2011年11月11日金曜日

小梅が逝きました

昨日夕方 保護ダックスの小梅が逝きました




今年5月1日に神戸西警察より保護した女の子です

かなり高齢だったと思われます

散歩のときかなり従順にただただついてくるという感じから

飼い主に放し散歩をくせづけられ迷子になったか

それともがんなどの病気が発覚して捨てられたかのどちらかでしょう


小梅はたぶん1匹飼いでかわいがってあげればとても幸せな子だったと思います

白内障で目の見えないマルチーズのふうたが近づくとわりと怒って吠えたりしていましたが

当会の飼い犬のダックス2匹とは仲良くやっていました


散歩がダイスキでひざ抱っこがダイスキでした

人が床に座るとすかさずよじのぼってひざの上で丸くなる子でした

本当はもっともっと散歩したり抱っこしたりされたかったはず・・・


保護数が多くあまりかまってあげられませんでした


亡くなる前日の朝部屋に行くと吐血して舌を出し抱っこすると

首はグラグラ状態でもう死んでしまっていると思いましたが

それからも抱っこして暖めていると少しずつ回復

横になりながら口と鼻から少し血が流れ出ていましたが

翌朝にはハイハイして少し動けるまでになりました


「もしかしたら・・・」と希望を持ちましたが

もう食べたり飲んだりができませんでした

でも意識はしっかりした状態


亡くなる1時間前にひざの上で抱っこし

その30分後から少し苦しみ始めたようす

首をのけぞるようにしながら小さな声で吠えます


じっと抱っこしながら

「小梅怖くないよ、大丈夫だから、一緒にいるから、忘れないよ・・・」とはなしかけ

少しでも早く苦しみから解き放たれるように祈るばかりでした


そして小梅は最期の合図をくれてそこから頚動脈だけが少しのあいだ動いていて

静かに亡くなりました


小梅だけは玄米ごはんや手作り食だけでは食べてくれず

肉の缶詰を混ぜてやっていました


たぶんこれまでそういう缶詰ばかり食べさせられてきた子だと思います

最期少しくるしんだのも今までの食生活があるのではないかと・・・


小梅のために肉の缶詰を買うときはいつも思っていました


犬のために犠牲になる牛・豚・鶏があってはいけない

人間にもあてはまるけど・・・

犬や猫の死に直面するたび特にそう思います


うちは犬は手作り食です

肉なんてあげなくても、いえ あげない方が健康になりました


目の前で亡くなる小梅と同じ命が不透明なと殺所という場所で

たくさんたくさん亡くなっています

スーパーに並んでいます


肉は牛・豚・鶏たちの苦しみ・・・

苦しんだ子たちの命を食した人が動物が苦しまないはずはありません


現代は狩猟時代ではないのですから・・・

犬はもう野生ではないのですから・・・

みんなみんな同じ命

小梅もわかってくれたと思います

最期の1日半、小梅と一緒に過ごせてよかった

最期目のまえで腕のなかで逝くことが出来て本当によかった

それくらいしかできないけど・・・


保健所で殺処分される子がいなくなって欲しい

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