2016年7月20日水曜日

神戸ダイオキシン問題(神戸市の善と悪?)

☆今は本読む時間もないし、もう本を読む必要はない・・って思っていますが・・・

6~7年くらい前に読んだ本のことを思い出す


有吉佐和子 著  「複合汚染」

そうなのよ、、もう、、地球はこうなってるのお~~

もう単体の汚染じゃなく、同時にいろんな汚染がからだの中からと外からと、、、やられる・・

中国からの汚染にみんな(マスコミの影響か??)気をひかれがちだけど、、


気体に浮遊する微量な粒子が大気エアロゾルです。空気中に化学物質などが溶け込んでいるイメージで、風などにのって飛散するのが特徴。
重金属粒子やディーゼル黒煙、たばこの煙やアスベスト粒子、そして放射性粒子が大気に溶け込み大気エアロゾルとなります。
日本でこれほど騒がれている理由は、中国で発生したPM2.5や黄砂が大気に溶け込み有害な大気エアロゾルとなって日本まで飛散しているためです。
もちろんそれもあると思うけど、、もともと日本にいっぱいあったんだもんね

中国の工場排気が全て悪で、日本の工場排気が全て善なんてこと、あるわけないよ

『ふんじんばいじんダイオキシン』 もう、、悪の合言葉みたいになってきた・・


先週、1回目神戸市役所環境に電話したらのぞえさんが出た

わたしの質問に対しのぞえさんが答えてくれた内容↓


今回豊能郡と能勢町の公害ゴミを受け入れた神戸市西区の業者を今神戸市役所に呼びつけて話してるところ

西区の中間業者(粉状態の公害ゴミを固めた)と西区の最終業者(中間業者が固めた公害ゴミを土中に埋めた)は、系列会社なんです

豊能郡環境施設組合と中間業者は契約書を交わしていますが、その契約書には、最終業者の名前も書いてありました

西区の二業者は、最初からわかてってやっていて、悪質なので、今日呼びつけたんです


ということでした

わたしは、

「神戸市が、過去にも同じようなことがあったにもかかわらず、その時に業者に対し告発など行わなかったから、またこうなったんじゃないか?
他都市から『神戸は甘いぞ なんとでもなるぞ』って、思われてるんじゃないか?

だから、今回こそきちんと、西区の二業者に対して告発するなどすべきだ」

と言ったら、のぞえさんが

「業者が業務停止になったら、掘り返すことができなくなる」というので

「それとこれは別でしょ? 捕まることと、今回のゴミを掘り返すことをしないといけないことは別の話です
きちんと業者を告発などしないと、また次やられますよ
業者だってかなりのお金が入ってラッキーなだけで済むんですから
またこういうの受け入れる業者が出てきますよ」


で、、その数日後にまた電話すると・・

福田さんが出た

福田さんは

「のぞえが言ったことは間違いです。西区の二業者とも、産業廃棄物として受けたので、一般廃棄物が混じっていたことは、全く知りませんでした

もうすぐ放流水中のダイオキシンの濃度が発表されます」

わたし

「西区の業者が、全く知らなかったなんで信じられませんよ。
口でそう言い訳しても、、だいたい相手が行政なんですよ
行政機関のゴミ焼却施設に、一般家庭のゴミが持ち込まれてるのは当たり前でしょう。

相手がそういうものだと、ふつうはわかっているはずなのに、相手が「産廃」というから
「産廃」で受けました なんていう言い訳が、通るわけないでしょ

そういう言い訳で通そうなんて思ってる業者をこのまま神戸市の認定をしたままでいいんですか??ということです」


福田さん
「認定は簡単には取り消せません」

わたし
「もう・・なんでもあり?ですね  最終業者の放流水のチェックのみでなく、中間業者の放流水のチェックも絶対必要ですよ 粉で持ち込まれたものを固める作業の方が、いくら建物内でやったとしても必ず外に飛びますから」

福田さん
「中間(業者)はのぞえの担当なので野添に言っておきます」

で・・・今日,のぞえさんに電話すると・・のぞえさんの上司の課長が出て、、

こわ~~い感じの声で

『のぞえは職務から外れました。
中間業者は放流水を出していませんので、数値を調べる必要はありません』

わたし
「でも、大気中や土中には必ず飛散してますよ
課長と話す気はないから別の人と・・」

課長
「いやわたしが・・」といったけど電話切りました

感想

公務員の世界というものがわかりやすい

わたしはのぞえさんの電話対応からみえてくるひとがらとか誠実・正直さの方が、信じられる

公務員を続けていくということは、こういう世界に染まらないといけない
こういう世界に染まる人が、ぶなんに公務員を継続できる

でもね、、今までの年代の公務員のそのままを、継続することが

人として、いいとは、だれも思ってないんよ

この課長は正直な部下を職務から退けて、悪質な業者を、神戸市に税金くれるという理由から、守っちゃったことになるんよね・・・


向き合うことを避けてただ甘やかす(しかも金のために)ことは、「愛」でも「情」でもないんだ

こんなんしてるから、、たぶんまた起こるよ

↓その前に起きたこと



神戸沖埋め立て処理場のダイオキシン廃棄物搬入について


2014年8月20日
<男性・50代> (平成26年6月受付)

