2014年9月13日土曜日

緊急募集!「京都府動物愛護管理センター」

佐藤センター長より、里親募集の犬のデータをいただきました。

●「京都府動物愛護管理センター」からの一般譲渡の審査に落ちてしまった犬の緊急募集です。

8月15日に中丹東保健所から保護犬としてセンターに搬入されました。

雑種 
オス 
白茶 
中型 
推定8才

性格は温和しく人に従順で、散歩で引っ張ることはありません。 フィラリア陽性です。

募集期間は、9月24日(水)です。



性格がとてもいい子ですが、フィラリア陽性のため、一般譲渡になりませんでした。

ご存知のように、フィラリアは治療すれば治る病気です。(程度による違いはありますが)

この子が、ガス室で亡くなるのではなく、家族として愛され寿命を全うすることができるよう、里親になってくださる方からのお申し出をお待ちしています。

期限は9月24日(水)です。

佐藤センター長ありがとうございました。

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先日募集いたしました、柴mixのシニアの男の子には里親希望者さまからのお申し出があり、
無事 センターから譲渡いたしました。(*^_^*)
ご協力ありがとうございました。m(_ _)m



この記事は、会員 大島が掲載させていただきました。

「ハッピー」「誠」を譲渡 / 里子便り / 譲渡会のお知らせ

1 「ハッピーを譲渡」
9月9日に、ポメラニアンのハッピーを譲渡しました

ハッピーは、これまで二回里子に出て出戻った子です

1回目の方から戻った時に、尻尾の付け根の毛がごそっと抜けていました

特に小型犬は将来病気になりやすいので、質のいい食べ物をあげていただけるよう、手作り食やヒルズ サイエンスダイエットのドライフードなどをあげて下さい
と、お届けの時にお願いしていました

同時に、ペディグリーのドライフードを例に出して、合成の着色料がきついので、こういうものは避けて下さい
と、お願いしていました

約3か月で戻ってきたハッピーと一緒に持って来られた、残っているドライフードの袋は、ペディグリーでした

ペディグリーは、CMの影響で、いいものだと思ってる人が多いのですが、明るい緑やオレンジの、野菜をイメージしただけの色粉たっぷりの商品は私からすると不健康なイメージそのものです

メーカーであるマースジャパンには、意見を伝えましたが、、

人間のお菓子でも最近は、天然の色素が使用されるものが多い時代になってきました

ペットフードも、無着色または天然色素を使用しなければ売れない時代に、だんだんとなっていくのではないでしょうか
それは何も着色料に限ったことではありませんが、、

話を戻します

二回目の里親さんは、30才くらいのご夫妻と2歳の男の子と先住チワワが二頭

おしゃれなご夫妻で、フードに関してはオーガニックのものをあげて下さっていました

譲渡後1回目の相談は、先住犬たちとうまくいかないので、先住犬たちを実家に預けていると、、

私は
「それは良くありませんので、ハッピーを返してもらっていいですよ」

と言いましたが、

「どうしても飼い続けたい」

とおっしゃられ、そのまま様子をみることになりました

が、数ヶ月後に電話があり、
「ハッピーが息子を噛んでしまい、飼うことができなくなった」と

思い切り噛んだのでは無さそうでしたが、この件で、やっとハッピーを返す気になられたようでした

ハッピーは、決して噛むような子ではありません
うちでは、いつも明るくて、
「一体何が楽しいの??」

って思うくらい、笑顔の多い子で他の保護犬誰とでもうまく行っていました

里親さんから、ハッピーを入れたバッグごと受け取ったのですが、バッグとハッピーが化粧品と香水の匂いがすごかったです
 
ハッピーの両目の淵が真っ赤になっており、化学物質の影響だろうと思いました

食べ物はいいものをあげて下さっていたし、毛もきれいに手入れされてはいたのですが、飼い主である人間の使用する日用品の影響ですね、、

それから、里親さんとの相性の問題もあったと思います

とても可愛がって下さる方だったのですが、ハッピーは、あまり構われたくない方です

人が好きで二本足で立っては甘えてくる時もありますが、1人で好きなことしてる時も多いので、あまり構われ過ぎることを好まなかったのでは、ないか?と、、

なので、
(言葉は悪いですが)
猫可愛がり系の方には向かなかったのではないか?と思います

ハッピー見た目が可愛いので、譲渡会やネットに出すと希望者が殺到します

ただ、身体が敏感なことと、二回目の里親さんのように、ハッピーが「帰りたい」のサインを出してもなかなか返してもらえないこともあったので、それ以降里親探しには慎重になっていました

可愛がってもらっていないという理由ならば絶対に返してもらうのですが、愛情を持って下さっていたので、わたしもあまり強引にはしませんでしたが、譲渡後半年経っていましたが、結果ハッピーが帰ってこれて良かったと思っています

今回里親になって下さった京都府の方は、衣食住にオーガニックを取り入れていらっしゃる方で化粧もしないし整髪材なども付けず、洗濯や掃除、食器洗いの洗剤も自然なせっけん洗剤を使われています

