2011年6月29日水曜日

避妊手術の悲しい出来事

6月27日に悲しいことがありました。

6月19日の明石公園の里親譲渡会に仔猫を連れて参加された2名の方に
母猫の避妊手術をするための捕獲機を貸し出ししていました。

2人とも、予定通り26日の夜に捕獲に成功し、27日にわたしが病院へ連れて行きました。

2匹ともそれぞれのお家の庭にご飯をもらいに来ている子ですが、事情で飼う事ができないということで、全ての仔猫に里親さんが見つかり母猫を手術することに・・・。

病院から特に連絡が無かったので、今回も麻酔による事故など無くて良かったと思い夕方迎えに行ったところ、先生から、「こちらの子のお腹に赤ちゃんが1匹いました。ちょっとかわいそうでした。」と言われました。

お世話をしている2人のかたは、お腹にはいないと思うと言われていたのでまさかと思いました。

母猫のお腹のなかでその瞬間まで生きていた赤ちゃんと母猫のざらめちゃんと手術をしてくださった先生に申し訳なく思っています。


ざらめちゃんが前の子を産んだのは3月27日、もう1匹のチャチャが産んだのは4月20日
で、ざらめちゃんのお腹の子は妊娠1ヶ月くらいだそうです。

産後だいたい2ヶ月たてば避妊手術できると聞いていましたが、その時にはもう次の子を妊娠しているということになってしまいます。

その子の体調によってはもう少し早く手術することもできるそうですし、これからはもっと慎重になろうと思います。この世に生まれてくるはずの命を奪ってしまったのですから・・・。

世話をしている方の家へ送っていく車のなかでは、ざらめちゃんの目が悲しそうに見えました。
でも、そのお宅に着いて家のなかに入れてもらうととても穏やかな顔に変わっていきました。

チャチャは1日様子をみたあとに問題が無ければ外へ、ざらめはお腹に子どもがいたため手術の傷跡が大きく、しんどいだろうということで(先生から指示があり)3日間はおうちのなかの大きなゲージに入れてもらえることに・・・

ざらめちゃん、赤ちゃん、本当にごめんなさい。



↑ 手術が終わってお家のケージに入れてもらえたざらめちゃん


 ↑ 手術を終え、捕獲機であと一日過ごすチャチャ

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