2011年8月4日木曜日

国に意見を出すチャンスです!

環境省に電話をしました。

①環境省のポスター「動物の遺棄・虐待は犯罪です」について
遺棄(いき)という言葉はわかりにくすぎる。小・中学生でもわかるように、「捨てる」という表現に変    えるべきである。
そして「みかけた方は警察へ連絡を!」と付け加えてほしい。

②各自治体の窓口で、飼えなくなった犬・猫やのら猫の赤ちゃんをあまりにも簡単にそして事務的に引き受けすぎである。(ごく一部そうでなく頑張っているところもあるが)
各自治体に、不幸な動物を増やさないよう努力するように指導すべきである。

③現実に社会問題化しているのら猫のえさやり(餌付け)や、無責任に愛玩動物を捨てる・保健所に持ち込むことについてもっと表面化させるべきである。
避妊・去勢手術しない飼い主や不妊手術しないのら猫のえさやり(餌付け状態)について警告を鳴らすべきだ。(不妊手術を勧めるべき)
方法は各自治体の広報に掲載するよう指導したり、国が税金でCMを流すなど・・・

他、今回の震災や原発事故におけるペット置き去りについても、国はペットは連れて非難するように指導すべきであり、非難したペットを国が保護するのは当然のことである。
生体販売の規制がゆるすぎるため動物を虐待し死なせたブリーダーでも簡単に営業を再開している。生体販売は無くすべきである。

など担当者に話しました。

その後相手からパブリックコメント募集の件を聞いたので、今回のものは「動物取扱業」に関するものだけですが送ることにしました。

方法を調べたので、みなさんからも是非よろしくお願いします。



現在環境省では、「動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号、
(動物愛護管理法)の見直しを行っています。
それにあたって、動物取扱業の適正化について、平成23年7月28日(木)から平成23年
8月27日(土)まで、広く国民の皆様の御意見を募集しています。

方法は郵送・FAX・メールでお願いします。

※メールはファイル形式をテキスト形式としてください。
 添付ファイルは不可です。

(送り先)
 メール shizen-some@env.go.jp
 FAX     03-3508-9278
住所  〒100-8975東京都千代田区霞が関1-2-2
(宛先)
環境省自然環境局総務課動物愛護管理室

(様式)
「動物取扱業の適正化について(案)」に関する意見
①氏名
②住所〒
③電話番号・FAX・メールアドレス
④意見

どこまで反映されるかはわかりませんが、やらないことには変わりません。
主張することはとても大切です。
ご自分の思ったことを書いて送ってくださいね。

井上

2011年7月29日金曜日

たった千円で死なずに済むのに・・・

みなさんフィラリアって聞いたことありますか??

最近は猫フィラリア症の予防薬も出て来ましたが、ポピュラーになってるものだと思っていたはずの犬フィラリア症について、思っていたよりも「知らなくて予防していなく感染しちゃった」・・・「前飼っていた犬が急に具合悪くなり病院に連れて行ったけど手遅れで死んでしまった」・・・という方がとても多いことに驚きました。


犬フィラリア症って・・・
フィラリアは蚊が媒介する寄生虫です。犬の血液中にフィラリアの子ども(ミクロフィラリア)がいる血を蚊が吸い、その蚊がほかの犬の血を吸うときに伝染します。
犬の体に入ったフィラリアは、成長し心臓や肺動脈に寄生します。
病状としては、血液の循環が悪くなり、腹水がたまったり、血色素尿、失神などがあります。
病気に気づかないうちに、突然死んでしまうこともある、恐ろしい病気です。

通常は毎年春に行う狂犬病の予防接種時にフィラリアの血液検査を行い、陰性なら予防薬を、陽性なら治療薬を月1回投与します。
ただ、動物病院でなく各自治体が公園などで行っている狂犬病の予防接種を受ける場合は、おそらくフィラリアのことまで飼い主に助言しないと思いますし、動物病院でも行っていて法定義務である狂犬病予防接種すらしない人もたくさんいますので、このあたりにこの病気が知られていない落とし穴があるのだと思います。
子犬のうちからかかってしまうこともあります。
あとペットショップで購入した場合もワクチンの話はしてもフィラリアの話をしない・・・などです。