特にハッピーを希望されたわけではないのですが、この方にならお願いできると思いました

時々連絡を取って、体調の変化など聞いてみたいと思います

いただいた写真とメッセージです


こんにちは。
今日はありがとうございました。

ハッピーちゃんですが、家についてから全く動じずすぐに馴れてくれた感じです。

トイレを失敗しちゃいますが、ゆっくりと覚えてくれるように根気強くやっていきたいと思います。

また連絡させていただきますね。



2   9月10日に、福知山市の方に「誠」を譲渡しました

写真はお届けの車内と、ご自宅近くを散歩してもらった際のものです

「誠」は、3月28日に、神戸市動物管理センターから引き取った子です

神戸市西区見津が丘(神戸電鉄の木津駅近く
)の複合団地辺りを放浪していたところ、西区衛生監視事務所が仕掛けた捕獲機にかかり捕まりました

当会は、2013年12月から神戸市の譲渡団体になりました

それまで神戸市では、捕獲機にかかった犬はその理由のみで、全て殺処分でした
収容室に入れられて、飼い主を待つ公示期限が過ぎると、ガス室送り、、

誰の手にも触れず、機械で制御され、窒息死されて骨になります

それは何も捕獲機にかかった犬に限らず、飼い主が「もう要らない」と区役所やセンターに持ち込んで来た子や、迷子または棄てられて放浪していたところ、住民や住民から捕獲依頼を受けた警察や役所の人に捕まった犬の大部分も同じで、多くの犬が次の飼い主の元に行くことを許されず二酸化炭素ガスによる殺処分となっていました

私は捕獲機にかかった野犬でも収容室に入り捕まえて連れて帰っていたのですが、
 
誠は体が大きく顔がイカツイ

その理由からか、3月に定年退職となった徳弘前センターが、わたしに危険がないようにというお気持ちから、なかなか収容室に入らせてもらえませんでした

ちくわと缶詰を持って行き、おり越しに与えると、その様子から
誠はかなり人に馴れていると予測しました

私が手で持ったままのちくわを、向こうの端っこからすぐ食べるし、缶詰をあげたら、見てるそばからすぐに食べる

食べ終わるとこっち見て、
「ひーんひーん」と甘えた声を出す

1回目で、今日連れて帰れるな

と思いましたが、前センター長が、今日はまだ無理、と判断されたので、あきらめました
二回目に行くと、
センター長自ら誠の収容室に入って、おやつで慣らしながら様子を見てくださっている
とのことでした
 
私は驚きましたが、すごく嬉しかったです

譲渡団体になる前から、神戸市には、そういうことも要望していましたが、
このタイミングで、身体が大きな誠に対して、犬に詳しくないセンター長が自らそれをしてくれるとは予測していませんでしたので、、
4回目に行った時に
センター長のOKがもらえて、誠を連れて帰れました 

誠が私を噛むといけないので、、という徳弘前センター長が、定年退職間際に、頑張ってくださったお気持ちに、感謝しています

現在は神戸市動物管理センターでは、捕獲機にかかった野犬や放浪犬でも殺処分せずに譲渡にまわす方向で、大変努力されています

誠は、散歩の出発時のみの引っ張りはありますが、人の歩くペースに合わせて歩くことができ、お座りや伏せも元飼い主が教えていたようです

私にはお腹を見せることはなく、足に盛ってきていましたが、里親さんはリーダーシップが取れる方ですので、すぐにお腹を見せていました

オス犬は、こういう事が結構あります

大型犬を飼われた経験のある方でしつけもできる方ですので、安心して譲渡させていただきました

ユニークで人が大好きな「まこちゃん」を、ぜひよろしくお願いいたします(*^_^*)





3 マルチーズ「マリちゃん」の里親さんより

井上様、こんばんはー。
昨日、迷い子の子猫が我が家に住み着いてしまいました。
妻と子ども達が世話をする事になりました。
また、新しく家族が増えました。




4 サリーちゃんの里親さんより

豪雨大丈夫でしよか?
ご無事しています。
心配で、メールしました
以前、サリーをいただいたAです(*^。^*)
サリーもチワワ、猫とすっかり仲良く暮らしています体重も、7キロになり元気です、また、ご寄付をしますから、他の動物達を守ってあげて下さい(^^)
サリーのお母さんのAより


井上です
サリーちゃんは、奄美大島で兄弟二頭で飼われていて、その飼い主が二頭を連れて兵庫県西脇市に引っ越して来ました

外に繋ぐと吠えまくって飼えないと犬を手放すことになり、1頭は早くもらわれたのですが、もう一頭がなかなかだったそうで、、
それを聞きつけた西脇市の多頭飼育男性が、サリーちゃんを飼うことになりました

この男性は、数年間に犬を30頭にまで増やしその時は、近所の女性が大阪アークにレスキューを依頼しました

そのうち何頭かには、すでにその女性が費用を負担して避妊手術をしていたそうですが、
男性は、オスメス関係なくフリーにするので、いくらでも増えます

30頭ほどまで増えた時、大家から強制撤去を言われ、近所の女性がアークに保護以来をしたということです

男性は、犬を一頭だけ手元に残して欲しいとお願いし、聞き入れてもらったそうです

アーク代表のオリバーさんから、
「後で返して欲しいと言わないことを約束して下さい」

と言われたそうです

男性はその後引っ越した先で、また次々と犬を増やし、12頭まで増やした時に、当時当会が主催していた「里親譲渡会」に、犬を参加させたいと電話してきました

当日男性は道に迷い、終了間際に来ました 1頭だけがその日にもらわれましたが、飲酒運転をして来て、酔っ払い状態でした
 
後にその男性と犬たちと関わりましたが、アルコール中毒で、仕事をろくにせず、人からお金を借りては返さず、詐欺紛いのその日暮らし的な生活でした

犬たちは、普段は繋がれていましたが、夜に車で川に連れていっては離す
いくらでも交尾し放題 
リードを付けての散歩をさせた事がなく、よその犬や人と接していないので、飼い主以外には強く吠えたて、攻撃性のある子もいました
 
