2020年3月6日金曜日

ええことや 戦争犯罪国家アメリカ

いいことネット

ワシントン=大内清】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)の上訴部門は5日、アフガニスタンで米兵らによる戦争犯罪があったかどうかの捜査を正式に認めると表明した。捜査をめぐってはICCの予審判事部が昨年4月に請求を退けていたが、判断を一転させた。
 これを受けてポンペオ米国務長官は5日、「法的機関を装った無責任な政治的組織による驚くべき行動だ」と非難。「米国民を守るためにあらゆる措置を講じる」と改めて対決姿勢を示した。米国はICCに加盟していない。

トランプ米政権は今回のICCの判断について、2月末にアフガンの反政府武装勢力タリバンと米国が結んだばかりの和平合意の妨げになるものだとも主張している。
 捜査は、2003年から14年の間に起きたとされるタリバンによる市民の大量殺戮のほか、アフガン政府や米軍、米中央情報局(CIA)による捕虜虐待などが対象。アフガンはICC加盟国だが、自国内での犯罪行為は自国で裁くとして捜査に反対している。

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