2017年5月13日土曜日

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底検証!「安倍に逆らう人が片っ端から逮捕される」(後篇)

安倍政権の支持率が上がっているだとか
景気が良くなっているだとか
こんなのは
いくらでもでっちあげできます

みんなこんなもの本当に信じているのだろうか?
と思っています

だって
わたし自身53年生きてきて

自分も自分の知り合い

だれ一人も

『今の政権を支持しますか?』なんて質問受けてないもん

それでわかることです

もしウソでないというのなら
どこの企業の何さん(イニシャル)に聞いたかを
明らかにしなくてはなりません

安倍とべったりの大企業の名前など
全部出してもらいましょう

☆ウソはいくらでもつける
特に今の安倍政権は『詐欺まがい政権』と言っていいでしょう

なんでもかんでも『強行採決』

これが『詐欺』でなくてなんなんでしょうか?って・・

わたしにとっては『詐欺まがいでなく明らかな詐欺』

こういうところからも
政治家の前世が『やくざ』だった人が多いっていうのが
理解できてしまいます

批評されるのがいやで
共謀罪作るなら
民間人になれば
名差しで批評されなくて済みますよ

結局は気が小さすぎる人だから
批評をされないように
憲法違反の法律を作ったり
なんでもかんでも
自分の手柄でやったような
嘘ニュースをメディアに報道させる

そしてそれをそのままやってのける
メディアも組長閣下のチンピラ同様・・・

近畿財務局の『佐川理財局長』を見ていても思います

『組長閣下』に飼い慣らされた子分
だと・・・

安倍首相が全国に数ある組(党)のうち
一番大きな組(例・山口組)の組長で
それぞれの組(党)のなかに
派閥がある

麻生派など
(例・神戸山口組)

そのなかで
もちろん
派閥争いもあり

そしてやくざなんだから
庶民に因縁つけて
金巻き上げて
自分たちは
ろくに仕事もせずに
豪勢な暮らしをする

そう考えれば
今の
庶民からすると
なぜ政治家が
あんな馬鹿みたいな
大金を
労働していない労働の対価

として欲しがるのか

政治献金を止めないのか

政党助成金をやめないのか

合点がいく
というものです

そして特に
今のこの国の組長(安倍)は『はだかの王様』そのものだ

※『はだかの王様』とはアンデルセン童話
この物語から
派生したこれらの意味↓

  • 「周りが言っているから、自分が間違っているのに違いない」という自己判断の喪失。
  • 馬鹿だと思われくない、周りより下だと思われたくない」という人間の小さな見栄。
  • 上記を用いた集団催眠商法という詐欺
  • 王様」だが「裸」。転じて、実際にはい実や権威を見せかける者への批判
  • とは民一人一人が思い込む事によって生まれる、には見えない衣服のような物という例え。
  • 子供のようなまっすぐな意見も、時には大切だという事。


今日は最後の『後編』です↓

●安倍政権下で進むグローバル資本主義ファシズム
斎藤

 メディアの体たらくは論外ですね。共謀罪は最近になってようやく反対キャンペーン的な報道も散見されるようになったけど、それだって市民運動の力に押された結果。独自の調査報道なんて、まずやろうとしない。そもそも監視社会のテーマがすごく嫌われるようになった。以前は「週刊文春」でも連載させてくれたけど、いまはメディア状況が激変した。「そんな話題は誰も興味がないから、やめてくれ」と言われてしまう。
室井 

マスコミだけじゃなく、フリーのジャーナリストも変わってきてません? だって2002年の住基ネットや、2003年の個人情報保護法にしても、多くのジャーナリストが集まって反対の声を上げたけど、マイナンバー制度や共謀罪については批判の声が少ないと思う。
斎藤 

そうなんだ。「斎藤さん、頑張ってください」で終わり。以前は監視社会の恐ろしさや問題点を知っている人たちが現役だったからね。古い世代の人々は戦争を体験していたり、皮膚感覚で権力の暴走の怖さをわかっていた。でも、あれから10年以上経ったいま、当時運動をしていた人たちも高齢化し、いい加減くたびれたんでしょう。そして何も知らない若者が大人になり、ネットなどで番号に慣れちゃって鈍感になっている。さっき、旧ソ連や旧東ドイツ、北朝鮮みたいなファシズムになるといったけど、共産主義ではないので、グローバル資本主義によるファシズム社会が出来上がりつつある、と言った方が正解ですね。世界的に見てもそう。新自由主義やグローバリズムというのは、巨大資本の経済的利益以外のものに一切の価値を認めない。みんなが金持ちになるというならまだしも、いまで言うところの“成長”の意味って“下々の金を吸い上げて、大企業が太る=成長”でしかないんだけどね。
室井 