この男性と関わり、里子に出せる子は出し、1頭だけ、本人が手元におきたいと言った子と、里子に出すのが難しい子が手元に残りました

必ずオスメス分けてリードで繋ぎ、交尾させないようにすると約束しましたが、しばらくして見に言ったら、メスが、子犬1頭を産んでいました

本人を説得して、その親子を引き取りました その親子以外のメスは、わたしが避妊手術をしていたので、、

子犬は里子に出しましたが、母犬の「チビシロ」は体調が悪く、保護をして3か月ほどで亡くなりました

その報告に行った日が、ちょうど男性がサリーちゃんを迎えた日でした

男性はサリーちゃんを飼いたいと言いましたが、説得して私が保護しました
男性が飼うとまたサリーちゃんが妊娠して犬をどんどん増やすことは目に見えていますので、、

男性宅にいる子たちには、リードを付けて散歩するように言いました

きちんと社会性を身につけさせなければ、他人に対して強い攻撃性を持つようになるからです

犬たちは、男性にはすごくなついています
でも、可愛がり方が偏っているので、他人が来るとみんなで囲んではうなり、威嚇をしたりかみにきそうな子もいます

その後は男性宅にはあまり行っていませんが、また増えているかもしれません

アークにレスキューされた事に、感謝の気持ちは全くありませんでしたし、私に対しても同じであり、どこからでも、犬を集めてくる人だと思います

チビシロの報告に行ってサリーちゃんに会えてサリーちゃんが助かったということは、
チビシロは、サリーちゃんを助けたのだ
と、私は思いました

そして今年初めにAさまご夫妻は新幹線でサリーちゃんを迎えに来てくださいました

サリーちゃんに会う日をとっても楽しみにしてくださり、先住チワワちゃんや猫ちゃんともゆっくりと慣らしていただいて、サリーちゃんは、とても幸せです

Aさま、本当に、ありがとうございます

里親のAさまより、1万円のご寄付をいただきました
ありがとうございます


9月10日に、匿名希望の方から10万円のご寄付をいただきました
「神戸市の子、京都府の子関係なく、たくさんの犬を助けてもらってるので」
というお言葉をいただきました

多額のご寄付をいただきまして、ありがとうございます

振込にて

9月8日 神奈川県のHさまより、2万円
9月9日 兵庫県のYさまより、1000円
9月11日 大阪府の(株)マリーンサービスさまより、3万円

Yさま、(株)マリーンサービスさま、いつも本当にありがとうございます

神奈川県のH様は、テリーに里親希望をいただいた方です

これまで行政などから主にシュナウザーを保護して来られた方で、テリーの写真を見られてシャナウザーMIXだということで特に気になられたそうです

テリーは、3月12日に神戸市動物管理センターから引き取った子です

迷子または棄てられて放浪中に保護され、須磨警察署に連れて来られ、飼い主の迎えがなかったため神戸市動物管理センターに送られました

テリーは目が見えず、両耳の裏側が、肉が盛ったようになっていました
センターから引き出す時に、獣医師免許を持つ職員の方から

「元飼い主がおそらく外耳炎かなにかを放置して耳がこんなふうになったのではないか?」
と聞いていました

その症状は固定しており、元気で特に問題はありませんでした

7月の半ばから耳垂れが出てきたので、神戸市内にある病院を受診しました

野犬キキの避妊手術の予約を7月23日に入れていたので、ちょうど良かったです

テリーに耳垂れの薬をいただきました

この時、4月に訳ありレスキューしていた(まだブログに書いていませんでした)
アメショーMIXの成猫「ムー」を去勢手術のため、それから、京都府動物管理センターから引き取った、噛むチワワの「モカ」を、動物病院が併設しているトリミングに連れて行きました

モカは、だいぶ慣れて来て、あごを下から撫でられるようにはなったけど、上から触ったり抱っこしようとすると噛んできそうになるので(こういう子は、元飼い主から叩かれている場合が多いです モカは悪くありません)、お尻の毛に付いたウンチが取れないので、身体の毛をすっきりさせてもらうつもりでした

モカを、バスタオルで頭からお尻まですっぽり包んで抱っこしてそのまま看護士さんに渡して、後ろから私がカラーをしました

が、暴れてかみにきそうなため先生が
「この子きついね~
カラーしてても無理やから、鎮静打ってカットしますわ
どうします?もう、丸坊主しときましょか?」

「はい、熱いし触れないのでまたウンチが付かないように丸坊主でお願いします」

当会では、発足当時から、避妊&去勢はすべてこの先生にお願いしています

福知山市に移転してからも手術はもちろん、あと、他に気になる症状が出た時に、地元の病院に行くこともありましたが、最近は、この先生にお願いすることが多くなりました

朝10時頃に病院を訪れ、手術の迎えは午後診一番の17時

しっかりと麻酔が覚めて問題ないことを先生が確認されてから連れて帰ります

避妊、去勢手術は、身体に負担がかかるので、行きは下道で行っても、帰りは必ず高速を使い車に揺られる時間を短くします

高速を使うと二時間かからないので、、
預けてから迎えまで時間を潰すのですが、何かあれば、携帯に電話をいただけることになっています

これまで電話がかかってくることはなかったのですが、この日はかかってきました

避妊手術のキキに何かあったのか?と一瞬思いましたが、

「チワワをカットしてわかりましたが、この子、睾丸のガンやね お迎えに来られた時にレントゲン見ながら説明するけど、他に転移してるかしてないか、きわどい感じやと思います
どうします?去勢手術して取っときましょか?」

「はい
急にすみませんが、手術お願いします」

となりました
 
迎えの時に説明を受けました

「白内障がでてるので、高齢だと思うし前立腺が大きくなってたり、心臓が圧迫されてるのでこの先どうなるかわかりませんが、この手術でガンが他に転移しなければ良いと思います

