2014年4月3日木曜日

「神戸市動物管理センター」より犬3頭を引き取り/ご支援のお礼

昨日、神戸市動物管理センターから犬3頭を引き取りました
現在「神戸市動物管理センター」の収容室はいっぱいの状態です
3月28日(金)に「ピットブルMIX」を引き取った際に

●大型犬房にいた子
野犬(西区はせたにで捕獲機に)
野犬(西区かんでで捕獲機に)
パグ(飼い主不明)

●小型犬房にいた子
チワワ(飼い主不明・現在公示中)
ダックス黒8歳(飼い主持込)

そのうえ、、31日(月)に4頭が入ってきました
●大型犬房
柴MIX5歳(飼い主入院)

●小型犬房
チワワ5歳(飼い主入院・柴MIXと同じ飼い主)
ダックス3歳(飼い主引っ越し)
ダックス16歳(飼い主死亡)

金曜日、ピットブルMIX「誠」を引き取る際に、野犬はあきらめましたが
31日(月)の朝一電話をして、もう少し置いてもらっていました

ピットブルMIXのように、何回か慣らしに行って引き取れればいいな・・と思って・・

ただ、前々から言われていましたが、収容室がいっぱいになると、殺処分するのは人慣れしていない野犬が先になります(公示期限がきれている場合)

沙羅たちのように、全く触れない状態でバリケンに入れて連れ帰るのでなく、少しでも慣らして、できれば首輪を付けた状態で連れ帰りたい
今回の2頭は成犬なので、万一脱走した場合、成長とともに首輪がきつくなる可能性は少ないですので、、
首輪をきつくして、鉄のチェーンでつなげられれば、何とか置く場所がある・・
という思いでした

ただ、いきなり連れ帰るのは無理だと思ったので、昨日は、とにかく今収容室にいる子でセンターからの一般譲渡が容易かどうかわからない子から連れて帰って、収容室の空きを少しでも増やすことが、野犬を殺処分に送らなくて済む方法だと思いました

幸い、京都市内の方から、小型犬1頭のあずかりの話をいただきましたし、滋賀のOさまも、全盲テリーと仲良くできる子(テリーはいい子なので、相手の子がテリーと仲良くできれば)なら、2頭を間もなくあずかってくださるとのことでしたので、昨日3頭を引き取りました

16歳のダックスは、下腹に大きな腫れものがあります

今回異動せず残ることになった獣医師資格を持つみなみさんが病院に連れて行ったそうです

超音波とレントゲンの結果、はれものの中身は液体だと・・
それしかわからなかったそうです

これまでなら、「安楽死」という名を使い殺処分をすることも十分ありえましたが、みなみさんと話して、「大丈夫です、任せてください」と押して引き取ることができました

みなみさんも、
「この子の状態を考えると、早く引き取って欲しい」
と言いました

昨日行った段階で、5個ある大型犬房のうち空室は1個だけ
そして5個ある小型犬房は空室ゼロ

飼い主持込の「老齢でない子(神戸市の場合10歳以上は市からの譲渡対象になりません)」を審査して市からの譲渡にまわすとしても、現在譲渡犬房もいっぱい

現在譲渡犬は11頭でそのうち8頭が6カ月以内の子犬だそうです

みなみさんに
「他の団体は受け入れ無理なんですか?」
と聞きましたが

「すぐに受け入れできるところはないんです」と・・

収容室は原則、大型も小型も、1個ずつは空室にしておくそうです
突然必要な場合があるかもしれないということで・・

なので、大型が原則の状態の1個空き
小型は、その1個も空いていない状態

昨日は野犬を少しでも慣らす目的もあっていきました

とりあえず、収容室に空きをつくるためにみなみさんと相談して
柴(大型房)と16歳ダックスと8歳ダックスを引き取ることになりました
(飼い主不明のチワワは公示中は引き取れませんので)

