2012年5月24日木曜日

里子便り(音羽君・鈴音ちゃん・セナ君・リオ君)


今年冬に神戸市垂水区で行いました譲渡会に来てくださった
高砂市のHさまが4匹の猫を正式に受け入れてくださいました

先住の猫ちゃんがすでに5匹いたところへ
助けていただきたい子たちを次々に受け入れてくださった
大変優しいご一家です

まず一番に知人が保護していた音羽(おとは)くんを、
次に音羽くんの兄弟の鈴音(すずね)ちゃんを、
その後わたしが保護し一旦里親さまに出しましたが
飼い主さんの体調の都合で戻ってきた
セナ君とリオ君を受け入れてくださいました

5月20日の譲渡会にもご夫妻でいらしてくださり
4匹の様子を聞かせてくださいました

音羽くんは大人しくマイペースですぐにおうちに慣れたそうで
鈴音ちゃんはかなり警戒心強いですが音羽くんとはやはり兄弟なので
良く遊び、少しずつですがおうちになれてきているそうです

セナくんはとにかく遊び好きで甘えん坊のところもあります
うちでも、走り回っていたかと思うといきなり「抱っこ!」と
飛びついてきたりしていました
リオくんは娘さん、息子さんにもとてもなついているということです

リオくんという名は、これから先はリオのカーニバルのように明るい未来になる
ようにとの思いで名づけてくださいました

リオ君(旧名 竜君)は明石公園で虐待(片耳をライターのようなもので焼かれ
縮れておりあごを骨折した跡がある)されていた子でうちで保護したときも
全く人なれする様子がなく、数日後から
あずかりのTさま宅で2ヶ月間お世話になった時はそーっとしておくと
椅子のうえでくつろいだりするようになったそうですが
前の里親さんのところに行ってからは全く人になつかなかったようです
ただ、セナくんのことはダイスキだったようでリオくんの心のよりどころは
その家ではセナくんだけだったようです

今回Hさまのところへ行ってまず2匹だけで高校生の息子さんの部屋で暮らさせてもらい息子さんにたくさん遊んでもらって2匹とも大喜びだったようです

その後、先住猫さんたちと少しずつ慣れさせてもらい
娘さんにもとってもなついているということで
ものすごく嬉しかったです
リオくんがこんなに早く人に心を開くとは思いもしませんでしたので・・・

犬も猫もですが飼われる人によってずいぶんと変わりますね・・・

Hさまにはなんとお礼を申し上げてよいかわかりません
たくさんの猫がストレスなく暮らせるよう
おうちの中は手作りの工夫がいっぱいです

本当にありがとうございます


いただいたメッセージです



 セナは早くから膝に乗ってます。人間、猫みんなに物怖じせず、よく遊びます。

 リオは人の動きに敏感ですが、撫でられるのは好きみたいです。時々先輩猫ピノと追いかけっこしてます。フケは今のところ収まってます。ストレスも一つの要因ではないかと…。 音羽はおっとり変わらずです。最近は行動範囲が広がってます。鈴音は一進一退ですが、兄弟の音羽とよく遊んでます。今朝は私の視界に七匹の猫達がいました。最高のハッピー感戴きました。この子達と私たちの縁を結んで下さった皆様に感謝します。余談ですが、息子がブログ上で、リオが過去に虐待を受けたらしい事について、腹立たしく思う旨を記してくれました。読んだ人の心に少しでも残ってくれたらなぁ、と願ってます。




写真手前が音羽くん、奥が鈴音ちゃん



窓際でくつろぐリオ君


お手製猫タワーで遊ぶセナ君

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