2015年7月29日水曜日

人間が殺した「鹿」

交通事故の鹿

R175福知山市天津駅近くで↓

鼻血を出して


お腹が大きいので妊娠してるのか?
動けないので骨折と思いました
 
 
すぐに、福知山市動物園と関係のある動物病院に電話を
(何度か保護の子猫をみてもらったことがある病院)
 
獣医「鹿は保護対象外の動物なので診ません」
わたしは獣医に
「冷たいですね」と言って
 
次に、同じ福知山市のかかりつけ医に電話
 
獣医
「鹿は頭かち割って食べられる動物やで」
 
わたし
「先生わかっとる でも今この子ひかれとるねん
先生、元々牛の獣医でしたよね」
 
獣医
「そうやあ」
 
わたし
「この子助けてくれって目してる
頼むから診てよ あとはこっちでなんとかするから」
 
獣医
「わあかった 診るから 連れてきて」
 
 
夫が運転する軽1BOXに二人で載せて病院の駐車場へ
 
獣医師に来てもらい、そのまま診てもらいました
 
獣医師は足を持って動かしながら
 
「骨折はしてないな お腹はガスや お腹と頭うっとるな」
 
わたし
「じゃ、なんもできんねんね
連れて帰って涼しいとこに置いてあげます
ありがとうございます」
 
と、当会シェルターの土間に・・
夫の案でうさぎのえさを買って帰り、水も置きました
 

 



 
 本当は、草の上に置いてあげたかったけど、生きてるあいだにカラスにつつかれたりしたら
可哀想なので・・

翌朝、鹿は死んでいました

シャッター近くまで動いていました
やっぱり外に出たかったのかも・・

車でひいた人間は、なんとも思わず走り去ったのです

ひどい話です

鹿は、銃などで殺すものでも食べるものでもない

車でひいた人にも、何か警告の意味があったはず

なんとも思わず生きていくと、
次はもっと何かが起こるはずです

「やったことは返ってくる」から

翌日、市に委託された人が連れに来ました
この人は猟師でないそう

少しのお金を市から支給されると言ってました

釣り上げて車へ↓






はじめ、見つけた時夫が頭を撫でると、じっとしてました

みんな「命」、ひとつしかない「命」

殺していい「命」など、ひとつもありません

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