2013年3月18日月曜日

最近保護した犬と猫

ちょうど1週間前の3月11日に保護した犬2頭と猫です

兵庫県西脇市の多頭飼育の男性から保護した母娘犬です
飼い主がつけていた名前です
母犬2歳半(シロ)
子犬4カ月(チビ)




この男性はろくに仕事もせず昼間から酒を飲み、飼い犬をオスメスごっちゃに飼って子どもは産ませ放題、フィラリア予防はなしという状態

ただ、愛情は自分なりに持っていて餌をあげないとかいうことはないのですが、妊娠中や出産後の犬に対してご飯を多くあげるなどのケアがなかったり、その辺に放しているので生まれた子犬が車にひかれて死んだり、産後間もない母犬がマダニに噛まれて貧血で弱っても病院に連れて行かない、そして亡くなり5匹生まれた子犬のうち3匹も栄養不足で亡くなるなど、いろんなことがありました

この男性と最初に接触したのは2年前でした

譲渡会に12頭犬を連れてきたのですが、その日決まったのは生後半年のムク君1頭だけ・・
しかも譲渡先で翌日脱走・・

普段川沿いに連れて行ってそこで全員を放すという、散歩とは言えないことをしてあとは繋ぎっぱなしにしていたので犬たちも普通の飼い方の家に行くと怖いみたいなんです
飼い主以外の人間にも接触していないので・・

その時はわたしも毎日探しに行き、5日目にようやく捕まえました
ずっと近くにひそんでいたのですが、人が怖くて出てこないのでした
譲渡してすぐなので、普通なら元飼い主が来て呼べばたいてい捕まるのですが、呼んだら逃げるんですね
で、一緒に飼われていた仲のよかった兄弟2頭を連れてきてもらったら、すぐに出てきてつかまり、それ以来里親さんは気をつけて幸せにしてもらっています

その時の譲渡会は当会と他団体の合同でした
別の団体が、早く出そうな子を1頭だけ引き受け里子に出してくれました
その子も一度塀を乗り越えて脱走しましたが自分で帰ってきました

その後、もう2頭をわたしが間に入るかたちで譲渡しました
とにかく脱走が怖かったので、対策してくださるお宅に出しました

一頭はかなり塀が高く庭で放し飼いさせてもらえる家に・・
譲渡5日後くらいに、飼い主さんが散歩用のリードを付ける時に間違って首輪に付いている迷子札のリングにつけてしまってリングがちぎれて脱走しましたが自分で戻ってきました

もう一頭は室内飼いしてもらっていたのですが、すきあらば玄関ドアから脱走しようとする子で、1回目は譲渡当日夜、里親さんが出ようとした隙にさっと出てしまい、その後何度も近くまで来るけど逃げてしまうということで、夜に元飼い主と、その犬の子どもである写真のシロを連れて探しにいきました

やはりシロを連れて行ったことが良かったようですぐに捕まえられました
その後もその犬は何度も脱走したようですが、里親さんが自力で捕まえられるようになったということです

もう一頭里親さんが決まった子がいたのですが、その家は普通に繋ぐ外飼いでフェンスもなにも無く
脱走がかなり心配で慣れるまで、玄関土間の中でもいいので繋いでくださいとお願いしたのですが、対応が無理ということでお断りしました

その頃写真のシロとその兄弟のコロというメス2匹をうちで預かっていました
性格はとてもよくその子たちはそんなに脱走の心配がいらないようで本来なら早く里親さんが決まるところなのですが、脱肛がひどくこれを治さなければ里親さんは見つからないだろうと思ったからです

その間にそこの家の別のメス3頭を避妊手術しました

シロとコロも生後半年過ぎたころだったので避妊をしたかったのですが、脱肛により排便痛がありましたので、その状態での手術は可哀そうだと思い待ちました

その時点で飼い主宅にいて里子に出せそうなメスが2頭いたのですが、本人が絶対譲渡したくないと言い張り、今もいます

他に、放してからつかまらなくなって、その辺をうろうろしているメス1頭とオス1頭もいました

シロとコロはうちに約2カ月いて手づくり食で脱肛が半分くらいは良くなっていたのですが、その頃わたしは他にも犬や成猫・子猫をたくさん抱えており、神戸市須磨区の普通の住宅街に住み、隣家が大の動物嫌いで苦情も出ており一旦2匹を飼い主に返さなくてはいけなくなりました

