2012年12月22日土曜日

ご支援の状況/イベントのお知らせ/神戸毛皮反対デモの感想

●昨日緊急でお願いいたしましたご支援について報告させていただきます


マコ親子へのご支援と手術わんこへのご支援を現在5名の方よりご連絡いただいております

本日、いつもご支援いただいています大阪府のNさまより現金2万円とマコ親子への物資を送っていただきました

Nさま、ありがとうございます

物資は近日中に「丹波のおじさん」宅へ届けさせていただきます

あと4名の方からは、マコ親子への物資は直接「丹波のおじさん」宅へ送っていただき、手術犬へのご支援は銀行振込してくださることになっています

連休明けに記帳させていただき、随時ブログ上にてご報告させていただきます

マコ親子への物資のご支援のお願いにつきましては、一旦ここで終了させていただきます

「丹波のおじさん」からも、感謝のおことばをいただいております

みなさま、本当にありがとうございます

またおじさま宅へ荷物が届き次第、いただいた物資の紹介をさせていただきます

ご支援のお願いを掲載します前に「シーバ」をおじさん宅へ送ってくださいましたムーニーママにも感謝いたします


手術犬につきましては、ひきつづきご支援をよろしくお願いいたします


●イベント2件

神戸猫ネットさんが 通販会社「フェリシモ」の協力を得て
第二回猫の合同譲渡会を開催されます

1223日(日)13時~15
神戸市中央区浪花町59番地(神戸朝日ホールビル21階)
   株式会社 フェリシモ商談室
連絡先:神戸猫ネット 080-6150-5235(19時~22時)
   (「フェリシモ」への問い合わせは不可です、気をつけてください)

フェリシモ猫部ブログhttp://www.felissimo.info/neko/blog/index.html

暖かいご家族を探している猫ちゃんが60匹参加します!
是非遊びに来てください(^^


神戸猫ネットさん自体と当会はつながりがありませんが、猫ネットのSさまとは面識があります

神戸市兵庫区のマルシン市場内で猫の「なつ」親子6匹を保護する時にSさまに捕獲機を持ってきていただき初めて猫の保護を手伝っていただきました


約2年前に、リアルファーを扱わないフェリシモに娘がお礼の手紙を書き、同時にウール(メリノウール)も虐待なので扱わないで欲しいと記しました

フェリシモ側からは、ウールに関しての理解は得られませんでしたが、一般の企業のような決まり切った文章ではなく心ある対応のお返事でした

ただ、当時フェイクファーは通販カタログにバンバン出ていました

フェイクは毛皮がかっこいい、売れると思うから企業側が扱うわけですので、フェイクも売らないで欲しいし、消費者もフェイクも選ばないで欲しいです


動物愛護団体のなかにNPO法人アニマルライツセンター(ARC)という団体があります

「NO毛皮」のパンフレットのなかに「フェイクファーを選ぼう」ということが書かれており、リアルファーを扱わない企業の名前も書いてあったと思います

ユニクロとかGAPとか・・・です

最初、わたしもへえ~いい会社だなって思いました


でも、街角に立って毛皮の実態をあばくプラカードを持っているとだんだんとわかってきたんです

フェイクもあかん・・フェイクがリアルをあおってることもじゅうぶんあるって・・

わたしはもうだいたいぱっと見てリアルかフェイクかわかるようになりましたが、大抵の人は一目見ただけでは区別がつきません

リアルファーのマフラーを巻いた人がプラカードをみて「へえ~~可愛そう」って、人ごとのように言うんですよ

で、「それ、本物ですよ」って言ったら、「違うわ!これは安もんやからにせもんや」って・・

「じゃ、タグみてください」って言ったら、「見せへんわ」って怒りだしたり、娘も三宮のそごう側からマルイ側に横断歩道をわたってきた人たちにファーの実態を伝えてて、「それも本物ですよ」って言ったら
顔にペットボトルのお茶ぶっかけられたりしました

自分の身につけているFURがフェイクだと思いこんでいる人がとても多いみたいで・・

タグ見たらわかるんですけど・・・

なのでわたしはフェイクもリアルと同じだと、直接動物に被害を与えていませんが、間接的には被害を与えていると思っています

毛皮らしきものを、毛皮を連想させるものを身につけないことが大事だと思います

ただ、この冬の寒空の下で、工事現場など外で働いている人が着るような作業服の襟などに着いている、いかにも「アクリル」「ポリエステル」っていうものに関しては、全然OKだと思っています

寒いなか、ご苦労さまですって思いますので・・


●フェリシモから毛皮の話題になりましたが、今日は「神戸毛皮反対デモ」が行われました

あさって12月24日は「京都毛皮反対デモ」です

http://ameblo.jp/tanntakatann55/

みなさん、ふるってご参加くださいね(*^_^*)


●今日行われました「神戸毛皮反対デモ」に娘が参加してきました

娘から感想を書いたメールがきました


2012.12.22

毛皮反対デモ  神戸


朝は雨降りだったのですが、午後からあがってくれて無事、デモ行進!

昼過ぎまで大学で講義を受けて、それから阪神で奈良から三宮へ☆


今回は25人はいたと思います(*^_^*)


なんと北海道から参加された若い男性が!

