2016年5月24日火曜日

徳島県にて「放浪犬を保護」/ご支援のお礼

☆1週間前に、夫が仕事で出向いた先で放浪犬を保護しました

現在、わたしがここで世話をしています

(夫命名)名前「はち」オス



そんなに人慣れしているわけではありません

抱こうとすると素早く口を向けてくるので、はちが噛む行動に出ないように、無理をしないで抱くのはやめます

保護する際は、、

夫が車に積んでいた犬用ジャーキーをあげると食べる・・・が、すぐに歩き出すので車で追いかけてまたジャーキーを多めにあげて、、、

食べている間に、車に積んでいた首輪とチェーンを使って保護しました

放浪期間が長かったようで、かなりやせています

元々は飼われていた子と思われますが、つながれる・・ということに、長らく慣れていないことが苦痛のようですが、、そこは、慣れてもらうしかありません

犬用缶詰を少し食べる程度

ドライは食べない・ごはんも食べない、、、

今日は缶詰がなく、今わたしは買い物に行けないので、お客さん用に買っていた

「鳥取県・境港産のいわし」を火を通してあげたら、、今まで見たことない勢いでがっつきました


たぶん・・・放浪中、、人間の、味の濃い残飯(コンビニ弁当の残りとか)を、あさっていたんだろう・・

って、思います

夫が口のなかをみたら、口内炎のようだった・・と


人間の食品添加物とかが入った惣菜とか菓子パンとかを食べてきた子は、、健康状態が悪い子が多い

そして、そういう味の濃いものしか食べなくなってたりする、、、

いわしには、いい匂いでがっついてくれたと思います

夫は2月中旬から仕事で徳島県に行くことがあって、はちの前に2度徳島県で放浪犬をみていました

徳島はなんでこんなに放浪犬が多いのか・・?

と、「徳島県動物愛護センター」や、市町村役場に話をしに行っていた矢先に、また、はちを見つけました

こういった、放浪の犬やのら猫が多いのは、結局は、行政機関の啓発・啓蒙の不足(不足というより全くしていない)が原因です

啓発・啓蒙の不足が、住民の意識の低さにつながっています

そしてそれが、「殺処分」へと、つながるのです


当会が神戸市・京都府・警察などから保護してきた子らも、結局はそれが原因です


昔から行政が

●犬の放し飼い・放し散歩の禁止

●いなくなったら、すぐに警察と行政機関と動物管理(愛護)センターに連絡を!
連絡しないと「殺処分」になります

●犬の首輪に電話番号を書く


などのことを広報誌などに掲載をしてきたなら、、

放浪犬や生まれつきの野犬、そして「殺処分」などという問題は、起こっていません

行政機関の担当公務員の責任はとても大きい

こんなことは、だれにでもすぐにわかること

イノチを大切にする気持ちがある人間であれば、「殺処分」を無くすにはどうすればいいのか?

・・・


それをしてこなかったから、「殺処分」が無くならないわけです


「イノチをきる」ことに、「心の痛み」を伴わない人間が多い

ということが、原因です


徳島市役所に夫が足を運び、はちが放浪していた付近の全ての自治会に「回覧板」を回してもらうように話をしました

↓はちを徳島市役所に連れて行き、担当者に写真を撮ってもらい、作成してもらいました
夫からメールでもらった画像2枚


↑の文章は、わたしが考えて夫にメールした文章を市役所担当が、そのまま書面にしてくれたもの

(内容)


「飼い犬・飼い猫」がいなくなったら

すぐに
「警察署」と「徳島県動物愛護センター」と「市役所」に連絡を!

飼い主からの連絡がないために「殺処分」される動物があとをたちません

犬を戸外に出す場合(散歩や庭で飼うなど)は

首輪に電話番号を書く、狂犬病予防接種済票を付ける こと


「イノチを大切に」

☆犬の「放し飼い」「放し散歩」は禁止されています

☆「動物の遺棄(すてること)」は犯罪です



↑迷い犬を保護しています

犬の特徴    雑種 オス 茶色 中型犬 やせている

保護した場所   徳島市上八万町下中筋153先

保護した日時   平成28年5月17日 午前8時15分頃


お心当たりのある飼い主さんは、ご連絡ください。 



市役所担当者によると、回覧板がいきわたるまでには、2週間ほどかかる とのこと


飼い主から、「徳島県動物愛護センター」「警察署」への遺失届などは、でておらず・・・

この地域の警察署の所有権移転は、3か月

「遺失物法」に基づくとおりのもの


もちろん当会は、届だけを出して犬を保護しました

日本の警察は、動物を「もの扱い」します

「落し物」を担当する「会計課」は、、

「落し物」であれば、3か月置いておきますが、「犬や猫をはじめとする動物」の場合、

絶対に3か月おきません

早い場合は即日、、自治体の「保健所」や「センター」に送ってしまい

その多くの子らが「殺処分」となります


この、「殺処分」という行為自体、、日本の場合、『法』が許した

『動物虐待である』と

わたしは、思っています


動物のイノチは

「落し物」なんかでは、ありません

「イノチ」は「イノチであり」、

「人間の子供の迷子」と同じ扱いをしないから、、、


動物に対しても、、そして人間に対しても、、、こんな風潮の世の中になってしまったのでは
ないでしょうか・・・

そのひとつの例えが、、

5月21日に起きた「アイドル死傷事件」でしょう


『京都府警』の対応が問題視

されていますね、、



各自治体の担当者は

「自分たちが殺処分していること」を、広報誌などで公にしなければなりません


そうして「殺処分」という現実を、もっともっと表面に出すということをして来ていたならば、、、

国民が、もっと考えたでしょう

「イノチに対する責任感」を強く持つ人が増えたことでしょう


知人の知人一家は、心が豊かです

その一家は母と子ども3人の4人家族

お母さんは、昼も夜も働く、、それでも経済的に成り立たず

子供たちは給食だけで栄養を摂っている状態

もちろん栄養不足です

しかし、、その家では、子供が拾ってきた捨て猫2匹を飼っています


軽度の知的な障害のある高校2年生の男の子が言います

「全ての生きものは、平等だと思っていますから」


金銭面・物質面において、たとえ貧しくても

分かち合う」という

人として当たり前のことを

この家族のように出来ている大人が

この日本に、

いったい何人いるでしょうか・・・


金銭の豊かさと心の豊かさは、

決して比例はしないものです



☆ご支援のお礼

4月28日  ㈱マリーンサービスさまより 3万円

5月6日   兵庫県Yさまより 1000円

5月9日   大阪府Tさまより 3万円

いつも、ほんとうに、ありがとうございます

活動を続けていけることに、心から感謝いたしております


ありがとうございます

武田弥生










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