2016年8月15日月曜日

役場に電話 『農薬健康被害』

今日、役場の産業振興課 課長に電話した。

課長はこの集落の真ん中くらいの位置に住んでる人。

今回の「ミスタージョーカー」散布の前日に、課長が集落分の農薬を、車に積んで帰ったということ。

フロントラインプラス少量がポストにあっただけでああなったわたしは、そりゃあ、1キロほどしか離れてない所に前日夕方から、濃厚な(薄めて使う)農薬が大量にあったのだから、ああなるよな・・

課長に全て話した

話のなかでわたしは

「まあ、役場の人と言うのは、国や県の指示通りのことしかやらないので、国が経済をまわすために、農協や県と結託して農薬のヘリ散布や、集団散布を広めようしているのですから、わたしらの意見なんて、考えないと思いますが・・」

課長
「今はわたしは、役場の人間としてでなく、『農区長』として話しています。」

わたし
「さっき、宍粟市(しそうし)の担当に電話したんですよ。
有機農業とかがんばってる地域があるみたいなんで。
だけど、宍粟の担当が言ってました。
宍粟も、地域ごとで考えが違う。
ヘリ散布や集団散布やってるところがあるって。

最近ヘリ散布は流行って来てるって。」

課長は
カメムシ防除のことと、農家の収益がおちることを、言ってきました

しかしわたしは、わたしの実家まわりでのやり方や、夫の実家でやっていること
(田植えの少しあとに除草剤(粉状)を一度、あぜ(自分のたんぼの周り)から、まくだけである。

この町のように、稲穂が出る前と出たあとに、きつい農薬を2回もまくことをしていない

していなくても、ちゃんとお米になる

ということを。

課長は、今のやり方は変えられないと。

わたしは

「せめて、ミツバチが死ぬような農薬は使わないで欲しい」と
「来年度までに、検討してほしい」と。

↓家の外壁から遠い葉っぱが急に枯れた

↓同じ種類の葉っぱ
守られる建物がない場所
かろうじて、もみじの木の下にあった
もみじの幹から遠い位置の葉が枯れてる
(もみじの葉の陰になりにくい場所が枯れているということ)


↓ 棚の上の葉は「あけび」と「さるなし」
青々してたのに、2回目の散布後、急に部分的に枯れた


↓二回目の散布後、落ちてた
手と手、合わせてる


 今回、うちの集落では、一回目の散布が7月下旬だったそう
2回目と同じ「ミスタージョーカー」

やっぱり「蓄積」やな・・

あの、わたしのオレンジっぽい便としんどさは、1回目の散布後やった、、


で、今回マジで死にかけた。

で、散布当日夜は下痢。

そりゃ、弱い植物がこんなに枯れるくらいやもん・・

カナブンは、1回目の散布でやられて、大量に店に逃げてきたんやと思った。

今回、今日もまだ家と店の窓あけれる状態じゃなくて、窓閉めてもちろん換気扇止めて、
除湿してる。除湿で、湿気と一緒に、農薬交じりの大気が少し出て行ってくれる。

窓、閉めたままやから、カナブン、店のなかに、避難してこれんのやと思う。。。


わたしは、写真の枯れた部分の類の人間やな。って・・

ベトナム戦争の枯葉剤、思い浮かべる。

べトちゃんとドクちゃんの切り離し手術・・


今回この町のJAがヘリ散布を委託した業者は、姫路市と滋賀県の業者でした

業者は、JAが、自分とこのつながりで決めています。

↓兵庫県篠山市在住の人のブログより

2011年7月28日 (木)

