2013年11月22日金曜日

神戸市動物管理センター「10月の殺処分と譲渡」「公示義務の意図的怠慢」

「神戸市動物管理センター」10月分

[譲渡]
☆一般譲渡

ダックス3歳/ダックス1歳/ゴールデンレトリバー5カ月

猫に関しては、4カ月の子猫1匹のみ

☆団体譲渡

●神戸市灘区の動物病院

ダックスMIX3歳/チワワMIX6歳/スピッツ2歳

他の団体は受け入れなし

猫の団体への譲渡はなし


[殺処分]

☆飼い主持ちこみ

●兵庫区役所へ持ちこみ
ダックス13歳 両目失明 目が閉じている状態

●西区役所へ持ちこみ
ヨークシャテリア8歳 噛むと言う理由による

●西区役所へ持ちこみ
ダックス11歳 白内障があるという理由による
●西区役所へ持ちこみ
柴犬15歳 白内障で立てないという理由による

飼い主持ちこみによる殺処分が合計4頭

●灘警察よりセンターへ
ダックス7歳 2次判定で犬が食事中の皿に突っ込んだごむ手袋(義手)を噛んだという理由による

●有馬警察よりセンターへ
柴犬5歳 有馬警察で、リードを持ち檻に入れようとした際に警察官を噛んだ
センターでは噛まなかったがうなる行動があったという理由による

警察からの持ち込みによる殺処分が合計2頭

●「神戸市動物管理センター職員」が、住民の通報により駆けつけ保護した子犬の殺処分 

子犬合計9頭 (全て西区にて保護)

●成猫の殺処分 25頭

●子猫の殺処分 61頭

「神戸市動物管理センター」10月の殺処分数

●犬 15頭
●猫 86頭


わたしが動物愛護活動を始めて間もなく、知人からの情報により神戸市役所生活衛生課 竹原氏に抗議をし、当時西区と北区の数か所で行われていた「定点定時引き取り」を中止してもらいましたが、今回の引き取り内容を見ると、区役所での週1回の引き取りも止めさせなければなりません

命を粗末にするための住民サービスなどあってはならないからです

10月、9頭の子犬を殺処分しています
のら犬の子でも、時間をかければ人慣れする可能性は十分にあります
特に、生後3カ月くらいまでの子は人慣れが早いです
加古川べりの子をこれまで何百頭と保護して譲渡してきたTさんをみればわかることです

●子犬の殺処分内容

①10月7日神戸市西区にて生後1・5カ月の子犬4頭を保護
うち1頭は衰弱がひどく立てなかったためその日のうちに注射で殺害
他3頭は、1次審査で落とし10月16日に注射にて殺害

②10月8日神戸市西区にて生後3カ月の子犬2頭を保護
1次審査を待たず10月11日に2頭とも注射にて殺害

③10月15日神戸市西区にて生後1.5カ月の子犬1頭を保護
1次審査を待たず10月23日に注射にて殺害

④10月21日神戸市西区にて生後4カ月の子犬1頭を保護
1次審査を待たず10月29日に注射にて殺害

⑤10月23日神戸市西区にて生後3カ月の子犬1頭を保護
1次審査を待たず10月31日に注射にて殺害

子犬9頭を殺害した理由
「社会復帰困難と判断したため」(徳弘センター長)


わたしが「殺害」と表現したのには理由があります
注射だからと言って「安楽死」なのではない

人慣れさせる努力を明らかにしていない
これは殺害以外のなにものでもない

犬は賢いから人をみる
今まで人に触られることもされた事のない犬が人間に対しておびえるのは当たり前のこと
「社会復帰困難」だと?
犬に愛情を持たない人間が接するからこういう判断になる

犬に愛情を持てる人が接すると早く人慣れする

たった1カ月半に子犬が「社会復帰不可能だと?」

「バカも休み休み言え」って言葉がぴったりの湯木職員と徳弘センター長、日本動物福祉協会メンバーの北村氏、しつけ電話相談の中塚圭子氏、、、

そんなに殺したいか!

