里親さまは19歳の男性。 若いですが命の尊さを十分認識されている方です。
先住猫は4月25日に兵庫県三木市の保健所から39匹保護した子猫のうちの一頭で名はセナ(里親さま命名)。
セナは5月1日の明石公園の譲渡会で一旦里親さまが決まりましたがその日の動物病院でのエイズ・白血病検査でエイズ陽性と診断され、先住猫がいるので・・・という理由ですぐにうちに戻ってきた子です。
(白血病はグルーミング、食器・トイレの他の猫との共有で移ってしまうことがあるのですが、エイズの場合は流血のけんかなどさせなければあまり問題ないという医師も多いのですが)
その1週間後くらいでした。
知人の紹介で子猫の里親希望の電話が入ったのは。
そのとき保護していた子猫はミルクの子がたくさんとセナでした。
お仕事の時間が長いのでセナが里親希望の対象となりました。
猫エイズの説明や子猫を育てるにあたって里親さまに注意していただくことを説明させていただいたうえで再度里親希望ということでご自宅へお伺いしました。
生後2ヶ月の検査でエイズ陽性が出てもそれは母猫の結果がそのまま出ているだけの場合もある、正確な検査は生後半年くらいでもう一度という医師の言葉を伝えました。
普段からよくセナを可愛がってくれ、少しでも心配なことがあればすぐに連絡をくれ、そのうちプライベートなことまで話せる仲になりご自宅へも月に一回くらい行っていました。
1頭飼いなら別にもう一度検査しなくてもいいと思うよ。
と言っていたのですが、セナの状態を知っていたいしもう1頭飼いたいということで少し前に再度エイズ検査を。
結果はなんと陰性に!!やっぱりお母さんの結果だったのでした。
エイズ陽性なら次も陽性の子を飼ってあげて欲しいと言っていたのですが陰性とわかり
ちょうどそのころ竜君を一時あずかりさまが検査してくださり陰性とわかったので
竜君の話をしてみました。
人間にひどい虐待をされていた形跡があることを伝え、写真を送ると
「かわいい この子ならいいよ」と気に入ってくださり決定となりました。
里親さまに出張が入り19日からセナを預かることにしていたのでいい機会だと思い
竜くんもあずかりさま宅からうちに連れてきてもらい現在相性確認中です。
少しずつ慣れてきてくれて、たぶんうまくいきそう・・・。
出張から帰られたら一時あずかりさまと一緒にセナと竜をお届けに行きます。
上がセナ・下が竜
一時あずかりさまのおかげで竜君の人間不信がかなり解消されました。
竜君のそばにあるのはもう怖い手ではなく優しい手を持つ人ばかりです。
これから先ずーっと・・・安心してしあわせに暮らしてください
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