2013年11月14日木曜日

「神戸市動物管理センター」審査基準

これまで「神戸市動物管理センター」に対して、「殺処分」か「譲渡」かの判定基準をいくら聞いても教えてくれませんでしたが、今日電話でセンター職員(獣医師免許を持つ女性)のみなみ氏が答えました

対応はやはりめんどくさそうに、メモをとっているこちらに対しての配慮が一切なく、ダーーーッと話すので、、

このセンターの人間は、相手に配慮できない人ばかりですね
動物に対しても同じなんですよ
そういう人間が動物に相手しても、動物は心開きませんよ

今まで悲しい思いや辛い思いした子たちがほとんどなんですから
結局、いい人間はここでは続かないんでしょう
上がそうだから、もしいい人が入ってきても、こんなところで仕事したくないって、異動願い出してしまう

なので、おんなじような心ない人間ばかりが集まるんですね
このセンターには・・・

一般公募のボランティアだってそうですよ
職員や有償ボランティアのCCクロ(日本動物福祉協会)が命を助けようという素敵な人なら素敵なボランティアが集まるはずです
そうじゃないから一般のボランティアも数が少ないんです
ボランティアセミナー受けにくる人の数は多いですのにね・・

と、みなみ氏本人に話し、
その後、審査内容について聞きました

まず、警察または保健所で保護されたり、住民によって「センター」に持ち込まれた、その、翌日から平日のみで数えて5日間が飼い主を待つ「公示期間」となり、センターの「保護犬台帳」に写真入りで掲載されます

その間、犬はセンターの独房に入れられ、散歩は一切されません

その公示期間のあいだに、だいたいの「外貌検査」「気質検査」がされます

そこで、無理な子は、一次審査を待たずに「殺処分行き」となります
無理というのは、「噛む子」「威嚇行動」がある子、、あと、命が危ないような弱った子、、このあたりです

それをクリアした犬は一次審査へ

一時審査は大きく分けて二つ
①外見上の健康状態
②気質行動

②の気質行動の中に、以下の項目があります

●リードをつけることができるか

●リードを持ったまま別の人間が犬を呼んだ時の反応を見る

例)逃げる・硬直する・興味を持つが近づかない
  
  警戒しながら近づく

  尾を振りながら近づく

●食事中に義手(偽物の手)で犬の食器を触る

●人にからだを触らせるか


一次審査をクリアした犬は二次審査へ
クリアしなかった犬は「殺処分行き」に

二次審査内容(13項目)

①リードを持ち、人間は立ったまま動かないで犬を見る

②人間が立ったまま、からだをかがめて3~4回、犬のからだをなでる
③人間が椅子に座ったままリードを持ち20秒間静止、、その後犬に視線を向けて笑いかける

④椅子に座って20秒間、犬の気をひきながら触る、、

⑤その後すぐに元の姿勢に戻る

⑥おもちゃを見せてじらしてから与えた後に取り上げる

⑦口を開けて歯を見る
(1回に付5秒間、、これを5回繰り返す)

⑧犬の後方から5~10秒抱き締める

⑨犬の四肢をタオルで拭く

⑩犬が食事をしている最中に「義手」で食べ物を触ったあと、犬の口元を触る

⑪一人が犬のリードを持っている部屋に、ドアを3回のノックして入室し、犬の目を見て頭をなでてハンドリングの人を会話をしてから退室

⑫犬の前を人間が、自転車に乗ってベルを鳴らし、奇声を発しながら駆け抜ける

⑬犬を部屋で5分間、ノーリードで留守番させる


以上が2次審査の内容です

はて、、、警察にいたり、こんな独房に入れられておびえている子たちに、センターに来て1~2週間でこんな検査をして、その結果によって殺す、、、
こんなマニュアル的な検査、何の意味があるのか・・

しかも審査をする人間3人のうち、一人だけ、CCクロの北村氏だけが普段から犬に接している人物です

他はセンター職員の湯木氏と有償で犬のしつけ相談を委託されている中塚氏、、

動物は、元飼い主の飼い方や、あるいはその子を棄てたブリーダーやペットショップの人間の影響でとてもおびえていたりします

いなくなっても探さない人間や、棄てる人間は、はなから愛情なんて持っていないです

餌をろくにもらえていなかった場合、皿に近づいたり、指なんてつっこまれたり、食べてる最中に口を触られるなんて、、、

もっともっとコミュニケーションをとってからでないと、そんな結果あてになりませんよ・・

うちで保護していた神戸西警察から引き取った柴犬「麦」なんて、最初人にものすごくおびえて、皿に近づこうとしたら怒ってました
全部一気に食べずにわざと残して上から枯れ葉をかけてかくしていました
たぶん元飼い主に、愛情もえさもろくにもらえていなかったと思います

柴犬って、人にはよくても犬同士きつい子が多いです
うちでみた柴犬たくさんいますが、麦以外みんなそうでした

結局慣れてきたら、麦が一番攻撃性のない、いい子でした
麦は今大阪の里親さんところで幸せです(*^_^*)

そんな1週間10日でなにがわかるのか・・・
愛情持って2カ月くらい接しないと見えてきませんよ

つい最近も柴犬とダックスと小型MIX犬が「攻撃性」において殺処分されています

その内容はまた書きますが・・・

みなみ氏に言いました

あなた、そんなに非の打ちどころのない100%の人間なんですか?
人間だって、食べてる途中に皿持ってかれたら「何すんの!」っ言うでしょう
人間の子育てもそうです

いろいろあったり、泣いて笑って、、一生懸命で、始めて親子の気持ちが通じたりするもんです

など、意見を言いました

今回は、「神戸市動物管理センター」の審査について書きました

ただ、おかしいんですよね

「ナナ事件」以前と「ナナ事件」以降、殺処分の数が全く違ってきています

結局、基準を設けていたとしても、犬を置きたくないから、仕事増えたらしんどいから、、、
どんどん殺してきたんです

書類上は同じ審査内容でも、審査結果は違ってきています

結局、いいかげんなんですよ

全国からたたかれて、やっと、少しはましになっていますが、こんなものではいけません
今、大事な時期です

やってる人間が変わらないのだから、絶対に、人間が変わらない限り、心底いい方向には向かわないと思い、「神戸市」のどんどん意見をしています

0 件のコメント:

コメントを投稿