ご意見(要旨)

 報道が事実ならば、大阪湾広域臨海環境整備センターが管理の神戸沖埋立処分場(神戸市東灘区)に、滋賀県高島市が国の基準値を超えるダイオキシンを含む廃棄物を違法に7年間も搬入し結果基準値の17倍とのこと。センターは「環境への影響はない」としているそうですが、環境に影響がないと言い切れますか。
 自らを守るために他の地域に受け入れ場所が設置されたことを利用し、このような行為を行う事は、決して許されるべきではありません。しかも虚偽の測定結果を報告して、実に悪質で犯罪行為なのかを神戸市は徹底して抗議しなくてはなりません。

回答:環境局

 報道等にある通り、滋賀県高島市から受入基準を超えるダイオキシン類濃度の廃棄物が大阪湾広域臨海環境センター(以下「センター」)の神戸沖処分場に搬入されていたことが明らかになりました。
 ただ、周辺の環境影響への懸念については、本市が6月4日に行った直近の環境調査結果だけでなく、過去から継続的に行ってきた環境調査結果においても、神戸沖処分場からの放流水、周辺海域及び大気のダイオキシン類濃度はそれぞれの基準値を大幅に下回っており、市民の生活、健康、暮らしに影響することはないと考えています。
 また、センターも再発防止に向け、廃棄物の抜き打ち検査の増強や監督官庁と協力して廃棄物を搬出している全事業場に立入検査を実施していくこととしており、さらなる環境監視の強化や再発防止策の実施などを要請してまいります。
 法令を遵守するよう住民に徹底しなければならない自治体が、法令違反を行って基準を超えるダイオキシンを含んだ廃棄物を神戸市域にある処分場に廃棄していたことに対し、関係自治体に遺憾の意を伝えるとともに、厳重に抗議し、排出指導者として抜本的な再発防止策を講じるよう申し入れました。
 今後とも本市では、神戸沖処分場の適正運営の指導並びに海域等の公共用水域の監視に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

 再発防止策

 本市は、高島市の事案を受け、センターに対し、再発防止策を検討、実施するよう申し入れ、同センターは以下の防止策を行っています。(センター記者発表資料)
  ・排出事業者における自主検査の実施依頼
  ・センターにおける抜き打ち検査の増強
  ・ダイオキシン類監視に関する専任官の設置
  ・各府県と連携した立入調査の実施
   
 今後とも市民の皆様の安全と安心を確保するため、上記の施策を着実に行ってまいります。

今度は大阪湾にダイオキシンの基準値超えばいじん搬出 今月初めの神戸沖搬入に続く(各紙)ズサンな自治体の廃棄物最終処理

2014-06-23 20:47:27


城陽市にある焼却施設「クリーン21長谷山」


各紙の報道によると、京都府宇治市や城陽市など3市3町で構成する「城南衛生管理組合」は23日、城陽市のごみ処理場から検出した基準超過のダイオキシンを含んだばいじんを2010年、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪市)に搬出し、大阪湾に埋め立ていたと明らかにした。

それによると、城陽市のごみ処理場「クリーン21長谷山」で2010年6月に焼却後のばいじんを検査したところ、国のダイオキシン類の含有量1g当たり3ナノグラムを0.8ナノグラム上回る3.8ナノグラムのダイオキシンを検出した。しかし、検査した組合側は埋め立て先のセンターに報告せず、その後、翌7月の検査では基準値を下回ったこともあり、組合はこの間の2010年5~8月にかけて、約180トンの基準超過のばいじんを搬出、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪市)に搬出し、大阪湾に埋め立ていたという。

一方、今月初めには同センターが管理する神戸沖埋立処分場(神戸市東灘区向洋町地先)に、滋賀県高島市が基準値を超えるダイオキシンを含む廃棄物を継続的に搬入していたことが明らかになっている。高島市は少なくとも2007年度以降、都合の悪いデータを隠して手続きをしていたとされ、会計検査院の調査で発覚した。今回の城南組合のケースもこの事件が発端となって表面化した形だ。

相次ぐ自治体による基準超過ダイオキシン廃棄物の違法処分は、廃棄物処分・管理をしっかり行うべき自治体が、最終的な後処理について、ずさんな体制をとっていることを示している。全国の他の自治体でも同様の問題を抱えている可能性を想像させる。





0 件のコメント:

コメントを投稿