香川県から参加された母娘さんも!

嬉しいですね*

そして…

地元の高校二年生のお姉ちゃん、中学二年生の弟さんきょうだいが初参加してくれました。

ウサギを飼ってて、気になってネットでラビットファーについて調べたら、残酷すぎて衝撃だったと…


そこで衝撃を受けただけでなく、デモに行ってみたい!と足を運んでくれました。

すごく嬉しかったです。

日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思いました。

大人も、若い人も、もっと頑張らないと。


ちなみに、高校生のお姉ちゃんいわく、やはり友達に毛皮の実態を知らせても反応はイマイチだそう…


『そんなん言っても、学校指定の革靴はいてるやん』て言われたそうです。

そりゃあ革製品も同じやし、できれば使わない方がいい。
私用では絶対にわざわざ買わないと思います。

気になるのは、何で
『そうなん?知らんかった…かわいそうや』
の前に、 そういう言葉が出てくるのか。


革も肉も一緒やん、いちいち騒ぐなよ。
私らがそんなん言っても変わらんやん。

ということでしょうか…


悲しいかな、同じ年齢、同じ地域の高校生でもそういう差があります。

感性としか言えないですが。

そういう全て諦めて動かない人達は、自分の飼ってる犬や猫、ウサギ、ハムスターが毛皮のために殺されても同じことが言えるのでしょうか。



さて、デモは今回も神戸一の人通り、三宮センター街を二往復とその周辺を歩きました!


三連休の初日、クリスマス間近ということで、いつもよりも更にすごい人通りで、たくさんの人にアピールできて良かったです。


マイクは現在の主催者であるKさん、Yさん。

Kさんは通行人にも気軽に参加してほしいということで、新バージョンのコール。


毛皮反対でいいやん!(Kさん)
『いいやん!』(みんな)

毛皮じゃなくてもいいやん!
『いいやん!』

動物殺したらアカンやん!
『アカンやん!』

守りたい命があるやん!
『あるやん!』


こんな感じでした。
面白かったですが、マイクを通すと響くので、字数が多くて聞く人には伝わりにくかったかもです(^-^;


Yさんは前回のように

NOファー神戸!
ファーフリー神戸!
毛皮を買わない!
毛皮を売らない!
動物まもろう!

などでした*


コール以外では、
毛皮の実態や、都合の悪いことは公にしない社会の実情を訴えられていました。



ハデな感じの若い女性が、パネルを見て『えぇ!?』て本当に驚いた顔をしてくれていたり、高校生が神妙な顔で見てくれていました。


ファーを首に巻きながら、真顔で何っとも思わない風に通り過ぎる女性も結構いるなかで、純粋に『ひどい』と思ってくれる人がいて、ホッとします。



デモ終了後に、前述した中高生きょうだいのお姉ちゃんに感想を聞いてみると、

たくさん見てもらえて手応えを感じた

て言ってました(^O^)

良かった!



今回は若いイケメンな参加者さんが数人おられたので、通行人の女性の反応も違ったかもしれませんね。笑



マルイ前ではパネル展も開催されていたので寄りました。

経験上、寒いなかのパネル展はかなり辛いのを知っているので本当に感謝です(>_<)


福島原発の区域内に取り残された動物たちの写真をまとめた書籍が置いてありました。


本当に酷い。残酷すぎて、えげつない。

みんな人間が飼ってた 犬、猫、豚、牛、馬、ヤギ…


置き去りにされ、荒れ果てた土地のなかで必死に生き、力尽きていく。


ガリガリに痩せ細り、病気になり、苦しむ動物たちの眼差し。


路上に転がる猫の骨、犬の死骸。

豚小屋のなかは何十頭もの豚が死んでいて。


牛は立ち上がれないほど衰弱して、水も足りなくて…


ボランティアさんが餌をあげるとがっつく猫たち。


お腹が空いてるだろうに、餌よりも人に寄ってくる懐っこい、愛に飢えている犬。


人を信頼できなくなった犬。


酷い環境のなかで、そんなことは知らずに生まれた子ヤギ。


個人ボランティアの方々に保護されたのは、ごくごく一部の子たち。



本当に写真を見ていてやるせなくて、同じ人間として申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。



こんな残酷なことが、この『発展』とか『共存』とか叫ばれる現在の日本で起きているということ。


嘘っぱちの『共存』なら言わない方がマシ。



それでも、それでも、

『原発オッケー!原発がないと日本の経済は成り立たない!』

と自分たちの利益のために豪語し続ける人達が政権を握るんです。



そういう人間を選ぶのが日本国民です。


成長しない。

戦後もそうでした。

ちゃんと反省しないから、うやむやにして、それをみんなが認めるから。



だから変わらない。

いつまで繰り返すんでしょうか。


ドイツは全ての原発を廃止させると決定しました。
日本で起きた現実を見て。
科学的理解を越えた自然エネルギーの凄さを思い知ったからです。


人間が考えだした科学なんて、宇宙から見ればちっぽけなものです。


人間は己の立場を勘違いしすぎです。



一人でも多くの人がデモやパネル展を見て、

本当に大切なこと

に気づいて、立ち上がってくれますように。


それしか道はないっす。







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