飼い主は、のこりものの餃子やからあげなど、なんでも犬に食べさせていたのでそういうものを絶対にあげないでくれと、あと、オスとメスは距離を離してつなぎ、散歩でリードを離さないことをお願いして・・

その約1カ月後にこの西脇の男性飼い主から連絡があり、つかまらなかったメスを捕まえたが妊娠出産をし、母犬がおそらくマダニに噛まれたことによるバベシア症(貧血など)により亡くなった
生まれた子犬5頭のうち3頭も亡くなったと聞きました

おそらく栄養失調だったと思います
母犬はバベシアで体力がなく母乳も十分でていなかった可能性がありますし、男性も母子の体調を管理などしていなかったと思われ危なくなっても病院に連れて行っていませんでした

生き残った子犬2頭をすぐに引き取りあずかりさまにお願いしました
幸い間もなく里親さんが見つかって2頭兄弟で飼ってくださっています
その直後、2011年夏にわたし自身無理がたたり倒れてしまい、一旦神戸西警察からの犬・猫の引き取りを中止しましたが、体調の回復と、同時に神戸市北区の実家に移ったこともあり秋から引き取りを再開しました

この飼い主の家にいる犬のことはずっと気になっていたのですが、神戸西警察からの引き取り数が尋常ではなく、しかもその中にオスメス2頭で棄てられただろう超小型犬のメスが妊娠していて出産直前で、帝王切開で産ませその後子犬3頭を里子に出さなければいけなかったり、その前後にも兵庫県稲美町の多頭飼育の一般家庭の外飼いの柴犬たちが一斉にものすごい数の子犬を産みその子犬を里子に出しながら親犬たちの里親さがしもあったり、一般家庭の飼育放棄の数頭も抱えていて、それが落ち着いたのが2012年の6月でした

そして夏に福知山へ引っ越しをして直後にまた倒れてしまい、1カ月半、神戸西警察からの引き取りを中止せざるをえませんでしたが、10月からまた再開することができました

ずっと西脇の子たちのことが気になっていて、男性の知人と時々連絡を取り合い、犬を見に行ってくれるよう頼んでいました

脱肛の子は治っているようだと聞かされ、7匹とも元気でいると聞かされていたのですが、11日に実際に見にいくとそうではありませんでした

脱肛のコロちゃんの方が昨年2月に亡くなったと聞かされました
生後1年半で、、です
聞くと、お尻のほうはだいぶ良くなっていたようで、前日まで元気だったと・・

その頃は川沿いの吹きっさらしの場所に犬小屋を置いて、毛布は入れてあげていたそうですが寒さが原因かもしれない・・
前日まで元気だったと・・

で、写真のシロは完全に脱肛が治っていましたが、ただ、からだの大きさが2年前の生後半年の時に比べて3分の二くらいに小さくなっていました
そして子犬1頭が生まれていたのです
その前にも子犬3頭を産んだそうで、3頭は無事いい方にもらってもらえたそうです

昨年4月に男性は家を借りました
その前はホームレスだったんです
車で寝泊まりしていました
本人が言うには、あまりにも寒い夜はエアコンをかけた車に犬たち全員を載せて一緒にいたそうですが・・

子犬の父はどの子かわかってるのか聞くと、デカ君(シロの兄弟)だと・・
どうして一緒にしたのか聞くと
「仲よさそうだったから同じ部屋にいれた」と・・・
男性は、何もわかっていないのでした・・

シロとその子犬をその日連れて帰りました
わたしは、コロが死んだということがショックで仕方なく、5日間くらいはかなり落ち込みましたが、シロもかなり危ない状態ではないかと思います
食べてもそれ以上に大量の便をして栄養が身につかない感じです
散歩の時に少しシロが先に行っただけでしょっちゅう咳をするので、これはフィラリアにかかっているのではないか?と思い14日に病院を受診しました
案の定フィラリア陽性・・
この医院では、フィラリアに関して血液検査の結果とは別に、およそどれくらいの感じで子虫がいるかを画面で見せてくださいます