今日カットして良かったね
鎮静打ってカットしたからわかったからね
このタイミングで来て良かったわ」と、、

その後もモカはだんだん慣れて来て、私を後追いしてきたり、相手すると、はしゃぐ様子も見せてくれるようになりました
 
そして9月6日に、また神戸市の同じ病院に行ってきました
5月にレスキューした茶トラ猫の兄弟(1頭目はブログに書きましたが、二頭目はまだでした)の去勢手術と、再度モカとテリーの受診のためです

テリーの預かりさまも一緒に行って下さいました
テリーは、二週間まえから耳やからだをかゆがり、体の毛がはげてきていました
モカは、1週間前から、空咳が出ていました  
モカについては、
器官が狭くなってきている可能性があるのと、弁膜症の疑いがある
ということで、薬が出されました

私は
「ガンが肺に転移してる可能性は無いですか?」と聞くと

「大丈夫、それは絶対ないから」
とのことでした
咳はおさまっていませんが、くしゃみや鼻水も出てきたので、部屋をあったかくして様子を見ています
食欲はあります

それからテリーですが、この日先生が一目みて、
「セルトリ細胞種」
だと診断されました

毛のぬけ方が、左右対象であることと、睾丸が、前回診察した時より固くなっていること、この種のガンはホルモンに異常をきたし雌性化する特徴があるので、乳首が大きくなっている
 
これらを総合して、セルトリ細胞種に間違いないだろう

とのことでした 
それから、テリーは結構高齢であるということでした

私が、
「すみません先生、急に今日去勢手術していただくこと出来ますか?」と聞いたところ

「うん、この子一番にした方がいいから出来ますよ」
 
「麻酔の準備があるのに、すみません」

「大丈夫大丈夫、今日来てほんまに良かったわ」と

オスを去勢手術したときは、取り除いた睾丸を見せて下さいます
 
お迎えの時に茶トラ猫の睾丸と比べて
「テリーくんの睾丸は固いでしょ
これが特徴です
他に転移してなければ耳と身体のかゆみがおさまり、毛も生えてきます
毛が生えて来たら大丈夫ということですから ほんまに今日来てタイミング良かったね~」と

家に帰って神奈川県の里親希望のHさまに報告をしました

11月上旬に新幹線で迎えに来て下さることになっていたのですが、ガンであることがわかり手術しましたのでお話しました

ガンが転移していないかどうかは、毛が生えてくるかどうか、しばらく観察しないとわからないのですが、転移していなかった場合は予定通りテリーを里子に迎えて下さる、ということでした

そして
「テリーくんの病院代に使ってください」
と、二万円を振り込んでくださいました

術後翌日から、テリーが身体を後ろ足で掻いている姿を見なくなった

と、預かり様から連絡いただいています
うまく行っている気がしますが、しばらく預かり様に観察していただきます

里親希望のHさまと、預かりさまに感謝致します

写真は、受診した時のモカと、術後家に帰りゲージに入れた時の、まだブログに掲載していなかった、人なれしない茶トラ猫です



兵庫県のF様より、5千円のご寄付をいただきました

F様は、先日緊急里親募集しました警察に来たダックスを、一時保護された方です
当会が代理募集をして福知山市内の方が手をあげて下さり、9月7日にFさまと一緒にお届けをしてトライアルに入っていただいたのですが、2歳の男の子に向かって吠えるため、子供さんが怖がってしまって無理だということでお話がなくなりました

引き続き「ペットのお家」にて募集中ですが、9月13日に兵庫県丹波市で行われるイベントの中の「里親譲渡会」に、F様がダックスの「サンくん」を連れて参加されます

私も当会の保護犬、保護猫を連れて参加させていただきます

詳細は下記になります


場所:丹波市柏原町柏原 柏原町商店街  ホノラトカティールーム(柏原町柏原145番地)さんの駐車場周辺
大雨でない限り開催予定ということです

その他、100円で買えるものなど、いろんなお店が出るそうです

イベントの開催時間は10時~15時ですが、商品が無くなったりして早々に閉店されるお店もあるそうです

私も、最後までいるのは犬猫に負担がかかりますので、10時から途中までの参加になると思います
保護犬保護猫たちと、頑張ってきます(*^_^*)



2014年9月7日日曜日

里子だより「マリちゃん、ベリーちゃん、ミイちゃん」

1 マリちゃんの里親様から

井上様、お世話になります。
今日は、シャンプーカットしてきました。超サマーカットですよ


井上です

マリちゃんは、2月12日に神戸市動物管理センターから引き取り、7月18日に鳥取県の方に譲渡しました

写真のように、先住わんちゃんとともに大変可愛がっていただいています

飼い主が神戸市に持ち込んだ時点で15
才だったので、現在15~16才

神戸市動物管理センターが、年齢が10才を過ぎているということで、審査に落ち殺処分対象になったので当会が引き取った子です

現在神戸市では、高齢の犬でも殺処分せず譲渡する方向で努力されています

犬の殺処分を大幅にへらす方向に、大きく方向転換して下さいました「神戸市」の動物行政に関わる職員の方々に、心から感謝致します





2  「ベリーちゃん」1 通目

ほんとにおりこうさん!可愛い娘です


ベリーはキャベツや白菜が好きで主食のプロフェッショナルバランスの他に時々(大体毎日)野菜を刻んであげてます
 
腸の病気にもなったので気をつけています。今ベリーは私の大切な宝物です。
いつも寄り添ってくれてますよ


井上です

ベリーちゃんは、1月31日に神戸市動物管理センターから引き取り、2月23日に京都府の方に預かりをお願いしまして、先住チワワちゃんとの相性が良かったこともあり、3月3日に正式譲渡とさせていただきました