春に当会で保護をしたポインター2匹とビーグルはフィラリアに感染していましたが、3匹とも里親さん宅で月一回治療薬を投与してもらっています。


この時診察してもらった獣医師によると、治療法は3種類あり
①手術で取り出す(大学病院などでないとできないことが多い)
②毒薬であるヒ素を使って体内のフィラリアを殺す
 (ヒ素は毒性が強いので犬のほうが死んでしまうというリスクがある)
③毎月1回の治療薬で時間はかかるが少しずつフィラリアをやっつけていく

ということで、わたしは③の方法を選びました。
それぞれの里親さんも③で治療してくださっています。

その動物病院で処方された治療薬は、1回分で1,600円でした。
(治療薬は一年間通して飲ませます)

血液検査で陰性の場合の予防薬は犬の体重により異なり、1回分1,000円前後です。
(地域によって異なりますが、神戸では5月から11月まで飲ませるようにという病院が多いです)

そして大切なのが、飲ませた日はできるだけ様子を見ていてあげること・・・
その日のうちに嘔吐すると効果がないので翌日追加で飲ませます。(詳しくは獣医師まで)

月々わずかで救える命・・・

大阪のある保護団体が東北大震災で救助したわんちゃんはフィライア感染の子がとても多かったと言っていました。

犬や猫など家庭で飼っている動物は家族と同じはず

動物たちを守れるのは飼主しかいません

自分のこどもと同じように大切に接してください

フィラリア予防は当たり前・・・非難時は一緒に逃げるのが当たり前・・・
それが普通だと思います。

井上

2011年7月26日火曜日

子猫の里親募集中!!★7月27日追記

★母猫に置き去りにされた6匹の子猫





兵庫県高砂市の大きな倉庫内のダンボールの中で野良猫が6匹を出産。
 不妊手術せずにえさやりをしている人たちのせいで生まれた子猫です。  
親子同時保護を試みましたが、しかけた捕獲機を警戒したのでしょう、、
母親は子供を置いてどこかへ行ってしまいました。

三毛猫が4匹、白×キジが2匹の6匹きょうだいです。

*7月26日の夜に三毛猫2匹を譲渡したので現在残り4匹です。

里親さん募集中の4匹



*上の写真の子は里親さんが決まりました!(8月8日)





哺乳瓶にも少しずつ慣れてきています。

里親さんを募集しています!!


生後間もない子猫は深夜を含めた定時間毎の哺乳と医療など労力と費用がかかるため
大きな保護団体はめったに手を貸してくれず、ほとんどが個人や小さな団体が保護をして
里親探しをしています。 

不幸な子猫を生み出す『避妊去勢なしのえさやり』を無くさない限りこの現状は変えられません。                    

飼い猫(オスメス共)はもちろん野良猫にも不妊手術を! 

   





★ネズミ取りテープに絡まった子猫

*7月29日、里親さんが決定しました!!




天真爛漫、元気で甘え上手な三ヶ月の女の子。
人間の身勝手で、いたちよけのために駐車場に張り巡らせたネズミ取りテープに全身絡まったそうですが、そのせいでケガをした右目もだんだんと良くなっています。

とにかく長毛でふわふわで可愛い子猫です。

里親さんを募集しています!!




 ★片耳が根本近くからちぎれている男の子




            

兵庫県立明石公園でやせた子猫を発見し保護。
もっと小さいときにカラスに襲われたところを何とか逃れたのか、人間に虐待受けたかもしれません。片耳が根本近くからちぎれており、左の目の上のヒゲが全部縮れていますが、生命力の強い子なのでしょう。
よく食べて膝抱っこが大好きな二ヶ月の男の子。慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。


*7月27日 追記

うちで一週間保護した後、一時預かりの方にお願いしました。
甘えるのだけれどなかなか心を開かないので、預かりさんのお宅で愛情をたっぷり注いで下さることになりました。

その方が病院に連れていって下さると、風邪をひいてて、熱が39度もあり、お薬を飲ませることになり、また、下顎が一度骨折して、ずれて固まってしまったようで、下のキバが上顎に刺さって少し穴があいていて耳と左目の上の毛が縮れているのはやっぱり虐待かも?ということでした。
こういうことも受け入れてくれるような里親さんを探したいです。

