2011年6月1日水曜日

そらくん、ありがとう。

本日、6月1日の午前1時ごろ、保護犬のそらくんが永眠しました。

4月下旬に神戸N警察署から保護したヨークシャテリアの男の子、老犬です。

保護した時は顔が見えないくらい毛が伸びきって、目やにで目が明かないくらいで、皮膚病があり、後ろ足のかたっぽが悪くてひょこひょこ歩いてました。

あまりに状態が悪く、そらは走って逃げだすような体の状態ではなかったので、
飼い主に捨てられた、わざと迷子にさせられたのではないかと思います。

それでもそらはよく食べてよく寝て、お散歩も大好きで、3本足でひょこひょこ歩きました。

5月上旬にフィラリア検査に行ったとき、『フィラリアは大丈夫だけど、心臓がかなり悪い。
この状態で食べていることが不思議なくらいだ』と獣医さんに言われました。

先は長くないかもしれない、と思っていました。

それでもそらは元気でした。

吠えないし、他の犬と仲いいし、とてもいい子でした。
トイレは出来ませんでしたが・・^^

二日くらい前からそらは急に食べないようになり、口から変な液体が出たり、歯が折れたりするようになりました。
スポイトで水分補給しても吐いてしまったり。

母親がそらをゆっくりなでて、私は下宿している奈良にいたので電話ごしにそらに話しかけました。

そらが亡くなったのは悲しいけれど、そらは精一杯、生きました。
一生懸命で健気で、そらに出会えて本当によかったです。

最期はあまり苦しまず、眠るように亡くなりました。

そらは天使になりました。

うちは保護犬や保護猫が多くて構ってあげる時間があまりなく、
もっと一緒に居れればよかった、と思います。

だけど、一緒にお散歩したり、お風呂に入れたり、ヘアカットしたり・・
そらとの思い出は心に残ってます。いつまでも。

またいつか、天国で会おうね。

ありがとう。大好きです。愛してます。





昨年の7月に保護猫の育ちゃんが亡くなった時、私と母は初めて動物の死に直面しました。

それから今年、保健所から引き出した子猫ちゃん数頭が弱って亡くなっていく姿も見ました。

そらも亡くなりました。

その度に何度も泣いたり、悩んだりしました。
でも最後には出会えてよかったと本当に思います。

命と向き合うことって、そういうことなのだと思います。

みんなみんな、天使になっていると思います。
またいつか会える、そう思います。

殺処分された犬や猫もみんな・・・

毛皮にされた動物も。
動物実験された動物も。
と殺された動物も。

どんな動物も。

この社会から動物を苦しめる残酷なものがなくなりますように。

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