ベリーちゃんは、警察が神戸市動物管理センターに送った子です
世話をしていてわかりましたが、脱走するような子ではありません

間違いなく、腫れ物が大きくなってきたことを理由に、元飼い主が棄てたと予測します

お腹に玉子2個大の大きな腫れ物がありました

この腫れ物が原因で、神戸市の審査に落ちて殺処分対象になったので、当会が引き取った子です

預かっていただいていた時に、自費で動物病院を受診して下さり、おへそのヘルニアだとわかりました

その後すぐに、正式譲渡を希望して下さいまして、正式譲渡後間もなく手術をしてくださり、現在も元気に、そして身体のことを考えて手作り食もしていただいて、ベリーちゃん、最高に幸せですね(*^_^*)

現在は、神戸市動物管理センターでは、このような、腫れ物がある子も譲渡に向けてかなり努力されています

神戸市の職員の方々に感謝致します


3 ミイちゃんの里親様から

ミイちゃんの里親さんから写真をいただきました

ミイちゃん、今度は神戸市内にある北野坂ホテルのドックカフェ「キャンディー」という
おっしゃれ~な、お店に連れて行ってもらったそうです(*^_^*)

ミイちゃんは、神戸市西区神出の小束野というところで野犬をしていました
たぶん、野犬の母犬から生まれて、1才くらいだと思います

神戸市の西区衛生監視事務所が仕掛けた捕獲機にかかった子です

野犬ということで、審査に落ちて殺処分対象になったので、当会が引き取りました

4月2日に引き取って、4月17日に譲渡しました

里親さんには、その少し前にも、長田警察署が神戸市動物管理センターに送った「コウくん」を譲渡済で、犬に対する愛情と訓練はピカいちの方です

野犬は特に臆病で、自分の縄張りだった場所以外の場所におびえてパニックになり脱走することが一番心配ですので、その点を気をつけていただきました

先に譲渡したフレンドリーな「コウくん」の存在もミイちゃんを安心させたようで、どんどん変わって行っています

現在神戸市では、野犬であるからと言ってすぐに殺処分をしなくなりました

じっくりと観察して、受け入れ可能な団体などと交渉され、慎重かつ丁寧に、譲渡に向けて努力されています

神戸市の動物行政は、このように、とても努力されています

本当に、ありがとうございます

そして、神戸市の子たちを助けていただきました里親さんたち、現在預かって下さっています二名の方、本当に、ありがとうございます





2014年9月5日金曜日

まりちゃん/ご支援のお礼

鳥取県の、まりちゃんの里親さまよりいただきました(*^_^*)


井上様、おはようございます。お元気ですか?久しぶりにまりの写真を送ります。まりですが家に来た時より100g程、体重が増えました。
6日(土)にシャンプーカットしてきます。カット後の送ります。




兵庫県のSさまより、写真のドックフード大袋4袋をいただきました
いつもありがとうございます

振込にて
9月1日 兵庫県Oさまより、3千円
9月1日 兵庫県Nさまより、3千円
9月2日 京都府Oさまより、2千円
9月3日 大阪府Tさまより、3万円

をいただきました
皆様、いつもいつもあたたかいご支援をいただきまして、本当に、ありがとうございます

井上

2014年9月2日火曜日

テリーとキキ

1 「テリーを預かり様へ」

テリーに里親さんが決定しました
遠方の方で10月頃に新幹線で迎えに来てくださる予定です

一緒のスペースにいる「サン」がちょっときついところがあり、目の見えないテリーが近づいただけでも怒りテリーにストレスがかかってきていたところ、地元の里親さんが預かりを名乗り出て下さいました

先日テリーをドックカフェに連れて行って下さったということで、写真を送って下さいました

賢くお座りやふせをしていたそうです(*^_^*)



テリーの預かり様は、野犬「キキ」の慣らし訓練もして下さっています

キキの出産後、わたしが子犬の世話で精一杯だったり保護数が多くてみんなをなかなか構ってやれないのを見て、キキの散歩から始まり人に馴らす訓練をして下さっています

写真は、キキの二回目の散歩の様子

外に出ることにおびえ、歩きながら鎖を噛み切ろうとするので、必ず鉄のチェーンでの散歩です
首輪はきつめにしたものを二本

尻尾側の首輪にチェーンをつけて、頭側の首輪は、チェーンをつけた首輪が万一抜けるのを防ぐ役目をします

散歩の後は、いっぱい撫でてもらっていました(*^_^*)






この写真↓は、テリーを迎えに来て下さった時

キキの怯えはまだまだですが、テリーと一緒に散歩させて下さいました

犬が好きな方で、犬の習性などをみて学ぼうと熱心な方です
そういう面はわたしよりかなり長けて(たけて)おられます
 
犬に対してリーダーシップがとれる方で、「今度はこれをやってみよう」とか
いろいろ思い浮かばれるように見えます

いつもありがとうございます







テリーの預かりとキキの訓練をしてくださっているTさんは、2頭の保護犬を里子に迎えて下さった方です

今年3月に雑種犬の「コウ」くんを、、
コウ君は、長田警察署が神戸市動物管理センターに送った子です

そして、コウ君の友達に、、ということで、4月に雑種犬の「ミイちゃん」を迎えて下さいました
ミイちゃんは、神戸市西区神出(かんで)町にいた野犬で神戸市が仕掛けた捕獲機にがかった子です

最近どんどん慣れて自己主張をしてきたということで、とっても可愛いみたいです

ミイちゃんをドックランに連れて行った写真を送って下さいました

最初は、やはり知らない場所におびえて、ドックランの柵を乗り越えようとした素振りを見せたらしいのですが、そこは気をつけていただいて、、

写真の素敵な笑顔です

ご自分の子供のように犬たちを可愛がっておられて、、
みんな幸せですね(*^_^*)

