2014年3月23日日曜日

子犬の「ちいちゃん」譲渡へ/野犬の「チャコ」をあずかりのOさまへ

京都府動物愛護管理センターから2月18日に引き取った2頭の子犬のうち、残っていた「ちいちゃん」を本日譲渡しました

ちいちゃんは、先に里子に出た姉妹犬(あずかりのOさまからすでに譲渡済の旧名みいちゃん)に比べて人慣れに時間がかかる子でした

ちいちゃんの方は、うちで1週間世話をして、その後Oさまにお願いしました

Oさま宅で、ナナちゃんに相手してもらったり、コロくんやシロくんと過ごしてわんこと社会性を養ったり自分からOさまの後をついてきたりするようになりました

ただ、散歩の際にはまだ外が怖くて、しゃがんで歩かずリードを引こうとすると、自ら首輪を抜こうとするそぶりをみせたりするとのことで、抱っこで散歩させてくださっていました

里親を希望してくださったのは京都府のKさまです

Kさま宅では保護猫から飼い猫になった子が12匹います

わんこもこれまで2頭飼われた経験があります

小さなおこさま2人も、動物が大好きということです

ちいちゃんは、臆病で外を怖がりますので、脱走しないよう、家族と家に慣れるまでは、一つの部屋(みなさんが集まる)にゲージに入れて、見ていられる時だけ、部屋を閉め切ってゲージから出して慣らしていただきます

完全に家と家族に慣れるまでは、散歩にもいかないでください
とお願いしました

ちいちゃんの性格上、終生室内飼いをお願いしています

また、たまに散歩の途中でコンビニなどで犬を外に繋いで買い物をしている人がいますが、リードを噛み切って逃走する恐れがありますので、そのようなことはしないでくださいとお願いしました

里親のKさまは
「もちろんしません
そういう時は二人で行って、一人が買い物をして一人は犬を見ています」
ということでした

あとは、首輪に油性ペンで電話番号を書くこと、万一いなくなったらすぐに管轄の警察と行政のセンター、それから当会とOさまにも、すぐに連絡をください・・と

首輪抜けも要注意なので、首輪をつけてみたら、ぐいっと引っ張って、顔から抜けてしまわないか?
確認してください・・と

それから、子犬が脱走して、人間を警戒してつかまらない場合、成長とともにどんどん首が閉まってくるので注意が必要です・・と

あと、脱走で怖いのは、交通事故・・ですね

そのあたりの説明は、譲渡前の電話と、譲渡時にさせていただきました

子供さんにも、わかりやすく、少しずつ説明をお願いしました
↓Kさま宅にて「ちいちゃん」



今日は、脱走注意が必要な子でしたので、預かりのOさまと一緒に行かせていただきました

Oさま、ちいちゃんを預かって慣らしていただき、ありがとうございました

ちいちゃんは「小春ちゃん」になりました(^-^)

●里親のKさまより、交通費として3千円をいただきました
助かります
ありがとうございます


●そして・・
あずかりのOさま宅から「ちいちゃん」譲渡の今日、Oさまに野犬「チャコ」のあずかりをお願いしました

↓Oさま宅にて

チャコは、1月に「神戸市動物管理センター」から引き取った7頭の野犬のうちの1頭です
チャコは、神戸市西区の牛牧場に餌を求めに行き、西区衛生監視事務所がしかけた捕獲機につかまりました

チャコを引き取る際、どんな子かわからないし、センターでも全く観察されておらず、当会の小型犬を噛んだり、逃げ出して捕まえる時に噛まれてもいけないので(野犬の子は抱っことか、怖がる子が多いので)収容室から引き出してそのまま避妊手術をし、その麻酔が効いている間に犬歯など、とがった歯を病院で削ってもらっていました

チャコは、攻撃性が全くみられません
今日も、朝抱っこしてわたしが爪を切ってからキャリーに入れました

うちの玄関土間でサークルに入っていました

Oさま宅のリビングに入れてもらって、最初キョロキョロして、どっか逃げるとこないか?って探してたようですが、写真のようにベッドに丸まっていました

まだ散歩もできていないチャコです

おそらく外を怖がり、すぐには普通に散歩にいけないと思います

Oさま宅の穏やかな3頭のわんこたちを見てまずは安心して、それから子供さんたちやご夫妻に囲まれて、少しずつでいいので、慣れて行って、そしてチャコも幸せに、里子にいって欲しいと思います

いつも、わんこたちをあったかい心で包んでくださるOさまご一家に、心から感謝いたします

0 件のコメント:

コメントを投稿