この件では、センター長に電話で怒鳴りました

日本動物福祉協会の「山口千津子氏」にも、電話で抗議しました
山口氏は
「北村氏に確認してみるが今セミナーが入っているので12月まで待って、、
だけど日本動物福祉協会は殺処分はあるべきと思っています」
とのこと、、、

12月に入ったら、また山口氏に確認します


そして今日、この子犬9頭に関して、全く公示をしていないことが分かりました

飼い主持ちこみでなく飼い主不明の犬の場合は、どんな場合でも
「神戸市動物管理センター」の保護犬台帳に公示することになっています
現在はインターネットで犬の写真が見れます

これを神戸市は怠っています

センター長に聞くと、子犬に関しては、かなり以前から意図的に公示をしていなかったそう
センター長に抗議しました

「どうして公示義務を果たさないんですか?
長期放浪している犬やどんな場合でも飼い主不明の犬に関しては公示しないといけませんよね?
なぜ公示しないんですか?
100パーセント野ら犬の子と決めるのはおかしいし、野ら犬の成犬を公示するのに子犬を公示しないのはおかしい
公示しない理由は?」

センター長は言葉が出ず無言・・・

公示をしないということは、子犬を盗んできて勝手に殺しているのと同じですよ
わかってるんですか!

その後すぐに人事課へ報告

職員や日本動物福祉協会CCクロ、中塚圭子氏のことや子犬を人慣れもさせず殺すことや公示をしなかったことなど、、
今までも人事課には何度も抗議をしています
来春職員の異動をさせてくれと、、

人事課は、「ナナ事件」で神戸市が全国的にたたかれたことを全く知りません

そのことも何度も伝えています
昨日出た若い女性の人事課職員は電話の応対態度が悪く「自分は関係ない」という態度だったので、このことも人事課長に意見を、、、

人事課が最終職員の配置を決定するのだから、関係ないことなどないんですよ

神戸市役所生活衛生課 環境衛生係の竹原氏にも子犬の非公示の件を言いましたが、この人、知っていてしらないふりするんですよ、、
センターに聞いてみないとわからないとか、、、

竹原氏も異動させるべきと人事課に言っていますが、、、

このあたり、外部委託に関する件も関係してきていますので、、、

その件はまた書きます

やっぱり神戸市は最低ですね

「ナナ事件」の時にあんなに全国からたたかれても本質はなにも変わっていません
湯木氏などは、税金使ってわざわざ「横浜市動物愛護センター」にまで見学に行ってきたのに・・・

まあ、半分旅行気分だったんでしょ・・

ナナ事件のあとで全国から抗議された時、後に「神戸ナナプロジェクト」を立ち上げたSさんが言ってました

「湯木さんから、ブログにセンターのこと書くなって、口止めされている」と、、

わたしは
「ブログに書くのは自由やん
なんで神戸市の一職員にそんなこと指示されなあかんわけ?
もっともっと書かなあかんわ」

と言いましたが
Sさんは
「書いたら団体譲渡として認可してもらえないかもしれないからもう書きません」と、、

で、8月ごろにSさんが
「湯木さんが、名前だけでもいいから早く団体作って登録してって言ってきてる」
って言うので、

「うん早くしたら?」って言いました

その後登録されて
Sさんは
「登録前は湯木さん、
わたしから他の団体に団体譲渡してもいいとか、Sさんが出した子は神戸市は跡を追いかけないって言ってたのに、登録したら全然違う
Sさんから団体に譲渡するのはダメ、とか、跡も追いかけると、、
結局CCクロと同じ扱いになる」と、、、

そしてSさんは「神戸ナナプロジェクト」のブログ表紙に
「センターの職員さんはがんばっておられます」様な内容まで書いてしまって、、、

これじゃ駄目だなって、、思いました

結局、人間なんて心底反省しない限り変わらないんですよ

これまでどんどん犬猫を殺害してきた人間が、いい人間になるわけないんですから・・・

熊本市・新潟市・西宮市などのようにがんばってるセンターの職員は、「殺したくない」って気持ちなんですよ
だから良くなるわけです

がんばってない人間は、犬猫の命なんてどうでもいいわけです
殺したいのと同じなんです
なのでそんな人間には、退いてもらわないことには、
殺処分は減りませんから・・・

その差は大きいです

もう、人種の違いって言ったほうがいいかもしれません

センター長には言いました

「あなたたちには人間の血っていうものが流れていない
どうもうな生き物の血だ」って・・・


さあ、まだまだやります!!

1 件のコメント:

  1. 神戸市の実態を知って、愕然といたしました。理不尽な理由で、こんなに沢山のペットが殺されているなんて。尊い命を保護する活動感謝いたします。私は神戸市の住民ではありませんが、娘の家に遊びにきて近所にやせ衰えろえた子猫と母猫を見かけて、神戸市は地域猫の活動がないのだろうかとWeb検索していてこのペースをしりました。保健所の対応最悪ですね。
    殺さない努力どころか、何の良心の呵責もなくペットの命を奪う事ができるなんて、人でなしです。
    これからも尊い命を守るために、活動よろしくおねがいいたします。ありがとうございます。

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