テリーは須磨警察署が神戸市動物管理センターに送った子です

そしてキキは、神戸市西区はせたに町にいた野犬で、神戸市が仕掛けた捕獲機にがかった子

みんな二酸化炭素ガスで窒息死させられてしまう予定の子たちでした

神戸市の子をたくさん助けて下さっていますTさんに、心から感謝いたします
「ドックランでのミイちゃん」


里子だより・ご支援のお礼

1 緊急募集の高齢ダックスに里親決定

先日緊急募集しましたダックスに、里親さんが見つかりました

現在、一時保護をしている方と一緒に、7日にお見合いに行ってきます

ありがとうございました



2 いろはくん(旧名 陽ちゃん)

五郎八(いろは)くん、カットしてもらいに行ってくださり、写真をいただきました
涼しげですね(*^_^*)




気持ちよさそうですね(*^_^*)




3 ラッキーちゃん(旧名 力ちゃん) の里親さんよりいただきした

こんばんわ、夜分に失礼します。
その後いかがおすごしですか?先日から大雨などで、井上さんたちのこと心配やなーと家族で話しておりましたが、なかなか連絡できず。
おかげさまで、ラッキーが我が家に来てちょうど一ヶ月を迎えました。ずっと前から家族であったかのように、ラッキーもこの環境に慣れてきてくれているように思います。
トイレトレーニングも基本的にシートでしそうになれば、ラッキーに声をかけて、外につれていっていたので、最近は時々鳴いて知らせてくれます。
心配していた雷や花火の音にも今のところ動じることはありませんが、時々驚くと走り回ろうとするので、体に触れて落ち着かせるとおさまります。でも、本当にかしこい子で、ひとなつっこく、私たちもラッキーが来てくれて本当に幸せです。
下の子も、すごく仲良くなってきました。
上の子も学校から帰ってきたらラッキーラッキーと言って、可愛がっています。
9月に入ってすぐに、狂犬病の予防接種が終わればやっとお散歩デビューです。これからたくさんの人や、動物、景色に触れさせてあげたいと思っています。我が家にくる人にはずいぶん触れ合い、みんなに可愛がられて、みんなを癒してくれています。甘噛みもあとすこしで治まるかな。
またご連絡させていただきます。
長々すみません。
井上さんもお体大事にしてくださいね。一匹でも多くのわんちゃんたちに里親さんが見つかりますように。



ラッキーちゃんの里親さんへお返事

おはようございます

とてもリラックスしていて、かわいいですね(*^_^*)

様子も詳しく教えていただきまして、ありがとうございます

お子さんたちともうまくいっていて、何よりです

そうですか
もうすぐお散歩ですね

お母さん犬も、少しだけ散歩に慣れてきたところです

雨のご心配をいただきまして、ありがとうございます

雨漏りはすごかったですが、家は無事です

うちは犬猫たくさんいますので、わたしは
何がおきてもこの子たちをおいて避難しない覚悟です
数が多くて連れては逃げれませんので(笑)

ラッキーちゃん、トイレも甘噛みのしつけも順調ということで、すごいです

可愛がっていただきまして、本当にありがとうございます

ご主人さまにも、よろしくお伝え下さい

また、いただきました写メを、ブログに掲載させていただきますね
井上

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ある方が、わたしの身体のことも考えて写真の除菌剤をチョイスしてくださいました
さっそくつかわせていただいています
ありがとうございます(*^_^*)

兵庫県のIさまより、愛犬元気 大袋4袋をいただきました

Iさま、いつもありがとうございます(*^_^*)





会員の大島が、井上さんからメールを頂き、代理で掲載させていただきました。m(_ _)m

2014年8月26日火曜日

超緊急!警察に来たダックス/狩猟反対「くくり罠と捕獲機撤去」/ご支援のお願い/ご支援のお礼

●「超緊急!警察に来たダックス」

兵庫県内の警察にきた飼い主不明のダックス

高齢 オス 身体にイボがあります
飼い主に棄てられた可能性が高いです 

緊急で飼ってくれる方を募集します

代理投稿
全ての生命を尊ぶ会
0773330023 



高齢になって犬を棄てた可能性が高いですね…

兵庫県動物愛護センターに行けば100パーセント殺処分です

あそこは「きれいごと」「かっこつけ」の自治体ですからね

高齢とかあまりにも毛の手入れが悪い場合、飼い主不明の子であっても写真さえ掲載しませんから、、

公の理由は
「動物にストレスがかかる場合は撮影できない場合があります」として、写真を載せません
飼い主を待つ公示期間であるにもかかわらず、、

でもね
実際の理由は

「臭いものにフタ」
そう、
「兵庫県」の職員たちは、そういった子らのことを、「みすぼらしい」とか思っててね、
見た目がきれいじゃないから自分とこのホームページに載せたくないんです

