2023年7月29日土曜日

原発

日本政府と他どちらが客観的論理的言動をとっているか、誠意ある言動をとっているか、一目でわかるが、 自分の身は自分で守るしか、ないよな。 魚食べるとか泳ぐとか、やり続ける人はやるやろし、、ああ、 もずく毎日食べてるのにな。→福島第一原発 処理水 タンク 福島県大熊町の東京電力福島第一原発敷地に所狭しと並ぶ処理水保管タンク群。8月中にも海洋放出が開始される見通しだ。 REUTERS/Kim Kyung-Hoon Advertisement 福島第一原子力発電所で発生した、いわゆる処理水(詳細は後述)を海洋放出する日が近づいている。 日本政府やメディアは、国際原子力機関(IAEA)が「国際的な安全基準に合致している」とした調査報告書(7月4日)によって、海洋放出の安全性と正当性が示されたかのように主張する。 だが、この報告書に、海洋放出の方針を「推奨するものでも承認するものでもない」との記載があることに、どれほどの人が注意を向けているだろう。 報告書で「お墨付きを得た」とし、地元・福島の漁民や市民団体、中国や太平洋の島しょ国など海外の反対を「非科学的」「外交カードにしている」などと決めつけるのは、あまりに傲慢な態度ではないか。 報告書提出までの経緯 まずは「処理水」問題を振り返ろう。 2011年の福島第一原発事故でメルトダウン(炉心溶融)を起こした原子炉には、その後も核燃料と構造物が溶けて固まった「燃料デブリ」を冷却するため、現在も毎日大量の水が注入されている。 燃料デブリに触れて高濃度の放射性物質を含んだ「汚染水」は、原子炉建屋に流れ込む地下水や雨水と混ざり合うことで、新たな汚染水を発生させている。 現在は、汚染水に含まれる放射性物質を「多核種除去設備(ALPS)」で浄化処理しており、除去の困難なトリチウムを残しつつ、それ以外の放射性物質について規制基準を満たしたものを、日本政府は「(ALPS)処理水」と呼んでいる。 処理水は1000基余りのタンク(約137万トン分)に保管されている。 東京電力はこのタンクが2024年には満杯になると計算し、処理水のトリチウム濃度を国の規制基準の40分の1を下回るように海水で薄め、海底トンネルを通じて沖合約1キロ先の放水口から海に流す計画を立てた。 日本政府は2021年4月、東京電力が作成した「処理水の海洋放出に係る放射線影響評価報告書」と、原子力規制委員会による海洋放出計画の審査プロセスが、IAEAの安全基準に整合しているか確認を求めた。 そして冒頭でも触れたように、IAEAは7月4日、海洋放出計画が「国際的な安全基準に合致している」とする内容の調査結果を公表し、同機関のグロッシ事務局長が岸田首相に報告書を提出した。 IAEA グロッシ事務局長 7月4日、首相官邸で岸田首相(右)に調査報告書を提出した国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長。 Eugene Hoshiko/Pool via REUTERS 中国などが反対する「論理」 処理水の海洋放出に対しては、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)や地元・福島の漁業協同組合をはじめ、市民団体が強く反対してきた。 さらに、IAEAの調査報告書公表を受け、中国や太平洋島しょ国からも反対の声が上がり、外交問題に発展している。 まずは中国の主張に耳を傾けよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