2017年4月27日木曜日

『あなたは動物愛護家』ですか?それとも『犬猫おたく』ですか?

わたしはこれまで書いてきたように
人間が造りだした犬は自然な野生のオオカミにいずれ戻る
と、思っていますし
そうなる努力をしているつもりです。

そして犬と同じようなことが牛・豚・にわとりにも言えると思っています
人間が造りだした牛・豚・にわとりもいずれ存在がなくなる

元々は人間が人工的に作り出した生き物であるから

ネコもそうです
元々いたような
野生の猫以外は存在しない社会になると
思っています

わたしはそういう考え方であるので
犬やネコを、猫かわいがりすることはしません

自分と対等に、自由でのびのびとした精神で
今ある命はまっとうして欲しいと
いつも願っています

今の保護頭数になったので
小型犬4頭には
肉も玉子も乳も食べさせず
手作り食のみでいけます

ただ、一頭でも多くの犬猫を救いながら
その最終目的を果たすという思いでいたため

みなに手作りはできないので
市販のドライフードを利用していました

今も猫と中型犬以上の子たちには
そうしています

ということは
牛や鶏の肉も入っています

保護活動を始めて、福知山に移ったころのことです

それまで
神戸市内で主催をしていたデモやパネル展を手伝ってくれたり
していた男性でビーガンの人が二人いて

そのうちの一人(わたしと同年代)の人が自然農をやってきた人で
時々当会に寄附をしてくれていました

ある時電話がかかってきて言われました

『井上さんがこれまで通りに保護の犬やネコに肉を使ったエサをあげるなら
今後僕は寄附をしない』



わたしは
『それは~~さんの考えだと思いますので
それで結構ですよ』


その方は特に自分で犬やネコの保護をしていたわけではありません

ただ、昔、近くにいたのら猫にかわいそうな思いをさせたことがあって・・
と、たまに寄附をしてくれていました

動物愛護のデモやパネル展をやっている人で
そういう考え方の人はけっこういると思います

そしてビーガンの人はこだわりが特に強いと思うので
犬やネコに肉を食べさせることが許容できないとか・・・

だけど動物愛護活動のなかに『犬猫殺処分廃止』は必須なので
それもうたっていることになっています

本心は(犬猫に関して)どうなのかな?とおもったりします

デモなどをやっている人のなかには
『ベジ』や『ビーガン』は叫ぶけれど
『マクロビ的』ではない
人も多い

わたしはそのあたりが全く違うんですよね・・

農薬や化学肥料のものは体にも環境にも良くないし
それは食べ物だけじゃなく
身に着けるものや化粧品にもその感覚(化粧は、元々外出時にファンデーション&リップだけでしたが11年前の42歳から何もなしのいつでも全くスッピン 基礎化粧もなしで
顔は水洗いのみ からだもお湯をひたしたタオルでこするのみ)

しかしだいたいの『ビーガン』『ベジ』の人の多くは
『動物を犠牲にしない服飾』や『動物実験をしない化粧品』ならOK

という人がとても多い

それでは『地球環境』の点において
違うんじゃないかな??

と、思っています

『自分さえよければいい』
となってしまうと思います

ある程度のレベルで考えられる人だからこそ
言ってることですよ


『命』と『地球』同時進行で考えるのが自然だと思っています

なので
いくら『動物実験をしていない化粧品だとかシャンプーとか洗剤とかヘアケア商品』を
使用していると言っても、、『動物の毛皮や皮革製品を身に着けていない』としても、、化学物質だらけの原料のものを使っているのなら・・
そして
いくら
『肉も魚も卵も乳製品も食べない』と言っても
化学物質だらけの食べ物や調味料を食べているのなら

あなたのからだから発せられるものが原因で
たとえば
●呼吸や家の中から大気を汚して地球に悪影響を与える
●トイレで出したものや、髪や全身を洗った時、歯磨きをした時、化粧の顔を洗った時、
洗濯洗剤、掃除洗剤、食器洗い洗剤などにより流れ出る水が地球や他生物に悪影響を与える
●そういった水や大気はやがて自分たちの『飲み水』『野菜やお米を作るため』『お風呂の水』『呼吸として肺に入ってゆく空気』『二酸化炭素を吸い酸素を吐きだしてくれる木々』など

全てに影響を与えます

もちろん、『あなた以外の生物』にも・・

『肉を食べないからそれでよい』のではありません

『ベジ』『ビーガン』の人で、動物愛護を掲げている人や
動物愛護活動をやっている人は特に

それだけではだめだ
と、わたしは思っています

魚も生きているし、草木も生きているし
もっといえば

『地球も生きています』

そしてあなた以外の『他人』も『動物』も生きています

その生きている生物たちが

『生きている間に苦しまずに済むように』

できるかぎり努力をした生活をすることは

『動物愛護家』『動物愛護活動家』

には特に
当然としての責任なのではないでしょうか・・・

ですから


それを逆に『犬猫』に関して
保護活動をしたり

『犬猫』に関して

『動物愛護家』『動物愛護活動家』

『動物愛護団体』

などと掲げている人・団体は

『動物愛護』とかかげる以上は

全ての動物のことを考えることは
当然なのではないでしょうか

それらをかかげて活動している人間自体が

『肉食をする』ということは

わたしは

『矛盾をしている』と
思っています

わたしは犬やネコを

『好きだから』
とか
『可愛いから』
とか
『可哀そうだから』(その気持ち単体)

