2014年9月18日木曜日

里子便り / 生体販売「廃止」へ

里子便り 1 蒼空くん

井上さま。

連絡が遅くなり申し訳ござぃません。
蒼空ですが、ペットクリニックで診察にしていただきました。痙攣かと心配していた件ですが、起こして起きる場合は夢だそうです…心配をおかけして申し訳ありませんでした。
今のところ健康状態も異常なく元気にしています。
また、何かありましたら宜しくお願いします


里子便り 2  チャーミーちゃん

こんにちは♪
チャーミーちゃんの様子をお知らせします☆この間病院へ行って皮膚の状態がよくなったということでカラーが取れました!良かったです。病院では、待合室にいた大型犬二匹に遊んでもらいました。その飼い主さんにも撫でてもらい嬉しそうでした!その飼い主さんに「人懐っこいね」と言われました!最近、時間はかかりますがおすわりが出来るようになりました!あまがみは前に比べるとかなりましになりました。ありがとうございました☆またチャーミーちゃんの様子を報告します☆






生体販売「廃止」へ

9月13日に、里親譲渡会に参加した帰り道、兵庫県丹波市市島町の道路で、車にひかれてうつ伏せで死亡していたトイプードルを発見

外傷は足の一部(血が出て骨が見えている部分)のみ

お腹はまだ、かなり温かく、その日の午前中に引かれたと推測しました

誰かが「野生動物がひかれている」と、行政機関に電話を入れていたようで、委託業者が遺体を引き取りに来ました

が、その前にわたしは、土曜日だったので、行政機関ではなく、管轄の丹波警察署に電話を入れていたので、警察官二名もこちらに向かっていました

委託業者は、
「僕ら、これ持って帰らんと仕事にならんので」と、早く帰りたそうでした

わたしは、
「持って帰ったらどうなるんですか?」

「とりあえずこの地域の支所に運んで冷蔵庫に入れて、休み明けに猪名川にある施設で火葬します」

「それだと困るんですよね
交通事故は仕方ないとしてもですね、、
この毛の状態みたらわかるでしょ?
全く手入れされておらず毛玉だらけで、足には泥が付いて乾燥して、こんな状態でよく歩けたな、、て

トイプードルは人気犬種なので、最初のうち、可愛がっていた時に、もしかしたらマイクロチップを入れてる可能性あるんで、それ調べてもらおうと思ってるんで」

委託業者は
「マイクロチップ」って、何ですか?
って、聞いてきました


死亡した犬の取り扱いって、こんなもんなのか、って思いました

警察官が来て、業者には、そのまま帰ってもらうことになりました
 
チップの件を話しても、警察署に持ち帰った場合、そこまでしないということでした

あまりにもひどい飼い方なので、チップが入っていれば飼い主が特定できるので、警察官に話してこの子を連れて帰りました

足の泥の付いた毛のかたまりは、昨日今日できたものではないと思われ、外で飼われていたことから、おそらくですが、ブリーダーなどの業者ではなく、一般の飼い主が棄てた可能性が高いと思いました

3連休明けの間、保冷剤で遺体の状態を維持して、火曜日の朝、地元のかかりつけ医へ

チップは入っていませんでした

その足で、福知山市の環境パークへ









写真は、福知山市の環境パーク 遺体安置所に入れて、お金を払います

福知山市では、現在は動物火葬を行っておらず、ゴミと同様の扱いになります

20キロ毎に200円、、なので、この子の場合は200円でした

こういう子らは、完全に、「生体販売の犠牲者」ですね

生体販売なんて、即刻廃止すべきだと思いますが、それまで、生体販売と猟犬には「マイクロチップ」を義務づけるべきだと思います
私自身は、マイクロチップに賛成ではありません

異物を体に入れるわけなので、副作用が心配されるので、、

ただ、現在生体販売が許されているあいだは必要だと思います

そしてこの翌日、昨日の朝、道路で子猫がひかれて死亡していました


場所は、福知山市内の田舎だけど車が多い所 子猫は推定4か月 口から血がでている以外は外傷がなく毛の状態がとてもきれいなので、おそらくですが、野良ではなく飼い猫

田舎は特に多いんですよね、、飼い猫を外に出す人が、、
結果、このように交通事故に遭う、、都会であれば交通事故の他に虐待犯人に首や腹を切られて殺される、、
その他、近所から糞尿の苦情がくる、、など、飼い猫を外に出すことには、わたしは、反対です

この子を、車に積んでいた古いマットにくるんで、一旦連れて帰りました

遺体はまだ新しく、早朝にひかれたものと思いました
 
半日をうちで過ごさせて、それからまた、前日に続き環境パークへ

これは、わたし個人の考えですが、死んだ子たちは、しばらく経ってから魂が身体から離れると思っています
 
今回のトイプードルと子猫を発見した時、遺体はまだ新しく、おそらく魂がまだここにあるな、、と思いました

なので、一旦家に連れて帰って、しばらく置きます

そして、うちの子として、火葬に連れて行きます

そうすると、この子たちの魂は、しばらくうちにいて、安心してから天に旅立つ気がするんです

わたしは無宗教です
実家は真言宗でしたが、オーガニック&ベジタリアンな生活をしてから、ですね 
わたしに宗教は必要ないと思えてきたし、付き合いだけの冠婚葬祭や、入学式、卒業式、成人式なども、何も意味を持たない

そんなことより、弱い立場の命が寿命まで生きられるという、当たり前のことが、当たり前にできず殺しまくっているこの社会を変える努力をすることに、立場の弱い動物たちの命を救うために、貴重な時間と労力とお金を使った方が、よほどいいし、自分のためにもなる、、
と、思うようになったのは、、


環境パークで払ったお金は、会の経費には計上はしません

なんか、、イヤなんですよね、、
この二匹や、うちの保護の子たちもですが、、
家族と思ってる子が死んだことでかかったお金を「必要経費」とするのは、、 

だから、そんな領収書はポイ!です

わたし自身、自分が死んだら葬式も出して要らないと思っています

焼き場で焼いてもらうだけでいいし、墓も要らない

なんか、、形式にこだわるのが好きじゃないし、それに、墓なんてあっても、どうせ、みるひとがそのうち絶えますし、、

生きてるあいだに
「自分にしか出来ないこと」
を、探しながら、迷いながら、
後悔ない生き方したいと思います

事故で死んだ子たちに思いをはせることは、
自分にとっても、そして、その子たちにとっても、幸せなことだと思います

「早く死んじゃったけど、魂は生き続けるんだから(これも私の考えです)、これから幸せになって、また生まれ変わってな」

って(*^_^*)

涙流しても、最後の言葉はこれです


愛情を持てる人間ならば、最期を看取るのは、誰がやったっていいじゃないか

飼い主が棄てたなら、その命、拾えばいい
だって、こんな社会にしたのは、みんなに責任があるんだから、、

拾って、、警察から助けて、、
殺処分施設から救い出して、、

やれる人間みんながやればいいこと

そうして関わることで、動物たちは、新たな魂の出発となります
目に見えている身体だけではありません

車にひかれて死んだ子も、死んでからも一つ関わることで、新たな出発を迎えられると、わたしは感じています

警察や、行政機関に来た殺処分対象の子たちを、選ばず来た順番に保護をして、老衰や病気の子をたくさん看取って来て、このように考えるようになりました
  
何度も書きますが、宗教ではありません
わたしは宗教がすきではないし、頼る気も無いので、、


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