でね、「譲渡基準」が厳しいとか言ってるけど、
本当はね

「動物を生かそうとすると手間がかかるから殺してるだけ」

でもね、そんなこと、口が避けても公には言えないし、ホームページに書けないでしょ だからね
「かっこつけ」てるだけなんです

他にもいっぱいそういう人いますよ

私は「助けたい人」なんだけど
ああいう人たちは「殺したい人」
なんですよね

だからね
気持ちが通じるわけないんですよ

京都府動物愛護管理センターの佐藤センター長にも数ヶ月前に言われましたよ

「僕も井上さんと気持ちは同じですから」
って、、

私ははっきり言いました
「同じわけないじゃないですか
あなたは殺したい人で、私は助けたい人間なんですから」って、、

今うちの会をつぶそうとしている二人や、その裏に、もう一人ついていますが、
そういう人たちって
「適性譲渡」とか「動物福祉」とかいう言葉が好きなんですよね 

「兵庫県」の考え方とよく似ています

「殺したい」んだから「殺したい」って、はっきり書けばいいんですよ

それをなんやかや言い訳つけてでも、なぜか動物に関わってたいんですよね

動物からしたら
「あなたとは関わりたくない」
って思ってるはずなんですがね、、

こういう人たちは、悲しいかな
「自分は何もしないしできない」のだけど
「動物に精神的依存」
をしなければ生きていけない人たちです

これも現代社会が生み出した一つの現象です
それがまた動物を不幸にしているのです


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●狩猟反対「くくり罠と捕獲機撤去」


7月20日夕方、犬の散歩をしていたらオレンジ色のつなぎを着た男性が話しかけて来ました

「ここにくくり罠を設置しました
危険なので近づかないでくださいね」

「どういうことですか?
そんな危険なものをどうして一番近くの二軒の住民に知らせずに勝手に設置するんですか?
うちは犬猫の保護をしています
自治体や警察から引き取った、殺処分される子がほとんどです
 
その子たちは、飼い主が「もう要らない」と保健所に持ち込んだり、そのへんに棄てたり、いなくなっても探さなかったり、、
わたしはこういう子を引き取って里親探しをしていますが、わたしがみているあいだは私の家族です

猫は室内飼いですが、犬は外に繋いでいる子もいます
脱走には気をつけていますが、100パーセントは、ありません 

鉄の鎖でもちぎれる時はあります

もし犬がくくり罠にかかったら、どうなるんですか?
私がはずせるんですか?」

「危険なので近づかないで下さい
私の名前と住所、電話番号が書いてあるので電話して下さい」

「電話したらすぐ来てくれるんですか?」

「私はサラリーマンなので、夜でないと来れません」

「夜までそのままですか?」

「大丈夫です
死にませんから」

「この暑いのに、熱中症で死にますよ」

「大丈夫です
保険かけてますから」

「保険かけてたら犬が死んだり、足に大怪我してもいいっていうんですか
だいたいシカだって、人間のせいで食べ物がなくなって人目につくところに出てくるようになったんですよ

それを何の反省もせずにむやみに殺すっていうのがおかしいでしょ
あなたと話しても無理なので市役所に行って来ます」

休み明けの7月22日に市役所に行って来ました

福知山市役所、林業振興課です
 
最初に出てきたのは臨時雇用の若い男性

この男性は、最初から私のことを敵視した態度でした
おそらく猟師が先に電話を入れて、私が市役所に来ることを聞いていたのだと思います

この臨時雇用の職員では話にならないので、次は別の中年男性が対応

態度は柔らかいですが、言ってる内容は同じ、、
それに私が納得いかず反論していると一番奥に座っていた水谷課長が出て来ました

座って話をしましょうということになり、水谷課長の隣にさっきの中年男性も座ろとしましたが、「まず人の話を聞く」ということをしない人で席に着いてもらっても無駄なので席を外してもらいました

20日のことを話しました
それから

「私はすぐ近くに住んでいるのだから」
と言った時に

「僕もここに住んでいる」
と、猟師が最初嘘を言ったことも、、

同じ村に住んでいるのは猟師の両親であり、本人は、かしのき台に住んでいることを後で言いました

結局は、シカや猪が罠にかかった時に、地元出身の猟師に処理をさせてその人間にお金が入るようにしているということです

狩猟が間違っているという私の意見も言いました

福知山市役所、林業振興課の水谷課長は言いました
 
「おっしゃるお気持ちはよくわかります 
わんちゃんやねこちゃんは、今や家族です
くくり罠は、あがけばあがくほど締まっていく危険なものです

シカや猪など野生動物も、確かに人間が杉やひのきをたくさん植えてはそのままにして、実の生る木を無くしてしまい食べ物がなくなって畑などに降りて来ています
あと、昔に比べて数が増えすぎている問題もあります」

私「はい、でもその数の増えすぎの原因には、地球温暖化がありますね
地球温暖化も、人間がしたことですよ
すべて人間がやったことの結果です
それを憎いからと罠をかけて殺しまくるなんてどうかしてます」

課長「確かにそうですが、農家の方にとっては大変な問題なんですよ」

私「じゃなぜ、もっとしっかりしたガードしないんですか?
下の方だけトタンで上はソフトネットとか、あるいは一周すべてソフトネットだけとか、、あれじゃ入られて当然でしょう
ネットに絡まって動けなくなりクマに食べられたり、猟師が来て銃で撃たれたり刃物で刺して殺したり、、とか

下の方の家は、田んぼや畑の周り一周背の高い、鉄製のハードタイプの柵で防御してる家もありますよ
そういう人は、罠なんて仕掛けてない 
あれだと作物も命も守れるんですよ

あの柵、助成金でるんでしょ
罠なんてかけずになぜもっとああいう柵を使うことを広めようとしないんですか?
国は昨年と今年、シカと猪を殺させて、猟師たちにものすごい金額の補助金出してますよね
全部私らの税金からですよ

狩猟に賛成している人間ばかりじゃないんです」

水谷課長
「井上さんのお気持ちはよくわかりました
くくり罠の設置は自治会の農区長さんから駆除隊に要請がありました
 
私から農区長に直接電話をするということはしませんが、駆除隊のY氏に電話をして、
井上さんが危険を伴うくくり罠について不安を感じておられるということを伝えておきます」

