2017年7月10日月曜日

『徳島県動物愛護センター』野犬の問題/野犬の餌付け主

鳴門の7頭兄弟をつかまえるために
夫が現地に行った朝

パジェロミニでやってきた女性がえさやりをしていたそう

徳島ナンバーだけど
村の人ではない
(村は10軒ちょっと)

その場所はYさん宅から200メートル離れた場所

そこにはそのメスとオス(メスの夫)がいて
その犬にその女性(パジェロミニ)と高齢夫妻(住民)がえさをあげていたことがわかった

高齢夫妻は
パンなどの残り物だけど
パジェロミニの女性は
どうも
毎日
餌付けにきているようす

でないと
母犬も子犬たちもあんなに栄養ついてない・・

夫がパジェロミニ女性に会ったので
「避妊去勢してない野犬にえづけしたら
どうなるかわかってます?」

女性
『この犬たち
毒殺されるの
知ってますか?』


『じゃ おたく
連れて帰って飼えるんですか?』

この言葉で女性は姿を消す

このあと夫がYさんと手で3頭捕まえるが
他は逃げる

その週のなかばに
母犬とオス
それから
保護できなかった子犬4頭のうち
2頭が
Yさん宅の裏山へ来る

子犬2頭はもともとの場所に残ったまま

ここでおそらく推測ですが・・

毎日来ていたえづけの女性が来なくなったことで
高齢夫婦のパンの残りでは足りず

母犬と子犬2頭がYさん宅に向かって移動したと思われる

近くにやってきた子犬二頭をYさんが手で捕まえ
そして
元の場所に残っていた子犬たちには

他の場所に行かないように
えさをあげてもらっていて

その子たちは
Yさん隣家の娘さんが(犬好き)
つかまえてくれました

パジェロミニ女性が言った『毒殺』について

夫が『徳島県動物愛護センター』センター長に聞いたところ

●ずいぶん昔は(センターや保健所など公務員が)していたが
今はしていない

わたしもそうだろうな・・と

神戸市でも毒殺なのか
過多量の麻酔を入れるのか?

『毒だんご』と呼ばれるものを
野犬を殺すために
まいていたことがあるので・・

そのうえ神戸市は
まだ10年ちょっと前だったと思いますが

垂水区衛生監視事務所(神戸市の保健所のような役割をするところで
神戸市役所 生活衛生課や神戸市動物管理センターの職員も異動でまわるところ)


マンション近くの野犬の子犬が隠れている巣穴の穴を
故意にふさいでしまい
中にいた子犬たちを餓死させる

という事件が起きて
その事件が神戸新聞に載ったことで
市民から神戸市がかなりたたかれたことがありました
(わたしがこの活動に入る前のこと)

行政が動物の命を粗末にする
ということにおいて

住民から抗議を受けることは
結構あって、、

京都府と京都市のセンターが合併する前にも

行政に全国からかなりの苦情があったと

当時京都府庁 生活衛生課にいた萩原副課長が電話で昨年か一昨年に
言っていました

京都市がのら猫に対する

『えさやり禁止条例』を作ろうとした
時です

行政にものすごい数の
『いやがらせFAXが全国から来た』と・・

●いやがらせ
という言葉は
わたしの言葉ではありません

萩原副課長がその電話で言っていました

京都府内の人からよりも他の地域からの方が
数が多かったそうで・・

わたしが
『どこかの団体が音頭とってたんですか?』

萩原副課長
『まあ、、どことは言えないんですがねえ・・』

わたし
『いくつかあるかもしれませんが・・』


『はあ、、名前は出せないんですけどね、、
団体というのか・・』


『ん? 愛護団体じゃないんですか?』


『まあ、、なんとか塾っていう・・』


『え?』


『弁護士さんの、、』


『あーー ペット法塾ですか?』


『まあ そうですね、、内緒ですよ』

って
言ってました

そのペット法塾さんの力も大きく
京都市のえさやり禁止条例が
はばまれることになり
別の内容と名まえになったようです

京都市の『えさやり禁止条例』については
形を変えましたが
それでも
よく思っていない人が多いようです

犬の里親になってくれた方も
猫の活動をしている人がいて

『京都はだめです』

って、なげいてはりましたが・・・


話が猫のえさやりに流れましたが・・・

のら猫の問題と野犬の問題は根本は同じです

●避妊去勢しない犬猫を放し飼い、放し散歩する
●いなくなっても警察や役場、保健所、愛護センターに連絡しない
●避妊去勢できてない、野良猫・野犬にえづけをする
(この場合の餌付けというのは、ただ単に偶然通りがかりに
痩せておなかをすかせた犬猫をみて、1回きりで何かあげる
というものではありません
まさしく毎日のように餌をあげるためだけに通う餌付けのこと)

鳴門のこの地域でも

最初は
村の人がえづけしているのか?と
思っていたのですが
村の人は
どうも残り物があればあげる

その村は動物に優しい人ばかりなので

犬たちは
おなかが空いた時に
たべものをくれる家を訪ねてまわる・・というような感じ

それが今回なぜ7頭もの多くの子犬が産まれるのか?

