全ての生命を尊ぶ会で保護中の老犬たちの健康状態です。
当会では犬は1日2回手作り食をあげています。
手作りと言っても値段も安く手間もかかりません。
その結果年をとった子達が健康に、力強く生き生きと心から輝くようになっていきます。
今年5月に神戸西警察から保護をした優太です。
目やに・あご下のポリープ・皮膚病があり、来た当時からよく後ろ足でカイカイをして周囲を粉だらけにしていました。7月頃から写真のように古い毛が浮いて来ては自然とはがれていくようになりました。
8月ころから古い毛がほぼ抜け落ち、下からきれいな毛が見えてくるようになりました。
最近の優太
よくおすわりした考えるポーズをしています。
そのうしろ姿はとてもかわいいです。
おなかまわりの黒ずみはこれからどうなるのかわかりません。
目はもう見えていないようです。
こちらも今年5月に神戸西警察から保護した小梅です。
トイレシートでトイレはできませんが、ひざの上でのんびりするのが大好きなとても可愛い子です。
小梅はダックスの中でも小さい方です。今まで食べたものの影響なのでしょう・・・からだが脂肪でダブついています。来た時は動物性脂肪の多い缶詰しか食べませんでしたが、少しずつ玄米や野菜などを増やして行き、最近は猫用の魚の缶詰が混ざっているとご飯なども食べるようになりました。
今年4月に神戸市の須磨警察から保護をした風太
当初から白内障で目が見えず左後ろ足がおぼつかない感じでしたが手作り食をバクバク食べて
いるうちに、ミミズのように毛がはげていたシッポにだんだんと毛が生えてきました。耳の毛は、途中で一旦バーコードのようにうすくなりましたが、最近は耳もからだもフサフサになってきました。
散歩も当初は力なくヨタヨタと歩いていましたが、最近は意思表示をして行きたい方へと引っ張るようにもなって来ました。とても目が見えないとは思えない力強い感じで、見ていて頼もしいです。
この3頭は年を取って外へ放り出され捨てられた子たちだと思います。まだまだ元気で生かされるべき存在の子たちです。人間なら年を取って病気になっても介護施設などで最期までお世話してもらえますよね。動物なら捨ててもいいと思っているのでしょうか。年を取っても元気でいたい・・・そして死ぬ時は苦しまずにコロッと逝きたいと思います。そのためには、人も動物も衣食住に気をつけねばなりません。人は自分の意志次第ですが、動物はそばにいる人間に全てをゆだねられます。
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