒にも行って話をしています


わたしと、夫それぞれが、「センターのある人」と、何度も話をしています


犬たちを、『助ける方向にいくように』

繋いできちんと飼って、不幸に生まれる子犬がいなくなるように

でないと、今後永遠に、半年に一回、メス数頭が、一度に何頭も産み続けるので・・

今回、こういうことを実行することにしました


センターや市の担当には、当会の活動を妨害している人間がいることを知らせているし、

このブログもみています


「犬猫のイノチを助ける努力をしようとしている行政の担当公務員」のやることに、

『犬猫殺処分派』の人間が、文句を言うことは、間違っている


徳島県は、ずいぶん前、『がけっぷち犬』(今もセンターにいる『りんりん』)の時代から

変わるために


情という字は、『じょう』とも『なさけ』とも読む


人として持ち合わせていることが当たり前の


『情ある公務員』と『愛情ある地域住民』

が、犬猫のイノチを、当たり前に尊び


『殺処分』をなくしていく


そのための、『当たり前の行動』です


どうかみなさま、よろしくお願いいたします


犬小屋の送り先は夫の実家まで


京都府福知山市駒場新町1-41

武田 浩昭

08085170654


先に当会までメールいただいてから送っていただいた方が、だぶることがなくていいかもしれません


現在のメールアドレス

kutsurogi@gaia.eonet.ne.jp


☆ご支援のお礼

大阪府のYさまより、ゲージの寄附をいただきました

Yさまは、当会が「神戸市動物管理センター」から引き取った1頭目の雑種犬「ハナちゃん」
を、里子に迎えてくれた方です。

ハナちゃんは、最初は外で飼われて、、すこしずつ家の中の小型犬と慣らしていただいたということで、今は、小型犬に対する攻撃性もなくなり、一緒にすごしているそうです。スゴイ!

これまでのゲージが古くなって壊れたものが多くなってきていたので、

とっても助かります。

ありがとうございました!(^^)!

















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