兵庫県立明石公園では、昨年春に少し間を置いて三回連続で子猫の切り取られた
頭だけが置かれるという事件がありました。

 当時警察のパトロールなどもしたそうですが犯人は捕まっていません。

 今も潜む同じ犯人の虐待かも知れません。      

公園側には看板やポスター掲示の要請をするつもりです。









★条件など

 
・完全室内飼育

・不妊手術の実施

・神戸から車でお届けに行ける地域

・中程度以上のグレードのフードをあげてくれる

上記を条件に、生涯大切に飼っていただける方、
よろしくお願いします。

メール・電話でお話しし、お互いに納得した後にお届け・誓約書に記入いただきます。

minna-issho@willcom.com (井上) まで連絡お願いします。

2011年7月25日月曜日

犬・猫の殺処分をなくそうデモ 報告!

昨日、7月24日(日)は神戸三宮で『第二回 犬・猫の殺処分をなくそうデモ』でした★

センター街や近辺を1時間弱、パネルを持って叫びながら歩きました♪

参加者は11名。広島や京都から来てくださった方も^^


たくさんの買い物客がみてくれたり、外国人男性がベジバーガーを食べたレシートの裏に
連絡先を書いて渡してきたり、デモ終了後に年配男性から『えらいね~ずっと後ついてたんだよ』などと言われたりしました。

道行く人がうなずいたりガッツポーズしてくれたり。

まだまだ殺処分を知らない人も多いけれど、手ごたえも感じました★


自治体で犬、猫を殺しているという事実、

飼育放棄をして自治体に殺してくれと持ち込んだり、道路や公園に捨てる人がたくさんいるという事実、

避妊去勢手術せずにのら猫にえさやりをすることが大量の不幸な子猫をつくりだすこと、

犬、猫はペットショップで買うのではなく自治体や愛護団体などから譲り受けるということ

などをパネルとマイクで伝えました。


何となく想像していたけど考えようとしなかった大人や感受性の強い小学生、中学生が何かを感じ取ってくれれば、自治体での殺処分が無くなるスピードが速まると思います。



しかし、もっと日本人もデモに参加したり、声をあげてほしいですね(>_<)

声をあげなければ、行動に移さなければいつまでも悲しい世の中は変わりません・・・


8・9月はデモをお休みして10月初めごろからまたデモをします!!

10月からは冬に向けて毛皮の実態を伝えるデモをします。

ぜひぜひ、みんなの力で社会を変えましょう!

2011年7月22日金曜日

幸せをつかんだダックスフンド

女性から電話があり『近所の市営住宅に住む80歳代の女性が亡くなり今月中に家を空け渡す。置き去りにされた6歳オスのダックスの里親さんを緊急で探して欲しい』という内容でした。   
       
詳しく話を聞いてみるとダックスのたっくんは、飼い主に二回恵まれなかったという。 

一度目の飼い主は、トイレを失敗しただけで殴る蹴るの暴力、、二回目の飼い主が元スナック経営の女性で、散歩もシャンプーも全くなしで亡くなったのは半年前、なんとたっくんは半年間もの間一人ぼっちで暮らしていたのです。近所に住む犬好きの男性が一日一回ご飯をあげに行ってくれていた状況でした。

話を聞いて一ヶ月前の明石公園の里親会に来て下さった男性の顔がすぐに浮かびました。

少し前に飼っていたダックスを19歳で亡くし次もダックスを飼いたいというとても優しそうな男性です。 

すぐに連絡をとり依頼者とたっくんと私とでたっくんをみてもらいに連れて行ったところ、気にいって下さりたっくんを飼ってくださることになりました。            
もと飼い主の息子は、『今日決まらなくても連れて帰ってこないで。保健所の前にでも置いて来てくれ』とまで言ったそうです。

新しいお家で、たっくんは早朝から何度も散歩に連れて行ってもらい、ご主人に思う存分甘えているそうです。 
辛い思いをしたのに明るく天真爛漫なたっくんが幸せになれて本当に良かったです。ずっとたっくんを見守ってきた依頼者のかたも泣いて喜んでおられました。 

  たっくん、これからは安心して毎日暮らせるね!

