2011年8月7日日曜日

犬や猫を飼いたい方へ

これから犬や猫を飼いたいと思われるかたは、まず第一に住所地の自治体が運営する動物管理センターまたは動物愛護センターなどに問い合わせたり、インターネットで検索してください。

わからない場合は市役所に問い合わせてください。

理由は、まず一番死が迫っている子から助けて欲しいからです。

自治体により譲渡対象の犬・猫を飼育し続けられる期間や頭数などが決まっています。
それは行政によくある予算や世話できる人員が決まっているからという理由です。

せっかく譲渡対象になる子が来てもおいておける枠がなければ新しい子を殺すか、前から譲渡対象で里親希望の人が現れるのを待っている子を殺すか、どちらか選ぶというわけです。

自治体へ里親希望する人が増えれば、殺処分の数は間違いなく減ります。

あと、犬に対して厳しすぎる譲渡審査をしているところに、決まりきった一通りの審査だけで
殺すのではなく、もっとケースバイケースで対応していくように要請することも大切です。

今はフィラリアの治療薬もあるのに、フィラリア陽性の理由だけで殺しているところもかなり多いと思います。

当会が春に譲渡したフィラリア陽性の迷子犬のポインター2頭とビーグル1頭はみんな今幸せです。
迷子犬は当会が保護をしてから3ヶ月経ってやっと前の飼い主から今の里親さんに所有の権利が移るのですが(警察署によって期間は異なる)、みなさん「どうか飼い主が名乗り出ませんように」と
おっしゃいます。

迷子犬に限らず、飼い主が持ち込んだ犬や猫に関しても、「愛されるべき存在」の子たちがたくさん殺されています。


犬・猫を飼いたいと思ったら、まずは居住地管轄の動物管理センターまたは動物愛護センターへ

そこにいなければ民間のシェルターやインターネットの里親掲示板「いつでも里親募集中」などで
さがしてください。

動物はものではありません。

ペットショップ・ブリーダーで購入すると売れ残って殺されたり繁殖用にされて身も心もズタズタにされてしまう犠牲者が増えるばかりです。

井上

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