2013年11月25日月曜日

神戸市動物管理センター「職員と委託業者の癒着」その②

●そしてもうひとつの委託団体が、「殺処分あるべき」との考えを持つ
「公益社団 法人 日本動物福祉協会」です
http://jaws.or.jp/
ここも、ホームページだけ見ると、よさげに見えますよね・・・
何かと問題が多い日本動物福祉協会・・先月のブログに書きましたが、、

「神戸市」とこの「日本動物福祉協会」はもちつもたれつの仲です
(もちろん悪い意味で)

神戸市動物管理センターに収容された犬が譲渡に回されるための2次判定の中に「健康診断」があります

この時の健康診断はセンターの獣医師免許を持つ職員がやります
今なら湯木(女性)やみなみ氏(女性)です

子犬や子猫などをガス室でなく注射で殺すときも、こういった獣医師免許をもつものが殺すわけですが・・

この健康診断で、もう少し詳しい検査が必要となった場合、2次審査でOKの判定を出した子に関して動物病院に診断をゆだねます

こういった診断やワクチン接種などをするのが神戸市灘区の「アイヴィヨコヤマペットクリニック」です

そして避妊手術などをするのが神戸市北区の「酒谷(さかたに)動物病院」です

この2か所の病院でかかった医療費については、「日本動物福祉協会」が支払いをします

(譲渡犬でなく、収容棟に入れられている保護犬台帳に載っている期間の犬が受診必要となった場合については、また別の動物病院で受診し、この子たちについては「神戸市」が支払いをします)

さて、これだけ聞くと、
「へえ福祉協会ってありがたいとこやね~」な~んて、勘違いしそうですね

そんなわけないんですよ
裏でやりとりがあるわけです

神戸市動物管理センターには、ずいぶん前より「日本動物福祉協会CCクロ」が入り込んでいます
有償ボランティアとして入り込んでおり、先ほど書いた2か所の動物病院は、元々「日本動物福祉協会」と繋がりがあるということで、おそらく安く受診をして、日本動物福祉協会が支払いをしています

日本動物福祉協会が神戸市動物管理センターの譲渡犬の受診代を支払っているのは、平成14年8月~です

そして「神戸市」は「日本動物福祉協会」に対して、犬の世話代の一部として、給料を払っています
昨年度(24年4月~25年3月)までは、センターが休みである「土・日・祝」のみ1日に付き1万円を払っていました

こんな行政、他にありませんよ
みんな職員がやるんです

神戸市動物管理センターの職員は、犬猫の世話という仕事があるにもかかわらず、土・日・祝は職員全員完全休業なわけです

そして、今年度(25年4月~)からは、なんと、平日にも、1日1万円の給料を払っています

なので、「神戸市」が今年度「日本動物福祉協会」に払う「委託費」は、年間365万円となるわけです

ではこの、毎日1日1万円となって、どういう内容の仕事になったかというと、、、

増えた仕事は、、
平日は職員がやっていた「収容動物(保護犬台帳に載っている犬)」についての世話

ただそれだけです

CCクロはそれまで平日の譲渡犬候補の世話と、土・日・祝日の譲渡犬と収容動物の世話をしていました

「収容動物」というのは、保護犬台帳を見ていると、だいたい0頭から3頭が多いです
ということは、多くみても1日平均2頭

「譲渡犬」については、職員やCCクロが散歩もさせますが、「収容動物」については散歩は禁止・・
なので、フードと水、あと、トイレの世話のみです

なので、平均2頭として、30分もあれば十分にできます

平日増えた分の仕事、1日30分、、
それに対して平日1日1万円分を今年度から加算し
神戸市民の税金から「日本動物福祉協会」が持って行くわけです

昨日ブログに書いた「中塚圭子」氏は、22年度から給料が倍に膨れ上がり、そして「日本動物福祉協会」には、今年度からは倍以上の、年間365万円が神戸市から渡ります

神戸市役所 保健福祉局 生活衛生課 環境衛生係で、主に犬猫に関する仕事をする竹原係長は今年8年目、そして「神戸市動物管理センター」で事実上もっとも実権を握る湯木(ゆき)職員(女性)は、今年7年目、、、