2011年7月18日月曜日

現在保護している犬・猫たち

7月18日現在、当会で保護している犬・猫の紹介です。

保護犬 3匹    保護猫 23匹     飼い犬 2匹    飼い猫 1匹

当会は特別な施設はなく、現在自宅(住宅地の一戸建て)で保護・飼育をしています。




現在保護しているワンコたち





神戸市の須磨警察署より3月に保護したマルチーズのふうたクン。高齢で、白内障で目は全く見えず、トイレはたまにしか成功しませんが、健気で遠慮がちなところが可愛いです。
おそらく飼い主に捨てられ、家の外に出されたのだと思います。



神戸西警察から5月に保護をした優太クン。皮膚病と目やにがひどく、かなり高齢です。
この子も、間違いなく飼い主に捨てられたのでしょう。



この子も5月に神戸西警察から保護をした高齢のミニチュアダックスフンドの小梅ちゃん。
今のところ病気はありませんが、トイレができません。人間の膝の上が大好きな大人しい子です。
この子も捨てられた可能性が高いです。





現在保護しているニャンコたち(成猫の部)





昨年10月に自宅付近でお腹をすかせ、ないていたので缶詰を食べさせ、油断したところを
素手で保護しました。もうすぐ1歳くらいの女の子。ミキちゃん。
とても人懐っこくいろんな猫と仲良くできる子で、一時は新入りニャンコ歓迎係を担当していましたが、最近はあまり興味がないみたい・・・笑



4月に神戸西警察から保護をした翔クン。(写真首しめてないですよ笑)
弱々しく、少し前に全く食べなくなったので心配して獣医さんに診てもらいましたが原因は分かりませんでした。最近は量は少ないですが食べる量も安定してきて落ち着いています。
びっくりするくらいの甘えん坊で、ちょっとしゃがんだ隙におんぶ!!と飛び乗ってきます。



昨年12月に神戸市須磨区の自宅で餌やりをしていた初老の女性から相談があり捕獲→保護となった現在1歳過ぎの女の子ナナ。(現在はこのようなケースではお引き受けしておりません。)
全くなつかず最近やっと5秒くらいは目を合わせるようになってくれました。はあ・・・
人間をみるとパニックになって逃げ回りピアノの陰や押入れなどに隠れます。
こぶりでとてもかわいいのですがこの子だけ避妊手術がまだ出来ていません。
家のなかで捕獲機を使って捕まえて病院につれていく予定です。




奈良県の自宅庭で餌やりをしていた若い女性から昨年6月に引き取った健(左)と姫(右)。
その自宅では猫が10匹以上に増え近所からの苦情が多く、困り果て引き取ることになりました。
(現在はこのようなケースではお引き受けしておりません。)

残りの子達を全て不妊手術をしてほしいとお願いしましたが、多分少ししかしておらず、また
増えているのではないかと思います。2匹とも怖がりでなかなか慣れてくれません。不妊手術に行くときも捕獲機を持っていないときだったので、病院に依頼して網を使って家の中で捕獲してもらいました。




この子も上の子たちと同じところから来た愛ちゃん。おそらく健のお母さんだと思います。
優しく落ち着いていて、一日中寝ています。わりと年をとっているのではないかと思います。
いつも五木ひろしの目でこっちを見てくれます。




かんろくの黒猫、トム!昨年12月に兵庫県加古川市の自宅で餌やりをしていた初老の女性が首輪をつけてガリガリにやせこけたトムを保護しました。元気になって去勢手術も済ませましたが、
これ以上家の中においておけず野良猫に戻すしかないと言うのでうちで保護しました。
(現在はこのようなケースではお引き受けしておりません。)
人間には懐っこいのですが、後ほど出てくるチャチャをいじめまくるので現在、3段ケージで
生活中。




トムと同じ女性のところから全く同じ理由で保護をしたチャチャ(右)とランラン(左)。
この2匹は全く人馴れしてくれません。最近やっと通りすがりに無理やり背中を
一瞬だけなでることができるようになりました!!見た目もかわいく人気の
茶トラなのですがねえ・・・