が、飼い主持込の柴が、かなり警戒して触れる状態ではありませんでした
野犬のてなずけ用に持っていったちくわも食べません

元々ちくわなんかは野犬が好きで、飼い犬だと缶詰とかのほうが好きなことが多いです

柴はあきらめて・・
前からいる「公示期限の切れたパグ」は、現在、新しく申請をしている団体が引き取る予定です

飼育環境視察などにまだ行けていないらしく、、

みなみさんに
「大型房がいっぱいになって小型房に空きがある場合は、パグを小型房に移して、なんとか殺処分になる子をつくらないようにお願いします」

と言いましたが、
「絶対という約束はできません」と

神戸市動管の場合は小型房でも広いので、パグなら全くストレスもかからないのですが・・・

大型房も、ひとつ空けて帰りたいので、昨日は慣らすだけの目的だった野犬にちくわ・缶詰をあげて・・
そのうち、白っぽい子のほうに首輪とリードをつけることができました

2頭とも、それぞれの収容室の手前のドア付近にいました

茶色の子は、わたしが入ると向こうに逃げて、ちくわも、はしっこを持った手からは食べませんでしたので、下に置いて、缶詰もお皿に入れました

白っぽい子のほうは、わたしが入っても、ドア付近から逃げず、ちくわは食べませんでしたが、背中をそーっと触ってもおびえるけど逃げず、背中をなでながら首輪をそーっと付けられました

リードをひいても歩きません
お尻を床に付けたまま恐怖心からおしっこをもらしたり、リードを噛みきろうとするのですが、ゲージに入れて連れて帰ることができました

昨日3頭を引き取ることができ、今日はどこからも犬が来なかったので現在の空きは、原則の大型房1、小型房1・・の状態より、あと、大型1小型1が空きました・・
が、明日また大型犬房の子と小型犬房の子が一頭ずつ入ってくれば、また満杯となってしまいます

公示中のチワワは、既存の譲渡団体が引き取りを希望してきた・・と、今日みなみさんに聞きました

↓車中での野犬

↓帰って誠がいる土間に、つないでいます
こわがって、すみっこにいます
昨日の夜のあいだに缶詰を食べていませんでしたので、それを誠(誠はドライのみでは食べず缶詰を混ぜています)にあげて、今朝新しい缶詰を入れてあげると、結構たべてくれました
うちでは、もう中型以上の子をフリーで置ける屋内の脱走対策をした部屋がないので、繋いで他の子がいるスペースに置けたので、よかったです
↓FBから連絡をくださった京都市の方にあずかっていただくことになった
昨日引き取ったダックス8歳 オス

 ↓下腹に大きな腫れものがあるダックス16歳 メス
避妊去勢をいつもお願いしている神戸の獣医師に電話で聞きました

特に車で連れ帰る道中や、部屋で寝ている時でも、時々呼吸が荒くなり、たんのからんだような咳をします

獣医師は、おそらく「僧帽弁閉鎖不全症」だろうと・・
腫れものに関しては見てもらわないとなんとも言えないと思います

これまで「僧帽弁閉鎖不全症」の子を2頭経験しました

16歳と老齢ですが、立てるし食欲もあり、目に力もあります

「僧帽弁・・・」は、心臓の病気なので、これだけ症状が出ていると、いつどうなるかわかりません

ただ、今は生き生きしてるので、散歩させてあげたいけれど、腫れものが床に着いている状態なので散歩には行けません
でも床に着いていないと、この子自身、重くて仕方ないんじゃないか・・と思います

名前「未来」にしました

わたしは、もう今は、病気の場合、食べ物や環境改善が第一でめったに病院には連れては行きませんが、「未来」の状態を把握しておきたいので、近々、神戸の獣医師にみてもらいに行くつもりです

●ご支援のお礼

●3月31日付でOさまより6千円を振り込みいただきました
●4月1日付でMさまより1万円を振り込みいただきました
●4月1日付でNさまより3千円を振り込みいただきました
●4月2日付でYさまより千円を振り込みいただきました
●4月3日付でTさまより1万7千円を振り込みいただきました
●3月31日に滋賀のあずかりのOさまより2万円のご支援をいただきました

みなさま、あたたかいお気持ちをいただきまして、誠にありがとうございます

そして、たくさんの物資もいただきました

●野犬2頭をあずかって慣らしてくださっている京都府のOさまより↓を2袋と・・
↓を4袋いただきました



●大阪府のOさまより緑と赤の「愛犬元気」大袋↓を、合計20袋いただきました



●大阪府のKさまより↓と・・

↓緑と赤の「愛犬元気」大袋↓を、合計7袋いただきました


●そして、つい先日も2度にわたり物資をいただきました京都府のMさまより、いろんな物資をいただきました↓













みなさん、当会保護の子たちのためにたくさんのお気持ちをいただきまして、本当に、ありがとうございます

0 件のコメント:

コメントを投稿