かなり母犬が栄養を与えてもらっているのでは?
と思いました

だって人間だってたとえば・・
今日食べるものも
明日食べるものも無いような

おなかが空いている状態や
体調不良では
交尾?をする気持ちの余裕なんてないでしょ?

それと同じ

パジェロミニの女性はいなくなったけど


今度は
その一週間後に夫がなるとに行った際に

そこから約800メートルにある『展望台』に
餌付け行為を発見した
そして夫が鳴門市に意見をした

翌日にわたしは
『徳島県動物愛護センター』とみひさ職員に意見し
看板の希望内容を伝える

その週末、夫が鳴門に行った際に見ると↓


これだけだと全然だめ

動物に優しくないだけの文章になってしまっていた
とみひさ職員から
鳴門市の職員に話をして
早急に・・と言っていたのに・・

一番恐れている看板の内容(だめな内容をとみひさ職員に言っていた)
になってしまっていた

この内容は動物虐待なだけで
餌付けをしてはいけない意味が全く伝わらない

わたしから直接鳴門市に電話すると・・

『あの時ご主人から連絡を受けてまず早急に作りました
とみひささんから文章のことを聞いたのは
その後でした』
と・・

で鳴門市職員に再度伝えた

『えさやりの言ってくる言葉は
だいたい決まってる
●かわいそうやからえさやってる
それの何が悪い?
です

エサをあげないで
だけだと
このえさやりの言葉に対して
納得させられるものがありません

避妊去勢してない野犬に餌をあげると
栄養状態がよくなるほど
年に二回のさかりの時期に
たくさんの回数交尾をします

人間だってそうでしょ?
例えばホームレスの人が
今日食べるものもなくて
その状態で
女の子をナンパしてラブホに行こうとするでしょうか?
(決してホームレスの方を差別しているのではありません)

それと同じです

そして
殺処分という言葉を必ず入れてください

①避妊去勢していない野犬に餌をあげると
栄養がつき、その分たくさんの回数オスと交尾をして
たくさんの子犬が一度に生まれる

②親も生まれた子供たちも
えさがないと生きていくのに困る
えさを求めていろんな場所をさまよう

③そこで地域から苦情が出たら(犬が怖いなど)
保健所やセンターの人間が捕まえる

④成犬も子犬も殺処分となる確率が高い

⑤だから
『無責任な餌付け』はしないでください

このような流れの文章で『殺処分』という言葉を必ず入れてください

ここは他府県からの観光客も多い場所です
『エサをあげないで』だけだと
●鳴門ひどいな
って思われますし

全ての内容を書いた文章だと

えさやりの言う
『かわいそうやからえさやってる
何が悪い』
という言葉が成り立たなくなる

じゃあ『殺処分』となることが
かわいそうだと思わないのですか?
という
言葉が持てる

そして
えさやりだけでなく
誰が見ても
納得できる文章です

第3者がそれでも
何か言ってくるなら

逆に
『じゃああなた
連れて帰って飼えるんですか?』
って
言えますから・・・
と伝えて、、、

その週末である8日(土)夫が展望台に行くと・・

↓夫からもらった写真


水入れをわざわざ自転車に使うチェーンのようなもので
繋いである↓


そしてYさん宅近隣にいつもいる犬二頭が姿を現した↓
(うち一頭は夫の車をみて遠ざかった)

その日展望台に新たに張られていた看板↓
とてもいい文章だと思いました

『可哀そうだから餌をやる』 という言葉が正当化できなくなる文章です

しばらく夫がえさやりが来ないか?待っていましたが
来ず、時間もないのでYさん宅へ・・

鳴門市職員の話だと
ここで餌付けをしているのは
男性とのこと

もう何年?何十年?前からのことだそう

前に張っていたこの↓看板もまだ張ったまま



文章下段に『器をお預かりしてます』と書いてあるのは・・

以前に市が片付けたときに
えさやりから

『勝手に人の物を持って行くのは窃盗だ』
と言われたそうで
だからなのかな?

この餌付け主の行為や『窃盗』という言葉を聞くと

かなり心がやられてしまっている方なのだろうな・・
そしてそれが
野犬にたいする『依存心』につながっているのだと
想像できます。

ちなみに・・

徳島県動物愛護センター とみひさ職員に昨年聞いたところ

子犬のほとんどが『徳島県動物愛護センター』では
殺処分になっています

子犬のほとんどをセンターが譲渡しない理由を
聞きましたが
到底納得できるものではありません

行政公務員が啓発を怠り
そして生まれた子犬を殺処分している事実

(もちろん子犬だけではありません
猫も成犬も)

そしてこのえさやりという行為も
そういうことをする人の心理状態も

全ては社会が産みだした行為なのです

全ての人が真剣に考えなければならないことで
誰かひとりとか
の責任ではない

いうことです。


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【Hawaiian6】 A LOVE SONG 【日本語訳】

https://www.youtube.com/watch?v=jnATT65M4Ro

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