かなりの子虫がいました

フィラリアにより栄養状態が悪いということも十分にありえるそうです
14日にフィラリアの薬と、陽性の場合、その投薬によりショック症状をおこし命の危険もありえますので副作用止めのステロイドも併用して飲ませました
陽性の場合、だいたいこのように初回、もしくは初回と2回目の投薬までは副作用止めを併用することが多いです
今後毎月1回フィラリアの投薬治療をし、まずは子虫にダメージを与えていきます
親虫がいなくなるのは、獣医師によりおっしゃることが違うようですが、今まで聞いた感じでは4年くらいのようです

とりあえず、シロはもう少し栄養状態がよくなるまで里親募集はせずにうちで体調管理していきたいと思います

まだその家には5頭の犬たちがいます
そのうち3頭がやせぎみです
みんなにフィラリアの薬を飲ませて行こうと思います
そして順に慣らしていき、飼い主を説得して里子に出したいと思います

子犬のほうですが、ナナちゃん&コロ君の里親さまであり現在柴犬のむつみちゃんのあずかりもしてくださっていますOさまに、わたしからお願いをして預かってくださることになりました

この子犬は兄弟がいなく母犬がある程度のしつけはしていますが、社会性を養うためにも、そして人間の愛情をたっぷり受けられるOさま宅で過ごさせてもらえることは最高だと思ったからです
ナナちゃんとも4カ月差なので、一緒に遊んでくれるのではないかという期待もあり、3頭を世話されて大変な中無理をお願いしましたところ快く引き受けてくださいました

今思うと、亡くなったコロがもう一度西脇の子たちに引き合わせてくれたのかも?
コロは亡くなっていましたが、シロは危険な状態で、他の子たちもみんなフィラリアにかかっている可能性が大ですし・・
もしあのままシロとコロだけを引き受けて里子に出して終わっていたら、飼い主はいつまでも他の5頭を手放さず、5頭の命も短かったかもしれません

その飼い主も58歳で大量の酒・たばこをあおってきたので、犬たちよりも早く逝くかもしれない
突然飼い主がいなくなって困る犬たちがずっと心配でしたので・・

コロ、ありがとうね(*^_^*)


この西脇の家に行く途中運転中に猫を発見・・
車を停めて近づくと猫もニャー~と寄ってきて、あっさりと抱っこできました

すぐそばでは、小さな豆腐屋さん?で働くパート女性二人がうすあげを並べていました
「この子は飼いネコですか?のらですか?」と聞くと

「のらのら~可哀そうだからわたしらがあげやるもんだから来るのよ」と・・
保護して里親さがしをする、里親さんが見つからなければ最後までうちで飼うことを話すと、

「だからそんなに寄ってくのね~わたしらにはそんなに来ないから・・
持って帰って!助かるわ」と・・

ちょうど子犬を入れるためのキャリーを車に積んでいたので、それに猫を入れて西脇に行きました
西脇の帰りに動物病院で猫の「エイズ・白血病検査」をしたところ、共に陰性・・
そして猫はオスで去勢されていたことがわかりました
耳カットはされていませんでした

人なつこい子なので元飼いネコだったと思われます
去勢は元飼い主がしたのか、別の人がしたのか分かりませんが・・

今、リビングの隣の和室で、ココの子どもの夢・クリ・華・舞と老猫の愛と一緒に暮らしています
デカ栗が里子に出たあとにその部屋に入りました
デカ栗は他の猫たちに何されてもじっとがまんでしたが、この子は「うー」と唸ります
でも、温厚なのでそのうちなれると思います

最初の2日間、ドライフードを全くたべなかったため缶詰をあげたらがっつきました
その2日後からはドライのみでも食べるようになりました



色柄が以前里子に出した「ひじき君」に似ていますので「ひじき」と呼んでいます
どうぞよろしく(*^_^*)です

抜け道をしてみようとたまたま入り込んだ路地で見つけたひじき・・
ひじきとの出会いも、コロがくれた縁なんだろうな・・
コロ、本当にありがとう

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