2015年3月11日水曜日

「京都府」に意見をした方より/ドイツの「原発ゼロ」意識と「殺処分ゼロ」意識

先日書いた記事「京都府動物愛護管理センターとの出来事」を読まれた2名の方から連絡をいただきました



●福知山市のYさんが

「京都府庁 健康福祉部 生活衛生課」に電話をして、「京都府動物愛護管理センター 佐藤センター長」のことを抗議されました

電話に出た女性担当者は
「佐藤のやり方に対して、指導なりしていくかたちをとっていけば問題点が改善されるのでは?」

というような言い方をしたそうですが

Yさんは

「佐藤さんでは無理だと思います

『京都府動物愛護管理センター』の理念は?」


と女性担当者に聞くと


「人と動物の共生をめざして」


Yさん

「その『理念』が、佐藤さんが実際にやっていることと全く違うんですよ
だから佐藤さんでは無理だと言っているのです」


担当者

「京都府動物愛護管理センターの理念」と「佐藤所長」とが『ミスマッチ』
だということですか?

Yさん

「はい そうです」

担当者
「わかりました
Yさんのお気持ちはよく伝わりました

ですが今この場でわたしがこの人事異動で佐藤所長がどうなるかとか
そういう話はできません」

Yさん
「もちろんわかっています」

担当者
「ですが、Yさんからお電話があった内容については、しっかりと伝えさせていただきます」


●亀岡市のTさんは、「京都府庁 人事課」に意見をしてくださいました

Tさん
「京都府動物愛護管理センター 佐藤センター長」を、今回の人事異動で別の部署に異動してください」

人事課Hさん
「ご意見があったことは伝えさせていただきます」

Tさん
「もし今回異動にならなかった場合でも、4月に新しく京都市と合併したセンターに、わたしは何回も見学に行きますから
そして、意見など、言わせていただきます」



Yさん、Tさん、犬と猫の命を守るために行動してくださり、ありがとうございました


どこのセンターも「理念」だけは「りっぱ」ですよね

「人と動物の『共生』をめざして」という理念


その文字のなかに、ひとつでも『殺す』ということばがあるでしょうか?

「ともにいきる」という「理念」


やってること、まちがってますよね

できないなら、、しようと努力する気がないなら「京都府のホームページ」に堂々とこんな言葉書いちゃいけませんよね


子供は大人のすることをみています

大人の表情を敏感に読み取っています


今、毎日のように驚くような事件が多発していますが、それを「今の時代」のせいにしてはいけません

「今まで生きてきてこの国を造ってきた大人たち」がやってきた結果です

このごろの事件をみていると、ひどいことをする人が増えてきて治安の悪い国になってきたように見えるかもしれませんが、わたしは逆だと思います

これまでこの国を築いてきた人たちが生きて来たことの結果が、やっと表面に出てきたのだと思っています

裏に隠れていたものを全て表に出して、悪いことは悪いと改めていかなくてはいつまでも始まりはありません

大人たちの「ごまかし」を子供たちは見抜いていて、その影響を受けて育ってしまう人もいれば、影響は受けるが、それを「反面教師」にする人もいると思います

●「こんな政治家みたいにはなりたくない」
●「こんな教師みたいにはなりたくない」
●「こんな親みたいにはなりたくない」

わたし自身、実際そう思ってきました

「汚くて卑怯な社会」にうんざりしています

だけど、それならそれで、自分の手で、それを変えればいい

単純な思いです


「殺処分」は「弱いものいじめ」

この日本という国家が堂々と「殺処分」という「弱いものいじめ」をしているのだから

そういう大人たちを子供たちは敏感に感じ取っているのだから

凶悪な犯罪が多発しても、それを、その本人だけのせいにして終わらせることはできないはずです


これだけ驚くような犯罪が多発しているということは、もう、個人の問題にできる段階ではない

社会全体の問題です

国家の問題です


「弱いものいじめ」を平気で大人がしたり、あるいはそれを制止することをしなかった人間たちが造った国家に、弱いものいじめをする少年たちが増えたとしても、それを、その少年だけのせいにして終わらせることをしてはいけません

社会全体の、国家自体の責任です


先日、ドイツで行われた「原発反対デモ」の様子がTVで放映されていました
「福島」の音楽も交えながらのデモでした・・


福島の事故をきっかけに「2022年までに原発全廃」を決めたドイツに対し、福島で事故を起こした
超本人である日本政府が決めたのは「原発再開」

恥ずかしくないんかな?

もう、どうかしてる・・・

この行動だけをみても、

「これが今の日本を造ってきた象徴なんだ」

と、よくわかります

だから、こんな事件が多い国になったんだ

と、結びつくわけです


動物にやさしく無い人間が人間にやさしくなんてできるわけがない

動物をもの扱いするこの日本は、結局は国民をも、もの扱いしていることがよく見えます


●「殺処分がゼロ」である「ドイツの動物愛護精神」がわかりやすく書かれたページ↓
https://pet.axa-direct.co.jp/pet/world/10.html




















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