産業用無人ヘリコプターは危険!即止めよう

今日朝から家の周りで産業用無人ヘリRmaxで農薬散布が行われました。
皆さんはご存知ですか?無人ヘリでの農薬散布がかなり危険だと言うことを!
なぜあのようなことが許されているのか私には分かりません!
それも、”めだかの住める田んぼにしよう”と言っているJAが中心となってやっているとは
篠山市の場合は、市役所、農業改良普及センター、そしてJAが共同で
篠山市無人ヘリコプター利用組合と言うのを作って散布を行っている。
しかし実際にかかわっているのはJA だけで
市役所や農業改良普及センターはまる投げ状態で公務員のお役所仕事に過ぎない
そしてJAは農薬を売って儲けているだけで危険性についての意識が全く無い
この様な農薬の危険性を知らない人たちが集まって行っている
篠山市無人ヘリ利用組合と言うのは非常に危険、危険の一つ目
そしてそのような人たちがまいている農薬は普通では考えられない濃度の農薬です
通常、動噴出の散布の場合は1000倍液をまくのですが
なぜか無人ヘリの散布の場合は8倍液になってます。
その8倍液の農薬を短時間で集落全体にまくのです。
これはベトナム戦争の時に枯葉剤を無差別にまいたのと同じ状態です。
田んぼにはいろいろな虫が居ます。
そしてその虫たちは食物連鎖で繋がり自然界は成り立っています。
稲に有害な虫を殺すと言って他の虫も大量に殺しています。
それは稲を作っている人には良いことなのかもしれませんが
有機農業で野菜を作っている人には大変迷惑です。
キャベツなどはアオムシが発生するとカマキリが来てアオムシを食べてくれます。
アブラムシがつく様な作物にはテントウムシが来てアブラムシをたべてくれます。
自然界では通常そうして作物は生長できます。
しかし、農薬をまくことで食物連鎖が崩れ、作物に有益な虫が居なくなり
農薬をまかないと作物ができなくなり、結果農薬に依存しないと
農業ができなくなってしまします。
無人ヘリで農薬をまいた後の農水路を見た事がありますか?
そこは死の海です。
大量の虫が水面に浮かび流れていきます。
映画”火垂るの墓”で原発が落ちた後に川を死体が流れて行く
おぞましいシーンを思い出します。
去年、我が家では農作物の受粉を手伝ってもらう為にミツバチを飼っていました
農薬散布当日は出ない様に蓋をしていました。
翌日に出してやったのですが、その日の夕方見ると
巣箱の前には大量の死骸が、巣箱の中からは別のミツバチがミツバチをくわえて
巣箱から追い出しているのも見かけました
日を追うごとに数が減り、1週間後一匹も居なくなりました。
そして今年、篠山では、ミツバチを見なくなりました。
無人ヘリでの農薬散布だけが原因ではないかもしれませんが
無人ヘリで農薬をまくことで、篠山市のミツバチが減っているのは確実です。
ミツバチが居なくなることで篠山での実の成る作物も収穫が減り
篠山市の農業が衰退していきます。
畑があるからという理由で、
必要に迫られて稲を作っているわけでもない農家のために
無人ヘリで農薬散布することは篠山の農業を滅ぼすことに繋がります。
稲を作るだけが農業ではありません、
今、農都宣言をしている篠山の野菜は、日本中で高価値で取引されています。
それをうけて、篠山にはどんどん若者が有機農業をしたいとやって来ています。
そんな若者が、篠山で有機農業をしようとしてもこんな状態ではできません。
無人ヘリで、農薬をまく事で篠山の環境はどんどん悪くなります。
無人ヘリというのは原発と同じです。
国からの交付金で、一部の人が儲け、
危険と分かっていながら、収入のために、地元の住民が作業をする。
作業にかかわった人間は大量の農薬をあびモルモット状態です。
推進している人、お金を儲けてる人は安全な所に居て「安全ですと言う」
現場で作業する人間が危険な目にあう。
無人ヘリにかかわっている方、本当にこんなことをしていてもいいのですか?
「今すぐに無人ヘリは止めるべきだと思います。」
これが、
兵庫県で6番目、
全国で61番目に
無人ヘリの操縦免許を取った人間の意見です。
私は9年前に辞めました。

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