2011年8月19日金曜日

神戸市西区に「捨てるのは犯罪!」看板設置

2011年春の2ヶ月間に近隣の警察から引き取り手のない迷子犬を保護しましたが、神戸市西区の神戸西警察からの数の多さと、そのうち年をとったり病気になってわざと捨てた可能性の高い犬の多さに驚き、そしてそれがずいぶん前からとわかり、看板設置を要望していました。

神戸西警察 会計課の担当者と神戸市役所 生活衛生課動物の係りの方とで連絡をとりあってもらい、西区の公園にできるだけ数多くの看板の設置をお願いしましたが、返事は「看板が老朽化したときに考えたい」とのことでした。

それではいつになることかわからないので、再度警察と、神戸市西建設事務所 公園緑地係に電話をし、双方でやりとりしてもらい、看板設置をお願いしました。

警察の担当者が、2010年度に犬・猫が保護された場所を地図上に点に印していき、それをもとに看板を設置するというやりかたに決まりました。

結果、年度途中ということで予算が限られている。
区内に公園が3百数十箇所あり、今年度は少ないが、区内の8公園に14看板を設置します。
ただ、これから入札に入り、その後作成・設置となるので3ヶ月くらいかかる。

ということでした。

動物は移動するので、捨てられた場所を限定するのが難しいということで、西区内で犬の散歩コースになっているような大きな公園などに設置が決定しました。

「犬・猫を捨てることは犯罪!
みかけた方は警察へ連絡を!」
という内容でお願いしました。

今可愛がっている動物を将来捨てることがないように

捨てようと思っている人が、まずいかな・・・と思い捨てにくくするように

小学生・中学生が見て、大人ってこんなことするんだ・・・
自分は絶対捨てたりしない・・・
と思ってくれる子が増えるように

たったの14看板ですが、来年度はもっと予算を増やし、設置数を多くして欲しいと思っています。



それから、本日神戸西警察担当の方と話をしたところ、最近は、住民から放浪犬保護要請の電話がかかってもすぐに駆けつけず電話依頼主に対して、「自力で家に帰れるかも知れないのでもう少し待ってあげてください」と説得するようにしているそうです。そういうやり方に変えると神戸市動物管理センターに送らなければならない子が減っているそうです。

でも、雷の日などに迷子になる子はやはり多いそうです。
そういう子も最近は飼い主から連絡があり帰ることが多くなってはいますが、いまだに迷子札や狂犬病予防接種済票の装着のない子が多すぎます。

西区のモラル向上について、西区役所の犬・猫の担当の方とも話し合おうと思います。





井上

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