なんでみんなそのことに気がつかないんだろう。私はこの現状を、なんとか大きく変えたいんだけど。
斎藤 

それは僕もそうだけど、焦ってもしようがない。とにかくいまは自分を見失わないようにと常日頃考えている。監視社会の問題点を取材し続けてきたけど、最近は「もしかして自分のほうが狂っているのか?」と思うときさえあるからね(笑)。
室井 

その気持ちよ〜くわかります。世論調査で安倍さんの高い支持率が出ると、「ひょっとして私が間違っているの?」と思うことがあるもの。でも潮目が変わるときはきっとくる。それにマスコミにもやっぱり期待したいんです。私は1970年代生まれですけど、その世代の文系の最高峰って、朝日新聞社の記者になるというイメージが強い。頭が良くて正義感もあって。だから「金儲けがすべてじゃない。金儲けばかりを唱えている人間は恥ずかしい」という社会正義の観点があった。それを取り戻して欲しい。
斎藤 

確かに僕と同世代か上の人で、記者になったような人たちは、「戦争のない世の中をつくりたい。平等な世界をつくりたい」という動機が主流だった。僕なんかはその中では、最も志の低い記者でした。
室井 

私の本業は、物書きじゃないですか。物書きってみんな、戦争反対とか、権力を疑うという共通の意識があると思ってた。新聞記者やテレビに出ているコメンテーターも含め、権力批判するのは当たり前だと思っていました。でもそうではなく権力をヨイショして、平気で戦争に協力しようとする人がどんどん増えて。逆に、誰も「戦争反対」って声を上げなくなってしまって。そんなのって、鼻から牛乳を飲むくらいおかしなことでしょ? こんな状況でヤバイくない? それとも、私がおかしいの? わからなくなっちゃう。
斎藤 

でもちょっといい話がある。昨年12月6日に保阪正康さんの『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)の出版記念パーティーがあって、文藝春秋の松井清人社長が発起人代表として挨拶した。そこで松井社長は「“右翼的独善”の象徴みたいな政権に対して、正面からモノを言いにくい。(メディアが)異を唱えようとしない現状はおかしい」と発言したんだ。同じく文藝春秋の元専務だった半藤一利さんも、「昔は“反動”と言われていた私が、今や極左と言われている。世の中、どうなっちゃったの?」だって。あの文藝春秋の社長や元幹部が、だよ。保守の代表メディアでさえも危機感をもつほどヤバい世の中ということだし、そもそも物書きやメディアが権力批判をするのは当たり前。しかもそれが商売だし特権でもあったはずだからね。
室井

 そんな特権を捨てちゃういまのマスコミってバカなのかな。
斎藤 

バカなんでしょう。なんてもったいない。ほとんどの職業は“お上”がどんなに酷いことをやっても、逆らわず、その枠のなかで儲けることが賢いと考えられていると思うけど、しかしマスコミと物書き、弁護士と大学の先生は、権力批判が生業なんだ。特権というか、それが責務のはずなんだけどね。
室井 

でも、実際のメディアは萎縮しきっていますよね。安倍政権についてだけじゃなく、視聴者や読者のクレームやネットでの批判にも過剰に反応する。だから、萎縮させない努力しているんです。いいことを書いた記者には「よく戦った」と名前を出して褒めるようにしています。
斎藤 

僕も講演会で「私たち市民はどうすればいいですか?」と聞かれたら、「いいと思うメディアがあったら、ぜひ直接電話して褒めてください」と言うようにしています。マスコミはこのところ、文句ばかり言われているからね。良い報道は褒めてもらわなくちゃ。
室井 

『ニュース女子』(TOKYO MX)問題で、安田浩一さんや津田大介さんがMXへの出演を拒否していたのも、それはひとつの見識だと思うけど私はテレビ局との意見が違っても、サンドバックのように批判されても、追い出されるまでテレビに出続けます。自分から「もう出演しません」と言ったら負けだと思うから。それでもし追い出されたら「追い出された! 追い出された!」と言いまくる。それも作戦だと思ってる。
斎藤 

それもまた見識だと思います。多様性を否定し、権力に隷属させようとするのが共謀罪の本質です。だからこそ室井さんのような存在は貴重だし、必要なんだ
室井

 じゃあ、最後にもう一度確認しますけど、私と斎藤さんが異常なわけじゃないんですね。
斎藤 

もちろん(笑)。でも、異常と言われても最後まで頑張って共謀罪を阻止しましょう。
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斎藤貴男 ジャーナリスト、1958年生まれ。日本工業新聞、「週刊文春」記者などを経てフリーに。著書に『「非国民」のすすめ』、『ジャーナリストという仕事』
『「マイナンバー」が日本を壊す』、「『戦争のできる国へ──安倍政権の正体』など多数。
室井佑月 作家、1970年生まれ。レースクイーン、銀座クラブホステスなどを経て1997年作家デビューし、その後テレビコメンテーターとしても活躍。現在『ひるおび!』『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)、『あさイチ』(NHK)などに出演中。

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