2012年5月27日日曜日

ご支援のお礼と猫の問題

●昨日掲載しましたご寄付ですが神戸市内のYさまからいただいたことがわかりました

Yさま、どうもありがとうございました


Yさまは最近のらちゃんの子猫について相談をいただいた方です

こういった問題は今日本中で起こっていることです

みなさんに考えていただきたくYさまのご了承を得まして
いただきましたメールの文章を掲載させていただきます

※わたしの返信は残していませんでしたのでいただいたメールのみになります

一通目が残っていませんがご自宅の庭でのら猫が子供を産んでいて母猫がみあたらず
一旦保護をしましたがどうしたらよいか・・・

という内容でした

夜にメールをみましたので、、とにかく翌朝一番に病院へ連れて行ってくださいと一旦お返事しました

二通目
今日 早朝に 母猫が探しにきました。 我が家の縁側、玄関と我が家に子いるとわかっていたのでしょうか、

 やさしい声で鳴くのです。

 保護した箱のまま、そっと、縁側に置いてやると、連れていきました。

 その姿に家族全員、感動したのです。

 子猫は弱っているようでしたので、元気に育ってくれるよう祈ります。

 子育ての間は、庭の隅はそのままにしておきます。

 もう、来ないかもしれませんが・・・・

 其方さまの活動もはじめて知りました。

 また、後方支援ですが、応援させていただきます。

 ありがとうございました。

三通目

お返事ありがとうございます。

 おっしゃる通りです・・・・

 天候が不安定とニュースで聞くと、どこに居るのだろうと心配です。

 ご近所に、のら猫に餌をあたえている

 ご家庭があり、常に5匹ほどが、居ついています。

 ご近所も花壇や、家庭菜園に排尿排便をされ、ほとほと困っていますが、

 どの子が家庭猫なのか、野良なのかわかりません そのおうちの玄関には、

 いつも、山もりの餌が置いてあります。

 そして、毎年、どこかのおうちの軒下 庭のもの入れなどで、子供が生まれます。

 そして、また、増えます。

 何軒かで避妊、去勢をお願いしましたが、猫は飼ってないとの返事でした・・・

 我が家も5年前にリフォームの折り、床下から2体の子猫の白骨が見つかりました。

 お隣も納屋で遺体が腐敗し、業者におねがいして、処理してもらったことがあります。

 この悲しい連鎖は、繰り返されるのですね~

 でも、猫の母性はすごいのですね、 きっときちんと育ててくれるでしょうが、本当に複雑です。

 子猫は女の子でした・・・・

 我が家のチワワも無理な繁殖の末に生まれた子で、生まれつき、病弱です。

 特別食が離せません。 

 これを機にまた、生命の大切さを、おばさんネットワークで、語っていきますね。

 また、あの子に会えたら、戻ってきてくれたら、必ず連絡させていただきます。

 その折はよろしくおねがいします。

四通目

ありがとうございます。

 教えていただいた方法は、以前、別の方が、行ったそうです。其のあと、

 一時、野良が減っていたのですが、 置き餌が復活しました。

 この近辺は3種類の決まった個体のねこたちです。ですから、子供が生まれるとそっくりの子が増えます~

 井上さんのお話を今日は、さっそく友人に話しました。



●現在この子猫たちの姿はみかけないということです

母猫は時々見るそうですが・・・

この子は母性本能があるそうですが

最近産後すぐに子育てを放棄する猫も増えています

猫の世界も病んでいるのでしょう・・・

どこかで子育てをしているかもしれませんが

保健所に連れていかれ殺されたりカラスに襲われる可能性も高く

もしもうまく生き延びられたとしても

その子たちがまた不幸な運命を背負った子を次々に産みます



避妊・去勢手術をしないでのら猫に餌をあげている人たちは

どんどん猫を殺しているのと同じ

人なれさせて虐待者を近づけたり

置き餌をしてどんどん猫が集まり

交通事故にあわせたり

苦しむために生まれる命を増やしたり・・・


この問題は実は人間そのものの問題なのです


病んだ人間を作り病んだ社会を作り出している日本自体の問題です

わたしたちがいくら助けても全体的には何も変わらない・・・

いえ、

このままだともっと悪くなるでしょう


それは、この国をみてわかるはずです

長生きしても寝たきり・痴呆などが増えている

成人病・精神的な病気の人が増えている

独居老人が増えている

医療も介護も経済第一主義の道具にされているだけ


本当の人間らしい心を取り戻せる国にならないかぎり

この問題はなくならないでしょう


メールの内容のような人物には保健所から飼い方指導に行ってもらいましょう

猫に関しては、原則保健所のほうから捕まえにくることはしていませんし

してはいけないことになっています

匿名で電話し、このような人には指導に行ってもらいましょう

●飼い猫は家の中で飼ってもらう
(首輪・名札をつけないで外に出されていては野良猫との区別がつきませんし、避妊手術や去勢手術がしてあるかどうかもわかりません)

迷惑になる飼い方をされては困るということを保健所の人にはっきりと言いましょう


●のら猫を見つけたら避妊・去勢をしてあげましょう
かわいそうな命が生まれないように率先してしてあげましょう

手で捕まえられる子もいますし、そうでない子はこういった活動をしている方から捕獲機が借りられます

オスもメスも、手術の際に右耳のV字カットを獣医さんにお願いしてください
そうすれば「この子は手術済みなのでもう不幸な子を増やしません」
の合図となります

それと、メスの場合はお腹を2回も開けることは命にかかわります

手術が終わっている子にもう一度腹を開けることがないよう耳カットは必須です

かわいそうに見えますが命を守るにはかけがえのないことです


※ただしこの場合、妊娠中の子の場合は手術で子猫の命を奪うことになりますので
注意してあげてください


みなさんが傍観者でなく一歩踏み出すことで救える命がたくさんあります

小さな命を大切に思ってくださる方が増えますように・・・










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