誰がみたって、どう考えたって「癒着」ですよ

本人やセンター長にも言ってますよ
「癒着でしょ!」って・・・

本人たちは「癒着じゃないですよ~」って・・・
そりゃ本人は言いますよね

今年度、神戸市が財政難のために、市職員全体で237名を減らすということになりました

で、ちょうど都合がよかったのでしょうね・・・

生活衛生課の方から申し出があったそうです
主な担当は先ほど書いた「竹原係長」です

「神戸市動物管理センター」の職員を2名減らすと、人事課に連絡が・・・

そして、予算を出す最終決定権のある「財政課」のほうには、
「職員を2名減らす代わりに、犬の飼養にかかる外部委託費を増やしたい」と、、

「財政課」にも聞いてみました
「財政課」は、委託費を増やす分について、仕事内容がどれだけ増えるのか・・・
なんて、一切確認をしていませんでした

ただまあ、
「平日1日1万円分の委託費が年間で増えても、職員を2名減らせるのならそのほうが安くつく」と・・・
ただそれだけの感覚で、OKのはんこをついています

行政って、こんなもんですよ・・・

国の予算なんかも、おんなじようなもんです・・
こんなことのために、こんな国のために、市民国民はたっかい税金払わせられてるんです、、、

国民健康保険料・社会保険料・国民年金・厚生年金の掛け金なんかも、一般人は仕事がなく、あっても正規社員になかなかなれず、こういう掛け金は、国家の政策の失敗で、毎年毎年値上がりされて大変な思いをしているというのに、、、
かたや役所と来たら・・・

もう、やりたい放題ですからね・・・

今は犬猫に関してのことを書いていますが、実はもうお金から何から、国家すべての問題なんです

神戸市の犬猫にかかわる公務員の「竹原氏」「湯木氏」などは、殺すことに関しても、外部との癒着に関しても、やりたい放題ですよ

たぶんこういう人たちは、自分が「支配者」であると、もうすでに思ってしまっているんですよ

何でも思った通りになると・・ね

なので、通常人間が持っていなければならない
「謙虚さ」というものが、全くありません

なので、湯木氏は動物を殺しまくっても当然だと思っている・・
竹原氏についても同じだし、先日電話で
「僕は井上さんと同じ気持ちでやっている・・とか
西宮市と同じことをやっている」

なんて言葉が平気で口から出てくるんですね・・・

もう、脳が機能していない状態でしょう・・・


なので、こういった人間は、命に関わる職務から退くべきなんです

「日本動物福祉協会」に払っている動物の世話の委託費について、「1円も必要ない」と意見をすると、決まって帰ってくる答えは
「職員が2名減ったので、動物の飼養の一部をしてもらっています」と言う・・・

ではちなみに・・
日本で一番殺処分を無くそうとがんばっている「熊本市」に聞いてみました

「熊本市動物愛護センター」の職員数(事務なども入れて)は、総勢22名です

10月25日に、普段平均いる犬猫の数を聞いてみました

●犬70頭
●猫70頭

これに対して神戸市は、職員9名

動物の数は、日によって少し増減るがありますが、
譲渡犬は平均8頭くらい
保護犬台帳に載る犬が平均2頭くらい
保護犬台帳に載る期限(保護した翌日から、平日のみで数えて5日間)を超え、殺処分または譲渡犬になる審査中の犬が平均2頭くらい

ということで、
●犬12頭
●猫1頭(現時点で猫は1頭です 神戸市の場合、猫の譲渡は形上始めただけのようなものなので)

しかもそのうえ「神戸市」は「日本動物福祉協会」に365万円を払って世話に一部を頼んでいます

熊本市は、毎日来るボランティアなどいません
飼い主からの電話相談も、もちろん職員が対応をし、外部のドッグトレーナーにお金を払って頼んだりしません

この、職員数と動物の数を見ると歴然ですよね

これが、「やる気のある行政、命を助ける行政、能力のある職員を導入する行政」と

「やる気のない行政、動物を殺しまくる行政、無能な職員を配置し続ける行政」

との「差」です

この無能な「神戸市」を、変えて行くために、、最大限の努力をします

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