ホームページの表紙の仔猫のシンちゃん。こんなに大きくなりました!!
昨年10月初めて開催した譲渡会場に生後約1週間で連れて来られていました。
公園に段ボールに入れて捨てられており、保護をした女性は仕事をいているので
当時3時間おきの哺乳が不可能だと言われ、うちで保護しました。
(現在はこのようなケースではお引き受けしておりませんが、ご相談には対応しています。)

一旦里親さんが決まりかけたのですが、当時体調が悪く、様子をみていましたが、
今は元気です。とても優しく、かわいい、いい子なのですが、後ほど出てくるユキに
いじめられ、少し前から2階の洗面ボウルが落ち着ける場所となっています。





4月に神戸市長田警察から保護したグリくん。目やにと鼻水たっぷりでとても酷い状態でした。
見つけた方から『猫がじっとここにいて動かない。何とかしてくれ』と通報があったそうです。
連れて帰るとかなり人懐っこい子でした。おそらく飼われていて病気になり捨てられたのだと
思います。獣医さんに診てもらいましたが病気の原因は分かりません。
今は痩せてきていますが食欲は旺盛なので最期までがんばってほしいと思います。




昨年6月に神戸市中央区に住む二十代女性宅から保護をしたクリくん。
この女性は子どもを連れて猫5匹を置いたまま彼氏の家へ行ってしまいました。

実母が週に2回餌をあげに来ていましたが、仔猫4匹は生後半年なのに不妊手術を
する気もなく、夏を迎えるのに窓を閉めっぱなしだったのでうちで引き取りました。
膝に乗って甘えるのが大好きなかわいい、大人しい1歳半の男の子です。





くりくんのきょうだい、舞ちゃん。ちょっと人見知り。未だにココお母さんが大好きなシャイな女の子です。

くりくんのきょうだいの華ちゃん。うちに来たときはきょうだいの中で一番慣れるのが遅く、部屋に人が入るとタンスの裏に隠れていましたが、ある日急に背中におんぶ!と飛びついてきました。
それからは人を見つけてはお腹を見せてなでてくれ!とごろーんします。



くりくんのきょうだいの夢ちゃん。とても美人猫。小さいときは手でご飯をつかんで口に運んでいました。ちょっと食い意地がはっています。



上の4匹を産んだココお母さん。元飼い主のマンションから一度だけ外に出てしまい、帰ってきて
家でお産したそうです。一昨年のクリスマスイブに産みました。
身内以外の猫をなかなか寄せ付けず、翔クンだけはOKみたい。まだ3歳くらいの美人猫。





昨年9月に神戸市湊川のマルシン市場内の狭い路地で子ども5匹を引き連れて『誰か連れて
帰ってー』と道行く人にスリスリついていっていたなっちゃん。(でも誰も連れて帰ってくれないどころか猫たちを嫌う人まで出てきていました。)

見つけた人から捕獲依頼され、見に行ったところ喫茶店前で餌入れを置かれ、いろんな
年配女性が餌をやりに来る状態。夜は近くのコイン駐車場で仔猫5匹が運動会をし、
いつ車にひかれるか分からない状況でしたので保護しました。
(現在このようなケースでのお引き受けはしていませんが、ご相談にはのっています。)
とても人懐っこい元飼い猫で迷子になった女の子。3歳くらいです。




なっちゃんの子どものゆず(左)と太郎(右)。ゆずはブログのトップ画像のキジちゃんです。
大きくなりました!!最近かなり人馴れしてニャーニャー甘えるようになりました。
太郎はうちで1、2を争う甘えたさんで、抱っこ大好き。とにかく優しい大きく育った男の子。
1歳ちょっとです。


なっちゃんの子どものクロ。ブログのトップ画像の黒猫ちゃん。
甘えたで優しい男の子。誰とでも仲良くできます。いつもはもっと凛々しいお顔です。


なっちゃんの子どもの優ちゃん。小ぶりで甘えたなかわいい女の子。
身内以外の誰かにいじめられ、頭にハゲ傷ができたので、現在はトムと同じケージで
生活中。1日に少ししかケージから出してあげられないので、早く里親さんが見つかって
ほしいです。いじめられても何も言ってくれないので相手を見つけることができません。