とかいうことで
活動をしてきてはいません

だから
自分と対等でいられます

『殺されるのが可哀そう』なのはもちろんありますよ

ただ
『かわいそう』だけでは多くの命を救うことはできません

やはり
『対等だから』です

『対等』とは

『自分は無理やり殺されたくなんかない』

だったら

『動物を無理やり殺すことは動物虐待である』

からです

『生きとし生けるもの』には

すべて

『生まれてきた理由』があります

『果たす目的があって
産まれてきている』のです

だから
今は
わたしは
犬猫の命を助けるために
肉の入ったドライフードを使っていますが

いずれは
その必要がなくなる時がきて

いずれは
『愛玩動物としての犬猫』は

その存在がなくなり

犬猫に生まれ変わるはずだった魂は

『とび級』をして、次の生物に生まれ変わることが
できるようになるのだ

と、思っています。

今日貼る記事の中国の女性は
『殺されてしまったら次に生まれ変われない』
と書いてありますが

わたしは
そうではない
きちんと生まれ変わることができる

と思います

ただ、できるだけ
人間の愛情のそばで少しでも長い時間を過ごして
無理やり殺されることが無いように持っていくことが

『人として生まれたものの当然の姿』ではないか?

わたしは、思っています。

そして自然とそうすることで

『犬やネコ』も『人間』も
お互い学び成長できる魂の姿と
自分自身が向き合えることになれる

って、思っています。

↓以下 ネットより

犬肉祭りを終わらせるために 3500匹を救う中国の動物愛護家

夏至の慣習として、広西チワン自治区の玉林市では、犬肉とライチを食べる「狗肉節(犬肉祭り)」が開かれる。祭りでは毎年、約1万頭の犬が殺されているという。天津の元教師は、この行事を終わらせるために20年以上、犬を保護し続けている。その数は約3500匹にもおよぶ。
 犬肉祭りは、犬を食肉処理のため焼死させたり、殴り殺したりするため「残忍だ」として世界中で非難を受けていた。国際的な批判を受けて玉林市当局は2016年、「人前で犬を殺すことを禁止する」と発表した。広西の主催者は、夏至に犬肉を食べることは600年続く伝統と主張している。



(STR/GettyImages)
 動物擁護に熱心な元教師の楊暁雲(67)さんは、広西省から2400キロも離れた天津に住む。過去20年間、犬や猫の保護に時間や資金を費やしてきた。楊さんは毎年、大量の犬が屠殺される犬肉祭りを、将来的にはやめさせたいと考えている。
 「犬の肉を食べるというのは地方の習慣だから、すべてを中止させたいとは思っていません」「私が行っているのは啓蒙活動で、人々の心がやがて変わるのを願っています」と英紙ミラーの取材に答えている。
 仏教徒である楊さんは、犬肉祭りで犠牲になることが多い野良犬を救助し、世話をしている。現在、天津市以外の農場で犬の避難所を運営しており、約1500匹の犬と200匹の猫を保護している。
 「仏教はすべての命は平等と説いています。病気などで自然に命が亡くなると、輪廻転生して次の人生を歩みます。しかし、殺されてしまったら、次に生まれ変われなくなります」と、人権民主問題を取り上げるメディア「Hand in hand with Asia」(現在閉鎖)に2015年の取材で語った。



1000匹以上の犬や猫の世話をする動物愛護家・楊さん(NTD.TV)



1000匹以上の犬や猫の世話をする動物愛護家・楊さん(NTD.TV)
 楊さんは、夫が1995年に亡くなって以来、20年以上にわたり野良犬や捨て猫など動物たちを保護して世話してきた。喪失感に苦しみ、自殺も考えていたという。そのとき、楊さんは迷子になった猫を見つけたことで、命の意味を見出したという。以後、迷子の動物を救い続けて、これまで3500匹あまりの犬を救った。
 動物保護を続けるために、楊さんは、夫の死亡後に受け取る生活手当や保険金を多く費やしてきた。
 2006年には、結婚した息子へのプレゼントとして、自宅ともう一つの不動産を売却。現在は、自らの生活と動物保護施設の維持費は、寄付頼みとなっている。
 ときには楊さんは借金を負わなければならなくなり、家族や友人からも嫌煙されているという。動物の群れの放つ悪臭により隣人から嫌われ、これまでに引っ越しは10回以上。このような状況下でも、楊さんはまだ動物を助けることをやめない。
 そんななか、楊さんは2015年、犬肉祭が行われる広西省で動物の避難所を開設。楊さんの無私の努力には支持が集まっており、これまでに約400万人が犬肉祭りを中止させるオンライン署名にサインしている。毎年、夏至が近づくころにハッシュタグ「#StopYulin」で、動物愛護家たちが毎年、啓発を行っている。
↓動画
https://youtu.be/0zYnQCw9gYY

0 件のコメント:

コメントを投稿