新型コロナウイルス感染症の影響が、葬儀にも及んでいる。葬儀の会食を見合わせたり、告別式を断念して火葬する「直葬」に変更したりするケースが相次いでいる。中国製が多い棺の確保も課題になり、葬儀会社が対応に追われている。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】
「葬儀は最小限。親戚すら呼ばなくなりました。会食はほぼキャンセルです」。横浜市港北区の葬儀会社「和光葬儀社」の渡辺智史社長は、社内のホワイトボードに書いてある予定表を見て話す。「葬儀の予約の時点で参列者30人としていても、1~2日すると、参列者が5人に減り、料理はキャンセルするという電話をもらう」(渡辺さん)
0 件のコメント:
コメントを投稿