なっちゃんの子どもで唯一慣れない雪ちゃん。最近やっと近くを通っても逃げなくなりました。
慣れるのにはまだまだ時間がかかりそう。







飼い犬・猫の紹介♪




現在8歳のミニチュアダックスの若葉。ペット産業の裏側を知らずに8年前にペットショップで
買ってしまいましたが、『犬ってこんなに感情が豊かなんだ』と教えてくれました。
性格的には難しいところもある子ですが、小型犬の保護犬たちとは仲良くやってくれています。




同じく現在8歳のミニチュアダックスの銀次郎。誰からも愛されるキャラ。うちの癒し系ナンバー1!
イスからテーブルに上手に上がり、盗み食いをするのが得意なので油断は禁物★




現在4歳の春ちゃん。当時、若葉をしつけ教室のインストラクターに預けており、銀次郎と散歩
していたところ、約2ヶ月の目やにのひどい仔猫を見つけました。少し相手をすると、後ろから
うちまで約5分間遠慮気味についてきました。数日後に性格のキツイ若葉が帰ってきたので
春にとっては予想外の展開だったようです。現在は若葉に触れないようにキッチンの出窓と
冷蔵庫の上、テーブル、食器棚の上を渡り歩いて生活しています。本人は楽しそうです。笑






現在保護しているニャンコ(仔猫の部)




約2ヶ月半のちいちゃん。ちょうど1ヶ月前に大阪の個人宅の駐車場周りにイタチよけのために
はりめぐらせていたネズミ捕り用のテープにからまって動けなくなっているのを家主が発見して
病院に連れて行き、薬剤でテープをとってもらいました。どうしても飼えないというので活動仲間
を通じてうちで保護しました。(現在このようなケースでのお引き受けはしていませんが、ご相談には応じています。)

こちらで病院に連れて行き、目の治療をしてほとんど開いてなかった右目が半分くらいは
開いてきました。獣医さんによると完全に治るかどうかは分からないそうですが、とても
順調に良くなっています。原因は結膜炎とテープによるものだと思います。
珍しく三毛の長毛でスリスリ・ゴロゴロ・ベタベタの超超癒し系の女の子。




7月17日に明石公園で保護をした男の子。2ヶ月弱くらいの竜クン。片耳が3分の1くらいしか
ありません。明石公園でも不妊手術をして餌やりをしている方と、全く不妊手術をしない方が
いるそうで、こういった不幸な仔猫たちがたくさんいるそうです。昨日からうちに来て、たくさん
食べてくれ、思ったよりも人に早く慣れてくれそうです。写真写りは悪いですが、実物は男前!






譲渡会の報告ほか★

昨日、7月17日(日)は12匹の仔猫が参加しましたが、残念ながら里親さんは
見つかりませんでした。

長年里親さん捜しをしてきた人によると、『夏は猫の貰い手さんがあまりない』ということでした。

確かに、昨日は特に暑くて公園にも人があまりおらず、新聞などで宣伝をしていたのですが
来られる方はワンちゃん目当ての方がほとんどでした。

暑いときは猫を飼いたいと思わないのでしょうかね・・・

途中から看板を持って中央入り口に立つと少し来てくれる人もいましたが、
飼うところまではいきませんでした。残念!!

来年からの参考にします。

次回の里親譲渡会は9月25日(日)です。






そして・・・昨日の里親譲渡会にお手伝いに来てくださった男性が譲渡会付近の
しげみにいた小さな黒猫(やせている)を見つけ、2時間以上かかって3人で
捕獲しました。

捕獲機を車に積んでいなかったため、3人で追い込み、その男性が何とかタオルで
くるんで捕獲してくださいました。

かなりお腹を減らしていたようで、捕獲前に缶詰を置くと、警戒しながらも
パクパク食べてました。


↓ 家に連れて帰り、ちょっと落ち着いた竜クン。



フーとかシャーとか言いますが、全く攻撃性がないので抱っこもなでなでもできます。

人馴れも多分あっという間だと思います。

片耳が3分の1くらいしかありません。
もっと小さなときにカラスなどに襲われたのでしょうか・・・

でもとっても可愛い、小さな竜クン。

2ヶ月くらいの小さめな子だと思います。

竜クンの里親さんを募集しています。


完全室内飼い・不妊手術をしてくださり、生涯大切に飼って頂ける方は
ぜひご連絡ください。


全ての生命を尊ぶ飼い  井上   078-743-1012