私
「違いますよ
わたしは不安を感じると伝えてくれなんて一言も言っていませんよ
すぐに撤去して下さい」

課長「わかりました 伝えます」

私「それから課長、最初に対応に出た林業振興課の二人、態度悪いですよ
特に臨時職員の方、態度が悪すぎるので、人事課に意見しておきます
課長からも、臨時職員について、こういう意見があったと、人事課に連絡しておいて下さいね」

課長「わかりました」

その後人事課に行ってから帰りました

翌朝、くくり罠は撤去されていました

課長から連絡を受けた猟師Yが、その日のうちに撤去しにきたのだと思いました

一週間後の日曜日は、自治会の草刈りでした
猟師Yはこの村に住む高齢の母親の代理で参加していましたが私に何も言って来ませんでした  

が、そのまた一週間後の8月3日の朝、いきなり猟師Yが、奥さんを連れてやって来ました

話があるとのこと、、
だいたい予測はついていました
くくり罠を撤去しなければいけなかったことに納得がいかないのだろうと、、

私「今日は個人的に来たんですよね
奥さんと一緒ですもんね」

Y「違いますよ
妻と来ましたが個人的では、ありません」

私「でも役所からは何も聞いてませんよ」

Y「はい
個人的に来ました」

という会話にもわかるようにYさんはまた嘘をつきました
しかもなぜかおくさんまで連れて来て、、

奥さんは話し始めました
「いやあ私も怖いことしてるなあって思うんですよ
ちょっと聞いてくださいよ」

やはり予測通り罠の撤去に納得がいかず夫婦で来たのだと思い
「話すことは、なにもありません
帰って下さい」

と言っても
「帰りません
とにかく話聞いてください」と、、

私「あの時あなたと話ができていたなら私は役所に行っていません
話も出来ないし、してもわかりあえるような方でないと判断したので役所に行きました
たから話があるなら役所を通して下さい」

それでも
「話を聞いてくれ」と、「帰らない」が続くので、

「警察を呼びますよ」というと
「どうぞどうぞ早く呼んで下さい」
と言うので110番しました

警察官3人が来て別れて事情を聞きます

私は私の担当者にことの流れの全てを話しました
こういう、警察官と話す機会がある時は、私は必ず警察官に、警察に来た犬や猫のことを話します

ただ単に管轄のセンターに送るのでなく、警察署あげて飼ってくれる人を探すのが、命を守る警察官の仕事ではないのか、と、、
殺処分に送るのでなく、命を助けることを会計課以外の人間もやらなくてはいけない
動物の命も守れないで人間の命を守れるわけがない、、と

私の担当者は全ての内容を真剣に聞いていました

そして、最後にどうされますか?
と聞かれたので  

「Yさんとは話す気持ちはありません
わたしは犬も猫もシカも猪も、、動物を助けたい人間です
Yさんは殺したい人です
命という根本の部分で考えが違うのだから折り合うはずがないんです」

警「わかりました
では、Yさんにはこのまま帰っていただくということで」

私「今日のこと、警察から役所に報告行くんですか?」
 
警「警察からはそういうことはしないです」
私「わかりました
じゃ、私の方から連絡しておきます」

となり、ようやくY夫妻は帰りました

翌日、市役所林業振興課の水谷課長に連絡しました

ことの流れを話し、
「市がこのような人物に仕事を委託し、税金から報酬が払われるというのは納得がいかない

市の委託をやめて欲しい」と、、

水谷課長は
「刑犯罪を犯したわけではないので委託をきるというのは無理です」

ということでした

それからしばらくたったつい一週間前のことです

同じ敷地内に置いてあった「おり型」のシカの罠も撤去されました
 
写真の草の生えていない土の部分が撤去されたあとです

ようやくこの場所でシカが捕まって殺されることがなくなりました

わたしが罠に反対していることを近所の人は知っていました

越して来て最初の1年で3頭が捕まって猟師にやりのようなもので死ぬまでつかれました
 
命はたった一つしかありません

二年目から、私は反対していることを表面していました
二年目は、なんとかシカの命を守ることが出来ました
 
このたびようやく撤去となり、たったこの付近だけのシカがかかるおりがなくなっただけですが、一つ、安堵の思いです

写真のポスターにあるように現在は女性猟師の募集をアピールしています
野生動物を殺す猟師になりたがらない若い男性が増えたからです

ポスターには、大きな「嘘」が書いてあります

「ハンティングが、自然保護になんて、繋がるわけないですよ」

これは猟友会が作ったポスターです
そばに猟犬がいますね、、

猟犬をもののように、捨てたり殺したり、帰って来れないように足を銃で撃つ猟師もいっぱいいるんです

次回の狩猟シーズンまで食べさせるお金がもったいない 棄てて来シーズン新しい犬を買う方が安上がりだ、、と

実際うちでもたくさんの猟犬を保護して来ました
今いる子だと、モモは完全にそうですね
ロイも可能性は十分にあります

このポスターは地元の中丹西保健所に張ってありました

こんなポスターみても、みんな違和感ないんでしょうね、、
母性本能があり子育てを主にする役割の女性が、、です
若い男性が狩猟しなくなったのは、当然だと思います
優しい男性が増えてるので、、

しかし、その代わりに女性、、ですか
って感じですね
猟友会も行政も、めちゃくちゃですね


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トイレシート(レギュラーサイズ)と、中型犬用の「愛犬元気(大袋)」のご寄付をお願いいたします





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ご支援のお礼

子犬「ジップくん」の里親のIさまより、1万円のご寄付を送っていただきました

ありがとうございます

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会員の大島が、井上さんからメールを頂き、代理で掲載させていただきました。m(_ _)m